2025年12月期 第1四半期 決算説明資料

トヨクモ株式会社 — 2025年12月期 第1四半期 決算説明(要点まとめ)

以下は、提供資料(2025年5月 発表、2025年12月期 第1四半期決算説明資料)を基に整理したサマリーです。資料に記載のない項目は「–」としています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業名:トヨクモ株式会社(TOYOKUMO)
  • 主要事業分野:クラウドサービスの開発・提供(安否確認サービス、kintone連携サービス群、クラウドコネクト事業、スケジューラー、ナレッジ管理SaaS等)
  • 代表者名:代表取締役社長 山本 裕次
  • 説明会情報
  • 説明者:–(資料に特定の説明者名・登壇者情報の記載はなし。経営陣は資料に掲載)
    • 経営陣(資料抜粋)例:代表取締役社長 山本裕次、取締役(経営管理本部長)石井和彦、取締役(開発本部長)木下正則、取締役(マーケティング本部長)小川淳 ほか
  • 報告期間:2025年12月期 第1四半期(2025年1-3月)実績
  • セグメント(資料表記/サービス群)
    • 安否(安否確認サービス2) — 災害時等の安否確認クラウドサービス
    • Toyokumo kintoneApp等 — kintone連携ツール群(FormBridge, PrintCreator, kViewer, kMailer, DataCollect, kBackup 等)
    • TCC・PM(TCC=トヨクモクラウドコネクト、PM=プロジェクト・モード/NotePM) — クラウドコネクト(SI/支援)とナレッジ管理SaaS(NotePM)
    • Toyokumo Scheduler(グループスケジューラー)
    • (注)資料では「安否」「Toyokumo kintoneApp等」「TCC・PM」などで売上合算の表記が多い
業績サマリー(連結)

(単位:百万円、四捨五入・資料の値を基本に記載)
– 第1四半期(2025年1-3月)実績
– 売上高:1,077 百万円(YoY +54.2%、QoQ +20.3%)
– 売上総利益:1,033 百万円(YoY +51.7%)
– 販売費及び一般管理費:701 百万円(YoY +67.0%、広告費 291 百万円)
– EBITDA(四半期):391 百万円(YoY +48.7%、QoQ +20.9%)※当期よりのれん償却発生に伴い開示開始
– 営業利益:331 百万円(YoY +27.1%、QoQ +3.3%)
– 経常利益:332 百万円(YoY +27.4%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:219 百万円(YoY +22.0%)
– 1株当たり四半期純利益:20.16 円
– MRR / ARR / 契約数等
– ARR:4,610 百万円(YoY +59.3%、QoQ +13.5%)※NotePMの連結加算が寄与
– MRR(2025年3月末):384 百万円(YoY +59.3%)
– 有償契約数(トヨクモ単体、2025年1Q):17,849 件(YoY +21.2%)
– チャーンレート(年間平均、トヨクモ単体):0.75%(低位で安定)
– 通期業績予想(修正なし、通期:2025年12月期)
– 売上高:4,600 百万円(前回予想→同額)
– EBITDA(通期):1,600 百万円(今回新規開示)
– 営業利益:1,400 百万円(通期)
– 経常利益:1,400 百万円
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,100 百万円
– 1株当たり当期純利益(予想):100.66 円
– 通期進捗
– 売上高の進捗:23.4%(1,077/4,600)
– 営業利益の進捗:23.6%(331/1,400)
– 利益率(FY2025予想)
– EBITDA率(対売上比):約34.8%
– 営業利益率(対売上比):約30.4%

セグメント別状況(資料の四半期別内訳より)
  • 第1四半期(2025年1Q)売上内訳(資料の四半期別売上の詳細表を参照)
    • 安否:297 百万円(QoQ +4.6%)
    • Toyokumo kintoneApp等:780 百万円(QoQ +27.5%)
    • TCC・PM(TCC + PM売上合算):117 百万円(※PMが連結に加わった影響あり)
    • (注)合計値は資料の集計方法や連結調整により総額(1,077 百万円)との小差があるため、資料表の区分値として記載
業績の背景分析
  • ハイライト / トピックス
    • 第1四半期の売上高が四半期で初めて10億円を突破(1,077 百万円)
    • 株式会社プロジェクト・モード(NotePM)を子会社化(2025年1月)し、ARR・MRRが大きく増加
    • のれん償却等の発生に伴い、EBITDAの開示を開始
    • 広告投資を積極化(第1Q広告費 291 百万円、YoY +75%)しブランド/需要喚起を推進
  • 増減要因(売上・利益)
    • 売上増:プロジェクト・モードの連結加算やkintone連携サービスの拡大が主因
    • 費用増:広告投資の大幅増と、のれん償却等の償却費増(減価償却費+のれん償却 59 百万円→YoY増)により販管費増加
    • 結果:売上高の伸びが利益金額増をもたらしつつ、償却等でEBITDA→営業利益への影響を調整
  • 競争環境・優位性
    • kintone連携サービスで契約数が豊富(資料で13,000件超を主張)
    • NotePM(ナレッジ管理)は受賞歴や導入実績あり(ITreview等の評価、BOXIL受賞等)
    • 「安否確認サービス2」は累計利用者数250万人超、ISMAP-LIU特別措置サービスリスト登録などセキュリティ面の評価も進展
    • 参入市場(ナレッジマネジメント等)はグローバルで高成長(資料は国内ナレッジ市場 912億円等の参考値)
  • リスク要因(資料・一般の留意点)
    • のれん償却や買収関連の費用、連結後の収益性変化
    • 市場競争(SaaS領域の競合)、顧客維持(チャーン)リスク
    • セキュリティ・規制対応(政府基準や行政向け認証等)や外部環境(為替、経済状況等)
    • サプライチェーン固有リスクは資料で詳細示されていないが、一般的留意点として想定
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期テーマ)
    • 「トヨクモ」ブランド構築(2019年〜):広告投資による認知向上、上場による信頼獲得
    • 2023年〜:事業拡大に向けた人材採用と体制強化
    • 2024年11月の価格変更→2025年に売上増(資料では4億円の売上増を記載)
    • 2025年以降:M&A(PM子会社化等)や新規事業投資で事業拡大
  • 進行中の施策・プロジェクト(資料抜粋)
    • kintone連携サービスの強化(エンタープライズプラン、2025年3月に大規模ユーザー管理ライセンス提供)
    • NotePM(PM社)を活用したナレッジマネジメント市場参入・拡販(トヨクモが販売担当、独占販売権等)
    • トヨクモクラウドコネクト(TCC):セキュリティ/ガバナンス支援パッケージ、SPOT業務(短期間での実装が必要な案件)強化、BPOベンダーとの協業拡大
    • 製品機能追加:kMailerにシナリオメール、PrintCreatorにマイナンバーカード本人確認対応等をリリース
  • セグメント別施策(要点)
    • 安否:機能改良・ISMAP登録など信頼性強化、自治体・大手導入の拡大
    • kintone連携(Toyokumo kintoneApp):大規模顧客向けの管理機能や認証利用者の利便性向上(認証利用者70万人突破を公表)
    • TCC:マイナンバー等本人確認を必要とする案件、給付金システムなど公共案件への対応
将来予測と見通し
  • 業績予想(会社公表)
    • 通期(2025年12月期)予想は修正なし:売上 4,600 百万円、営業利益 1,400 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,100 百万円
    • 会社の想定:連結ベースで営業利益率30%超を維持(当期予測:30.4%)
  • 中長期計画
    • 中長期テーマとしてブランド構築、主要人材の採用育成、M&A・新規事業投資を掲げ事業規模拡大を目指す
    • NotePMの組み入れによりARR拡大を見込み、SaaSグループとしての拡張を進める
  • マクロ経済の影響(資料注記含む)
    • 決算資料の免責では一般的な国内外経済、金利、為替変動等が業績に影響を与え得る旨を明記
    • 公的認証・セキュリティ要件(例:ISMAP)や行政関連案件の動向が一部事業に影響
配当と株主還元
  • 配当方針:資料に明確な長期配当方針の記載は限定的(通期配当計画の提示あり)
  • 配当実績(資料抜粋)
    • FY2021:5 円/株
    • FY2022:7 円/株
    • FY2023:10 円/株
    • FY2024:14 円/株(「初配当」表現あり)
    • FY2025(予想):20 円/株(配当性向 約19.8%を想定)
  • 特別配当:資料に記載なし(なし)
製品・サービス(主な提供内容)
  • 安否確認サービス2
    • 災害連動の自動通知、複数連絡先通知、メッセージ機能、自動集計、サーバはAWS等で国際分散、プライバシー配慮
    • 累計利用者 250万人超、導入約4,000契約(資料)
  • Toyokumo kintoneApp(連携製品群)
    • FormBridge(Webフォーム)、PrintCreator(帳票出力・電子契約)、kViewer、kMailer(メール配信/新機能:シナリオメール)、DataCollect、kBackup
    • 契約数 13,000件超(資料)、累計認証利用者 70万人突破
    • PrintCreator に「マイナンバーカードで本人確認」機能を追加(デジタル認証アプリ連携)
  • Toyokumo Scheduler
    • グループ向けスケジューラー(外部との日程調整を容易にするフリーミアムモデル、10ユーザーまでは無料)
  • NotePM(子会社:プロジェクト・モード)
    • ナレッジマネジメント/社内Wiki型ツール、マニュアル作成・検索に強み。受賞・評価あり(ITreview等)
  • トヨクモクラウドコネクト(TCC)
    • SPOT業務支援、プロフェッショナル支援(セキュリティ・ガバナンス対応)、公共案件向けソリューション
重要な注記(会計・その他)
  • 会計方針等:
    • 2025年1月のプロジェクト・モード子会社化に伴い、のれんが発生。これにより当期よりEBITDAを開示(EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却)。
    • 買収に伴う無形資産(のれん・顧客関連資産等)計上:2025年3月末にのれん・顧客関連資産合計 1,366 百万円を計上(貸借対照表より)
  • 貸借対照表の留意点(主要項目)
    • 現金及び預金:4,196 → 2,699 百万円(2024年12月末→2025年3月末、差額▲1,497)
    • 固定資産合計の増(のれん等の計上により固定資産が増加)
    • 長期借入金 0 → 67 百万円(3月末時点で長期借入金計上)
    • 自己株式:▲118 → ▲317 百万円(増加)
  • リスク・特記事項:
    • 資料冒頭にフォワードルッキングな記述(見通し情報)の免責及び外的リスク(経済、為替、金利等)を明示
    • のれん償却等、買収に伴う会計影響に留意が必要
その他(開発・営業面の注目点)
  • 製品アップデート・受賞等のトピックス
    • kMailer:シナリオメール機能リリース(時間経過+データ条件で自動配信)
    • PrintCreator:マイナンバーカードでの本人確認対応(デジタル認証アプリ連携)
    • Toyokumo kintoneApp認証利用者70万人突破、安否確認サービス2 利用者250万人突破
    • NotePM:各種受賞/評価(ITreview TOP10、BOXIL SaaS AWARD等)
  • 市場・需要
    • ナレッジマネジメント市場は世界で高成長(資料はCAGR想定等の外部レポートを引用)、国内市場想定値あり(資料:国内ナレッジマネジメント市場 912 億円の参照値)

重要:上記は提供資料に基づく整理です。資料にない項目は「–」としました。投資判断に関しては独自の調査・専門家の助言を併用してください。免責等は資料通りです。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4058
企業名 トヨクモ
URL https://toyokumo.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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