2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

オンコセラピー・サイエンス株式会社(証券コード:4564) 2026年3月期 第1四半期(2025/4/1–2025/6/30) 決算短信 要約

(出典:会社提出の第1四半期決算短信、提出日 2025年8月8日)

基本情報
  • 企業名:オンコセラピー・サイエンス株式会社
  • URL: https://www.oncotherapy.co.jp
  • 主要事業分野:医薬品の研究開発(低分子薬、がんペプチドワクチン、抗体医薬等)およびがんプレシジョン医療関連事業(遺伝子解析、ネオアンチゲン解析、リキッドバイオプシー、免疫解析等)
  • 代表者:代表取締役社長 嶋田 順一
  • 問合せ先:管理本部統括取締役 朴 在賢(TEL 044-201-6429)
  • 報告概要
    • 提出日:2025年8月8日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期)
    • 決算説明資料作成の有無:記載なし(–)
    • 決算説明会開催の有無:記載なし(–)
セグメント
  • 報告セグメント(連結)
    • 「医薬品の研究及び開発」並びにこれらに関連する事業
    • ライセンス収入や自社パイプラインの創薬・臨床開発を含む。臨床試験(例:OTS167、OTSA101 など)や共同研究等を実施。
    • がんプレシジョン医療関連事業
    • 子会社(株式会社Cancer Precision Medicine:CPM社)を通じた全ゲノム/エクソーム解析、ネオアンチゲン解析、ネオアンチゲン樹状細胞療法、リキッドバイオプシー、TCR/BCRレパトア解析、免疫反応解析、臨床検査(CAP認定取得)等。
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):304,643,700株(2026年3月期 第1四半期末)
  • 期末自己株式数:101株
  • 期中平均株式数(四半期累計):277,984,258株(当第1四半期)
  • 市場時価総額:–(記載なし)

補足:当該期間中に第三者割当増資および新株予約権の行使による払込があり、資本金・資本剰余金が増加。

今後の予定(会社公告に基づく情報)
  • 決算発表(四半期):当該短信が第1四半期の発表(2025/8/8)。今後の見通し・業績予想は「判明次第お知らせする」との記載。
  • その他:業績予想の公表は現時点で見送り(研究開発・提携条件等が影響するため)。
財務指標(要点)

すべて特記のない限り連結、単位は百万円(千円表記がある箇所は併記)
– 損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
– 事業収益(売上高):201百万円(201,485千円)
– 前年同四半期:100百万円(100,714千円)
– 売上原価:205百万円(205,019千円)
– 研究開発費:183百万円(182,657千円)
– 販売費及び一般管理費:118百万円(117,734千円)
– 営業損失:△304百万円(△303,925千円)
– 前年同四半期:△290百万円
– 経常損失:△314百万円(△313,825千円)
– 親会社株主に帰属する四半期純損失:△314百万円(△314,365千円)
– 1株当たり四半期純利益(損失):1.13円(潜在株式調整後;前年第1Qは1.30円)
– 貸借対照表(第1四半期末:2025/6/30)
– 総資産:1,530百万円(1,530,638千円) ← 前期末(2025/3/31)1,155百万円から増加
– 流動資産:1,481百万円(主に現金及び預金の増加)
– 現金及び預金:1,228百万円(1,228,091千円) ← 394百万円増加
– 固定資産:50百万円
– 負債合計:450百万円(449,623千円)
– 流動負債:365百万円(未払金増加等)
– 固定負債:84百万円
– 純資産合計:1,081百万円(1,081,015千円)
– 自己資本比率:65.8%(前年同期 57.0%)
– キャッシュフロー
– 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当期について未作成)。ただし現金・預金は増加。
– 財務安全性・効率性(開示値からの要点)
– 自己資本比率は上昇(65.8%)。負債水準は概ね横ばい〜若干増加。
– 営業損失が継続しており、営業キャッシュ・フローはマイナスである旨の注記あり(継続企業に関する重要な不確実性を記載)。

セグメント別(第1四半期:2025/4–6)
  • 売上高(外部顧客)
    • 医薬品の研究及び開発:2百万円(2,330千円)
    • がんプレシジョン医療関連事業:199百万円(199,155千円)
    • 合計:201百万円(201,485千円)
  • セグメント損失(営業損失ベース)
    • 医薬品の研究及び開発:△180百万円(△179,705千円)
    • がんプレシジョン医療関連事業:△21百万円(△21,206千円)
    • セグメント合計(調整前):△201百万円(△200,912千円)
    • セグメント間取引消去・全社費用配賦等の調整後、連結営業損失は△304百万円。

セグメントの概要・動向:
– がんプレシジョン医療関連事業(CPM社)が売上の大半を占め、解析サービス等の受注増加が売上増の主因。
– 医薬品開発セグメントは研究開発費負担が大きく、営業損失が続く。

配当
  • 第1四半期末/中間:0.00円
  • 期末(予想):0.00円
  • 年間配当(予想):0.00円
  • 特別配当:なし(記載なし)
研究開発・パイプライン(ハイライト)
  • 第1四半期の研究開発費合計:182百万円
  • 主要パイプラインの状況(会社説明より要約)
    • OTS167(MELK標的、低分子):米国で乳がん(含むトリプルネガティブ)の第I相臨床試験を実施中。AML向けIV投与試験は患者登録終了、静脈内反復投与で安全性確認。経口投与でのバイオアベイラビリティ良好。
    • OTSA101(抗体医薬):日本の滑膜肉腫に対する第I相で患者登録終了、放射性同位標識投与における安全性確認。
    • S-588410(がんペプチドワクチン、塩野義にライセンスアウト):食道がん第III相は主要評価項目で有意差は得られず。探索的解析で一部の集団に有益性の傾向。今後塩野義と協議継続。
    • その他:臓器線維症向けキナーゼ阻害化合物、TOPK標的化合物、がんペプチドワクチンの候補等。AIを用いた共同研究など。
中長期計画との整合性(中期施策・進捗)

会社は下記方針を掲げ対応中:
– がんプレシジョン医療関連事業(CPM社)への経営資源集中により収益基盤の安定化を図る(CAP認定取得、全ゲノム解析受注等、保険適用を目指す新規がん遺伝子パネル開発に注力)。
– 医薬品研究開発セグメントでは早期ライセンスアウトを目指し、開発計画を資金状況に応じて実行。
– 適時の資金調達(新株式、第三者割当、新株予約権等)を実施中(当期に増資あり)。

進捗のポイント:
– CPMの事業拡大・高付加価値化(新規パネル、海外受注連携、臨床検査のCAP認定)を進めている点が確認できる。
– 医薬品側は臨床進捗やライセンス活動を継続しているが、収益化は先行していない。

競合状況・市場動向
  • 報告中の市場動向(会社見解)
    • がんプレシジョン医療分野は市場拡大が見込まれる。リキッドバイオプシーや全ゲノム解析の需要増加、海外受託連携の可能性を指摘。
    • 獣医分野への応用など、新市場の開拓を検討。
今後の見通し・リスク要因
  • 業績予想:会社は当期(2026年3月期)の連結業績予想(売上高・営業利益等)を現時点で開示していない(公表見送り)。判明次第開示予定。
  • 主なリスク要因(会社記載)
    • 研究開発費の先行発生と長期間の開発プロセスにより継続的な営業損失・マイナスの営業CFが発生している点。
    • 研究開発費の一部は提携契約の内容により負担主体が変動する可能性がある点。
    • 今後の資金調達の必要性とその不確実性。
    • 外部リスク(為替、規制、開発失敗、競争激化等)は一般的リスクとして存在するが、短信上の具体的金額影響は明示されていない。→(為替差益1,180千円の計上等の注記あり)

会社の対応策:
– CPM事業の収益化加速・投資(新規パネル等)
– 医薬品開発の早期ライセンスアウト志向と開発計画の見直し(OTS167等の導出志向、OTSA101等は補助金範囲で継続)
– 資金調達の実施(既存の新株予約権行使や第三者割当等)

特記事項:
– 継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在する旨を会社が明記。四半期連結財務諸表は継続企業前提で作成されているが、影響は反映されていない。

重要な注記・会計上の留意点
  • 会計方針の変更等の特記事項:該当なし(会計方針の主要変更等の開示はなし)。
  • 発行済株式の変動:当期中に第三者割当増資および新株予約権行使による払込があり、資本金・資本剰余金が増加(資本金 +331,605千円、資本剰余金 +331,605千円)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第1四半期累計期間)。
  • 減価償却費(無形含む):該当がないため第1四半期では記載なし。
  • 継続企業に関する注記:前述の通り重要な不確実性あり。

以上
(補足)不明点や特定数値の追加確認が必要であれば、該当ページ番号や項目を指定してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4564
企業名 オンコセラピー・サイエンス
URL http://www.oncotherapy.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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