2026年3月期第1四半期 決算説明補足資料

決算説明(要約) — 株式会社アイ・ピー・エス(証券コード 4390)

(資料:2026年3月期 第1四半期 決算説明補足資料/日付 2025年8月8日)

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社アイ・ピー・エス(IPS, Inc.)
    • 主要事業分野:国際通信事業、国内通信事業、メディカル&ヘルスケア事業
    • 代表者名:代表取締役 宮下 幸治
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月8日(資料日付)
  • 説明者
    • 発表者(役職):明確な登壇者名は資料に限定的(代表取締役 宮下の写真・言及あり)。その他の登壇者情報は明示されていません。
    • 発言概要(スライド中の主要メッセージ)
    • Q1の業績サマリ(売上・利益の実績と通期予想の据え置き)
    • 国際海底ケーブル共同建設への参画(投資額・IRU契約等の概要)
    • フィリピンでの陸揚局(Baler)建設起工、LikásGPT(生成AI×地域特化型CRM)共同開発など成長施策
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月相当)
  • セグメント(スライド記載)
    • 国際通信事業:C2C回線、PDSCN(フィリピン国内基幹網)を中心とした回線提供・ネットワーク構築、InfiniVAN等の法人向け接続サービス
    • 国内通信事業:コールセンター向けソリューション(秒課金等)、0120等の着信側課金サービス等
    • メディカル&ヘルスケア事業:レーシック(SLACC)・人間ドック・健診センター(SDPCC)等
業績サマリー(連結・単位:百万円)
  • 主要指標(2026年3月期 第1四半期)
    • 売上高:3,422(前年同期比 ▲235、▲6.4%) 進捗率:19.0%(通期予想 18,000)
    • 営業利益:1,048(前年同期比 +288、+37.9%) 進捗率:20.0%(通期予想 5,250)
    • 経常利益:973(前年同期比 ▲116、▲10.7%) 進捗率:約19.9%(通期予想 4,900)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:652(前年同期比 ▲0.2/差異ほぼなし) 進捗率:21.7%(通期予想 3,000)
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料に記載なし)
  • 進捗状況(通期計画に対する達成率)
    • 売上高進捗:19.0%
    • 営業利益進捗:20.0%
    • 通期予想(据え置き):売上高 18,000/営業利益 5,250/経常利益 4,900/当期純利益 3,000
    • 想定為替:1USD=140円、1PHP=2.5円(通期想定値)
  • セグメント別状況(第1四半期・前年同期比)
    • 国際通信事業
    • 売上高:2,417(▲226、▲8.6%)
    • 営業利益:944(+112、+13.5%)
    • 概要:PDSCNを中心とした地方展開加速、ネットワーク構築・回線販売が堅調。IRU取引(現金基準収益)やInfiniVANの法人課金顧客増(2025年3月末 1,746件)が寄与。
    • 国内通信事業
    • 売上高:628(▲67、▲9.7%)
    • 営業利益:133(前年▲26 → 今期133、増益寄与 +160)
    • 概要:コールセンター向けソリューション(Ameyo等)や秒課金モデルが継続、接続料(アクセスチャージ)見直しや過年度遡及精算の影響剥落により黒字転換。
    • メディカル&ヘルスケア事業
    • 売上高:375(+59、+18.8%)
    • 営業利益:▲29(前期▲54 → 改善 +25)
    • 概要:レーシックは競争影響を受けるが若年層取り込み策で回復傾向。健診センターは来院者増加で早期単月黒字化を目指す。
業績の背景分析
  • 業績概要・ハイライト
    • 全体:売上高は前年同期比減(▲6.4%)ながら、営業利益は増加(+37.9%)。通期業績見通しは前期末公表値から変更なし。
    • セグメント:国際事業は収益性向上、国内はソリューション堅調で黒字転換、メディカルは回復基調。
  • 増減要因(資料記載分)
    • 国際通信事業:地方展開(PDSCN)に伴うネットワーク構築・回線販売の比重変化。IRU(使用権)取引は現金基準で収益化し利益に貢献。
    • 国内通信事業:過年度の遡及精算が前年同期にあった影響が剥落、アクセスチャージ水準の見直し等があるがソリューション収益拡大で黒字化。
    • メディカル:レーシック競争環境、マーケティング・価格改定で若年層取り込み。健診は設備償却負担あるが来院数増加で改善。
  • 競争環境
    • レーシック等の領域は競争が激しい旨を明記。国際海底ケーブルやオープンアクセス陸揚局(Baler)などのインフラ戦略により競争力・コスト構造改善を狙う。
  • リスク要因(資料・想定から)
    • 為替(想定レート提示あり)、大型投資の実行・回収リスク、規制・許認可、サプライチェーンや工期遅延、地域市場(フィリピン)特有の運営リスク等。
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期経営計画・主要方針)
    • 国際インフラ投資(海底ケーブル、PDSCN、陸揚局)を通じた事業基盤強化と収益のストック化
    • 生成AIやデータセンター需要を見据えた通信インフラ(低遅延・大容量)整備
    • 国内は高収益ソリューション拡大、メディカルは事業運営の合理化と顧客基盤拡大
  • 進行中の主要施策(資料のトピック)
    • 新たな国際海底ケーブル共同建設参画(日本—フィリピン—シンガポール)
    • 当社所有分:トランク3ファイバーペア+一部ブランチ
    • 投資額:131百万米ドル(約190億円)
    • 大口IRU契約:45百万米ドル(約65億円)/25年
    • 商用開始予定:2028年3月
    • 資金調達:自己資金および銀行借入等を想定、前受金段階的回収や販売形態により投資回収を図る(完成後5年程度での回収を基本方針)。
    • Baler陸揚局建設プロジェクト(InfiniVAN)
    • 2025年8月6日に起工式(大成建設と実施)
    • フィリピン初のオープンアクセス陸揚局を目指す(AIデータセンター接続等を視野)
    • LikásGPT(生成AI搭載・地域特化型CRM)共同開発
    • フィリピン大学と協定(2025年7月29日)
    • 主要12地域言語対応のLLMを目指し、フィリピン人口の90%超を言語面でカバーする計画
    • 商用展開:InfiniVANの法人向けサービスと統合してSaaS+通信で提供、将来的なSaaS単体提供も検討
  • セグメント別施策と進捗
    • 国際:PDSCN の地方展開継続、C2C回線との組合せでサービス拡大、海底ケーブル投資によるベース資産強化
    • 国内:コールセンター向けソリューションのライセンス販売継続、新サービス(着信課金 0120 等)立ち上げ対応
    • メディカル:マーケティング・価格見直しで若年層獲得、健診センターは来院者増で黒字化目標
将来予測と見通し
  • 業績予想(通期:2026年3月期、資料上の通期予想)
    • 売上高:18,000(百万円)
    • 営業利益:5,250
    • 経常利益:4,900
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,000
    • セグメント別(通期予想)
    • 国際通信事業:売上 13,550、営業利益 4,800
    • 国内通信事業:売上 2,450、営業利益 250
    • メディカル&ヘルスケア事業:売上 2,000、営業利益 200
  • 予想の根拠・前提
    • 為替想定:1USD=140円、1PHP=2.5円
    • 海底ケーブル参画に伴うIRUの販売想定、既存事業の拡大基調継続等
  • 中長期計画の進捗可能性
    • 海底ケーブル・PDSCN・陸揚局等の大型インフラ投資を起点に「ストック収益化」を進める計画。資料では投資後5年程度での回収を目安としている旨を提示。
  • マクロ経済影響
    • 為替変動・フィリピン市場の需給・インフラ建設コスト・金利や融資環境が業績に影響する旨の言及あり。
製品やサービス(主な説明)
  • 主要製品・サービス
    • 国際:C2C回線、PDSCN(フィリピン国内海底網)、InfiniVANの法人向けインターネット接続サービス
    • 国内:コールセンター向けソリューション(Ameyo等)と秒課金回線、着信課金(0120)等の新サービス
    • メディカル:レーシック(SLACC)、人間ドック・健診(SDPCC)
  • 新製品・取り組み
    • LikásGPT:生成AI搭載・地域特化型CRM(12地域言語対応LLMの開発を目指す)
  • 協業・提携
    • 海外/インフラ:国際海底ケーブルのコンソーシアム参画(複数事業者と共同建設)
    • 陸揚局建設:大成建設と起工式実施(Baler)
    • AI開発:フィリピン大学(ユージン・レックス・ジャラオ博士との連携)とLikásGPT共同開発
重要な注記
  • リスク・注意点(資料の免責等)
    • 将来見通しは前提に基づくもので、実際の業績が大きく異なる可能性がある旨の免責記載あり。
    • 投資回収や許認可、建設進捗、為替変動等が業績に影響するリスクに留意する必要あり。
  • その他(今後のイベント等)
    • 海底ケーブル関連:9月末までに追加情報の公表を目指す旨(資料記載)
    • Baler陸揚局:起工式実施(2025年8月6日)
    • LikásGPT:フィリピン大学との協定締結(2025年7月29日)
    • IR窓口:資料末尾にIR連絡先(東京都中央区/TEL等)が記載

注意事項
– 本要約は提供資料(2026年3月期第1四半期 決算説明補助資料)に基づき作成しています。不明な項目は「–」としています。投資助言や評価判断は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4390
企業名 IPS
URL https://ipsism.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

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