決算説明：リックソフト（4429）

2025年２月期 決算説明資料

リックソフト株式会社（東証グロース：4429） — 2025年2月期 決算説明資料 要約

以下は、提供いただいた決算説明資料（2025年2月期）をもとに整理した要約です。情報の出典は資料内の数値・記述です。記載がない項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：リックソフト株式会社
• 主要事業分野：ライセンス販売およびSIサービス、マネージドサービス、自社ソフト開発（Atlassian製品等を中心としたBtoBソリューション）
• 代表者名：代表取締役 大貫 浩（おおぬき ひろし）
• 説明会情報
• 説明者（発表者）：
  • 明示的な説明会出席者情報は記載なし。ただし資料内では代表取締役 大貫 浩が「社長主導による構造改革」に言及しているため、経営トップが主要説明者である旨が示唆される。
  • 発言概要（資料内の要旨）：利益率低下への対策として構造改革を実施、ライセンス領域の拡大（Atlassian以外含む）、海外展開および製品開発の継続。
• 報告期間：2025年2月期（連結）
• セグメント（資料上の事業区分）
  • ライセンス＆SIサービス（Atlassianライセンス、Atlassian以外ライセンス、SI/有償研修等）
  • マネージドサービス
  • 自社ソフト開発（自社プロダクト）

業績サマリー（2025年2月期 実績／比較）

• 主要指標（単位：百万円、EPSは円）
  • 連結売上高：9,043（前回発表予想 8,831、前期実績 7,491）→ 前期比 +20.7%／前回予想比 +2.4%
  • 営業利益：458（前回予想 345、前期 665）→ 前期比 △31.1%／前回予想比 +32.8%
  • 経常利益：461（前回予想 355、前期 676）→ 前期比 △31.8%／前回予想比 +29.9%
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：355（前回予想 274、前期 269）→ 前期比 +32.0%（※資料では当期純は増加）
  • 1株当たり当期純利益：78.64円（前回予想 60.71円、前期 59.18円）
• 進捗状況（中期計画／年度目標に対する達成率）
  • 資料に明示された中期計画等との達成率は記載なし。
  • 参考：直近期の会社公表予想（2025/1/14）に対しては売上高で +2.4%、営業利益で +32.8%の上振れ着地。
• セグメント別売上高・構成（2025年2月期・単位：百万円）
  • ライセンス（Atlassian等）：7,405（構成比 81.9%）／前期比 +22.1%
  • SI（有償研修等を含む）：745（構成比 8.2%）／前期比 +24.7%
  • マネージドサービス：168（構成比 1.9%）／前期比 △36.0%
  • 自社ソフト開発：723（構成比 8.0%）／前期比 +27.9%

業績の背景分析

• 業績ハイライト・トピックス
  • 期中は売上が堅調に伸長（前年同期比 +20.7%）。特にライセンス売上が主力で増加。
  • 前回公表予想（2025/1/14）より利益面で改善した要因として、「利益率の高い自社ソフト売上が当初想定を上回ったこと」と「2024年12月以降にSI売上の稼働率が計画より早く改善し始めたこと」を挙げている。
  • 一方で売上総利益率は29.9%→26.3%に低下、営業利益率は8.9%→5.1%に低下。
• 増減要因（資料記載）
  • 増要因：ライセンス売上の増加、自社ソフト開発売上の増加、SI売上の回復。
  • 減要因：サポートサービス販売の不調、ライセンス販売での利益率低下（特にクラウド型/年額処理等の影響）、販管費の増加（人件費等）。その結果、売上総利益・営業利益率が低下。
• 競争環境／優位性
  • 主要取扱製品はAtlassian製品群（Jira, Confluence, Bitbucket等）。AtlassianはEAPツール領域でリーダーと評価され、同社の2024/6期売上は約4,358百万ドルで高成長。
  • リックソフトは国内で高い認知・信頼を持つAtlassianパートナー（国内ランキング第1位、米国子会社Ricksoft, Inc.はPlatinumなど）であり、パートナー認定数やMarketplace活動などで強みを有する。
• リスク要因（資料より）
  • ライセンスの利益率低下、サポート/マネージドサービスの売上減少が収益に与える影響。
  • マクロ要因（為替、金利、業界・市場環境）、収益認識基準の適用影響（クラウド年額契約の月割計上等により収益タイミング・利益率が変動）。
  • サプライチェーンや競合動向に関する一般的リスク。資料末尾に示された将来見通しに関する注意事項を参照。

戦略と施策

• 現在の戦略（資料の要旨）
  • Atlassian製品の販売拡大（クラウドシフトにも対応）と、Atlassian以外製品（例：Miro）を取り入れたライセンス拡大。
  • SI／サポート／マネージド事業の収益構造改善（社長主導の構造改革）。
  • 海外展開（米国子会社 Ricksoft, Inc. の活用）や自社ソフトプロダクトの拡大。
• 進行中の施策・具体的プロジェクト
  • 2025年3月：Miro Japan合同会社と販売代理店契約締結（Atlassian以外のライセンス拡大）。
  • 社内体制の見直し（販管費・人員体制の再編）、利益率改善を目的とした組織改革の実行。
• セグメント別施策
  • ライセンス：Atlassianクラウド販売の強化、Atlassian以外ツールの取り扱い拡大。
  • SI：稼働率向上により収益回復（期末に向けて稼働が改善）。
  • マネージドサービス：需要低下の是正と収益性改善に向けた見直し。
  • 自社ソフト開発：製品群の拡大・販売強化で売上増を図る（利益率高い領域として寄与）。

将来予測と見通し

• 次期（2026年2月期）業績予想（資料）
  • 売上高：10,168百万円（2025実績 9,043 → +12.4%）
  • 営業利益：411百万円（実績 458 → △10.3%）
  • 経常利益：411百万円（実績 461 → △10.9%）
  • 当期純利益：315百万円（実績 355 → △11.1%）
  • 一株当たり当期純利益：70.53円（実績 78.64円）
  • 根拠（資料の説明）：売上は堅調に推移見込みだが、ライセンスにおける利益率の減少などにより当期は利益が減少見込み。社長主導の構造改革により来期以降に収益改善効果が現れると見込む旨。
• 中長期計画
  • 明確な中期数値目標（KPIや達成率）は資料に記載なし。構造改革による収益性回復を目標としている旨のみ記載。
• マクロ経済の影響
  • 為替・金利等の一般的な国内外経済要因や市場変動が業績に影響を与える可能性を明示（資料末尾の将来見通しに関する注意事項参照）。

製品やサービス

• 主要製品（取扱・自社）
  • 取扱製品：Atlassian製品群（Jira Software, Confluence, Bitbucket 等）、その他（Miro 等の取り扱い拡大を開始）
  • 自社製品：自社ソフトウェア開発を実施（資料では約20種類の製品群を開発・提供）
• 主なサービス
  • ライセンス販売（クラウド・オンプレミス両対応）、導入支援（SI）、有償研修
  • マネージドサービス（運用・保守、月額/年額契約の提供）
  • 自社ソフト開発・販売（国内・海外向け）
• 提携・協業
  • Atlassian：Solution/Marketplaceパートナー（国内で高い評価、米国子会社はPlatinum取得など）
  • Miro：Miro Japan合同会社と販売代理店契約（Atlassian以外のライセンス拡大）
  • 米国子会社：Ricksoft, Inc. を通じた海外展開支援

重要な注記

• 会計方針：
  • 「収益認識に関する会計基準」の適用に伴い、クラウド年額版などは12ヶ月に按分し月額計上する等、売上計上タイミング・認識方法が変更されている点が業績動向に影響。
• 契約負債：
  • 契約負債（将来に売上計上する前受金等）は2025年2月期BS上で約23.5億円（2,352百万円付近）まで積み上がっており、翌期以降の売上に寄与する見込み。
• 財政状態（主要数値、単位：百万円）
  • 総資産：6,678（前期 5,965）
  • 負債合計：3,649（前期 3,197）
  • 純資産合計：3,029（前期 2,767）
  • 資金については「先行き不透明な環境下でも安定経営を可能にする十分な手元資金がある」との記載。
• その他（将来見通しに関する注意）
  • 資料内最後に、見通し情報には不確実性が伴うこと、外部環境変化（市場、金利、為替等）により実績が変わり得る旨の注意書きあり。会社は将来の情報更新義務を負うものではない旨記載。

注記：上記は提供資料の内容を整理した要約です。投資判断に関する助言や価値判断は含めていません。不明点や補足で確認したい箇所（例：配当方針の詳細、説明会の開催情報、中期数値目標等）があれば指示ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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