2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信 要約(Markdown形式)

以下は、オンコセラピー・サイエンス株式会社(コード:4564)2025年3月期(連結)決算短信の要点を、個人投資家向けの整理フォーマットに沿ってまとめたものです。出典は同社提出の決算短信(日本基準、連結)です。不明な項目は「–」で示しています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業名:オンコセラピー・サイエンス株式会社
  • 主要事業分野:
    • 医薬品の研究及び開発(低分子医薬、がんペプチドワクチン、抗体医薬 等)
    • がんプレシジョン医療関連事業(全ゲノム解析、ネオアンチゲン解析、リキッドバイオプシー、TCR/BCR解析、免疫反応解析 等)
  • 代表者名:代表取締役社長 嶋田 順一
  • その他:
    • 保有特許件数(2025/03/31時点):約485件
    • 決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外である旨記載あり
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年5月9日
    • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日
    • 定時株主総会予定日:2025年6月24日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月24日
  • セグメント(報告セグメント)
    • 「医薬品の研究及び開発」並びにこれらに関連する事業
    • 創薬研究(基礎研究~前臨床)、低分子、がんペプチドワクチン、抗体医薬の臨床試験等。ライセンスアウト活動も推進。
    • がんプレシジョン医療関連事業
    • がん遺伝子解析(全ゲノム、エクソーム、RNA等)、ネオアンチゲン解析・樹状細胞療法、リキッドバイオプシー、TCR/BCR解析、臨床検査・受託解析等。子会社CPMが主導。
  • 発行済株式:
    • 期末(2025/03/31)発行済株式数(自己株式含む):271,643,700株
    • 期中平均株式数(2025/03期):261,143,871株
    • 主要な増減事象:第三者割当(LCAO、MAP246)による新株4,000,000株の払込が2025/04/28に完了。これにより2025/05/01時点の発行済株式総数は275,643,700株(会社発表)。
    • 時価総額:–(決算短信に明示なし)
    • 自己株式数(期末):101株(2025/03期)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本短信(提出済)
    • 株主総会:2025年6月24日(予定)
    • IRイベント・説明会:決算短信にて「判明次第お知らせ」との記載(詳細は–)
財務指標(要点)

(表示は原則として連結、金額は百万円単位表記のものをそのまま使用)
– 損益(連結、2025年3月期 = 2024/4/1–2025/3/31)
– 売上高:750 百万円(前期 610 百万円、増加)
– セグメント別:医薬品研究開発 3 百万円、がんプレシジョン医療関連事業 747 百万円
– 営業利益(損失):△797 百万円(前期 △1,120 百万円)
– 経常利益(損失):△815 百万円(前期 △1,136 百万円)
– 親会社株主に帰属する当期純利益(損失):△815 百万円(前期 △1,288 百万円)
– 1株当たり当期純損失:△3.12円(前期 △6.05円)
– 研究開発費(連結計上の事業費内):491 百万円(研究開発費)
– 財政状態(連結)
– 総資産:1,155 百万円(前期 867 百万円)
– 純資産:729 百万円(前期 353 百万円)
– 自己資本比率:57.0%(前期 32.2%)
– 1株当たり純資産:2.42円(前期 1.28円)
– 現金及び現金同等物(期末):833 百万円(前期末 527 百万円)
– キャッシュ・フロー(連結)
– 営業活動によるCF:△815 百万円(前期 △1,227 百万円)
– 投資活動によるCF:0 百万円(前期 △33 百万円)
– 財務活動によるCF:+1,121 百万円(前期 +671 百万円)→ 主に株式発行(増資)による収入(1,174 百万円等)
– 結果、現金増減:+306 百万円(期末現金 833 百万円)
– 財務安全性・効率性指標(開示分)
– 自己資本比率:57.0%(上記)
– 時価ベースの自己資本比率(注記):658.4%(算出方法は注記参照)
– 流動比率、負債比率等の明示数値は決算短信での直接表記がないため省略(必要に応じ要計算)
– セグメント別損益(連結、当期)
– 「医薬品の研究及び開発」:事業収益 2.99 百万円、セグメント損失 △487 百万円
– 「がんプレシジョン医療関連事業」:事業収益 747.06 百万円、セグメント損失 △90.52 百万円
– セグメント合計損失 △577.96 百万円、調整(全社費等)含め最終営業損失 △797.94 百万円
– 主な顧客(売上高拡大寄与):公益財団法人 がん研究会(売上 346 百万円)、医療法人慈生会 福岡がん総合クリニック(売上 91 百万円) — いずれもがんプレシジョン医療関連事業での取引
– 財務の解説(短信記載の主な背景)
– 売上増加は解析サービス(がんプレシジョン医療関連)による収入増が主因。
– 営業損失は引き続き研究開発支出(複数パイプラインの臨床開発費含む)や売上原価計上等が主要因。
– 純資産増加は資本剰余金の増加(増資)と利益剰余金の減少等の結果。
– 営業CFマイナスは税金等調整前損失を主因とするが、増資により期末現金は改善。

配当
  • 2024年3月期:0.00円(中間 0.00、期末 0.00)
  • 2025年3月期:0.00円(中間 0.00、期末 0.00)
  • 2026年3月期(予想):0.00円(中間 0.00、期末 0.00) — 決算短信上は配当見送り、内部留保を優先して研究開発資金確保の方針
  • 特別配当:なし(記載なし)
セグメント別情報(事業の現状・戦略)
  • 「医薬品の研究及び開発」
    • 進捗中の主要パイプライン例:
    • OTS167(MELK標的、低分子):米国で乳がん第I相臨床を継続、日本での患者登録は終了。AMLの第I/II相は患者登録終了し安全性確認済。経口製剤の吸収性確認済。
    • OTSA101(抗体医薬、放射性同位体結合):日本における滑膜肉腫の第I相で患者登録終了、安全性確認済。
    • がんペプチドワクチン(S-588410 等)は塩野義製薬へ導出済み。S-588410 の食道がん第III相は主要評価で統計的有意差は得られなかったが一部探索的解析で示唆あり。今後は提携先と協議。
    • 研究面:低分子、TOPK等の新規ターゲットで複数化合物を取得・最適化中。臓器線維症向けキナーゼ阻害化合物(ライセンスアウト目標)やAI共同研究による探索など。
    • 戦略:一定のパイプラインは資金効率を考慮し「導出(ライセンスアウト)」を積極的に目指す。臨床計画は資金状況に応じ調整。
  • がんプレシジョン医療関連事業(CPM社)
    • サービス:全ゲノムシーケンス解析、ネオアンチゲン解析・樹状細胞療法、リキッドバイオプシー、免疫反応解析(ELISPOT、MHCテトラマー、TCR/BCR解析)等。
    • 取組み:新規がん遺伝子パネル検査(保険診療下での利用を目指す)開発、CAP認定取得(CPMクリニカルラボ/2025/04/04)、海外受託連携等。
    • 新規領域:獣医療領域(犬・猫)向けの臨床検査事業にも着手。
    • 戦略:本セグメントへ経営資源を集中し、受注拡大・収益性向上を図ることでグループの収益基盤安定化を目指す。
中長期計画との整合性
  • 中期的方針(短信記載):研究開発型企業として新薬創出を継続する一方で、短中期での収益改善策として「がんプレシジョン医療関連事業」への資源集中、医薬品パイプラインは早期ライセンスアウトを図る等を掲げている。
  • 進捗状況:
    • CPMの事業化・CAP認定取得は、プレシジョン医療事業の信頼性向上と収益化の前進と位置付けられている。
    • 医薬品パイプラインは臨床・非臨床が混在、資金面を勘案した導出方針に変更の動きあり。
  • 評価:計画は明示されているが、会社自身が「継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在する」と表明しており、目標達成には資金調達等の実行が前提。
競合状況や市場動向
  • 決算短信内での同業他社との直接比較は記載なし → 比較情報は別途市場調査が必要
  • 市場動向(短信からの要旨):
    • がんプレシジョン医療、リキッドバイオプシー、ネオアンチゲン治療は市場拡大が見込まれる分野であり、CPMは保険適用を目指すパネル等の開発を進めている
今後の見通し(業績予想・リスク等)
  • 業績予想(2026年3月期):未開示(短信にて「現時点で業績予想は記載しておらず、判明次第お知らせする」と明記)
  • 主なリスク要因(短信に記載の内容・一般的留意点のまとめ)
    • 長期にわたる医薬品開発期間と高額な研究開発費用
    • 継続的な営業損失および営業CFマイナスの継続(資金調達の必要性)
    • 提携契約による研究開発費負担の配分(相手方負担か当社負担かによる業績影響)
    • 臨床試験の結果リスク(有効性・安全性の不確実性)
    • 規制・承認・保険適用に関する不確実性
    • 第三者割当・新株予約権の発行に伴う希薄化や条件調整リスク
    • 為替、外部資金市場の変動等(一般的リスク)
重要な注記(会計・その他)
  • 会計基準:日本基準で連結財務諸表を作成(国際基準適用は将来検討)
  • 決算短信は監査対象外である旨の明記あり
  • 継続企業の前提:重要な不確実性が存在すると注記。対応策として(i)CPMへの資源集中、(ii)早期ライセンスアウト、(iii)適時の資金調達を掲げるが、対応策は実施中であり不確実性は残る旨の指摘あり
  • 重要な後発事象:
    • 2025/04/28:第三者割当による新株4,000,000株の払込完了(LCAO:3,400,000株、MAP246:600,000株)。調達金額:79,200,000円(発行価額19.8円/株)
    • 同日に第37回新株予約権(630,000個)発行(1個=100株換算で潜在株63,000,000株、初期行使価額22円、下限11円、行使期間2025/04/30~2028/04/28)。全行使時の想定調達額(注記ベース)約1,391.67百万円(概算)
    • 上記により発行済株式数増加(2025/05/01時点:275,643,700株)および潜在株の存在による希薄化要因あり

補足(短信からのポイント)
– 売上の大部分は「がんプレシジョン医療関連事業」が占める(747 百万円/750 百万円)。
– 研究開発投資は継続中で、複数の臨床試験・共同研究が進行中(国内外)。
– CPMのCAP認定取得(2025年4月)など、臨床検査事業の品質基盤整備を推進。

不明点/要確認事項
– 時価総額(決算短信に明示なし)→ 市場価格を基に算出が必要
– 競合企業との詳細な比較指標(シェア、相対的R&D効率等)→ 外部データ要
– 新株予約権の行使動向(実際の行使時期・行使価額の変動)→ 将来の開示待ち

免責:本要約は提出された決算短信の内容に基づく事実整理であり、投資助言・推奨を行うものではありません。必要に応じ、原文(決算短信)や有価証券報告書をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4564
企業名 オンコセラピー・サイエンス
URL http://www.oncotherapy.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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