2024年8月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ヴィッツ(証券コード: 4440) 2024年8月期 決算短信(連結)要約
※出所:提出資料(決算短信、添付資料)を基に作成。不明箇所は「–」で表記。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:株式会社ヴィッツ
- 上場取引所:東(東証)
- コード:4440
- URL:https://www.witz-inc.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 服部 博行
- 問合せ先:取締役 脇田 周爾 / TEL 052-957-3331
- 決算発表日(本資料):2024年10月11日
- 対象会計期間:2023年9月1日〜2024年8月31日(2024年8月期)
- 決算説明資料:作成あり(アナリスト向け説明会あり)
- 有価証券報告書提出予定日:2024年11月28日
事業セグメント(報告セグメント)
- ソフトウェア開発事業
- 自動車・産業機器向け制御組込みソフト、シミュレーション/モデルベース開発、セキュリティ/セーフティ関連コンサル等
- 連結子会社(例:スクデット・ソフトウェア、イーガー社)を含む
- サービスデザイン事業
- 組込み技術のノウハウを活用した新商品・サービス(デジタルツイン等)、子会社(イマジナリー、クリスタライト等)含む
- センシング事業(当期から報告セグメントに追加)
- X線透過・CT装置の製造・販売・保守(第3四半期にテスコ社を連結子会社化)
- その他
- 子会社アトリエ、ヴィッツ沖縄等の研究・検証事業等
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):4,176,000株(2024年8月期末)
- 期末自己株式数(自己保有株式):185,164株(2024年8月期末)
- 期中平均株式数:4,062,711株(2024年8月期)
- 市場時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(主な日程)
- 定時株主総会:2024年11月28日(予定)
- 配当支払開始予定日:2024年11月29日
- 有価証券報告書提出予定:2024年11月28日
- 決算説明会:実施済み/実施予定(アナリスト向けあり)
- その他IRイベント:–(資料に記載のもの以外は省略)
連結業績ハイライト(2024年8月期:2023/9/1–2024/8/31)
(単位:千円または円。増減率は対前期)
– 売上高:3,477,560 千円(+39.0%)
– 営業利益:281,874 千円(+50.6%)
– 経常利益:347,534 千円(+54.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:275,081 千円(+106.1%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):67.71 円
– 1株当たり純資産(BPS):614.38 円
– 包括利益:283,116 千円(+108.0%)
参考(個別)
– 個別売上高:2,948,000 千円(+29.8%)
– 個別当期純利益:224,000 千円(+100.5%)
– 個別EPS:55.23 円
財務状況(連結:2024/8/31)
- 総資産:3,563,676 千円(前期比 +21.9%)
- 流動資産:2,489,162 千円(+10.3%)
- 固定資産:1,074,514 千円(+61.2%)
- のれん:225,597 千円(増加、子会社取得による)
- 繰延税金資産:203,392 千円
- 純資産合計:2,479,259 千円(+7.2%)
- 自己資本比率:68.8%(前期 78.1%)
- 自己資本(参考):2,451,000 千円
- 負債合計:1,084,417 千円(+77.4%)
- 流動負債:762,428 千円(+117.3%)
- 固定負債:321,989 千円(+23.6%)
主要項目の増減要因(資料記載の概要)
– 売上債権・契約資産の増加、仕掛品増加
– のれん増(イーガー社・テスコ社の買収)
– 流動負債の増加(賞与引当金、未払法人税等の増加)
– 純資産の増加は利益剰余金の増加等
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業CF:+355,535 千円(前期 +248,280)
主な要因:税金等調整前当期純利益、減価償却費、賞与引当金増など
– 投資CF:+161,602 千円(前期 △459,603)
主な要因:定期預金の純減(回収)、投資有価証券償還、保険積立金解約等が寄与。一方で子会社株式取得、有形/無形資産取得等の支出あり
– 財務CF:△263,684 千円(前期 △128,860)
主な要因:長期借入金返済、自己株式取得(自己株買付)、配当支払等
– 現金及び現金同等物期末残高:1,572,064 千円(前期 1,318,611 千円)
収益性・効率性(指標)
- 売上高営業利益率(営業利益率):8.1%(資料記載)
- 経常利益率:10.7%(資料記載)
- 自己資本当期純利益率(ROEに相当):11.6%(資料記載)
- 総資産回転率:–(資料に算定値なし。売上高/総資産で計算可能)
- 計算例(参考):3,477,560 / 3,563,676 ≒ 0.98回(年)
- 効率性の推移:売上高・営業利益いずれも前期比増加。売上総利益率は下期の受注単価見直しや高利益率案件増加により前期と同水準。
(注)上記の一部指標は資料の記載または簡易計算による参考値。
セグメント別(連結、当期)
(単位:千円)
– ソフトウェア開発事業
– 売上高:2,879,887
– セグメント利益(営業利益ベース):774,859
– 備考:組込み、セキュリティ/セーフティ、自動車・産業機器向け好調
– サービスデザイン事業
– 売上高:429,303
– セグメント利益:114,799
– 備考:デジタルツイン等、事業創出フェーズで投資継続だが増収増益
– センシング事業(新規報告セグメント)
– 売上高:143,405
– セグメント損失:△47,285
– 備考:テスコ社の季節性(9月/3月に売上集中)により、当期は4月〜8月の計上で販管費比率が高く損失計上
– その他
– 売上高:295,846
– セグメント利益:50,289
合計(セグメント計)→ セグメント利益合計 842,372、その他・全社費用調整等を経て連結営業利益 281,874 千円。
財務の解説(背景・要因)
- 増収要因:
- グループ内のM&A(イーガー社、テスコ社の連結化)による売上取り込み
- 自動車・産業機器向け(組込み・セキュリティ・セーフティ)需要の拡大
- 成本・販管費動向:
- 外部リソース活用比率上昇、給与水準引上げ、人員増強・拠点整備による販管費増
- コロナ緩和に伴う出張費、人材採用コスト増
- 特別要因:
- 保険解約返戻金(営業外収益の増加)
- 関係会社株式売却益(特別利益)
- 減損損失の縮小(前期に比べ)
- 繰延税金資産の計上等で税負担率が低下
- 結果:一過性項目の影響もあり最終利益は大幅増加。ただし会社は2025年8月期ではこれら一過性の寄与を見込んでいないため利益は減少見込み。
配当
- 2023年8月期(実績):年間 8.00 円(期末 8.00、配当金総額 32 百万円、配当性向 24.6%)
- 2024年8月期(実績):年間 14.00 円(期末 14.00、配当金総額 55 百万円、配当性向(連結)20.7%)
- 2025年8月期(予想):年間 15.00 円(期末予定 15.00、通期)
- 特別配当:当期は特別配当なし(特別配当の記載なし)。将来の特別配当可能性:–(資料に明記なし)
中長期計画との整合性
- 中期的重点戦略(2025年8月期の重点戦略として掲げる事項)
- 組織力・技術力・収益力の強化(人財確保、従業員エンゲージメント向上、高付加価値サービス展開、資本効率向上等)
- 進捗/見通し:
- 売上拡大は進展中(M&Aや受注増で増収)。ただし人材不足・採用コストが継続的なリスク。
- 2025年8月期業績予想:売上 4,100,000 千円(+17.9%)、営業利益 337,000 千円(+19.6%)、経常利益 350,000 千円(+0.7%)、親会社株主帰属当期純利益 234,000 千円(△14.9%)
- 会社は一過性利益(当期の保険解約返戻金や株式売却益等)を除いた保守的な見通しを提示。
競合状況・市場動向(資料記載の内容)
- 市場動向:
- 日本のSociety 5.0関連技術(シミュレーション、セキュリティ、セーフティ、AI安全等)への需要拡大が見込まれる。
- ロボット、自動走行等でのシミュレーション活用やIoTセキュリティ需要、AI安全の重要性増大。
- 競合比較:資料中に同業他社との比較データは記載なし → 相対的な位置付けは資料からは判断不可(–)。
- 自社の競争優位性として「基幹技術(シミュレーション、セキュリティ、セーフティ、AI安全)」を挙げている。
今後の見通し(業績予想・リスク)
- 2025年8月期(連結)業績予想(2024/9/1–2025/8/31)
- 売上高:4,100,000 千円(+17.9%)
- 営業利益:337,000 千円(+19.6%)
- 経常利益:350,000 千円(+0.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:234,000 千円(△14.9%)
- 主なリスク(資料記載)
- 開発技術者の供給不足(長期的な人財確保問題)
- 地政学リスク、為替、エネルギー・資源価格の変動、金利動向
- 一過性の利益項目が無い場合の業績差(当期の一過性利益を織り込んでいないため見かけ上の落ち込みが見込まれる)
- その他のリスク要因:受注の変動、M&Aに伴う統合作業およびのれん等の管理、法規制の変更等(一般的な論点。資料に記載の詳細は別紙参照)
重要な注記(会計・その他)
- 会計方針の変更:主要な会計方針変更はなし。ただし会計上の見積りの変更あり(資産除去債務の見積り変更。名古屋事業所の移転計画に伴う原状回復費見積り見直し)
- この見積り変更により「投資その他の資産(その他)」が8,871 千円増、「流動負債(資産除去債務)」が15,870 千円増。損益影響は軽微。
- 連結範囲の変更:当期中にイーガー社(第2Qで連結)、テスコ社(第3Qで連結)を取得。これによりのれんが発生(イーガー:74,552 千円、テスコ:83,659 千円)。
- のれん・減損:前期に全社資産の減損(ソフトウェア仮勘定)で36,175 千円計上。今期は重要な減損事象なし。
- 重要な後発事象:
- 簡易株式交換による株式会社アトリエの完全子会社化(効力発生日:2024年10月1日)。株式交換比率等の詳細は資料に記載。会計処理は共通支配下の取引として処理。
- その他:決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査対象外である旨)
必要な情報が不足している項目(例)
– 時価総額:–(資料に記載なし)
– 競合他社との詳細比較(マージンや成長率の対比):–(資料に記載なし)
(備考)
– 本要約は提出資料を整理したものであり、資料に基づく事実記載を目的としています。投資判断や助言を行うものではありません。追加で特定項目(例えばセグメント別の過年度比較表、キャッシュフローの詳細分析、あるいは市場・競合分析)を希望される場合は、その旨をお知らせください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4440 |
企業名 | ヴィッツ |
URL | https://www.witz-inc.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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