2026年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2026年3月期 第1四半期(連結)決算短信 要約(日本製鉄株式会社)
以下は、提供いただいた決算短信(IFRS、提出日:2025年8月1日、対象期間:2025年4月1日~2025年6月30日)に基づき整理した要点です。不明な項目は「–」で記載しています。
基本情報
- 企業名:日本製鉄株式会社(Nippon Steel Corporation)
- 主要事業分野:鉄鋼製造および関連事業(報告セグメント:製鉄、エンジニアリング、ケミカル&マテリアル、システムソリューション)
- 代表者:代表取締役社長 兼 COO 今井 正
- 問合せ先:コーポレートコミュニケーション部長 有田 進之介(TEL: 03-6867-2135、2141、2146)
- 上場市場 / コード:東・名・福・札 / 5401
- 決算区分:IFRS(連結)
報告概要
- 提出日:2025年8月1日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期)
- 決算説明資料作成:有(決算説明会:有、証券アナリスト向け)
- 連結範囲の変更:有(新規92社(うちUSスチール等含む87社)/除外14社)
- 株式分割:1株を5株に分割予定(効力発生日:2025年10月1日)
セグメント
- 製鉄:薄板、厚板等の鋼材製造(外部売上高:1,811,239百万円/事業利益:85,245百万円)
- エンジニアリング:エンジニアリング関連(外部売上高:78,696百万円/事業利益:5,450百万円)
- ケミカル&マテリアル:化学・素材関連(外部売上高:58,039百万円/事業利益:3,185百万円)
- システムソリューション:システム関連等(外部売上高:60,774百万円/事業利益:8,743百万円)
- セグメント合計(事業利益):102,624百万円、セグメント調整額▲10,600百万円により連結事業利益は92,023百万円
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):1,074,726,752株
- 期末自己株式数:29,445,253株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,045,211,248株(当期)、930,491,678株(前年同四半期)
- 時価総額:–(短信中に記載なし)
- 備考:株式分割(1→5、効力発生日2025/10/01)により1株当たり指標が影響を受ける旨の注記あり
今後の予定(短信に明記のあるもの)
- 決算発表(当該Q1開示日):2025年8月1日(実施済)
- 決算説明会:開催(証券アナリスト向け・資料あり)
- 株主総会:–(短信に記載なし)
- IRイベント等:USスチール合併に関する説明資料等を随時開示(ウェブ掲載)
損益(連結・累計:2025/4/1~2025/6/30)
- 売上収益:2,008,749 百万円(前年同期 2,191,509 百万円、△8.3%)
- 売上原価:△1,710,026 百万円
- 売上総利益:298,723 百万円
- 販売費及び一般管理費:△206,902 百万円
- 持分法による投資利益:27,420 百万円
- その他収益:18,471 百万円、その他費用:△45,688 百万円
- 事業利益(Business profit):92,023 百万円(△61.2%)
- 事業再編損:△231,583 百万円(特記)
- 営業利益:△139,559 百万円(営業損失)
- 税引前利益:△145,193 百万円
- 四半期利益(当期損益):△190,719 百万円
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:△195,833 百万円
- 基本的1株当たり四半期利益:△187.36円(前年同期:169.32円)
- 四半期包括利益合計:△281,044 百万円
※「事業利益」は持続的事業活動の成果を示す指標(売上高から売上原価・販管費等を差し引き、持分法投資損益等を加減したもの)。
貸借対照表(単位:百万円、2025/6/30)
- 資産合計:13,824,498(前期末 10,942,458)
- 流動資産合計:5,186,653(現金等 524,000、営業債権 1,647,060、棚卸資産 2,709,460)
- 非流動資産合計:8,637,844(有形固定資産 5,457,482、のれん 467,483、無形資産 337,386、持分法投資 1,450,811)
- 負債合計:8,328,088(流動負債 4,874,793、非流動負債 3,453,295)
- 社債・借入金・リース負債(流動):2,553,352
- 社債・借入金・リース負債(非流動):2,531,645
- 親会社所有者帰属持分:4,987,614
- 質的比率:親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率)36.1%(前期 49.2%)
キャッシュ・フロー
- 第1四半期の要約連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信注記)
- 減価償却費及び償却費(第1四半期累計):96,593 百万円(前年同期 93,422 百万円)
収益性・効率性(計算値は短信数値に基づく四半期累計ベース)
- 粗利益率(売上総利益/売上収益):298,723 / 2,008,749 ≒ 14.9%
- 事業利益率(事業利益/売上収益):92,023 / 2,008,749 ≒ 4.6%
- 営業利益率:△139,559 / 2,008,749 ≒ △7.0%
- 当期純利益率(親会社帰属):△195,833 / 2,008,749 ≒ △9.7%
- 総資産回転率(売上収益/資産合計):2,008,749 / 13,824,498 ≒ 0.145(四半期累計ベース)
(注)前年同四半期と比較すると、売上は減少、事業利益率・営業利益率ともに悪化。営業損失の主因として短信に事業再編損(△231,583百万円)が計上されている点、またUSスチールの連結に伴う連結範囲変更が財務構成に大きく影響している点に留意。
セグメント別の状況(第1四半期累計)
- 外部売上高(百万円)
- 製鉄:1,811,239
- エンジニアリング:78,696
- ケミカル&マテリアル:58,039
- システムソリューション:60,774
- 事業利益(百万円)
- 製鉄:85,245(セグメント事業利益の主力:約92.6%(85,245/92,023))
- エンジニアリング:5,450
- ケミカル&マテリアル:3,185
- システムソリューション:8,743
- セグメント合計事業利益:102,624(調整額▲10,600を経て連結事業利益92,023)
- セグメント戦略・見通し:短信中では、製鉄セグメントが主力であり、USスチール合併により米国での事業基盤を強化する旨を表明(詳細は別資料にて開示)
配当
- 2025年3月期(実績):中間 80円/期末 80円(合計 160円)
- 2026年3月期(予想):第2四半期(中間)60.00円(※分割前基準)、期末(分割後表示)12.00円 と表記(短信注記あり)
- 注記:2025年10月1日に1→5分割を行うため、短信の表記は分割前後の基準が混在している。分割を考慮しない場合の2026年3月期の期末配当は60円/株、年間配当金合計は120円/株と記載あり。
- 特別配当:無し(短信に特別配当の記載なし)
企業結合(主要事項:United States Steel Corporation の合併)
- 合併(取得)日:2025年6月18日(逆三角合併により完全子会社化)
- 取得対価(合計):2,062,513 百万円(現金 2,001,541・未払金等)
- 取得資産・負債(暫定):資産合計 3,079,467 百万円、負債合計 1,434,596 百万円、のれん(暫定)396,039 百万円、親会社帰属持分 1,631,371 百万円
- 取得による実支出(差引):1,904,390 百万円
- 備考:買収に伴う識別可能資産負債の評価が暫定(取得原価配分未完了)、のれん等は暫定値で今後変更の可能性あり
- 戦略上の位置付け:米国市場での生産拠点確保によるグローバル戦略(グローバル粗鋼生産能力の拡大、US市場の高付加価値需要への対応、カーボンニュートラル技術の協調)を目的としていると記載
- グローバル粗鋼生産能力(短信記載):本合併により8,600万トンに拡大(記載値)
中長期計画との整合性
- 記載内容:グローバルでの粗鋼生産能力拡大や「総合力世界No.1」の実現を目指す戦略の一環としてUSスチールの統合を位置付けている。2025年6月の合併は中期的戦略(グローバル重点拠点の拡張、技術融合、カーボンニュートラル技術の共同開発)に合致する旨を記載。
- 進捗評価:合併完了(2025/6/18)により、連結範囲拡大と資産負債の変動が生じている。短信により「取得原価配分は暫定」と明示されており、今後の会計処理完了状況が計画進捗の財務面への影響を左右する。
競合状況・市場動向(短信記載のポイント)
- 短信の記載:
- 米国鋼材市場は国内需要中心であり、今後も安定的に伸長すると見込まれる(米国内回帰・エネルギーコスト等の背景)。
- 米国は先進国最大の市場であり、高級鋼需要が期待されるため当社の技術力を活かせる市場と位置付け。
- 競合他社との比較:短信に具体的な同業比較表はなし → 同業他社との相対的な位置付けは–(短信外の分析が必要)
- 市場リスク:為替・原材料価格・エネルギー価格等の影響、及び合併に伴う統合リスクが示唆されている(為替ヘッジ適用の記載あり)
今後の見通し(短信内の業績予想)
- 2026年3月期 第2四半期(累計:通期前半)予想(2025/4/1~2025/9/30)
- 売上収益:4,500,000 百万円(前年同期比 +2.7%)
- 事業利益:180,000 百万円(△52.1%)
- 親会社所有者帰属当期利益:△170,000 百万円(損失見込み)
- 基本的1株当たり当期利益:△33.00円(株式分割を仮定して算定)
- 2026年3月期 通期予想(2025/4/1~2026/3/31)
- 売上収益:10,000,000 百万円(前期比 +15.0%)
- 事業利益:480,000 百万円(△29.7%)
- 親会社所有者帰属当期利益:△40,000 百万円(損失見込み)
- 基本的1株当たり当期利益:△8.00円(株式分割を仮定)
- 注記:上記業績予想については短信に修正有(直近公表の予想からの修正あり)。株式分割を考慮した1株当たり数値で表示している旨の注記あり。
リスク要因(短信に基づく主な点)
- 事業再編損の計上など一時費用の発生(第1四半期で▲231,583百万円計上)
- 企業結合に伴う取得原価配分の未完了(のれん等の暫定処理、将来の修正可能性)
- 為替変動、原材料価格・エネルギー価格の動向(為替ヘッジ適用の記載あり)
- 統合リスク(USスチール統合に伴う運営・財務面の統合コストや想定通りのシナジー発現の不確実性)
- その他:市場需要の変動、規制・環境対応(カーボンニュートラル対応)等
重要な注記・会計関連
- 会計方針の変更:無し(IFRS要求の会計方針変更なし、その他の会計方針変更なし、会計上の見積り変更なし)
- 連結範囲の重要な変更:有(USスチールの合併に伴う多数の新規連結子会社等)
- 監査(四半期レビュー):添付の四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは「無」
- 取得関連:USスチール取得に関するベーシス・アジャストメント(△35,102百万円)等の記載あり
- キャッシュフロー計算書:当第1四半期連結累計期間の要約連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記
(備考)
– 本要約は提出された決算短信の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言や価値判断を含むものではありません。不明な点や詳細な背景説明については、会社開示の補足資料(決算説明会資料・企業結合資料等)をご参照ください。URL等は決算短信中に案内があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5401 |
企業名 | 日本製鉄 |
URL | https://www.nipponsteel.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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