2025年4月期 通期決算説明資料

HEROZ株式会社 — 2025年4月期 通期 決算説明(要約)

(決算説明資料日時:2025年6月13日)

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:HEROZ株式会社(証券コード 4382)
    • 主要事業分野:AI/DX事業(BtoC/BtoB、SaaS、AIプロダクト群)、AI Security事業(マネージドセキュリティ等)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年6月13日(決算説明資料の日付)
    • 説明会形式:–(資料のみ。オンライン/オフラインは明記なし)
    • 参加対象:投資家・アナリスト等(明記の詳細は–)
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料中に個別発表者の記載なし)
    • 発言概要:資料全体の説明として、2025年4月期実績と2026年4月期見通し、AIエージェント戦略(AI Agent 2.0)などを案内
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年4月期(2024年5月~2025年4月の通期)
    • 決算説明資料公表日:2025年6月13日
    • 決算報告書提出予定日 / 配当支払開始予定日:–(資料に明記なし)
  • セグメント(主要)
    • AI/DX事業(BtoC:将棋ウォーズ等、BtoB:AIソリューション/サービス、プロダクト例:HEROZ ASK、JOINT、AIさくらさん、VOIQ 等)
    • AI Security事業(Vario Secure のマネージドセキュリティ、Vario Ultimate ZERO 等)
業績サマリー(2025年4月期 通期・連結)
  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:5,929(前期比 +22.4%)
    • EBITDA:793(前期比 △11.9%)
    • 営業利益:306(前期比 △32.1%)
    • 経常利益:228(前期比 △38.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:△177(赤字)
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料に未記載)
  • SaaS/ARR等
    • ARR(年次経常収益):4,175 百万円(前期比 +24.3%)
    • リカーリング売上比率(グループ全体):65.6%(前年同期比 +1.7pt)
    • AI Security リカーリング売上比率:87.9%
    • AI Security(マネージドセキュリティ)解約率(四半期):0.7%(安定して低水準)
  • 実力値ベースの営業利益
    • 実績ベース営業利益:306 百万円
    • 実力値(プロダクト投資を除いたケース):582 百万円(HEROZ ASK 投資分 139、JOINT 投資分 137 を加算)
    • HEROZはASK・JOINTなどへの先行投資(合計で約3億円程度)を実施しており、これが一時的な減益要因
  • 進捗状況(対24年6月公表の通期計画)
    • 通期業績予想(前公表)に対する進捗率:売上高 98.8%、EBITDA 79.4%、営業利益 61.3%
セグメント別状況(通期)
  • AI/DX事業
    • 売上高:3,271 百万円(前期比 +47.9%)
    • セグメント営業利益:775 百万円(営業利益率 23.7%)
    • EBITDA:1,008 百万円(EBITDAマージン 30.8%)
    • 備考:BtoB(HEROZ単体)の案件は上期→下期へ期ずれが発生したが、4Q単体では前年同期比 +68%、通期で +27%。BtoC(将棋ウォーズ等)はスプリントモード等で継続成長。リカーリング比率は前期35%→今期47%へ上昇(セグメント内)
  • AI Security事業
    • 売上高:2,667 百万円(前期比 +1.0%)
    • セグメント営業利益:789 百万円(営業利益率 29.6%)
    • EBITDA:1,044 百万円(EBITDAマージン 39.1%)
    • 備考:リカーリング比率 87.9%、マネージドセキュリティの安定収益が牽引。解約率は低水準で推移(四半期解約率 1%未満を維持)
  • セグメント利益調整:セグメント外の全社費用増(セグメント利益調整額が前期比で拡大)
業績の背景分析
  • ハイライト/トピックス
    • 売上はグループの成長(HEROZ本体のBtoB/BtoC成長、ティファナ・VOIQ 等新規グループ会社の寄与)で +22.4%。
    • しかしASK、JOINTなどへの先行投資およびBtoB案件の売上計上時期のずれにより営業利益は減少。
    • ARR・リカーリング売上は拡大中(ARR=41.75億円)。
  • 増減要因
    • 増収要因:HEROZのBtoB回復、BtoC(将棋ウォーズ)成長、M&Aによる事業拡大(ティファナ、VOIQ 等)。
    • 減益要因:HEROZ ASK・JOINT のマーケティング、人件費、採用費等の先行投資、および一部BtoB案件の売上計上が期ズレ(2026年4月期に計上見込み)。
    • 売上原価は採用と人的投資により増加(前年同期比 +32.9%)、外注費は削減。
  • 競争環境/競争優位性
    • 将棋ウォーズ:ネットワーク外部性(大規模会員数・対局数)を有するプラットフォーム優位。
    • AI Security(Vario Secure):中小企業向けマネージドセキュリティで国内シェアや提携(WithSecureプラチナパートナー)を強化。
    • AIエージェント領域:生成AI進展に伴う市場拡大(IDC予測参照)をターゲットに、AI Agent 2.0(Meta Agent)を掲げ差別化を図る。
  • リスク要因(主な想定外部影響)
    • 売上計上タイミングのずれ(BtoB大型案件の期ズレ)
    • 先行投資の回収遅延や想定通りの顧客獲得の遅れ
    • のれん償却(グループM&Aに伴うのれん残高:約1,900 百円、償却が継続)
    • キャッシュポジションの減少(現金預金:2,738→1,733 百万円、投資資金の充当状況)
    • マクロ(景気・需要)、規制、サプライチェーン等(資料に一般的リスク開示)
戦略と施策
  • 中長期戦略(HEROZ 3.0 / AI BPaaS)
    • ビジョン:AI Agent 2.0(Meta Agent)を定義し、「課題を構造化」「ゴール設定」「解決策の探索・実行」を自律的に遂行できる次世代AIエージェントを目指す。
    • モデル移行:生成AIを用いたAI BPaaS から、業務を自律遂行するAIエージェント(Agentic work)の提供へ進化。これにより利用者のスキルに依存しない普及を狙う。
  • 進行中の施策(具体例)
    • HEROZ ASK:Meeting Assist(議事録生成→アクション管理→次回準備まで)など新機能を開発中。累計契約顧客数は拡大(資料で5月末時点で250社突破)。
    • JOINT(iPaaS for SaaS):SaaS連携基盤の成長(コネクタ実行回数急増、4月は1月比で約4.5倍)、HEROZ ASK と組合せたワークフロー自動化の展開。
    • AI Agent 実証例:AIスーツケース(視覚障がい者向け移動支援ロボット)を万博で実証。
    • ESG評価AI:農林中金全共連アセットマネジメント(NZAM)とESG評価特化型AIエージェントを共同開発(2025年6月から業務適用開始予定)。
    • AI Security(Vario Secure):WithSecureのプラチナパートナー選定、新商材(Vario Ultimate ZERO等)で中小企業向け販路拡大。
    • 採用支援(BLOOMWORKS)、インサイドセールス(VOIQ)などグループ横断で営業・サービスの強化。
  • セグメント別施策と期待効果
    • AI/DX(BtoB):営業人員増・案件稼働の最適化、ASK/JOINTによるリカーリング化推進。
    • AI/DX(BtoC):将棋ウォーズのモード(スプリント)等で対局数・ARPPU向上。
    • AI Security:販売代理店拡大・価格改定・サービス拡充で収益性改善を想定。
将来予測と見通し(2026年4月期 通期業績予想)
  • 2026年4月期(会社予想、単位:百万円)
    • 売上高:6,700(+13.0%)
    • EBITDA:1,300(+63.7%)
    • 営業利益:800(+161.1%)
    • 経常利益:720
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:150(黒字見込み)
  • 根拠・前提
    • HEROZ ASK、JOINTの先行投資効果の収益化進展、既存事業の成長(BtoB回復・BtoCの安定成長)、AI Security の収益性改善(販売網・価格改定)
    • 会社は、ASK/JOINT の投資回収が順次進む年と位置付け、利益拡大を大きく見込む
  • 中長期計画と到達可能性
    • AI Agent 2.0 への技術投資とプロダクト展開が今後の成長ドライバー。資料は各事業での段階的収益化を前提としているが、実現は顧客獲得ペースと投資回収に依存
  • マクロ経済影響
    • 為替・金利・全体のIT投資環境や景気動向が顧客需要に影響する可能性(資料では一般的留意事項として言及)
配当と株主還元
  • 配当方針:–(資料に特定の配当方針説明なし)
  • 配当実績(中間/期末/年間):–(資料に明記なし)
  • 特別配当の有無:なしの旨は明記なし → 表示は「–」
製品・サービス(主なもの)
  • HEROZ ASK:AIアシスタント/AI Agent プラットフォーム(Meeting Assist 等の機能強化を予定)
  • JOINT(iPaaS for SaaS):SaaS間データ連携プラットフォーム(Embedded iPaaS)/コネクタ実行の増加を確認
  • 将棋ウォーズ:BtoCプラットフォーム(会員数・MAU・累計対局数が大規模)
    • 会員数:約800万、MAU 約50万、累計対局 10億局突破
  • AIさくらさん(ティファナ・ドットコム):自治体/窓口等向けの対話型AI(チャット・アバター)
  • VOIQ:インサイドセールス代行・営業支援(グループ化により事業組込)
  • BLOOMWORKS:採用支援サービス
  • Vario Ultimate ZERO / Vario Secure(バリオセキュア):中小企業向けマネージドセキュリティ、各種セキュリティ商材
  • 実証プロジェクト:AIスーツケース(視覚障がい者向け移動支援ロボット)等
  • 協業・提携(抜粋)
    • NZAM(農林中金全共連アセットマネジメント):ESG評価AIの共同開発
    • WithSecure:プラチナパートナー(Vario Secure)
    • StrateqIT(ストラテジット):JOINT提供企業、HEROZ ASK 組込連携
重要な注記(会計・リスク等)
  • 会計方針・EBITDA定義
    • EBITDA の定義:営業利益+減価償却費等(減価償却費、株式報酬費用、のれん償却、敷金償却、棚卸資産評価損 等を含む)
    • のれん残高(グループ内主要案件):バリオセキュア 987 / エーアイスクエア 240 / ティファナ 632 / VOIQ 36(単位:百万円) → 償却が今後継続
  • 資金・BS
    • 現金及び預金は1,733 百万円(2025年4月末、前年2,738)へ減少。中長期成長投資へ順次充当中
    • 総資産 8,147 百万円、純資産 5,201 百万円(4月末)
  • 開示上のリスク(資料内留意事項)
    • 将来見通しは不確実性あり。実績は諸条件により変動する旨の免責が記載
  • その他特記事項
    • バリオセキュアにおける棚卸資産評価損は第3・第4四半期に計上したがYoYでは減少
    • 一部コスト(プロダクト投資)は「実質事業損失=投資費用」と定義しており、実力値ベースの営業利益等で分析を提示
参考(Q&A 抜粋)
  • 会社コメント(Q&A要旨)
    • 2025年4月期は投資フェーズ(ASK・JOINT 約3億円の投下)
    • 2026年4月期は投資の収益化が進む年とし、売上・利益拡大を見込む
    • 売上成長想定の内訳例:BtoC 年成長率想定5%、BtoB 成長目標 20%、エーアイスクエア 10%成長等
    • BtoB案件の期ずれは影響するが、受注引合いは増加しており通期での改善を見込む

重要:本まとめは提供資料の内容に基づく整理であり、将来業績の保証や投資助言を目的としたものではありません。不明点や最新版の数値・注記は当社の正式開示(有価証券報告書、決算短信、IR資料)をご確認ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4382
企業名 HEROZ
URL https://heroz.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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