2025年5月期 通期決算説明資料
決算説明サマリ(株式会社ジグザグ|2025年5月期)
以下は提示された決算説明資料(2025年7月14日)をもとに整理したサマリです。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ジグザグ(zig-zag, Inc.)
- 主要事業分野:越境ECプラットフォーム運営(海外カスタマー向け購入代行「WorldShopping」/EC事業者向け海外販売支援「WorldShopping BIZ」)、訪日インバウンド支援等
- 代表者名:仲里 一義(代表取締役)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月14日(資料表題)
- 説明者
- 発表者(役職):資料中に代表者および経営チームが記載(代表取締役 仲里 一義 等)。当該説明会の具体的な発表者は資料上明示なし。
- 発言概要(資料における主要メッセージ)
- WorldShopping BIZ導入ショップ拡大と導入後のショップ売上増加により高成長を継続。
- 2025年5月期は高い成長・高収益(営業利益率23%)を達成。第4四半期は世界的な消費マインド低下の影響を一部受けるも通期は好調。
- 中長期はプロダクト強化(翻訳、決済、物流、CRM、AI活用)と訪日インバウンド取り込み、海外拠点展開などで成長を目指す。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年5月期(通期)
- セグメント(主な事業領域)
- WorldShopping(海外カスタマー向け購入代行サービス)…海外から日本ECを購入可能にする向けサービス(多言語ナビ、決済、海外配送、CS等)。
- WorldShopping BIZ(ECショップ向け海外販売支援)…既存ECサイトへJSタグ1行で越境対応(専用カート、海外決済、不正対策、国別販売制御、ダッシュボード等)。
- 訪日インバウンド向けサービス(インバウンドナビ、旅ナカ・旅アト支援等)…Googleマップ最適化、QR設置、越境EC連携による「手ぶら旅」等。
業績サマリー(2025年5月期 実績・前年比 等)
- 主要指標(百万円)
- 売上高:1,412 百万円(約14.1億円)/前期比 +28%
- 売上総利益:950 百万円相当(9.5億円)/前期比 +28%
- 営業利益:322 百万円(約3.2億円)/前期比 +46%
- 営業利益率:23%
- 経常利益:310 百万円
- 当期純利益:245 百万円(約2.4億円)/前期比 +50%(ただし税効果会計の一時影響あり)
- 予算達成率(資料抜粋):売上高 約99%、売上総利益 102%、営業利益 113%、当期純利益 112%(指標によって差あり)
- 進捗状況(中期計画・年度目標に対する達成度)
- 22.5期~25.5期の売上CAGR:約36%(資料)
- 2025年は損益分岐点を突破した後、売上増加と収益性を両立。2026年見通しでは成長投資を行いつつ営業利益率20%を見込む計画。
- セグメント別状況(掲載数値は限定的)
- 海外売上比率:95%(25.5期)
- 地域別売上比率:アジア 54%、北米 31%、その他 15%(合計でアジア+北米:85%)
- KPI(四半期あたり月次平均・Q4平均)
- 月間Activeショップ数:1,303 shop(第4四半期平均) 前期比 +13%
- リピートカスタマー数:5,940(第4四半期平均) 前期比 +17%
- セグメント別売上高の明示値:–(資料上は全社数値と地域比率のみ)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 高成長フェーズを継続(売上高CAGR 36%:22.5→25.5期)、営業利益率23%(25.5期)で黒字体質を維持。
- WorldShopping BIZの導入拡大と、導入後のショップ売上増(「エキスパンション」)が主因。
- 2025年5月期は新倉庫立ち上げ等で一部コスト増もあったが高い利益率を確保。
- 顧客レビュー(Trustpilot等)で高評価(レビュー数: 約12,150 件、平均4.4/5.0)
- 増減要因
- 増加要因:WorldShopping BIZ導入ショップ数増、リピートカスタマー増、ショップごとの売上拡大(GMV増加)、多言語化・クーポン等の販促施策がCVR/注文数改善に寄与。
- 減少要因(短期的):2025年Q4に世界的な消費マインド低下の影響で海外カスタマーの購買が一時減少。2025年5月期には支払手数料の一時増(影響)あり。
- コスト面:新倉庫立ち上げで売上原価比率は横ばい。販促費(広告)は相対的に低いモデルだが人件費や倉庫コストは増加。
- 会計要因:当期純利益には会社区分変更に伴う税効果会計の一時影響が含まれる。
- 競争環境
- 競合カテゴリ:ECカート事業者、購入代行業者、物流業者、越境モール等。
- 競争優位性(資料が示す点)
- JSタグ1行で導入できる点(導入容易性)と、決済・多言語CS・物流の一気通貫提供によりShop側の運用負担が小さい。
- 特許(計14件:国内9件・海外5件)に基づくフロー制御等の技術的優位。
- 実運用(170以上の国・地域、累計対応件数:約80万件以上の配送実績)に裏打ちされたオペレーション力。
- リスク要因(業績影響の外部要因)
- マクロ:世界的消費マインド低下、為替変動、インフレ等。
- 規制・政策:米国の関税政策(例として25%相互関税の影響議論)、米国のデ・ミニミス制度廃止(800ドル以下の免税措置廃止予定:議論・懸念あり)等。
- サプライチェーン:国際物流コスト・手続き、倉庫立上げコスト。
- 決済関連:各国ローカル決済対応や不正決済リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営/事業戦略)
- Japan→Globalの確立:まず日本のECショップを海外カスタマーに接続し、購買データを蓄積。
- Global→Globalへの拡大:蓄積したアセットと海外拠点を通じて海外ECショップ向けサービス展開(中長期目標)。
- プロダクト強化:多言語化、決済拡充、配送オプション、CRM/マイページ、レコメンド・AI活用。
- 訪日インバウンド取り込み:旅マエ・旅ナカ・旅アトを一気通貫で支援し、旅アト(帰国後購入)を促進。
- 成長投資と収益性のバランス:2026年は先行投資を行いつつ営業利益率20%を見込む。
- 進行中の施策(具体的プロジェクト)
- Shop Dashboard(導入済/β提供等):海外アクセス・購買情報の可視化、グロース施策提示(無償提供中)。
- Shop Success部隊による伴走支援(グロースナビ、施策導入支援)。
- 多言語翻訳機能、クーポン機能、専用カート機能の導入・活用事例(CVR/注文増の実績あり)。
- 決済/決済パートナー導入:Amazon Pay(米国・欧州連携)、Alipay+、WeChat Pay、NAVER Pay、台湾BNPL(AFTEE)など。
- プラットフォーム連携:ECカートプラットフォーマーとの提携を拡大(ecbeing、MakeShop等との連携実績)。
- 特許出願・権利化(越境フロー制御等、計14件権利化)。
- セグメント別施策
- WorldShopping(顧客向け):多言語ガイダンスページ、翻訳導入、購入体験向上(ケースで売上3.5倍等)。
- WorldShopping BIZ(ショップ向け):タグ導入による即時海外販売化、ダッシュボードで売上分析、Shop Successで販促支援。
- 訪日インバウンド:Googleマップ最適化、店舗情報英語掲載、QRコードで旅ナカ接続・旅アト購入の導線整備。
将来予測と見通し
- 次期(2026年5月期)業績予想(百万円)
- 売上高:1,639(+16%)
- 営業利益:328(+2%)
- 営業利益率:20%(-3ポイント)
- 経常利益:328(+6%)
- 当期純利益:240(-2%)
- 予想の根拠
- WorldShopping BIZ導入ショップ増加とリピートカスタマー増を通じた既存ショップの売上成長を想定。
- ただし2025年Q4以降の世界的な消費低迷が一定期間継続する見込みを織り込み、かつ長期成長に向けた先行投資(訪日向けサービス強化、マーケティング等)を計画。
- 中長期計画(進捗と達成可能性)
- 蓄積データとAIを用いた販売最適化、海外拠点展開によりJapan→GlobalからGlobal→Globalへの拡大を目指す。進捗はShop導入数・KPI(Activeショップ数・リピートカスタマー数)で管理。
- マクロ経済の影響
- 為替変動、世界消費動向(景気・インフレ)、国際関税や輸入規制の変化、訪日インバウンドの回復状況等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針:–(資料に明示なし)
- 配当実績(中間・期末・年間):–(資料に明示なし)
- 特別配当:–(資料に明示なし)
製品やサービス(主要)
- 主要製品/サービス
- WorldShopping(顧客向け購入代行)
- 多言語ナビゲーション、複数の海外決済、国際配送、カスタマーサポート、まとめ配送等。
- WorldShopping BIZ(ECショップ向け)
- JSタグ1行で既存サイトを海外対応化:海外専用カート、海外決済、不正決済防止、国/商品別販売可否制御(特許取得)、販売支援ダッシュボード、海外販促機能。
- 訪日インバウンド支援(インバウンドナビ、旅ナカクリック、旅アト連動サービス)
- 新製品・機能(導入・効果)
- クーポン機能:国内セールに合わせた海外向けクーポンでCVR約2.37倍、注文数約2.63倍の事例あり。
- 多言語翻訳+ガイダンスページ:導線改善で売上昨対比3.5倍の事例あり。
- マイページ等(開発中)でリピート支援強化予定。
- サービス提供エリア・顧客層
- 世界170以上の国/地域へ配送実績。主要顧客は日本のECショップ(ファッション、アニメ・ホビー、ジュエリー、食品等)と海外の購買者。
- 協業・提携(主なもの)
- ECカートプラットフォーマー(ecbeing、MakeShop、futureshop 等)、決済(Amazon Pay、Alipay+、WeChat Pay、NAVER Pay、AFTEE(台湾BNPL)等)、物流(ECMS EXPRESS 等)、Meta Platforms(越境ECコンバージョンデータ共有スキーム開発)ほか。資本業務提携や業務提携の履歴あり。
重要な注記
- 会計方針・会計上の特記
- 当期純利益に会社区分変更に伴う税効果会計の一時的な増益影響あり(資料注記)。
- リスク要因(資料内の特記事項)
- 将来見通しは環境変化により実際の結果と異なる可能性がある旨の注意喚起(スライド末尾の開示文)。
- 世界経済の不確実性、米国関税・デ・ミニミス制度変更、為替、国際物流・決済規制等が業績に影響しうる点。
- その他(今後のイベント・告知等)
- 英文開示の拡充方針、Shop Dashboard等の機能提供継続、訪日インバウンド向け新サービスの開始(インバウンドナビ等)。
- 特許保有(国内9件・海外5件)により技術的優位性を主張。
(注)本サマリは提示資料に基づくものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明項目は「–」としてあります。必要であれば、各項目の原資料箇所(スライド番号)を明示してさらに詳細に整理します。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 340A |
企業名 | ジグザグ |
URL | https://www.zig-zag.co.jp |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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