2026年3月期第1四半期 決算説明資料
決算説明(要約)
出典:株式会社FUJI「2026年3月期 第1四半期 決算説明資料」(2025年8月)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社FUJI(証券コード:6134)
- 主要事業分野:ロボットソリューション事業(電子部品実装ロボット等)、マシンツール事業(工作機械)、その他(半導体製造装置・ライフサポート等)
- 代表者名:代表取締役社長 五十棲 丈二
- 説明会情報
- 参加対象:投資家・アナリスト等(IR資料想定)
- 説明者
- 発言概要:資料の要旨は以下の通り(業績ハイライト、セグメント別動向、通期予想の修正、配当方針等)
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(四半期累計)
- セグメント(資料記載)
- ロボットソリューション事業:電子部品実装ロボット(マウンター)、半導体製造装置、ライフサポート等
- マシンツール事業:工作機械(旋盤等)
- その他事業:半導体関連等小規模セグメント
業績サマリー(第1四半期:対前年同期)
(単位:百万円、資料記載数値)
– 受注高:24,777 → 43,640(+18,862、+76.1%)
– 売上高(営業収益):31,051 → 41,521(+10,470、+33.7%)
– 営業利益:3,218 → 5,199(+1,981、+61.6%)
– 経常利益:3,943 → 5,631(+1,688、+42.8%)
– 四半期純利益(親会社株主に帰属):2,639 → 5,683(+3,044、+115.3%)
– 四半期売上は「四半期業績として過去最高」と記載
進捗状況(通期業績予想に対する進捗)
– 通期(2026年3月期)予想(今回発表)
– 受注高:152,000 百万円(従来:144,000→今回:152,000に上方修正)
– 売上高:153,000 百万円(従来:147,000→今回:153,000に上方修正)
– 営業利益:18,000 百万円(据え置き)
– 経常利益:18,500 百万円(据え置き)
– 当期純利益:14,000 百万円(据え置き)
– 修正理由:第1四半期のアジア地域の短納期需要を受け受注・売上を上方修正。利益は欧米需要の想定下振れにより据え置き。
セグメント別(第1四半期・対前年同期)
– ロボットソリューション事業(主力)
– 受注高:21,976 → 40,618(+18,641、+84.8%)
– 売上高:28,257 → 38,448(+10,191、+36.1%)
– 営業利益:3,986 → 6,178(+2,192、+55.0%)
– マシンツール事業
– 受注高:2,429 → 2,464(+34、+1.4%)
– 売上高:2,420 → 2,630(+210、+8.7%)
– 営業利益:34 → 122(+88、+255.1%)
– その他事業:小規模(資料に詳細数値あり)
売上構成(地域・製品)
– 地域:ロボット事業の伸長は中国・他アジアが主因。中国はスマートフォンや車載向け設備投資が堅調、他アジアは生産拠点多角化による投資増。
– 製品別(ロボット事業):NXT、NXTR、NXTRへの機種切替・NXTR比率上昇、AIMEXシリーズ等も寄与。
財務(B/S)サマリー(2025/3/31 → 2025/6/30)
– 資産合計:244,289 → 245,668(+1,379 百万円)
– 流動資産増(受取手形・売掛金 +12,023 等)、固定資産減(投資有価証券 -4,109 等)
– 負債合計:25,606 → 29,011(+3,405 百万円)
– 支払手形・買掛金、未払費用、預り金の増加
– 純資産合計:218,682 → 216,657(-2,025 百万円)
– 自己株式取得による減少 -1,839 等
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 第1四半期は受注・売上・利益とも前年同期比で大幅増。特にロボットソリューション事業が牽引し、四半期売上は過去最高を更新。
- 通期受注・売上を上方修正したが、利益は従来計画据え置き(欧米の需要が想定より弱いため)。
- 増減要因(資料記載)
- 増収要因:中国・アジア地域の活況な設備投資(スマートフォン、車載(EV含む)等)に伴う短納期受注増。NXTRなどの新機種切替の本格化。
- 利益改善要因:売上増に伴う粗利増(営業利益増)、マシンツールでは2025年以降の構造改革により利益確保。
- コスト要因:販管費増減や部材費、製造固定費などの影響(営業利益増減分析あり)。
- 競争環境
- FUJIの強みとして自社開発(モーター、サーボ、画像処理等)とグローバルな販売・サービスネットワークを挙げている。世界シェアは「トップクラス」との記載。
- 但し、地域別需要の差(アジア強含め、欧米・米国は弱め)や米国関税の影響などの外部環境は競争・事業環境に影響。
- リスク要因(資料・注記ベース)
- 米国関税(関税影響による先行き不透明)
- 地域別需要変動(欧米の需要低迷等)
- 受注回復の継続性、部材調達・納期リスク、為替変動等(資料は将来予測に不確実性がある旨を明記)
- B/S面では売掛金増加等の資金循環変化や自己株式取得に伴う純資産減少
戦略と施策
- 現在の戦略(資料記載事項)
- 製品開発(モジュールコンセプト等)による独創的製品展開(国内外特許 7,000件超)
- グローバルな販売・サービスネットワークを活用した顧客密着のサポート
- 構造改革(2025年3月期以降)による収益性向上
- 進行中の施策(資料に示された具体例)
- 製品ラインアップ:NXTR(S/Aモデル含む)、NXT、AIMEXR、BA(自動挿入機)、DB850/DB820(半導体向けダイボンダ)、Quist(パブリックストッカー)、Hug(移乗サポートロボット)、ACUFLEX(複合旋盤)等を順次展開
- 生産拠点・設備投資:岡崎新工場棟竣工 等
- サービス体制:60か国以上への出荷・サポートネットワーク強化
- セグメント別施策
- ロボット事業:NXTRへの機種切替推進、NXTR比率拡大、AIMEXR等の投入で製品比率最適化・短納期対応
- マシンツール事業:構造改革の継続により利益確保(コスト削減・収益改善)
- その他:FFT(ファスフォードテクノロジ)を含むグループ製品の活用(過去の連結子会社化等)
将来予測と見通し(通期:2026年3月期)
- 今回(2025/8時点)通期予想(百万円)
- 受注高:152,000(前期実績 123,888、従来公表 144,000 → 今回上方)
- 売上高:153,000(前期実績 127,387、従来 147,000 → 今回上方)
- 営業利益:18,000(前期実績 13,781、従来維持)
- 経常利益:18,500(据え置き)
- 当期純利益:14,000(据え置き)
- 設備投資額:13,000(前期 14,801、減)
- 研究開発費:8,300(前期 7,727、増)
- 予想の根拠
- アジア地域の短納期設備需要を受け受注・売上を上方修正。欧米・米国の需要想定は弱めのため、利益は据え置き。
- 中長期計画
- 資料では中期経営計画の明示的数値は提示されていないが、技術開発・製品投入・グローバル展開を通じた成長と収益性改善を継続する旨を示唆。
- マクロ経済の影響
- 地域別需要(中国・他アジアが想定を上回る一方、欧米・米国は弱め)
- 米国関税や国際的な設備投資動向、為替変動、サプライチェーンの状況が業績に影響し得る(資料の留意事項として将来予測に不確実性あり)
配当と株主還元
- 配当方針(資料)
- 配当性向50%以上、年間配当金下限80円という方針を掲げ、期初予定からの変更はなし
- 配当実績 / 予想(円)
- 2025年3月期:中間 40、期末 40 → 年間 80
- 2026年3月期予想:中間 40、期末 40 → 年間 80(配当性向予想 50.4%)
- 特別配当:資料に特別配当の記載なし(→ 無し)
製品やサービス
- 主要製品(資料より)
- マウンター(電子部品実装ロボット):NXT、NXTR、NXTR PM、AIMEXR 等
- 半導体製造装置(ダイボンダ):DB850シリーズ、DB820 等
- 工作機械:ACUFLEX(複合旋盤)、各種旋盤(正面2スピンドル、対向2スピンドル等)
- 新分野製品:Quist(パブリックストッカーシステム)、Hug(移乗サポートロボット)等
- サービス・提供エリア・顧客層
- グローバル販売・サービスネットワーク(累計出荷国 60カ国以上)
- 主な顧客層:各種メーカー、EMS(電子製品受託製造)、自動車部品メーカー(Tier1/Tier2)、電子部品メーカー、基板・はんだメーカー 等
- 協業・提携
- ファスフォードテクノロジ(FFT)を連結子会社化(過去のグループ再編として記載)
- その他の提携・協業の詳細は資料に限定的な記載(→ 具体的提携一覧はなし)
重要な注記
- 開示上のリスク・注意点(資料の注記)
- 本資料の業績予測・将来予想は作成時点での情報に基づくものであり、事業環境変動等により実際の業績は大きく異なる可能性がある旨を明記
- その他(重要な告知等)
- IR問い合わせ:株式会社FUJI 経営企画部 IR担当
- E-mail:irsr@fuji.co.jp
- Webサイト:https://www.fuji.co.jp/ir/
- 資産・負債の動き(第1四半期B/Sの増減要因)や自己株式取得による純資産減少等の注記あり
(注)本要約は提供資料に基づく事実整理です。投資助言・価値判断や推奨は含みません。不明な項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6134 |
企業名 | FUJI |
URL | https://www.fuji.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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