2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
稲畑産業株式会社(証券コード:8098) 2025年3月期 第1四半期(2024年4月1日〜2024年6月30日)決算短信 要約
以下は、提出資料(2024年8月8日公表)に基づき整理した要点です。未記載・不明な項目は「–」としています。投資助言は含みません。
基本情報
- 企業名:稲畑産業株式会社
- 主要事業分野(報告セグメント)
- 情報電子事業(FPD、LED、インクジェット、半導体関連など)
- 化学品事業(樹脂原料、添加剤、塗料・インキ・接着剤、建築資材等)
- 生活産業事業(ライフサイエンス、食品、水産等)
- 合成樹脂事業(汎用樹脂・高機能樹脂、フィルム、リサイクル原料等)
- その他(不動産賃貸等)
- 代表者:代表取締役社長 稲畑 勝太郎
- 会社URL:https://www.inabata.co.jp
- 問合せ先:執行役員 財務経営管理室長 農田 康一(TEL 050-3684-4011)
報告概要
- 提出日:2024年8月8日(決算短信公表日)
- 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)
- 決算補足説明資料:作成あり
- 決算説明会:開催なし
- 監査:四半期財務諸表に対する期中レビュー対応(有限責任あずさ監査法人)
セグメント
- 情報電子事業:FPD、LED、インクジェット、半導体・電子部品等向け材料販売
- 化学品事業:樹脂原料・添加剤、塗料・インキ・接着剤、製紙用薬剤、建築資材等
- 生活産業事業:医薬・防殺虫剤原料等のライフサイエンス、食品・水産等
- 合成樹脂事業:汎用/高機能樹脂、コンパウンド、ポリオレフィン原料、フィルム、シート、リサイクル原料
- その他:不動産賃貸等
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):55,914,127株(2025年3月期第1Q末)
- 期末自己株式数:1,743,389株(2025年3月期第1Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):54,857,463株
- 時価総額:–(決算短信に未記載)
今後の予定(開示上の記載)
- 配当支払開始予定日:-
- 決算発表/IRイベント:補足資料作成あり。決算説明会は実施なし。その他の具体的日程は資料に明示なし。
- 既往の業績予想公表日:2024年5月9日(同日に第2四半期累計・通期予想を公表、今回の発表で修正なし)
損益(第1四半期:2024/4/1〜2024/6/30、対前年同四半期)
- 売上高:213,591 百万円(+15.7%)
- 売上原価:193,933 百万円
- 売上総利益:19,657 百万円
- 販管費:12,832 百万円
- 営業利益:6,825 百万円(+34.6%)
- 経常利益:7,254 百万円(+35.7%)
- 四半期純利益(親会社株主帰属):6,369 百万円(△17.5%)
- 前年同期は負ののれん発生益等を計上していたため、当期は純利益が減少
- 1株当たり四半期純利益:116.10 円(前年同期:139.67 円)
- 包括利益(四半期包括利益):15,413 百万円(+10.8%)
※ 売上総利益率=約9.20%(19,657/213,591)
※ 営業利益率=約3.20%(6,825/213,591)
貸借対照表(2024/6/30)
- 総資産:465,111 百万円(前期末比 +37,790 百万円、+8.8%)
- 主な増加項目:売掛金、現金及び預金、商品及び製品の増加/無形固定資産、有形固定資産、投資有価証券の増加
- 負債合計:250,310 百万円(前期末比 +29,744 百万円、+13.5%)
- 流動負債:208,667 百万円(支払手形・買掛金、短期借入金増)
- 固定負債:41,642 百万円(社債の計上増等)
- 純資産:214,801 百万円(前期末比 +8,046 百万円、+3.9%)
- 自己資本比率:44.6%(前期末から2.2ポイント低下)
- 流動資産合計:384,251 百万円
- 流動負債合計:208,667 百万円
- 流動比率(簡易) ≒ 184%(384,251 / 208,667)
キャッシュ・フロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載)
財務安全性・効率性(簡易指標)
- 自己資本比率:44.6%
- 負債/自己資本(簡易):約116.5%(250,310 / 214,801)
- 総資産回転率(売上高/総資産):約0.46 回(213,591 / 465,111)
- 営業利益率:約3.20%
(過去比較:前年同期の総資産回転率 ≒0.43、営業利益率 ≒2.75)
セグメント別(当第1四半期:売上高・セグメント利益)
(単位:百万円)
– 情報電子事業:売上高 74,050 / セグメント利益 2,386
– 主な状況:FPD関連・有機ELや車載向け堅調、LED(屋外表示)好調、インクジェット(在庫調整一巡で増加)、二次電池・太陽電池は減少傾向
– 化学品事業:売上高 28,831 / セグメント利益 717
– 主な状況:塗料・インキ等堅調、樹脂原料は一部減も輸出等で補完、製紙用薬剤・建築資材は増加
– 生活産業事業:売上高 14,656 / セグメント利益 390
– 主な状況:ライフサイエンス(医薬、防殺虫剤原料)好調、食品分野は米国向け等で減少
– 合成樹脂事業:売上高 96,007 / セグメント利益 3,295
– 主な状況:汎用・高機能樹脂の回復、コンパウンド回復、フィルム・シート関連好調、リサイクル原料ビジネス伸長
– のれん発生:約2,977 百万円(ノバセル株式会社の株式取得に伴う連結範囲拡大による暫定のれん。取得原価配分は未完了で暫定処理)
– その他:売上高 45 / セグメント利益 34
– 合計(連結):売上高 213,591 / 営業利益 6,825
セグメント特記事項:
– 前第1四半期は丸石化学品等の連結化により負ののれん発生益(3,047 百万円)を特別利益として計上(当期は該当なし)。
配当
- 2024年3月期(実績):中間 55.00 円、期末 65.00 円、年間合計 120.00 円
- 2025年3月期(予想/会社公表値):中間 60.00 円、期末 65.00 円、年間合計 125.00 円
- 直近公表の配当予想からの修正:無し
- 特別配当:今回の資料では特別配当の記載なし
中長期計画との整合性
- 同社は今回の発表で第2四半期累計および通期の連結業績予想(2024年5月9日公表分)に変更なしと表明。
- 中期経営計画の具体的進捗や数値目標との照合に関する詳細記載:–(資料に直接的な記載なし)
競合状況・市場動向(資料に基づく要点)
- マクロ:世界経済は地域差あるが回復傾向。円安(当第1Q期中平均ドル155.85円、前期137.49円)が売上に影響。
- 事業別トレンド例(資料記載)
- 情報電子:FPDは大型TV低調だが車載・有機ELは堅調。太陽電池は価格競争激化で販売減。
- 二次電池:世界的なEV販売鈍化が販売減に寄与。
- 食品:米国市場での競争激化や外食需要の落ち込みで一部販売大幅減。
- 競合比較:同業他社との相対的位置付けや市場シェアの定量比較は資料に記載なし(→ –)。
今後の見通し・リスク要因
- 業績予想:通期(2025年3月期)予想は変更なし(通期売上高予想 830,000 百万円、営業利益 22,500 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 17,000 百万円等(公表値))。(決算短信内に記載の通期見通しに変更なし)
- 主なリスク要因(資料に記載の事実ベースの要素)
- 為替変動(円安が売上に影響)
- 原材料・製品価格の国際競争(太陽電池等の価格競争)
- EV市場の動向(二次電池関連販売への影響)
- 海外の需要変動(食品・水産等の市場での需要低迷)
- グループ再編・M&A関連(のれんの計上・取得原価配分の影響)
- その他:業績予想は入手可能な情報に基づき作成されているが実際の業績は変動する旨の注記あり。
重要な注記・会計上の事項
- 連結範囲の重要な変更:有(当第1Qに新規連結 4 社(ノバセル株式会社ほか3社)を連結範囲に含めた)
- のれん:合成樹脂セグメントでノバセル取得に伴うのれん計上(2,977 百万円、取得原価配分は暫定処理)
- 前期(前年同期)における負ののれん発生益:丸石化学品の追加取得で負ののれん発生益(当期は負ののれん発生益なし)
- 自己株式取得:取締役会決議に基づき当第1Qに自己株式を1,061,600株取得(自己株式が3,579 百万円増加)
- 会計方針の変更・見積りの変更:特段の変更なし(注記)
- 監査報告:有限責任あずさ監査法人による期中レビューの結果「重要な点において不正または不適正と信じさせる事項は認められなかった」
重要な未記載事項・参照箇所
– 中期経営計画の数値目標と今回実績の直接比較:資料に明示的記載なし(参照:同社公表の中期経営計画資料を確認のこと)
– 四半期キャッシュ・フロー明細:作成していないため記載なし
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8098 |
企業名 | 稲畑産業 |
URL | http://www.inabata.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。