決算短信：チエル（3933）

2025年３月期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（要約） — チエル株式会社（コード：3933） 2025年3月期（連結、2024/4/1–2025/3/31）

注意事項：本まとめは提供された決算短信に基づく事実整理です。投資助言や価値判断は含みません。不明項目は「–」とします。

基本情報

• 企業名：チエル株式会社
• 上場取引所：東（東京）
• コード：3933
• URL：https://www.chieru.co.jp/
• 代表者：代表取締役会長 川居 睦
• 問合せ先：取締役 片岡 久議（TEL 03-6712-9721）
• 決算短信提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月30日
• 決算補足説明資料：作成有（決算説明会あり、機関投資家・アナリスト向け）
• 監査：決算短信は公認会計士／監査法人の監査対象外である旨の注記あり

セグメント

（2025年3月期から区分変更：従来の「学習・進路・情報基盤」→ 「小学校・中学校部門」「高等学校・大学部門」「その他」）
– 小学校・中学校部門：小中向け授業支援システム、デジタル教材、情報セキュリティ／運用管理ソリューション等
– 高等学校・大学部門：高等・大学向け授業支援／デジタル教材、進学相談会・進学情報誌（進路事業）等
– その他：文教以外（行政・企業向け）の情報セキュリティや運用管理ソリューション等

（期中の連結範囲変更：新規連結子会社 2社＝トラストコミュニケーション株式会社、株式会社オキジム）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：7,872,000株（2025/3/31）
• 期末自己株式数：416,790株（2025/3/31）
• 期中平均株式数（連結）：7,444,930株（2025年）
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）

今後の予定（開示日程等）

• 定時株主総会：2025年6月27日（予定）
• 配当支払開始日：2025年6月30日（期末配当）
• 有価証券報告書提出予定：2025年6月30日
• 決算説明会：実施（機関投資家・アナリスト向け）

財務指標（要点・主要数値、連結）

※単位：百万円（または注記のある場合は千円を百万円換算）／％／円
– 売上高：6,896 百万円（前年 4,622 百万円、前期比 +49.2%）
– 営業利益：678 百万円（前年 592 百万円、+14.5%）
– 経常利益：661 百万円（前年 663 百万円、△0.2%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：424 百万円（前年 349 百万円、+21.4%）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：56.93円（前年 46.89円）
– 包括利益：473 百万円（前年 348 百万円）
– 総資産：10,615 百万円（前年 6,119 百万円）
– 純資産：3,841 百万円（前年 2,712 百万円）
– 自己資本比率：29.1%（前年 44.1%）
– 現金及び現金同等物（期末）：3,126 百万円（前年 3,252 百万円）

参照計算値（連結）
– 流動比率（流動資産／流動負債） ≒ 6,222 / 4,202 = 約1.48（148%）
– 負債比率（総負債／純資産） ≒ 6,774 / 3,841 = 約176%（注：定義により表現差あり）
– 総資産回転率（売上高／総資産） ≒ 6,897 / 10,615 = 約0.65 回
– 売上高営業利益率 ≒ 9.8%（2025年、前年 12.8%）
– 自己資本当期純利益率（ROE 相当）：14.7%（2025年、前年 13.4%）
– 総資産経常利益率（経常利益／総資産）：7.9%（2025年、前年 10.3%）

（注）上の指標は短信記載値および簡易算出値に基づく概算。

財務諸表の要点（ハイライト）

• 貸借対照表（連結、2025/3/31）
  • 総資産 10,614,789 千円（前期 6,119,090 千円）＝増加要因：主にオキジムの連結化（有形固定資産、土地等）とのれん増加等
  • 有形固定資産（純額）大幅増（建物・土地等）、のれん 1,081,983 千円（前期 210,469 千円）
  • 負債合計 6,773,624 千円（前期 3,407,010 千円）＝増加要因：買掛金・長期借入金の増加、オキジム連結化による負債増
  • 純資産 3,841,165 千円（前期 2,712,079 千円）＝増加は利益剰余金の増加と非支配株主持分の計上（オキジム連結化）
• 損益計算書（連結、2025年）
  • 売上原価 3,672,825 千円、販売費及び一般管理費 2,546,043 千円
  • 営業外費用：支払利息、資金調達費用（オキジム株式取得のための借入関連）等を計上し営業外費用が増加
  • 特別利益：ワンビ株式会社株式売却益 78,177 千円が計上
  • 前期の持分法投資損益は減少（前年は60,160 千円の持分法投資利益→当期は3,748 千円）
• キャッシュ・フロー（連結）
  • 営業CF：△194 百万円（前年 △25 百万円）＝税金等支払や契約負債の減少が影響
  • 投資CF：△903 百万円（前年 △404 百万円）＝子会社株式取得（連結範囲変更）等
  • 財務CF：+971 百万円（前年 △176 百万円）＝長期借入れによる収入 1,200 百万円 等（借入増）
  • 現金及び現金同等物（期末） 3,125,853 千円（前期比 △126,234 千円）

セグメント別（2025年3月期 連結）

（売上高／セグメント利益、金額は千円）
– 小学校・中学校部門
– 売上高：2,033,825 千円（構成比 ≒29.5%）
– セグメント利益：319,095 千円（営業利益に対する寄与率 ≒47.1%）
– 増収要因：四国でのタブレットリプレイス、統合ID管理システム、オキジム連結寄与
– 高等学校・大学部門
– 売上高：2,492,550 千円（構成比 ≒36.1%）
– セグメント利益：238,402 千円（寄与率 ≒35.2%）
– 備考：LMSの高収益案件やS600-OP出荷は好調だが、進路事業の広告収入減や公演減で増収減益
– その他
– 売上高：2,370,421 千円（構成比 ≒34.4%）
– セグメント利益：120,431 千円（寄与率 ≒17.8%）
– 増収増益：文教以外向け什器販売増、トラストコミュニケーション及びオキジムの連結効果

（セグメント利益合計 677,928 千円＝連結営業利益と一致）

配当

• 2024年3月期（実績）：年間 7.00 円（期末 7.00 円）
• 2025年3月期（実績）：年間 12.00 円（期末 12.00 円）
  • 配当金総額：89 百万円（連結）
  • 配当性向（連結）：21.1%
  • 純資産配当率（DOEP相当）：3.1%
• 2026年3月期（予想）：年間 15.00 円（期末 15.00 円、配当性向見込み 22.8%）
• 特別配当：該当なし（2025期は無し）

中長期計画との整合性

• 中期経営計画の明示的数値は短信内に詳細記載なし（目標として2027年3月期のDOE 2〜4%・連結配当性向約30%を掲げている旨の言及あり）。
• 2026年3月期業績予想：売上高 10,000 百万円（+45.0%）、営業利益 750 百万円（+10.6%）、経常利益 750 百万円（+13.4%）、親会社株主に帰属する当期純利益 490 百万円（+15.6%）、EPS 65.73 円。
  • 短期（来期）において増収計画を提示。進捗・実現可能性は短信の前提・リスク記載に依存。

競合状況・市場動向（短信記載の要旨）

• 市場環境：日本の教育分野では「第4期教育振興基本計画（2023–2027）」やGIGAスクール第2期（2024–2028）の進展により、1人1台端末の活用継続、ネットワーク整備等の需要が想定される。大学等でもDX推進が継続。
• 会社の焦点：小中市場での製品群開発（無線可視化「Tbridge」等の強化）、高校・大学向け語学関連製品（CaLabo等）や統合ID基盤の改良、地域パートナー強化、海外再展開の意図あり。
• 競合比較：短信に同業他社比較の定量データは記載なし（相対的ポジションは短信から直接算出できないため「–」）。

今後の見通しとリスク要因（短信の記載に基づく整理）

• 来期見通し（2026年3月期予想、連結）：売上高 10,000 百万円、営業利益 750 百万円、経常利益 750 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 490 百万円、EPS 65.73 円。
• リスク要因（短信で明示的に列挙されたものと一般的な外部要因）
  • M&Aや連結範囲変更による影響（のれん、借入増、非支配株主持分計上等）
  • 為替変動、金利上昇（借入増の影響）、原材料・調達コスト変動
  • 学校予算や政策（GIGAスクール関連予算）の動向、受注の時期偏重
  • 競争激化、海外販路回復の難易度
  • その他：契約負債の変動、持分法適用の見直し等
• 重要な注記：会計方針の変更なし、会計上の見積り変更なし、重要な後発事象なし。

重要な注記・M&A等特記事項

• 期中の連結範囲に重要な変更あり：新規連結 2社（トラストコミュニケーション、オキジム）。これが総資産・負債・売上高増に大きく寄与。
• のれん増加：のれんが871,513 千円増（取得に伴う）。
• 資金調達：オキジム株式取得のため長期借入等を新規実行（借入約1,170,000 千円が取得目的分として記載）。
• 持分法関係：一部投資先の持分法除外により持分法投資利益が減少（前年との差異あり）。
• 特別利益：関連会社株式売却益 78,177 千円計上（ワンビ株式売却）。
• 決算短信は監査対象外の旨明記。

以上
（出典：チエル株式会社「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）」2025年5月15日掲載資料に基づく整理）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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