東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)企業分析レポート
本資料は公開データに基づく情報整理であり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は記載を省略しています。
1. 企業情報
- 概要
- 東京都を地盤とする地域金融グループ。東京都民銀行・八千代銀行・新銀行東京の統合により2018年発足。中小企業向け融資やコンサル、事業承継・M&A支援、カード、リース、IT・デジタルバンキング(デジタル専業のUI銀行を展開)等を手掛ける。
- 事業セグメント(連結)
- 銀行業、リース業、その他(コンサル、情報サービス等)
- バランスシート・融資/預金構成(2025.3時点)
- 資金(預金等):普通59%、定期28%、当座6%、ほか
- 資産:貸出金73%、有価証券12%、現・預け金11%、ほか
- 融資先:中小企業等向け80%、住宅・消費者向け14%
- 基本情報
- 市場:東証プライム(銀行業)
- 本社:東京都港区南青山
- 従業員数:2,780人
2. 業界のポジションと市場シェア
- ポジション
- 首都圏(東京)を主な地盤とする地域金融グループ。中小企業金融・地域企業向けコンサルや事業承継・M&A支援など、非金利収益の獲得機会を持つ点が特徴。
- 競争環境・優位性/課題
- 競争優位性:大都市圏の顧客基盤、SME向けコンサルやデジタルチャネル(UI銀行)などのサービス多角化。
- 課題:金利上昇局面での調達コスト上昇(預金利息増加)と有価証券運用の金利リスク、首都圏におけるメガバンク/ネット銀行との競争。中小企業向け与信の景気感応度。
※正確な市場シェアは開示データにないため省略。
3. 経営戦略と重点分野
- 公開情報から読み取れる重点領域
- 中小企業向け総合ソリューション:事業承継・M&A、各種コンサル、カード/リースの組み合わせによる非金利収益の拡大。
- デジタル戦略:デジタル専業UI銀行を含むデジタルバンキングの拡充、フィンテック活用による新サービス創出。
- 金利リスク対応:有価証券残高の見直し(決算短信記載の残高減少)、利鞘管理と調達コスト上昇への対応。
- 事務効率化・集中化:広告物調達・集中事務等のグループ内シェアード機能によるコスト最適化。
- 業績予想(会社計画、2026年3月期)
- 通期 経常利益 470億円(前年+12.8%)
- 通期 親会社株主に帰属する当期純利益 330億円(前年+5.2%)
- 配当予想 年間170円(前期160円)
中期経営計画の具体的数値・KPIは本データ内では未記載。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル
- 基盤:預金–貸出による金利マージン
- 補完:リース、カード、コンサル、M&A支援等の手数料・非金利収益
- 変化対応
- 金利上昇局面では貸出利息増加の一方、預金利息や市場性運用の影響が大きく、利鞘管理が重要に。デジタルチャネル拡充とソリューション営業により収益源の多様化を図る。
5. 技術革新と主力製品・サービス
- 技術・独自性
- フィンテック活用、デジタル銀行(UI銀行)による非対面チャネルの強化、ペイロール計算等のBPO的サービス。
- 収益牽引領域
- 中小企業向け貸出、事業承継・M&A支援やコンサル関連の手数料、カード・リース等。四半期では銀行業が経常収益の約82%を占有。
6. 株価の評価(2025-09-08終値ベース:7,190円)
- 会社予想EPS(連):1,091.8円 → 予想PER:約6.59倍(開示値と整合)
- 実績BPS(連):12,550.05円 → PBR:約0.57倍(開示値と整合)
- 参考(過去12か月ベース):希薄化後EPS 722.87円 → トレーリングPER:約9.95倍
- 配当
- 会社予想年間配当:170円 → 予想配当利回り:約2.36%
- 配当性向(参考):約22%
- 業界平均との比較(その他銀行・地域銀の参考値)
- 業界平均PER:10.7倍 → 当社予想PERは平均より低位
- 業界平均PBR:0.4倍 → 当社PBRは平均より高位
- 参考試算(単純比較)
- PER=業界平均10.7倍適用時の価格目安:約11,700円(= 1,091.8 × 10.7)
- PBR=業界平均0.4倍適用時の価格目安:約5,020円(= 12,550.05 × 0.4)
- 指標間で示唆が異なる点に留意(銀行はPBRとROEの関係が重視されやすい)
7. テクニカル分析
- 位置関係
- 52週高値:7,390円、安値:3,960円
- 現在値は高値から約-2.7%の水準
- 50日移動平均:6,693円、200日:5,484円 → いずれも上回る推移
- 直近10日(終値)
- 7,020〜7,350円レンジでの推移後、7,190円。9/2に年初来高値7,390円に接近後、いったん反落し持ち合い傾向。
- 出来高
- 3カ月平均約12.4万株、直近10日平均約10.3万株、本日約9.1万株。
- 需給
- 信用買残35.5万株、信用倍率19.64倍(買い残の積み上がりを示唆)。短期の値動きに影響する可能性。
8. 財務諸表分析(連結)
- 成長(年度、円換算は百万円)
- 収益:103,767(2022)→118,229(2023)→129,112(2024)→146,448(2025)と増加傾向
- 親会社株主に帰属する当期純利益:18,183 → 21,150 → 25,652 → 31,361 と増加
- 収益性
- 利益率(過去12か月の目安):Profit Margin 20.78%、Operating Margin 25.59%
- ROE(実績):8.52%、ROA(過去12か月):0.44%(銀行業の特性を反映)
- 四半期(2026年3月期 第1四半期)
- 経常収益 388.5億円(前年同期比横ばい)
- 経常利益 83.3億円(-13.7%)、四半期純利益 57.7億円(-11.4%)
- コメント:貸出金利息は増加も、有価証券残の減少や金利上昇に伴う預金利息増で利益は減少
- 特別要因
- 2025期にその他一時項目(特別項目)+40.95億円の計上あり(ノーマライズ利益との差に表れています)
- 財政状態
- 総資産 7.26兆円、純資産 3,794億円(2025/6/30)
- 自己資本比率(連結)5.2%(注:本数値は金融庁告示に基づく規制上の資本比率とは異なる会計上の自己資本比率)
- 減価償却費
- 2025期:78.7億円(前年59.9億円から増加)
キャッシュフロー計算書は四半期短信では未提供。
9. 株主還元と配当方針
- 配当
- 前期実績:年間160円、今期予想:年間170円
- 予想配当利回り:2.36%、5年平均配当利回り:3.69%(株価上昇で相対的に低下)
- 配当性向:22.14%(参考)
- 自社株買い
- 本データ内で明示的な自己株買いの記載はなし(株式交付信託による自己株式計上あり)
- 権利落ち日
- 2025/9/29(予定)
10. 株価モメンタムと投資家関心
- モメンタム
- 52週騰落:+69.0%。株価は50日・200日線の上に位置。
- ベータ(5年月次):-0.04(市場連動性は低めの統計)
- 投資家関心の示唆
- 信用買残の増加(+6.3千株、倍率19.64倍)から個人投資家の関心がうかがえる一方、短期の値動きが変動しやすい可能性。
- 出来高は3カ月平均をやや下回る日が続く(イベント前の様子見の可能性)。
- 影響要因
- 金利動向(預貸利鞘・有価証券評価・調達コスト)
- 首都圏の中小企業景況、信用コストの動向
- 会社計画の進捗(第2四半期累計予想:経常利益193億円、純利益130億円)
11. 総評
- 事業面:首都圏のSME基盤とコンサル・M&A・リース等を組み合わせた非金利収益の拡大余地がある一方、金利上昇局面での調達コスト増・運用ポートフォリオ見直しが利益変動要因。
- 業績:2022→2025で収益・利益とも増加。足元の2026年3月期1Qは預金利息増・有価証券残減の影響で減益。会社は通期増益計画を維持。
- 財務:ROEは8%台、ROAは銀行水準。自己資本比率(会計上)は5.2%で、規制上の資本比率とは別概念である点に留意。
- バリュエーション:予想PERは業界平均を下回り、PBRは業界平均を上回る。評価指標間の示唆が異なるため、ROEや資本政策、金利・信用コストの前提に左右されやすい。
- テクニカル:株価は52週高値圏で推移し、移動平均を上回る。信用買いが積み上がっており、短期の値動きへの影響要因となり得る。
参考データ
– 株価等(2025-09-08):
– 株価 7,190円、時価総額 約2,203億円、単元株数 100株、最低購入代金 約71.9万円
– 年初来高安:7,390円 / 4,245円
– 今後のイベント(予定)
– 決算発表期間:2025/7/28〜8/1(案内)
– 権利落ち日:2025/9/29
企業情報
| 銘柄コード | 7173 |
| 企業名 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ |
| URL | https://www.tokyo-kiraboshifg.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 銀行 – 銀行業 |
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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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