決算短信：JMC（5704）

2025年12月期　第２四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕(非連結)

決算短信（要約・整理）

対象資料：株式会社JMC（5704） 2025年12月期 第2四半期（中間期）決算短信（非連結）
作成日：2025年8月14日

基本情報

• 企業名：株式会社JMC
• 上場取引所・コード：東証（コード 5704）
• 代表者：代表取締役社長兼CEO 渡邊 大知
• 問合せ先：取締役兼CFO 篠崎 史郎（TEL 045-477-5751）
• 会社URL：https://www.jmc-rp.co.jp/
• 決算短信提出日：2025年8月14日
• 対象会計期間（中間）：2025年1月1日～2025年6月30日
• 決算補足説明資料：有（決算説明会動画・資料はウェブ掲載予定）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け、2025年8月25日（Web））

セグメント

• 3Dプリンター事業
  • 概要：医療シミュレーター（HEARTROID）等の販売、工業向け出力サービス（受託造形）。営業人員増強・装置導入で出力サービスは順調。
• 鋳造事業
  • 概要：試作・開発向けの鋳造（自動車向けEV関連の大型・高難度品含む）、FA（ロボット筐体等）向け試作。第8期棟（砂型鋳造・大型化対応）で大型鋳造品の生産体制整備中だが、生産ノウハウ獲得に時間を要し、コスト面で負荷発生。
• CT事業
  • 概要：産業用CT装置販売およびスキャンサービス。セミナー等で認知拡大を図るものの、非破壊・選別用途の需要は一部ボリューム不足。

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：5,598,500株（2025年中間）
• 期末自己株式数：44,800株（2025年中間）
• 期中平均株式数（中間）：5,542,473株（2025年中間）
• 時価総額：–（資料に株価情報なしのため省略）
• 1株当たり純資産：511.18円（2025年中間）

今後の予定

• 決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）：2025年8月25日（Web）
• 半期報告書提出予定日：2025年8月14日（済）
• 配当支払開始予定日：－
• その他IRイベント：決算説明資料・説明会動画を会社ウェブサイト及び東証情報に掲載予定

財務指標（要点）

※金額は原則「千円」表記を併記
1) 経営成績（当中間期：2025/1/1–6/30、非連結）
– 売上高：1,435,863 千円（前年同期 1,618,332 千円、▲11.3%）
– 営業利益（損失）：△89,236 千円（前年同期は＋68,998 千円）
– 経常利益（損失）：△94,305 千円（前年同期は＋76,182 千円）
– 中間純利益（損失）：△72,181 千円（前年同期は＋49,248 千円）
– 中間1株当たり純利益：△13.02 円

2) 財政状態（2025/6/30）
– 総資産：4,339,728 千円（前期末 4,701,386 千円 → 減少）
– 純資産：2,838,919 千円（前期末 2,901,740 千円）
– 自己資本比率：65.4%（前期末 61.7%）
– 流動資産：1,254,404 千円（主な減少要因：受取手形・売掛金、前渡金の減少）
– 固定資産：3,085,324 千円（建設仮勘定の減少等）

3) キャッシュ・フロー（中間）
– 営業活動CF：+368,173 千円（前年同期 +649,668 千円）
– 主な増加要因：減価償却費 190,845 千円、売上債権の減少 172,521 千円等
– 投資活動CF：△134,137 千円（主に有形固定資産取得 134,163 千円）
– 財務活動CF：△260,313 千円（長期借入金返済 121,507 千円、短期借入金純減 100,000 千円等）
– 現金及び現金同等物：393,434 千円（期首 419,712 千円 → △26,277 千円）

4) 比率・効率性（計算値・四捨五入あり）
– 流動比率 ≒ 1,254,404 / 961,508 = 約130.5%
– 負債／純資産（D/E比） ≒ 1,500,808 / 2,838,919 = 約52.8%
– 総資産回転率（期間売上/総資産） ≒ 1,435,863 / 4,339,728 = 約0.33 回（中間期間）
– 売上総利益率（粗利率） ≒ 383,356 / 1,435,863 = 約26.7%
– 営業利益率 ≒ △89,236 / 1,435,863 = 約△6.2%

（注）年率換算等は行っていません。必要な場合は指定ください。

セグメント別（中間：金額は千円）

• 3Dプリンター事業
  • 売上高：303,856 千円（前年同期比 +2.4%）
  • セグメント利益：66,886 千円（前年同期比 +20.0%）
  • 備考：出力サービス好調、HEARTROIDは地域による販売遅延が一部発生
• 鋳造事業
  • 売上高：904,799 千円（前年同期比 ▲12.5%）
  • セグメント損失：△74,413 千円（前年は利益 42,990 千円）
  • 備考：EV関連大型・高難度鋳造の受注は継続。第8期棟で大型化対応進めるも生産ノウハウ・品質安定化に時間を要しコスト増
• CT事業
  • 売上高：227,207 千円（前年同期比 ▲21.0%）
  • セグメント利益：162,623 千円（前年同期比 ▲27.6%）
  • 備考：セミナー等で需要獲得進むが、非破壊・選別の数量ボリューム不足

セグメント合計では営業損益調整前でプラスとなる一方、全社（一般管理費等の調整項目）244,331 千円の負担があり、最終的に営業損失となっています。

財務の解説（決算短信記載の背景）

• マクロ要因：米国の関税政策懸念、物価上昇、地政学リスク等により先行き不透明感。
• 事業要因：
  • 鋳造事業で大型・高難度品の生産技術獲得に時間を要し、コスト負担が想定を上回る影響が業績に寄与（売上はあるが利益を圧迫）。
  • 3D事業は出力サービスの強化・装置投資で受注拡大したが、医療機器向け等で一部購買判断遅延あり。
  • CT事業は認知拡大施策を実施するも、一部案件のボリューム不足で前年同期を下回る実績。
• 財務面：長期借入金の返済・短期借入金の純減等で有利子負債は減少、自己資本比率は改善。

配当

• 中間配当：0.00 円（2025年度中間：0.00）
• 期末配当（予想）：0.00 円（通期予想 合計 0.00 円）
• 特別配当：なし（記載なし）
• 直近の配当予想の修正：無

中長期計画との整合性

• 第8期棟（長野県飯田市）で大型砂型鋳造の生産能力を拡充し、EV向けギガキャスト等の大型鋳造品対応を推進中。
• 決算短信では「生産ノウハウ獲得に時間を要する」旨が記載されており、生産効率化・コスト改善が中期計画達成に向けた鍵となると示唆。
• （注）中期経営計画の詳細数値や進捗評価の記載は本文に限定的のため、進捗の評価は資料の追加情報を参照する必要あり。

競合状況・市場動向（決算短信で触れられている点）

• 市場動向：EV開発の本格化により大型・複雑形状の試作需要（ギガキャスト等）が増加。FA分野ではロボット筐体などへの採用提案を強化。
• リスク要因（短信に明示的に触れているもの）：
  • 国際関税政策（米国）などの外部要因による需要やコストへの影響
  • 新規素材・大型鋳造品の量産化に伴う技術的課題と品質管理体制の確立に要する時間とコスト
  • 為替、原材料価格等（一般的な留意点として記載あり）
• 同業他社比較：資料中に直接の同業他社比較データはなし（→ 比較は –）

今後の見通し（業績予想等）

• 通期業績予想（2025年1月1日～2025年12月31日、直近公表値から修正なし）
  • 売上高：3,300 百万円（3,300,000 千円）
  • 営業利益：240 百万円
  • 経常利益：230 百万円
  • 当期純利益：150 百万円
  • 1株当たり当期純利益（通期予想）：26.88 円
• 決算短信の説明：当中間期の実績は想定を下回ったが、現時点で通期予想の修正は行っていない旨。米国関税等の影響は継続精査中。

重要な注記・会計方針

• 中間財務諸表に特有の会計処理の適用：無
• 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示：無
• 第2四半期（中間期）決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外（注記あり）
• セグメント利益の調整額（全社費用）：当中間期 △244,331 千円（報告セグメントに配分していない一般管理費等）

（注）不明または資料に記載がない項目は「–」としています。
・本要約は提供資料（決算短信）に基づく整理であり、投資助言や投資判断を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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