2026年3月期第1四半期決算説明資料
株式会社TalentX — 2026年3月期 第1四半期(2025/4–6) 決算説明 要約
※出典:提供いただいた決算説明資料(2025.8.12)に基づく要約。所定の注記・免責に従い、投資助言や価値判断は行いません。不明項目は「–」で記載しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社TalentX
- 主要事業分野:採用DXプラットフォーム(Myシリーズ:MyRefer / MyTalent / MyBrand)、採用関連コンサル(RXO等)
- 代表者名:代表取締役 鈴木 貴史
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月12日(資料日付)
- (補足)資料内で触れられている自社イベント「Talent Acquisition Conference 2025」は2025年7月28日(オフライン/オンライン併催、会場:ベルサール御成門タワー)、約350社・約400名が参加。
- 説明者(発表者)
- 代表取締役(Founder & CEO):鈴木 貴史 — CEOメッセージ/事業ビジョン(採用マーケティング、プラットフォーム戦略等)
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月–2025年6月)
- 決算説明資料作成日:2025年8月12日
- セグメント(事業セグメント)
- MyRefer:リファラル(社員紹介)/社内活性化モジュール。従業員を社内リクルーター化するSaaS。
- MyTalent:採用マーケティングオートメーション(タレントプール/応募者DBの資産化、AIマッチング)。
- MyBrand:採用ブランディング(ノーコードで自社採用メディア制作)。
- RXO(コンサルティング等):採用戦略・実行支援(成果報酬型やBPO的業務含む)。
- 全体として「MySeries」プラットフォーム(共通基盤:応募者管理+従業員管理データ)によるコンパウンドSaaSモデル。
業績サマリー(主要指標)
- 四半期ハイライト(第1四半期:3か月累計)
- 売上高(Q1) :404,508千円(=約404百万円) — 四半期として過去最高
- 売上総利益(Q1):350,777千円(売上総利益率 87%)
- 販管費(Q1):284,493千円
- 営業利益(Q1):66,284千円(営業利益率 16%)
- 経常利益(Q1):66,410千円
- 当期純利益(Q1):50,579千円
- 月次解約率(NRR関連注):0.6%(2025年6月時点のKPI)
- 年次(比較:2025年度実績 → 2026年度(通期)予想)
- 2025通期(実績)売上高:1,434,211千円 → 2026通期(予想)1,805,655千円(対前期比 約126%)
- 2025通期 営業利益:293,858千円 → 2026通期 予想 306,609千円
- 2026通期における「売上高成長率(26%)」+「営業利益率(17%)」=43%(SaaSのRule of 40の参照)
- ARR / 顧客指標(2025年6月時点)
- ARR:15.1億円
- 課金利用社数:363社(課金顧客)
- ARPA(1社当たり月額): 327千円/月(YoY 111%)
- サブスクリプション売上比率:92%
- 進捗状況(通期予想に対する達成率)
- 売上高進捗率:22%(Q1/通期予想)
- 営業利益進捗率:22%(Q1/通期予想)
- 決算資料は「当初(ガイダンス)目標を達成」と報告
セグメント別状況(事業の動向・収益)
- 事業ミックス
- サブスクリプション(SaaS)収益が主軸(売上比約92%)。高い粗利率(87%)を実現。
- パフォーマンス系(RXO、成果報酬)の併用により新規獲得・シェア拡大を図る戦略(Recurring × Performance)。
- プロダクトKPI / 利用状況
- MySeries複数モジュール利用率が過去最高を更新(クロスセル進捗)
- MyRefer:利用従業員数 100万人突破(自社集計)
- MyTalent:タレント登録数 17万件突破(自社集計)
- 大手企業比率:Myシリーズ導入企業のうち従業員数1,000名以上の割合は約65%(2025/3時点)
- 大手向けのARPAは導入後に上昇(複数モジュール導入企業のARPA推移:増加傾向)
業績の背景分析
- 業績ハイライト(Q1の背景)
- ARR 15億円超、Q1で四半期過去最高売上(404百万円)・売上総利益は過去最高を更新
- 営業利益率16%で当初目標を達成。人的資本(採用)やブランド投資を増やしつつ収益性を確保
- ARPAの上昇(顧客単価向上)が収益改善に寄与(クロスセル・アップセルの成果)
- 増減要因(寄与因子)
- プロダクトのシナジー(MyRefer→MyTalent→MyBrand)による複数契約拡大
- ブランディング(メディア露出/大型カンファレンス等)によるリード増
- AI機能(AI X Lab.設立)の段階的リリースによりプロダクト価値向上(Q1時点でAI機能6段のリリース/一部機能の企業活用率は高い)
- 人的投資:営業人員・CS・プロダクト開発体制の強化(販管費増だが将来の成長基盤)
- 競争環境
- 既存の求人広告・人材紹介・スカウトなど外部依存の採用市場に対し、企業の自社採用力強化を狙う「採用×SaaS」領域で差別化
- 大手企業の採用ニーズへの適合性(カスタマイズ性、セキュリティ、導入実績)が競争優位性に寄与
- 市場ポテンシャル:既存の仲介採用市場(約1.5兆円)に加え、転職潜在層を含む採用マーケティング市場の拡大を想定(グローバルではRecruitment Marketing市場の拡大傾向)
- リスク要因(資料記載の主なもの)
- システムトラブル/情報セキュリティ事故(サービス基盤依存)
- 新規事業への投資(投資回収遅延による利益圧迫)
- 法規制(職業安定法等)や法改正対応
- 人材採用・定着の遅延(事業遂行上の人的リソース不足)
- 情報管理体制の不備(個人情報漏洩等の信用リスク)
- (資料は各リスクと対応策を提示)
戦略と施策
- 現在の戦略(中期方針)
- 「採用はマーケティングになる」:Attract(MyBrand) → Nurture(MyTalent) → Engage(MyRefer) のタレントアクイジション・フレームワークで企業の自社採用力を強化
- コンパウンドSaaS化:共通基盤(応募者DB・従業員DB)を持つ複数モジュールでのシナジー最大化
- 3段階の成長ドライバー:1) 新規顧客開拓(大きなホワイトスペース) 2) 既存顧客のクロスセル 3) シナジー効果の深化(チャーン低下・ARPA上昇)
- Rule of 40 を意識した成長(売上成長率 + 営業利益率で健全性を管理)
- M&A・協業:開発リソース補完や新領域獲得を想定したロールアップ戦略
- 進行中の施策(具体例)
- ブランディング投資:NewsPicks / Forbes 等の露出、タレントアクイジションカンファレンス(2025/7)実施
- AI/プロダクト投資:社内AI研究組織(AI X Lab.)設立、MyReferのレコメンド等AI機能リリース(利用企業の採用効率向上に寄与)
- 人的資本投資:営業人員・CSの増強、新卒採用の実行(FY25期で10名強入社、FY26計画も同水準)
- パートナー戦略:外部HRTechやOEM/販売パートナー整備、Integration戦略によるエコシステム化
- セグメント別施策
- MyRefer(リファラル):従業員ネットワーク活性化、アルムナイ活用、推薦効率化機能
- MyTalent(採用MA):タレントプール構築、AIマッチング、ナーチャリング自動化
- MyBrand(採用ブランディング):ノーコード採用メディアの提供、採用コンテンツ強化
- RXO等コンサル:企業の採用変革(人事戦略→実行)を伴走するコンサル実行
将来予測と見通し
- 次期業績予想(2026年3月期、通期)
- 売上高予想:1,805,655千円
- 営業利益予想:306,609千円
- 経常利益予想:306,609千円
- 当期純利益予想:222,828千円
- 進捗(Q1比):売上・営業利益ともに22%水準で推移(Q1実績)
- 中長期計画と達成可能性
- 中期はプラットフォームの拡張・複数モジュール化、AI機能と人的サービスの組合せでARPAとNRRを高める方針。大手企業の未導入枠が大きく拡大余地ありと想定。
- Rule of 40を念頭に、成長率と収益性のバランスを保ちつつ投資を実行する設計(資料では2026予想でRule of 40超)。
- マクロ経済の影響
- 為替・金利の直接的な影響は限定的(国内SaaS主体)。だが景気後退時の採用活動停滞は影響要因。資料でも不景気耐性(サブスク比率の優位性)を指摘。
製品・サービス(要旨)
- MyRefer(リファラル)
- 機能:従業員リファラルプラットフォーム、アルムナイ管理、リファラル促進機能、レコメンド(AI)
- 実績:利用従業員数100万名突破(自社集計)
- MyTalent(採用MA)
- 機能:タレントプール構築、応募データの資産化、AIマッチング、スカウト自動化、ナーチャリング
- 実績:タレント登録数17万件(自社集計)
- MyBrand(採用ブランディング)
- 機能:ノーコードで自社採用メディア構築、採用コンテンツ管理
- 協業・提携
- パートナープログラムの開始、外部HRTechとの連携/システム統合、OEM/販売パートナーに着手(資料に進捗記載)
重要な注記
- リスク要因:システムトラブル、法規制、人的資源不足、情報漏えい、新規事業投資リスク等を特記事項として列挙(資料に詳細な対応方針あり)
- その他
- イベント・広報:タレントアクイジションカンファレンス(2025/7)を実施し、認知度向上・リード獲得に寄与
- AI投資:2024年度にAI研究組織(AI X Lab.)を設立。プロダクトへのAI実装と社内オペレーション自動化を段階的に実行中
- 財務基盤:現金預金は約12.5億円(前四半期比+3.5億円)と報告。自己資本比率45%(Q1時点)。M&Aや成長投資に対応可能な資本構成を確保
ご希望があれば、次のような追加整理を行います(別途対応可)
– Q1のPL数値を表形式で整理(百万円単位)
– 指標(ARR・ARPA・解約率等)の推移グラフ要約
– リスク毎の想定インパクトと資料内の対応策の抜粋
– Myシリーズ各プロダクトの機能一覧と導入効果(顧客事例要約)
以上です。追加で深掘りしたい項目(例:特定指標の推移、セグメント別売上内訳、AI機能の技術概要など)があれば指示ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 330A |
企業名 | TalentX |
URL | https://talentx.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。