2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
決算短信(要約:2026年3月期 第1四半期〔IFRS〕連結) — オリンパス株式会社(7733)
提出日:2025年8月8日
基本情報
- 企業概要
- 企業名:オリンパス株式会社
- 主要事業分野:医療機器(消化器内視鏡ソリューション事業、サージカルインターベンション事業)
- 代表者名:–(原資料に記載あり)
- 本社所在地:東京都八王子市(注:報告企業説明より)
- 連結子会社・関連:複数(要旨資料に記載)
- 報告概要
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- 問合せ先責任者:–(原資料に記載あり)
- セグメント(報告セグメント)
- 消化器内視鏡ソリューション事業:消化器内視鏡本体、消化器科処置具、医療サービス等
- サージカルインターベンション事業:泌尿器科、呼吸器科、外科内視鏡、耳鼻咽喉科、婦人科等の製品
- 発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):1,139,116,300株
- 期末自己株式数:10,466,619株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,128,092,990株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 今後の予定
- 次回決算発表(通期等):–(資料に明示なし)
- 株主総会:–(資料に明示なし)
- IRイベント:決算説明会実施済(本四半期)/今後の予定は資料に明示なし
財務指標(要点)
注:金額は原資料の表示に従い百万円単位で記載
– 連結業績(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
– 売上高:206,512 百万円(前年同期比 △12.1%)
– 営業利益:16,597 百万円(同 △39.6%)
– 調整後営業利益:13,188 百万円(同 △64.6%)
– 税引前利益:16,886 百万円(同 △36.0%)
– 親会社の所有者に帰属する四半期利益:8,991 百万円(同 △38.3%)
– 基本的1株当たり四半期利益:7.97 円
– 四半期包括利益:2,949 百万円(大幅減)
– 連結財政状態(2025/6/30)
– 資産合計:1,440,926 百万円
– 負債合計:708,274 百万円
– 資本合計(親会社の所有者に帰属する持分):732,652 百万円
– 親会社所有者帰属持分比率:50.8%
– キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
– 営業CF:△15,203 百万円(前年同期は +23,257 百万円)
– 投資CF:△17,508 百万円
– 財務CF:+22,461 百万円(社債発行・借入等による増加)
– 現金及び現金同等物(期末):241,216 百万円(期首252,532百万円、前期末比減少)
– 研究開発費
– 当第1四半期累計:279,114 百万円(注記より、単位は百万円)
– 財務安全性(要旨)
– 負債合計は増加(社債・借入金の調達が主因)。自己資本比率は50.8%(前期末52.5%から低下)。
– 流動比率等の明示値は資料に記載なし(流動資産684,038、流動負債351,927は開示)。
セグメント別(第1四半期累計)
- セグメント売上・損益(百万円)
- 消化器内視鏡ソリューション事業
- 売上高:139,023(前年同期 159,613、△12.9%)
- 営業利益:18,141(前年同期 35,123、△48.4%)
- サージカルインターベンション事業
- 売上高:67,428(前年同期 75,058、△10.2%)
- 営業損失:△1,856(前年同期 △2,092。損失幅は改善)
- その他(新規事業等):売上等の相当部分は少額
- セグメント分析(資料記載の要旨)
- 消化器内視鏡:地域別で北米・中国での需要落ち(新製品発売前の買い控え、競争激化等)が主因。研究開発費増加や減収による粗利減で大幅減益。
- サージカル:北米・欧州等での地域差、外科内視鏡で製品は好調な部分あり。原価率改善や一時費用の減少で営業損失は改善。
- セグメント再編:2025/4/1付で報告区分を見直し、従来の「内視鏡」「治療機器」→「消化器内視鏡ソリューション」「サージカルインターベンション」へ変更。比較可能性は組替表示により確保。
配当
- 直近実績(2025年3月期):年間配当 20 円(中間 0、期末 20)
- 2026年3月期(会社予想):年間配当 30 円(第2四半期末 0、期末 30)
- 直近発表からの配当予想修正:無し(資料記載)
中長期計画との整合性
- 中期経営戦略(2023年5月公表)に基づき「患者の安全と持続可能性」「成長のためのイノベーション」「生産性の向上」を優先事項としている旨を再掲。第1四半期の結果は同戦略に沿った投資(研究開発等)を継続している状況だが、短期的には販売環境・一時費用・為替等で影響。
競合状況・市場動向(資料内の記載要旨)
- 市場動向:北米・中国での競争激化や政策(VBP 等)による影響、米国の関税引上げやFDAの輸入警告等が業績に影響。
- 競合比較・市場シェア:資料内で他社との定量比較は提示されていません(–)。
今後の見通し(通期業績予想の修正)
- 通期(2026年3月期)連結業績予想(2025/4/1–2026/3/31)
- 売上高:998,000 百万円(前回 999,000、差 △1,000)
- 営業利益:136,000 百万円(前回 150,000、差 △14,000)
- 調整後営業利益:157,000 百万円(前回 175,000、差 △18,000)
- 税引前利益:131,000 百万円(前回 145,000、差 △14,000)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:94,000 百万円(前回 105,000、差 △11,000)
- 基本的1株当たり当期利益:84.62 円(前回 94.44、差 △9.82)
- 変更理由:米国関税やFDAの輸入警告による影響等を織り込んだ修正。第2四半期以降の為替前提(米ドル145円、ユーロ171円、人民元19.9円)等を明示。
- リスク要因(資料明記の主な項目)
- 通商政策(米国関税)、規制(FDA 輸入警告)や為替動向、競争環境、原材料価格等。
重要な注記・その他トピック
- 会計方針:IFRSに基づく。重要な会計方針の変更はなし。
- 非継続事業:整形外科事業は既に譲渡済み(非継続事業扱い)。第1四半期は継続事業の数値を中心に開示。
- 為替影響:期中平均為替(前年同期→当期)
- USD:155.88 → 144.59 円(円高) → 売上で約11,293 百万円のマイナス影響(資料の計算)
- EUR:167.88 → 163.80 円
- CNY:21.48 → 19.99 円
- 資金調達・借入・社債
- 当期に社債・借入等で資金調達(社債発行合計30,000 百万円、借入合計等あり)、借入返済等も実施。
- 社債および借入金が増加し(社債・借入金の純増が報告上の主要因)、財務CFはプラスに。
- 自己株式取得(後発事象)
- 取締役会で最大36,000,000株(上限50,000 百万円)取得決議。第1四半期後に取得実施(約2.1百万株(約3,832 百万円)(約定ベース)等)。
- 共同支配企業への出資(後発事象)
- 合弁会社 Swan EndoSurgical, Inc. 設立への出資(エンドルミナルロボット開発):当初出資29.3百万米ドルで45%(初期)。合意に基づき今後最大で当社は約206百万米ドルまで出資の可能性あり。連結損益への当期影響は約70億円を見込む(現時点は精査中)。
- 独立監査人のレビュー報告:四半期連結財務諸表の期中レビューに関し、重要な点で不適正と信じさせる事項はない旨の結論(EY新日本有限責任監査法人)。
まとめ(事実の整理)
– 第1四半期は売上・利益とも前年同期比で減少。消化器内視鏡事業の減収・研究開発費増加等が主因で営業利益・調整後営業利益が大幅に低下。
– 財務面では資産は増加、負債増(社債・借入増)があり自己資本比率は低下。営業CFは大幅マイナス、財務CFで補填。
– 通期予想は下方修正(営業利益・純利益等)。米国関税・規制リスク、為替、競争環境が修正理由として挙げられている。
– 追加の重要事象として自己株式取得およびエンドルミナルロボット関連の合弁出資(将来的に大きな出資可能性)がある点に留意。
(不明/非開示事項は「–」としました。詳細や補助資料はオリンパス社の開示資料および決算説明資料をご参照ください。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7733 |
企業名 | オリンパス |
URL | http://www.olympus.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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