「2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の公認会計士等による期中レビューの完了について

三菱ケミカルグループ株式会社 — 2026年3月期 第1四半期決算(IFRS・連結)サマリー(2025年8月8日開示)

(注)不明な項目は「–」と表記しています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業名:三菱ケミカルグループ株式会社(コード番号 4188/東証プライム)
  • 主要事業分野(報告セグメント)
    • スペシャリティマテリアルズ(アドバンストフィルムズ&ポリマーズ、アドバンストソリューションズ、アドバンストコンポジット&シェイプス等)
    • MMA&デリバティブズ(MMA、PMMA、コーティング&アディティブス等)
    • ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ(石化基盤、ポリオレフィン、基礎化学品、炭素等)
    • 産業ガス(産業ガス事業)
    • (注)「ファーマ」事業(田辺三菱製薬)は非継続事業に分類(吸収分割譲渡済)
  • 代表者名:代表執行役社長 筑本 学
  • 最高財務責任者(問合せ責任者):執行役員 最高財務責任者 木田 稔
  • 会社URL:https://www.mcgc.com/
報告概要
  • 提出日(開示日):2025年8月8日(決算短信の開示自体は2025年8月1日)
  • 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期連結累計期間)
  • 決算補足資料作成:有
  • 決算説明会:有(証券アナリスト・機関投資家向け)
  • 公認会計士等による期中レビュー:完了(監査法人の期中レビュー報告あり)
セグメント(報告区分)
  • スペシャリティマテリアルズ:高機能フィルム、パフォーマンスポリマー、半導体・電子材料、炭素繊維等
  • MMA&デリバティブズ:MMAモノマー、PMMA、コーティング材、添加剤等
  • ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ:石化基盤、ポリオレフィン、基礎化学品、炭素事業等
  • 産業ガス:産業用・医療用・特殊ガス等
  • (注)非継続事業として田辺三菱製薬の事業を区分表示
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):1,506,288,107株
  • 期末自己株式数:118,180,174株
  • 加重平均株式数(第1四半期累計):1,406,093,780株
  • 時価総額:–(本資料に記載なし)
  • 備考:役員報酬BIP信託が保有する株式(1,540,999株)は自己株式に含めて表示
今後の予定(開示内 情報)
  • 決算発表:当四半期は既に開示(2025/08/01)
  • 株主総会:直近は2025年6月25日実施(田辺三菱製薬譲渡契約承認)
  • IRイベント:決算説明会(有)
  • その他:主要M&A・事業譲渡等の後発事象あり(後述)
損益(継続事業ベース)
  • 売上収益:880,652(△13.4%)
  • コア営業利益(セグメントベースのコア):56,562(△11.1%)
  • 営業利益:60,908(△9.3%)
  • 税引前四半期利益:50,158(△14.5%)
  • 四半期利益(当期利益、継続+非継続合計):35,968(△36.1%)
  • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:19,627(△50.5%)
  • 四半期包括利益:59,213(△64.6%)
  • 基本的1株当たり四半期利益:13.96円(前年同期 27.87円)
  • (注)コア営業利益は非経常要因を除いた営業ベースの指標

※ 非継続事業(田辺三菱製薬)について:当期の非継続事業からの四半期利益は2,920(前期14,100)。吸収分割は2025年7月1日に完了、当該取引に伴う税後利益は約850億円見込み(精査中)。

主要貸借対照表(2025/6/30)
  • 資産合計:5,840,649
    • 流動資産合計:2,312,137(うち現金及び現金同等物 288,470、営業債権 599,407、棚卸資産 650,715)
    • 非流動資産合計:3,528,512(のれん 790,984、無形資産 347,017 等)
  • 負債合計:3,557,180
    • 流動負債合計:1,520,794(社債・借入金(流動) 509,931、営業債務 355,992)
    • 非流動負債合計:2,036,386(社債・借入金(非流動) 1,574,749 等)
  • 資本合計:2,283,469
    • 親会社の所有者に帰属する持分:1,725,172
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):29.5%
キャッシュ・フロー(第1四半期累計)
  • 営業活動によるCF:+60,228(前期 73,884)
  • 投資活動によるCF:△35,750(前期 △80,490)
    • 有形固定資産取得による支出 △61,513
    • 事業譲渡収入(非継続/その他)10,268 等
  • 財務活動によるCF:△38,665(前期 △17,254)
    • 短期・コマーシャル・長期借入れ等の増減、自己株式取得 △26,558、配当等
  • 現金及び現金同等物の増減:△11,844 → 期末現金残高 288,470
収益性・効率性(簡易算出・四捨五入)
  • 粗利益率(Gross margin, 継続事業):249,826 / 880,652 ≒ 28.4%(前年同期 260,555 / 1,016,998 ≒ 25.6)→ 粗利益率は改善
  • 営業利益率:60,908 / 880,652 ≒ 6.9%(前年同期 6.6%)
  • コア営業利益率:56,562 / 880,652 ≒ 6.4%(前年同期 6.3%)
  • 総資産回転率(Q1):売上収益 / 総資産 ≒ 880,652 / 5,840,649 ≒ 0.151回(前年同期 0.173回)→ 資産効率は低下
セグメント別(継続事業・第1四半期:2025/4/1〜6/30)

(外部売上収益/コア営業利益:単位 百万円)
– スペシャリティマテリアルズ
– 売上収益(外部): 258,659(前期 275,021)
– コア営業利益: 14,053(前期 11,489)
– 備考:包装バリア等の需要回復による販売数量増、一方で為替や事業譲渡の影響で売上減。収益性は改善。
– MMA&デリバティブズ
– 売上収益: 91,183(前期 111,863)
– コア営業利益: 3,925(前期 10,958)
– 備考:MMA市況下落や需要減で売上・利益が減少。
– ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ
– 売上収益: 191,141(前期 271,442)
– コア営業利益: △3,591(前期 △7,102) → 損失幅は縮小
– 備考:販売価格下落や株式譲渡・需給の影響で売上大幅減。ポリオレフィン等の差益改善で業績は改善方向。
– 産業ガス
– 売上収益: 313,022(前期 327,544)
– コア営業利益: 45,009(前期 47,424)
– 備考:価格マネジメントの効果はあるが、為替や需要の軟化で売上・利益は減少。
– その他
– 売上収益: 26,647(前期 31,128)
– コア営業利益: 280(前期 3,868)

(セグメント合計の調整後)コア営業利益:56,562(連結)

配当
  • 2025年3月期実績:中間16円、期末16円、年間合計32円
  • 2026年3月期(予想):中間16円、期末16円、年間合計32円(前回予想からの修正なし)
  • 特別配当:なし(開示上の記載)
中長期計画との整合性・M&A等
  • 非継続事業化・譲渡:田辺三菱製薬の吸収分割(譲渡)は株主総会承認後、2025年7月1日に完了。譲渡に伴う税後利益は約850億円見込み(最終精算中)。
  • 事業買収(後発事象)
    • Coregas Group(オーストラリア・NZの産業ガス事業)を買収(取得日 2025/7/1、取得対価 現金 71,326 百万円)。買収は産業ガスの地域拡大を目的。
    • ETH(スペインの在宅医療サービス事業):Oximesa経由で買収契約あり(規制当局承認待ち)。
  • 中期経営計画の進捗に関する明確な数値評価は本資料に限定的なため詳細は–。提示されたM&A動向は産業ガス・ヘルスケア領域の拡充を示唆。
競合状況・市場動向(開示内容ベース)
  • 市場環境:米国の個人消費堅調、日本の雇用改善、中国の景気刺激等がある一方で世界的な成長減速感、為替・通商政策の影響を受ける状況。
  • セグメント別に、EV用途・ディスプレイ・塗料・接着剤等の需要変動や原料市況の下落(MMA等)が業績に影響。
  • 競合比較・市場シェアに関する定量的比較は本資料に記載なし(–)。
今後の見通し(業績予想)
  • 2026年3月期 通期(会社予想、連結)
    • 売上収益:3,740,000(△5.3%)
    • コア営業利益:265,000(+15.8%)
    • 営業利益:202,000(+42.7%)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:145,000(+222.1%)
    • 1株当たり当期利益:101.88円
  • 第2四半期(累計)予想等も開示(詳細は決算短信の業績予想欄参照)。業績予想の前提・リスクについては「修正なし」と開示。
リスク要因(資料に基づく主な項目)
  • 世界景気の減速、需要変動(EV、ディスプレイ、塗料等)
  • 為替変動の影響
  • 原材料(モノマー等)価格の変動
  • 事業譲渡・M&Aに伴う統合リスク、規制当局承認待ち(ETH等)
  • 市況下落に伴う在庫評価や売買差の変動

(注)開示資料に記載の将来予測は所定の前提に基づくものであり実際の結果は変動する旨の注記あり。

重要な注記・会計方針等
  • 連結範囲の重要な変更:当第1四半期における重要な変更はなし(ただし田辺三菱製薬は非継続事業へ区分し、最終的には譲渡完了)
  • 会計方針の変更:無し(IFRSに基づく)
  • 非継続事業の表示:当第1四半期及び前第1四半期は非継続事業(田辺三菱製薬)を除いた継続事業の金額で表示
  • 監査・レビュー:EY新日本有限責任監査法人による期中レビュー済。レビューの結論において重要な問題は認められなかった。強調事項として非継続事業の吸収分割完了を注記。

以上
(出所:三菱ケミカルグループ株式会社「2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」及び添付資料。数字は原資料に基づく。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4188
企業名 三菱ケミカルグループ
URL https://www.mitsubishichem-hd.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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