決算短信：セイコーエプソン（6724）

2026年３月期 第１四半期決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）

2026年3月期 第1四半期決算短信（IFRS・連結）要約 — セイコーエプソン株式会社（6724）

（資料提出日：2025年8月5日）
注意事項：以下は提供資料に基づく要約です。投資助言や推奨は行いません。不明項目は「–」と記載しています。

基本情報

• 企業名：セイコーエプソン株式会社
• 上場取引所：東京証券取引所
• 証券コード：6724
• URL：https://corporate.epson/ja/investors/
• 代表者：代表取締役社長 吉田 潤吉
• 問合せ先責任者：経営管理本部長 水上 昌治（TEL 0266-52-3131）
• 決算発表・補足説明：
  • 決算短信提出日：2025年8月5日
  • 決算説明会（アナリスト向け）実施：有（2025年8月5日、補足資料は同社HP掲載）
• 今後の予定：
  • IRイベント等：決算説明会資料は公表済（2025/08/05）

事業（セグメント）概要

エプソンの報告セグメントは以下の3つ。
– プリンティングソリューションズ事業
– 主な製品：オフィス／ホーム用インクジェットプリンター、商業・産業用IJP、インク・消耗品、プリントヘッド、関連ソフト／ソリューション等
– ビジュアルコミュニケーション事業
– 主な製品：液晶プロジェクター、ホームプロジェクター、スマートグラス等
– マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業
– 主な製品：産業用ロボット、ウォッチ、ウォッチムーブメント、水晶デバイス、半導体、金属粉末、表面処理加工 等

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：373,573,152株（2026年3月期 第1Q）
• 期末自己株式数：53,229,359株（同）
• 期中平均株式数（四半期累計）：320,343,806株（第1Q累計）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

連結業績（第1四半期：2025年4月1日～2025年6月30日）

（単位：百万円、%は前年同期比）
– 売上収益：320,879（△4.7%）
– 事業利益（セグメントベースの営業的指標）：19,755（△15.9%）
– 営業利益：14,136（△37.1%）
– 税引前四半期利益：12,918（△52.0%）
– 四半期利益（当期利益）：6,613（△65.5%）
– 親会社の所有者に帰属する四半期利益：6,612（△65.5%）
– 基本的1株当たり四半期利益（EPS）：20.64円（前年同期：57.78円）

注：事業利益は売上収益から売上原価、販売費および一般管理費を控除して算出。
通期（会社予想、通期2026年3月期）
– 売上収益：1,340,000百万円（△1.7%）
– 事業利益：75,000百万円（△16.3%）
– 営業利益：63,000百万円（△16.1%）
– 税引前利益：59,000百万円（△24.7%）
– 当期利益（親会社の所有者に帰属）：41,000百万円（△25.7%）
– 1株当たり当期利益（通期予想）：127.99円

為替前提（第2四半期以降）：1米ドル＝139.00円、1ユーロ＝164.00円（通期想定）

セグメント別業績（第1四半期／要点）

（単位：百万円）
– プリンティングソリューションズ事業
– 売上収益：2,270億円（226,977百万円、前年同期比△約3.8%）
– セグメント利益：282億円（28,178百万円、同△約4.8%）
– ポイント：インクジェット本体や消耗品で為替（円高）のマイナス影響が大きく、モデルシフト（インクカートリッジ→大容量インクタンク）により消耗品販売減少。商業・産業用IJPは増収だがプリントヘッド外販で米国関税などの影響あり。2024年12月に買収したFieryの売上が期中に加算。
– ビジュアルコミュニケーション事業
– 売上収益：455億円（45,458百万円、前年同期比△18.4%）
– セグメント利益：48億円（4,795百万円、同△38.4%）
– ポイント：教育需要減少や欧米・中国市場の減速、為替悪化による大幅減収・減益。
– マニュファクチャリング関連・ウエアラブル事業
– 売上収益：499億円（47,391～49,874百万円表記の差異あり、会社発表は499億円、前年同期比＋10.0%）
– セグメント利益：13億円（1,256百万円、前年同期は△317百万の損失→増益）
– ポイント：マイクロデバイス（水晶デバイス、半導体等）が増収、費用削減効果で増益。中国での顧客案件は増加、欧米投資低迷は継続。

全社調整（全社費用・その他）：約▲145億円（主に基礎研究、新規事業、本社機能の損益等）

財政状態（第1四半期末：2025年6月30日）

（単位：百万円）
– 資産合計：1,418,894
– 流動資産合計：853,649（現金及び現金同等物：229,894、売上債権：205,273、棚卸資産：377,626）
– 非流動資産合計：565,245（有形固定資産：374,505、のれん・無形資産：118,085 等）
– 負債合計：629,441
– 流動負債：393,521（仕入債務等）
– 非流動負債：235,920
– 親会社の所有者に帰属する持分合計（株主資本）：789,315
– 親会社所有者帰属持分比率（自己資本比率相当）：55.6%（資料明示）

算出系（参考値・四捨五入）
– 流動比率（流動資産／流動負債）：853,649 / 393,521 ≒ 2.17（約217%）
– 負債比率（負債合計／資産合計）：629,441 / 1,418,894 ≒ 44.4%
– 負債／自己資本（総負債 ÷ 親会社株主資本）：629,441 / 789,315 ≒ 0.80（約80%）

キャッシュ・フロー（第1四半期累計）

（単位：百万円）
– 営業活動によるCF：3,235（前年同期：35,322）
– 主な要因：四半期利益の減少、法人税等の支払増等
– 投資活動によるCF：△22,155（前年同期：△19,728）— 有形固定資産の取得等
– 財務活動によるCF：△14,462（前年同期：△15,553）— 配当支払等
– 現金及び現金同等物の期末残高：229,894（前年期首340,809→減少 △37,106）
– コメント（会社）：資産合計は配当金の支払いや有形固定資産取得などにより現金が減少したため減少。

配当

• 2025年3月期（実績）：中間 37.00円、期末 37.00円、年間 74.00円
• 2026年3月期（予想）：中間 37.00円、期末 37.00円、年間 74.00円
• 直近公表の配当予想に修正はなし（資料明示）

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の進捗に関する詳細な数値・比較は資料中に限定的記載。会社は不透明なビジネス環境を想定しつつ業績目標達成に向けた対策を実行していく旨を表明。
• 今回の通期予想は、米国関税の追加織り込みと為替影響の見直しを反映し、売上は上方修正、事業利益は前回予想据え置き。

競合状況・市場動向（資料の記載要点）

• 為替（円高／円安）や米国関税の動向が短期的業績に大きく影響。
• 各セグメントで市場需要の地域差（欧米の教育需要、中国や新興国の需要など）や製品構成の変化（インクカートリッジから大容量インクタンクへのシフト）が収益構造に影響。
• 競合他社比較等の具体数値は資料に記載なし（–）。

今後の見通し・リスク要因

• 会社予想（通期）は上掲の通り。前提として為替（第2四半期以降：USD139円、EUR164円）を設定。
• 主なリスク要因（資料内に列挙されている一般項目）
  • 為替変動、米国関税等の貿易政策、各国の景況、価格競争、競合動向、新製品需要の採否、テクノロジー変化 等
• 注意：業績予想は多くの不確実要因を含む旨を会社も明示。

重要な注記・会計方針等

• 連結範囲の重要な変更：無
• 会計方針の変更：無（IFRSに基づく通常の適用）
• 会計上の見積りの変更：無
• 添付の四半期連結財務諸表に対する公認会計士／監査法人によるレビュー：無（資料に明記）
• 継続企業の前提に関する注記：該当事項なし
• 偶発事象（訴訟等）：インクジェットプリンターの著作権料をめぐる民事訴訟等あり。詳細は記載のとおり（EEB関連、係争中）。

付記（その他の重要点）

• 第1四半期の包括利益は▲3,624百万円（前年同期：49,185百万円）、主に為替換算差額のマイナスが影響。
• 第1四半期における買収：Fiery（2024年12月取得分）の売上・利益がプリンティングセグメントに寄与。
• 決算説明資料（補足資料）は2025年8月5日に公開済。詳細は同資料参照。

（以上）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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