2025年12月期 第2四半期 決算説明資料

トヨクモ株式会社 — 2025年12月期 第2四半期(中間)決算説明 サマリ(資料:2025年8月)

注意:以下は提示資料を整理した要約です。不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:トヨクモ株式会社
    • 主要事業分野:クラウドサービス(安否確認サービス、kintone連携サービス、クラウド構築・SIサービス等)、グループのナレッジ管理SaaS(NotePM)提供
    • 代表者名:代表取締役社長 山本 裕次
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月(資料日付)
  • 説明者
    • 発表者(役職):資料上の代表や経営陣が示されているが、決算説明会の個別発表者名・発言ログは資料に明記なし。主要経営陣は資料参照(代表:山本裕次ほか)。
    • 発言概要(資料での要旨):
    • 中間期(1-6月)で過去最高の売上高・営業利益を更新。
    • ARR・MRR・有償契約数が成長。価格改定(2024年11月)や契約増加が寄与。
    • 子会社化(NotePMのプロジェクト・モード子会社化)やTCC(トヨクモクラウドコネクト)により事業領域拡大。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年1月〜6月(中間期)/通期は2025年12月期
    • 決算説明資料作成:2025年8月
セグメント(資料表記)
  • セグメント名称と概要
    • 安否(安否確認サービス):企業・自治体向けの安否確認クラウドサービス(災害連動の自動通知等)。大口導入多数。
    • kintone連携サービス等:FormBridge、PrintCreator、kViewer、kMailer、DataCollect、kBackup 等(kintone と連携する拡張/外部公開/フォーム/メール等のツール群)。
    • TCC・PM:トヨクモクラウドコネクト(TCC)によるクラウド構築・業務システム提供、及び株式会社プロジェクト・モード(NotePM)の事業(ナレッジ管理SaaS)。
    • その他:トヨクモ スケジューラー、NotePM(グループ)等。
業績サマリー(中間:2025年1-6月)
  • 主要指標(中間実績、単位:百万円)
    • 売上高:2,247(YoY +55.1%)
    • 営業利益:856(YoY +53.1%)
    • 経常利益:856(YoY +53.2%)
    • 中間親会社株主に帰属する当期純利益:562(YoY +45.7%)
    • EBITDA:974(YoY +72.8%)※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
    • ARR(2025年6月末):4,973 百万円(YoY +60.2%、QoQ +7.9%)
    • MRR(2025年6月末):414 百万円(YoY +60.2%)
    • 解約率(チャーンレート、トヨクモ単体、年間平均):0.77%
    • 中間EPS(四半期指標等の表記は資料に差分あり):(資料に四半期毎の1株当たり指標あり)
  • 進捗状況(通期予想に対する進捗)
    • 通期売上目標(FY2025想定):4,600 百万円 → 中間実績は48.9%(2,247/4,600)
    • 通期営業利益目標(FY2025想定):1,400 百万円 → 中間実績は61.2%(856/1,400)
    • 会社目標(連結)として「営業利益率30%以上」を方針(FY2025予想は営業利益率 30.4%、EBITDA率 34.8%を想定)
  • セグメント別状況(直近四半期=2025年2Qの四半期実績)
    • 2025年2Q(4-6月)売上合計:1,169 百万円(QoQ +8.5%、YoY +56.0%)
    • kintone連携サービス等:738 百万円(約63%)
    • 安否(安否確認サービス):307 百万円(約26%)
    • TCC・PM:124 百万円(約11%)
    • 備考:上記は四半期(Q2)構成。中間累計のセグメント内訳は四半期の合算でおおむね整合。
業績の背景分析
  • 業績概要 / ハイライト
    • 売上・営業利益は過去最高を更新。ARR・MRRの増加が持続的な収益基盤を支えている。
    • 契約数(有償契約数)は増加(トヨクモ単体で18,763件:YoY +19.3%(2025年2Q時点))。平均単価も上昇(最新は約20,199円/件)。
    • 2024年11月の価格変更が2025年の更新収入に寄与していることが示唆されている。
    • グループ再編・投資(TCC設立、PM子会社化)によりサービス領域を拡大。
  • 増減要因(中間営業増減要因の図から)
    • 売上増加により営業利益は増加。EBITDAの増加も大きい。
    • 販管費(特に広告費)は前年同期比で増(中間で広告費 476 百万円、YoY +52.8%)だが、直近四半期では広告費が減少(Q1→Q2で291→185、QoQ -36.4%)しており、効率化が進行。
    • のれん償却等の償却費が増加(中間で118 百万円) — 主にM&A(子会社化)に伴うのれん計上・償却が影響。
  • 競争環境・優位性
    • kintone連携市場での強固なポジション(kintone拡張製品群で契約数は業界トップクラス、14,000件超)。
    • 安否確認サービスは多数の導入実績(約4,000契約、250万ユーザー利用の記載)で市場評価も高い(ITreview等で受賞)。
    • NotePM(ナレッジ管理)は受賞実績があり、トヨクモが販売・拡販を支援する体制。
    • 成長余地は、国内ナレッジマネジメント市場やコラボレーション市場の拡大(資料では国内ナレッジ市場 約912億円、コラボレーション市場 7,379億円を提示)。
  • 主なリスク要因(資料と一般的環境から)
    • 為替やマクロ経済ショック(資料の免責に言及)。
    • 解約率の上振れ(ただし現状は低水準で安定)。
    • M&A・子会社統合によるのれん償却や買収後の統合リスク。
    • 個人情報や行政向けサービスでのセキュリティ/法規対応(TCCが対応策を強化中)。
    • 広告投資や販売費の効率性、競合サービスとの価格競争。
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期経営の方向性)
    • Product-Led Growth(PLG)を基本としたプロダクト主導の拡大。
    • kintone連携サービスの強化・拡販(エンタープライズ対応、ライセンス管理、外部公開等)。
    • TCC(クラウド構築・業務支援)で公共・大規模案件を狙う(セキュリティ・ガバナンス支援強化、SPOT業務、給付金システム等)。
    • NotePM(プロジェクト・モード)を子会社化し、ナレッジマネジメント市場へ本格展開。トヨクモが販売支援で拡販。
    • 中長期に資本活用・M&Aを含む事業拡大(2027年以降を目安に積極拡大の方針)。
  • 進行中の施策(資料記載の具体例)
    • 価格改定(2024年11月)→ 2025年の年次更新に寄与。
    • kMailer のプロフェッショナルコース提供(メールマーケティング機能追加)。
    • FormBridge に日本郵便「デジタルアドレス」連携機能追加(住所自動取得)。
    • TCC:住民向け給付金システムに「全銀フォーマット出力」実装、BPO連携の拡大。
    • NotePM:ITreview 等で複数受賞、導入事例拡充。
  • セグメント別施策
    • 安否:スケール拡大と多用途利用(SCM 等)を狙う。高い導入実績と継続率を重視。
    • kintone連携:エンタープライズ向けプランや大規模ユーザーライセンス提供(2025年3月の施策)、クロスセル・アップセルでARPU向上。
    • TCC・PM:セキュリティ/ガバナンス支援パッケージ、マイナンバー等での本人確認対応、SPOT業務パッケージ化。
将来予測と見通し(資料に基づく)
  • 通期業績予想(会社の公表値)
    • 売上高(FY2025予想):4,600 百万円
    • 営業利益(FY2025予想):1,400 百万円(営業利益率 30.4%)
    • 会社見込みの根拠:ARR・MRR増加、既存契約の更新(値上げの反映)、TCC/PMの寄与
  • 中長期計画
    • 連結ベースで営業利益率30%以上を維持する方針。FY2025での着地見込みは上述のとおり。
    • 2027年以降の積極的事業拡大(M&A・新規事業投資)を計画。
  • マクロ経済の影響
    • 市場成長(コラボレーション・ナレッジマネジメント市場の成長)に追随する戦略。
    • 外部要因(景気、為替、金利変動等)は免責に明記。特に公共案件や大型契約での予算環境は影響要因。
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 明確な配当方針詳細は資料中に限定的だが、配当実績と今期予想から継続的な株主還元を想定している旨の示唆あり。
  • 配当実績(資料参照)
    • FY2024(連結・実績):配当 14円/株(初配当)
    • FY2025(連結・予想):配当 20円/株(会社予想、配当性向 19.8%)
  • 特別配当
    • 特別配当の有無:資料に特別配当の記載なし(→ –)
製品・サービス(要点)
  • 安否確認サービス2
    • 災害連動の自動送信、自動集計、複数連絡先対応、AWS等で国際分散運用。導入実績多数(自治体・大手企業等)。
  • kintone連携サービス(6製品)
    • FormBridge(Webフォーム→kintone登録)、PrintCreator(帳票生成)、kViewer(外部公開)、kMailer(メール配信)、DataCollect(データ集計)、kBackup(バックアップ)。契約数は14,000件超(2025年6月末)。
  • トヨクモ スケジューラー
    • 外部との日程調整を重視したグループスケジューラー(フリーミアムモデル、10ユーザーまで無料)。
  • NotePM(プロジェクト・モード)
    • ナレッジ管理/社内wikiツール。導入事例多数、各種受賞実績。トヨクモが独占販売権を取得し拡販。
  • トヨクモクラウドコネクト(TCC)
    • 公共向け・SPOT業務・給付金システム等の提供。セキュリティガバナンス支援、BPO連携を強化。
  • 協業・提携
    • サイボウズ(kintone)との親和性が高く、CyPN/reportやCYBOZU AWARD等で評価。NotePMはトヨクモが販売支援。
    • 各種受賞(ITreview, BOXIL, CyPN Report 等)により製品評価を裏付け。
重要な注記
  • 会計方針・会計関連
    • のれん・顧客関連資産の計上(子会社化に伴うのれん 1,289 百万円計上など)により減価償却費・のれん償却費が増加(中間で118 百万円)。
  • バランスシート上の留意点
    • 現金及び預金は2024年12月末 4,196 → 2025年6月末 3,633(▲563)。投資活動に伴う支出(▲1,273)等が影響。
    • 固定資産(のれん等)増加、負債(契約負債等)増加。
  • リスク要因(資料の免責等)
    • 見通し情報には不確実性(市場・金利・為替・規制等)あり。詳細は免責事項参照。
  • その他(今後の主なイベント等)
    • 事業面の注力領域:kintone連携の強化、TCCのSPOT/ガバナンス支援、NotePMの拡販。
    • IR情報: https://www.toyokumo.co.jp/ir (資料中リンク)

必要に応じて、特定のスライド(例:セグメント別四半期売上の表、キャッシュ・フロー、貸借対照表、MRR推移、契約数・平均単価推移等)を参照し、数値テーブルでの細かな整理(四半期別・中間累計・通期予想との差分分析)を作成できます。どの領域をより詳細にまとめますか?


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4058
企業名 トヨクモ
URL https://toyokumo.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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