2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
日本ケミコン株式会社(6997) 2024年3月期 決算短信 要約
以下はご提供いただいた決算短信(連結、2024年3月期)に基づき、個人投資家向けに整理した要点です。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:日本ケミコン株式会社
- 証券コード:6997
- URL: https://www.chemi-con.co.jp/
- 代表者(役職・氏名):代表取締役社長 上山 典男
- 問合せ先責任者(役職・氏名・TEL):取締役 石井(TEL 03-5436-7711)
- 事業概要(主要事業分野):アルミ電解コンデンサを中心とするコンデンサの製造・販売(「コンデンサ」セグメントが主)。その他に CMOSカメラモジュール、インダクタ(コイル)等を含む事業あり。
- 決算短信提出日:2024年5月10日
- 対象会計期間:2023年4月1日~2024年3月31日
- 定時株主総会開催予定日:2024年6月27日(予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月27日
- 決算説明会等:開催の有無は記載なし(–)
セグメント
- セグメント名称と概要:
- コンデンサ:アルミ電解コンデンサ(材料から一貫製造)を主力とする報告セグメント。車載、ICT、産業機器等向け。
- その他:CMOSカメラモジュール、インダクタ(コイル)等を含む。
- セグメント会計方針:連結会計方針に準拠し、セグメント利益は営業利益ベース。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):21,939,933 株(2024年3月期)
- 期末自己株式数:581,744 株(2024年3月期)
- 期中平均株式数:20,688,128 株(2024年3月期)
- 発行済優先株等:A種種類株式(発行数 10,000株、払込金等により優先株関連の影響あり、払込金15,000百万円の計上あり)
今後の予定(開示済み)
- 決算発表:2024年5月10日(実施済)
- 定時株主総会:2024年6月27日(予定)
- 有価証券報告書提出:2024年6月27日(予定)
- IRイベント(決算説明会等):記載なし(–)
財務指標(連結、単位:百万円)
- 売上高:150,740(前期161,881、△6.9%)
- 営業利益:9,422(前期12,939、△27.2%)
- 経常利益:7,913(前期10,994、△28.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純損失:△21,291(前期は当期純利益2,273)
- 1株当たり当期純利益(円):△1,029.15(前期 112.09)
- 総資産:172,921(前期162,741)
- 純資産:53,610(前期50,678)
- 自己資本比率:30.7%(前期30.9%)
- 期末現金及び現金同等物:45,295(前期26,135)
主要比率・指標(資料記載・計算等)
– 売上高営業利益率:6.3%(9,422/150,740)
– 総資産回転率(参考)=売上高/総資産:約0.87(150,740/172,921)
– キャッシュフロー(連結)
– 営業CF:△12,959(支出) ※主な要因に独占禁止法関連支払額329億7百万円(決算短信本文では329.07億、別表では329.07?→特別支払い計上)→注記参照
– 投資CF:△4,817(支出)
– 財務CF:+35,421(収入)
– 現金増減:+19,159 → 期末現金 45,295
注目すべき特記事項(財務の背景)
– 特別損失として「独占禁止法関連損失」29,604(百万円)を計上しており、これが当期純損失の主因。
– 設備投資は車載向け等の生産能力増強(ハイブリッドコンデンサ等)を目的に進められている(有形固定資産の増加)。
– 資金調達:種類株式(A種等)による第三者割当で合計150億円の調達、さらに普通株式の第三者割当で24億円の調達を実施(設備投資資金等)。短期借入金が増加(23,698→46,560)し、財務CFはプラス。
配当
- 普通株式(年度):
- 2023年3月期:無配(0.00)
- 2024年3月期:普通株は期末無配(当期は普通株主への配当 0)
- 2025年3月期(予想):第2四半期末 0、期末 未定(開示時点では未定)
- 種類株式(A種):期末に1株当たり14,426円20銭、配当金総額144百万円(A種発行数10,000株)。(A種配当は資本剰余金を配当原資として実施)
- 特別配当:なし(当期に関する普通株の特別配当は無し)。将来の可能性は明示されていない。
セグメント別情報
- セグメント分類:コンデンサ(主)/その他
- 当期(2024年3月期)セグメント実績(百万円)
- コンデンサ:売上高 145,698、セグメント利益 8,824
- その他:売上高 5,041、セグメント利益 597
- 計(連結):売上高 150,740、セグメント利益 9,422(営業利益と一致)
- 地域別売上(参考)
- 日本:26,745、 中国:43,928、 米州:20,625、 欧州:22,606、 その他:31,792(単位:百万円、合計は上記と整合)
- セグメント戦略(記載内容)
- 第10次中期経営計画の実行:車載市場・ICT市場・産業機器市場に注力。高付加価値製品(ハイブリッドコンデンサ等)の拡販。コイル製品の販売拡大。生産効率向上のためモデル切替や生産体制改善を実施。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(第10次)に基づき、車載・ICT・産業機器を重点化。今回の資金調達(種類株式・第三者割当)と設備投資は、ハイブリッドコンデンサ等成長領域の生産能力増強に充当する計画。進捗としては資金調達を実施し、設備投資を進めている旨の記載あり。
競合状況・市場動向(会社の記述に基づく要旨)
- 市場動向:
- 自動車市場:半導体供給正常化に伴い生産は回復し、電動化・電子化で需要拡大見込み。車載向けは戦略市場。
- ICT市場:コロナ特需の反動で在庫調整が長期化したが、生成AIサーバー等で回復期待。
- 産業機器市場:中国の景況感等で低調な面があったが、後半に回復期待。
- 競合優位性・位置付け:高容量・高リプル電流を両立した車載向け製品(HXKシリーズ等)やハイブリッドコンデンサで競争力強化を図っていると記載。具体的な競合比較数値は開示されていない(–)。
今後の見通し(業績予想)
- 2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)連結予想(百万円)
- 売上高:153,000(前期比 +1.5%)
- 営業利益:11,500(前期比 +22.0%)
- 経常利益:10,000(前期比 +26.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:7,400(前期は△21,291から黒字化見込み)
- 前提為替レート:1米ドル=145円
- リスク要因(開示より):世界景気下振れリスク(金融引締めの影響、中東・ウクライナ等の地政学リスク)、市場需要変動、在庫循環の長期化、サステナビリティ対応等。加えて独占禁止法関連の支払い等の訴訟・法務リスクも業績に影響する可能性あり。
重要な注記(会計・その他)
- 会計基準:日本基準で連結財務諸表を作成。IFRS適用は将来的に検討。
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外(注記あり)。
- 会計上の変更・修正再表示:該当なし(注記欄)。
- 重要な特記事項:独占禁止法関連の特別損失(29,604百万円)計上、種類株式の発行(第三者割当)等により純資産構成に変動あり(優先株払込金 15,000百万円等)。
- 役員の異動:2024年6月27日付で複数の役員交代予定(監査役・取締役等の異動が記載)。
注意事項
– 本文は決算短信の開示内容に基づく整理です。投資判断に資する「投資助言」は行っておらず、価値判断や推奨は含めていません。
– 不明箇所は「–」としてあります。追加で参照したい原表や補足資料があれば提示ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6997 |
企業名 | 日本ケミコン |
URL | http://www.chemi-con.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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