2025年12月期第2四半期決算説明資料
アライドアーキテクツ株式会社 — 2025年12月期 第2四半期(2025/8/14開示) 決算説明まとめ
以下は、提供資料(2025年12月期 第2四半期 決算説明資料、2025年8月14日)に基づく整理です。情報が資料上不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:アライドアーキテクツ株式会社(Allied Architects, Inc.)
- 主要事業分野:マーケティングAX支援事業(事業ポートフォリオを再編、国内マーケティング支援へ注力)
- 代表者:代表取締役会長 田中 裕志、取締役社長 村岡 弥真人
- 設立:2005年8月30日
- 本社所在地:東京都渋谷区恵比寿1-19-15 ウノサワ東急ビル4階
- 証券コード:6081(東証グロース)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月14日(決算説明資料の日付)
- 説明者(発表者)
- 代表取締役会長 田中 裕志、取締役社長 村岡 弥真人(資料上で発言・メッセージを表明)
- 発言要旨(概要)
- 第2四半期決算と通期業績予想の修正を開示。
- 不適切会計事案の調査委員会活動は6月末で終了し、関連費用が確定したため特別損失を計上。
- 今期は「信頼回復」と「将来の成長」を目的とした再発防止策や新戦略(「三層支援モデル」等)への投資により一時的に赤字見通しへ修正した旨。
- 報告期間・申請日等
- 対象会計期間:2025年12月期(第2四半期までの開示)
- 決算説明開示日:2025年8月14日(第2四半期決算発表に合わせ)
- セグメント(資料上の整理)
- 主要セグメント名:マーケティングAX支援事業(事業ポートフォリオを再編し、国内事業に経営資源を集中)
- セグメント概要:
- マーケティングAX支援事業:データ(VoC)×AI×クリエイティブを活用したソリューション提供。広告運用、LP制作、SNS運用、UGC活用、インフルエンサー施策、Kaname.ax等の分析・戦略機能を含む。
- (従来あった)海外関連事業や海外広告制作、クロスバウンド等は撤退・解散・移管・売却を進め、国内にリソースを再配分(SuperFaction撤退、Allied Verse事業撤退、Book&Entries売却予定 等)。
業績サマリー(主要数値:単位=百万円)
- 通期(2025年12月期)業績予想(8月修正)
- 売上高:2,650
- 2024年実績:3,463(前期比 △23.5%)
- 期初(通期)予想(B):2,500 → 8月修正(C):2,650(修正率 C/B:+8.0%)
- 営業損益:△300(※修正。期初見通しは+50)
- 経常損益:△300
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△1,000(期初は非開示→8月修正で▲10億円)
- 注記:監査・内部統制強化費用(ガバナンス費用)約250百万円を含む。調査委員会関連費用(第1四半期478、 第2四半期250、合計729百万円)を特別損失として計上。
- 上期(2025年1-6月:連結上期実績)
- 売上高:1,499(前年同期 1,731、前年同期比 △13.4%)
- 営業損益:△48(前年同期 △285 → 大幅改善)
- 経常損益:△49(前年同期 △109)
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):△438(ただし特別損失計上・投資有価証券売却益357等の影響あり)
- 第2四半期(2025年4-6月:連結2Q実績)
- 売上高:690(前年同期 904、前年同期比 △23.7%)
- 営業損益:△65
- 経常損益:△66
- 四半期純利益:15(投資有価証券売却益357百万円を特別利益計上の影響)
- 進捗状況(中期経営計画・年度目標に対する達成状況)
- 今期(2025年)は通期見通しを赤字に修正。修正の大部分は再発防止の一過性費用(約2.5億円)と事業成長に伴う先行投資(約1.0億円)によるものと説明。
- 中期(2027年目標):売上高 50億円、営業利益 5億円、社員一人当たり売上高 2,500万円を掲げているが、今期は再発防止対応や先行投資の影響で一時的に下振れ(進捗は下期以降の施策実行に依存)。
- セグメント別状況(資料の要旨)
- マーケティングAX支援事業:国内メイン。季節性のある2Qは例年落ち込むが、前年同期比+12.3%で成長(特に国内事業の新規案件増加)。「一人当たり売上高」も前年同期比+21.2%。
- 海外事業(SuperFaction等):撤退・解散等で売上の剥落があり、上期減収要因の一つ。
- 売上構成の移行:従来のプロダクト中心からソリューション(データ×AI×支援)へのシフトを進める。
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- 不適切会計事案への対応費用(調査委員会関連費用)が確定し、特別損失を計上(第1四半期分 478百万円、第2四半期分 250百万円、合計 729百万円)。
- 再発防止のためのガバナンス強化、会計・コンプライアンス教育、三線ディフェンス強化等を正式に開始(2025年7月1日以降)。
- 事業面ではKaname.ax、Sherpa AI、TikTok Shop運営支援等の新商材・サービスを投入。コンサルティングファーム(Ballista)との業務提携により「戦略レイヤー」への支援を強化。
- 業績増減要因
- 減収要因:海外関連(SuperFaction)撤退による売上剥落、2Qの季節性。
- 増減(費用)要因:ガバナンス強化費用(今期限定の一過性:約250百万円)、事業成長に伴う先行投資(約100百万円)。これらにより通期営業損益を大幅下方修正(期初黒字→△3億円)。
- 特別要因:投資有価証券売却益 357百万円を特別利益として計上(2Q実績の純利益に寄与)。
- 競争環境・競争優位性
- 強み:累計4,165万件の生活者の声データ、データ+クリエイティブ+システム開発を統合する体制、EC・LP改善実績等。データ起点のソリューション提供を競争優位としている旨。
- 変化:事業構造をプロダクト中心からソリューション中心へ転換中。SaaS販売モデルの見直し等により解約増等の影響も生じている。
- リスク要因(資料・開示から)
- 為替変動:四半期で為替差損益が発生(資料にて差損・差益の計上あり)。
- 規制・コンプライアンス:不適切会計事案の発生に伴う信頼回復コストやガバナンス強化の必要性。
- 市場需要:広告出稿予算の変動(コロナ後の施策予算の見直し等)による影響。
- サービス/成果の実行リスク:三層支援モデル実行による単価向上や継続案件化が想定どおり進まないリスク。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画の方向性)
- 事業構造転換:プロダクト(Letro、echoes 等)をデータハブ化し、ソリューション(データ×AI×クリエイティブ)を主軸に収益構造を移行。
- 三層支援モデルの展開:1)マーケティング実行レイヤー、2)マーケティング戦略レイヤー、3)経営・事業戦略レイヤー の三層で支援範囲を拡大。
- ガバナンス強化:三線のディフェンス強化、会計・コンプライアンス教育、監査体制強化。
- 進行中の施策(具体的プロジェクト)
- Kaname.ax の展開:VoCデータ分析による訴求仮説抽出・施策支援(特許出願中のAI技術を活用)。
- SherpaAI、TikTok Shop 支援サービスの提供開始・パートナー連携(TOPVIEW、Nativex等)。
- Ballista(戦略ファーム)との戦略的パートナーシップ締結(2025/8/13発表):経営・事業戦略レイヤーから実行までを結ぶ支援体制の構築。
- 組織変更:プロダクト別縦割組織から機能別(レイヤー別)組織へ変更し、ソリューション提案力を強化。
- 海外関連事業の撤退・売却・整理:SuperFaction解散/撤退、Allied Verse撤退、Book&Entries売却予定等。
- セグメント別施策と成果
- マーケティングAX支援事業(国内)
- 施策:Kaname.axによるVoCを基盤にした訴求開発、戦略設計~実行の一気通貫支援、プロダクトをデータハブ化してクロスセル/アップセルを推進。
- 成果(資料示唆):2Qは前年同期比+12.3%成長(ソリューション寄与)、「一人当たり売上高」改善。
- 海外関連:撤退・整理によりリソースを国内へ再配分。
将来予測と見通し
- 今期(通期)業績予想(8月修正)
- 売上高:2,650 百万円
- 営業損益:△300 百万円
- 経常損益:△300 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△1,000 百万円
- 根拠:調査委員会関連費用等の特別損失計上およびガバナンス強化・先行投資等の費用計上。投資は「信頼回復」と「将来の成長」へ向けた一過性・先行投資と位置づけ。
- 中長期計画(目標・進捗)
- 2027年12月期目標:売上高 50億円、営業利益 5億円、社員一人当たり売上高 2,500万円。(資料上の中期成長指標)
- 進捗:事業構造転換、三層支援モデル、データ資産の活用、営業組織強化等の施策を進行中。今期は一時的投資負担のため短期的な業績は悪化するが、下期以降・来期以降の回復を目指す計画。
- マクロ経済の影響
- 為替:為替差損益が四半期で発生(資料に差益/差損の計上実績あり)。
- 広告市場動向:広告・施策予算の見直し(コロナ後のトレンド変化)や企業の施策予算により需要変動のリスク。
- 金利・景気等の一般的な国内・国際経済の影響(資料の免責事項にも明記)。
製品・サービス・提携
- 主な製品/サービス
- Kaname.ax:VoC起点のデータ分析・訴求開発プラットフォーム(特許出願中のAI技術を活用)。
- SherpaAI:業務効率化を目指すAIソリューション(資料記載)。
- Letro、echoes:既存プロダクト(今後はデータハブとして活用し、ソリューション提供の基盤とする)。
- TikTok Shop運用支援、インフルエンサーネットワークを活用した施策、LP/クリエイティブ制作、広告運用等のマーケティング実行支援。
- サービス提供エリア・顧客層
- 主に国内企業向け(国内事業へ注力)。一部グローバル対応はあるが、海外事業の撤退・整理により国内重視に転換。
- 協業・提携
- Ballista(戦略コンサル系ファーム)と戦略的パートナーシップ(2025/8/13発表) — 戦略立案から実行までの「製販一体の戦略策定」を目指す。
- TOPVIEW(AI動画制作プラットフォーム)、Nativex(中国向けパートナー)、TikTok(パートナー認定)、その他外部パートナーと連携。
重要な注記
- 会計・特別損失
- 調査委員会関連費用:第1四半期分 478百万円、第2四半期分 250百万円、合計 729百万円を特別損失として計上(8/14開示)。
- 投資有価証券売却益:357百万円を特別利益として計上(2Q)。
- 監査・内部統制体制強化費用 約250百万円を営業損益の下振れ要因として含む旨の注記あり。
- 会計方針の変更:資料上に明確な会計方針変更の記載は見当たらないが、不適切会計事案への対応に関連する会計処理および特別損益の計上は開示済み。
- リスク・注意点(資料の免責等)
- 見通し情報は不確実性を伴う旨の免責。市場・金利・為替・規制等の外部要因の影響がある旨の一般的開示。
- その他重要イベント
- 2025/7/1:再発防止策の実施を正式に開始。
- 2025/7/18:第1四半期決算発表で第1Qの特別損失等を開示。
- 2025/8/13:Ballistaとの戦略的パートナーシップ発表。
- 2025/8/14:第2四半期決算発表・通期業績予想の修正・第2四半期の特別損失(250百万円)開示。
- IR窓口
- アライドアーキテクツ IR担当:ir@aainc.co.jp
必要に応じて、特定の項目(例:連結損益計算書の詳細、四半期推移表、各プロダクト別売上の数値等)を抜粋して追記できます。どの部分をより詳しく整理しましょうか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6081 |
企業名 | アライドアーキテクツ |
URL | http://www.aainc.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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