2025年12月期 第2四半期(中間期)決算説明資料
決算説明(抜粋)まとめ — 株式会社東京通信グループ(証券コード:7359)
(資料:2025年12月期 第2四半期決算説明資料、発表日 2025年8月14日)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社東京通信グループ(Tokyo Communications Group, Inc.)
- 主要事業分野:メディア事業(スマートフォン向けゲーム、画像メーカー等)、プラットフォーム事業(電話占い・エンタメテック等)、その他(ファンクラブ、メタバース、投資等)
- 代表者名:代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 本社所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22階
- 上場:東証グロース(証券コード:7359)
- 決算月:12月
- 従業員数:128名(2025年6月30日時点)
- 説明会情報
- 開催日時:資料日付 2025年8月14日(説明会形式の明示はなし/資料ベース)
- 説明会形式:–(資料のみ。オンライン/オフラインは資料に明記なし)
- 参加対象:–(資料に明記なし)
- 説明者
- 発言概要(資料の要旨)
- メディア事業:高収益のカジュアル/ハイパーカジュアルゲームへ経営資源集中、複数ヒットタイトル創出。
- プラットフォーム事業:電話占いサービスが牽引。LINE公式アカウントにAI機能導入を試験的に開始。
- その他:ファンクラブビジネスが黒字化継続、収益構造の見直しが概ね完了。
- 投資・戦略:GameFi(ブロックチェーンゲーム)への取り組み、サービス開発に伴う暗号資産(ビットコイン)取得方針、保有投資有価証券の一部売却(売却益見込み)等を公表。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期連結累計期間(2025年1月1日~2025年6月30日)、第2四半期(2025年4月1日~6月30日)含む
- 決算説明資料公表日:2025年8月14日
- 決算(有価証券報告書等)提出予定日:–(資料上明記なし)
- 配当支払開始予定日:–(資料上明記なし)
- セグメント(報告区分)
- メディア事業:スマートフォン向けカジュアル/ハイパーカジュアルゲーム、画像メーカーサービス(Picrew)等
- プラットフォーム事業:電話占いサービス(電話占いカリス、SATORI等)、エンタメテック事業(B4ND)等
- その他:ファンクラブビジネス、メタバース(AMIZA CITY GINZA)、ベンチャー投資事業 等
業績サマリー(連結)
- 主要指標(第2四半期累計:FY2025 1~6月実績)
- 売上高:3,176 百万円(前年同期比 +404 百万円、114.6%)
- 営業利益:140 百万円(前年同期 △211 百万円 → +351 百万円)
- 経常利益:105 百万円(前年同期 △88 百万円 → +193 百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:45 百万円(前年同期 △158 百万円 → +204 百万円)
- EBITDA:320 百万円(前年同期 △16 百万円 → +337 百万円)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に数値記載なし)
- 第2四半期(4~6月)単四半期
- 売上高:1,617 百万円(前年同期 1,400 百万円、115.5%)
- 営業利益:84 百万円(前年同期 △114 百万円)
- EBITDA:175 百万円(前年同期 △17 百万円)
- 進捗(2025通期業績予想に対する進捗:8/14時点)
- 2025通期(8/14修正値)
- 売上高:6,200 百万円(進捗率 51.2%)
- 営業利益:180 百万円(進捗率 78.0%)
- 経常利益:630 百万円(進捗率 16.7%)※第3四半期に投資有価証券売却益計上見込みに起因
- 親会社株主に帰属する当期純利益:75 百万円(進捗率 60.8%)
- EBITDA:540 百万円(進捗率 59.4%)
- セグメント別(FY2025 第2四半期累計 1~6月実績)
- メディア事業
- 売上高:1,846 百万円(前年同期比 115.6%)
- セグメント利益:225 百万円(前年同期比 281.4%)
- EBITDA:251 百万円(前年同期比 222.0%)
- プラットフォーム事業
- 売上高:1,115 百万円(前年同期比 106.3%)
- セグメント利益:160 百万円(前年同期比 208.9%)
- EBITDA:312 百万円(前年同期比 134.3%)
- その他
- 売上高:214 百万円(前年同期比 171.7%)
- セグメント利益:△9 百万円(前期 △101 百万円 → 改善)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- メディア事業ではカジュアル及びハイパーカジュアルゲームに経営資源を集中し、複数のヒットタイトルを創出。国内向けハイパーカジュアル「隣の席はだれ?」及びカジュアル「ニッポン征服」がApp Store/Google Play(無料ゲーム)ランキングで1位を獲得し、売上拡大に寄与。
- 画像メーカーサービス「Picrew」も堅調。プレミアムプラン(アプリ版)で月額課金会員が増加傾向。
- プラットフォーム事業は電話占いサービスが牽引。エンタメテック(B4ND)は10ヶ月連続黒字化。
- その他区分(ファンクラブ)は収益構造見直しが概ね完了し、2四半期連続で黒字。
- 財務面:営業利益は9か月連続で黒字、小幅ながら赤字体質からの改善が継続。流動負債が流動資産を上回っているが、一時的な成長投資の影響と説明。
- 増減要因
- 増収要因:ヒットゲームタイトルのランキング効果、アプリ1本当たりの採算性向上、電話占い等プラットフォームサービスの安定的な収益。
- 特別要因:2025年第3四半期に連結子会社が保有する非上場有価証券1銘柄を売却予定(発生見込み:2025年9月中、投資有価証券売却益概算 509 百万円)。これを反映して8/14に業績上方修正。
- コスト面:全社でコスト削減活動を継続、成長投資と収益率改善のバランスを重視。
- 競争環境
- メディア(ゲーム)領域:国内ダウンロード数で過去3年連続トップパブリッシャー実績(Sensor Towerによる)を有し、広告収益型ゲームでDL数を武器に収益を確保。グローバル市場へ展開中。
- プラットフォーム(占い・エンタメ)領域:電話占い市場において上位ポジション。エンタメ分野は推し活・ファンビジネスのプレーヤーとしてアーティストの獲得を進める。
- 競合との比較・優位性:豊富なアプリ運用実績(約6,400タイトル過去リリース)、運用本数の規模、電話占いでの鑑定師ネットワークなどを強みとする。
- リスク要因(資料・補足より)
- 暗号資産関連リスク:GameFi領域参入に伴うビットコイン取得方針。暗号資産の価格変動リスク、規制リスクを伴う。
- 財務リスク:流動負債が流動資産を上回っている点は成長投資に伴う一時的な状況とするが、引き続き改善が必要。
- 市場外部要因:国内外の経済情勢、広告市場動向、アプリストアの規約変更、サプライチェーンやプラットフォーム依存(広告レベニュー、ストアアルゴリズム)等。
- 将来見通しに関する注意:資料末尾にforward-looking statements に関する記載あり。外的要因や市場動向により実績が異なる旨の注記。
戦略と施策
- 現在の戦略(経営方針)
- 主力事業(メディアのカジュアル/ハイパーカジュアル、プラットフォームの電話占い)に経営資源を重点配分し、収益性を高める。
- 事業ポートフォリオの戦略的再編を段階的に推進(利益化フェーズ/事業化フェーズ/構想・開発フェーズでの整理)。
- AI技術やブロックチェーン(GameFi)などの新技術を活用した事業拡大を検討。
- 進行中の施策・プロジェクト
- ゲーム事業:ヒットタイトルの継続創出と1本当たりの採算性向上、運用本数(第2Q末 月平均246本)は通期計画を上回る推移。
- Picrew:アプリ版にプレミアム(セーブ機能、広告非表示等)導入、月額会員数増加。
- Phone占い:主要サービス「電話占いカリス」にLINE公式アカウント上で試験的にAI機能を導入(キャラクター「あおいくまくん」を通じた24/365対応、自動案内や鑑定師紹介機能)。
- エンタメテック(B4ND):アーティストの獲得拡大、ファンビジネス領域でのワンストップ提供。
- GameFi/暗号資産:GameFi領域へ参入検討、サービス初期に必要なビットコインを取得する方針(保有額は開示せず)。
- 投資事業:連結子会社保有の非上場有価証券1銘柄を2025年9月に売却予定(売却益見込み約509百万円)。
- セグメント別施策と成果
- メディア:ヒットタイトル(「隣の席はだれ?」「ニッポン征服」)によるランキング上位と収益寄与。運用本数の最適化で1本当たり採算向上。
- プラットフォーム:AI導入の検証(顧客接点拡大、鑑定師推薦等)、エンタメテックの黒字化継続。
- その他(ファンクラブ等):収益構造見直し完了により2四半期連続黒字。メタバースβ(AMIZA CITY GINZA)公開、今後拡張予定。
将来予測と見通し
- 業績予想(FY2025:8/14修正)
- 売上高:6,200 百万円
- 営業利益:180 百万円
- 経常利益:630 百万円(第3Qに投資有価証券売却益を見込むため大幅に変動)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:75 百万円
- EBITDA:540 百万円
- 根拠:メディア事業のヒットタイトルによる堅調推移、プラットフォーム事業の安定化、投資有価証券売却益(509 百万円見込み)等を反映した修正
- 中長期計画と進捗
- 中期の方針としては主力分野へ資源集中、AI/Web3/エンタメ領域での事業拡大。第2四半期時点で通期計画の進捗率は売上で約51%、営業利益で78%と説明(8/14修正後)。
- マクロ経済の影響
- 広告市場の変動(広告単価・配信量)、消費動向、為替や金利の変動(海外展開を進める際の影響)、暗号資産価格変動(GameFi/ビットコイン保有の評価益・損)等が業績へ影響する旨を注記。
配当と株主還元
- 配当方針
- 基本方針:資本の健全性や成長投資を優先した上で、配当を基本とし株主還元の充実に努める。事業成長を最重要課題とし、内部留保は成長投資を優先。
- 配当実績・見通し
- 2025期の期中配当金等の具体数値は資料に記載なし → 現状配当額は未提示(通期見通しにも配当額の明示なし)
- 株主優待
- 2025年5月20日導入発表:基準日(毎年6月末・12月末)において2,500株以上を1年超継続保有する株主を対象に、それぞれ15,000円分のデジタルギフトを贈呈(年間合計30,000円相当)。交換先例:Amazonギフトカード、PayPay等(案内は3か月以内発送予定)
- 特別配当
- 特別配当の記載なし → なし(または未定)
製品やサービス(主要)
- 主要製品・サービス
- スマートフォンゲーム(カジュアル/ハイパーカジュアル)
- 代表的なヒットタイトル:隣の席はだれ?(ハイパーカジュアル)、ニッポン征服(カジュアル)等
- 画像メーカーサービス:Picrew(アプリ版のプレミアムプラン導入、課金会員増加)
- プラットフォーム:電話占い(電話占いカリス、SATORI電話占い)、恋愛相談METHOD(スキルシェア型)、エンタメテック(B4ND メッセージアプリ)
- ファンクラブ構築・運営(WHITE SCORPION 等の公式ファンクラブ支援)
- メタバース:AMIZA CITY GINZA(β版公開、正式版は出店数拡大予定)
- 投資事業/暗号資産:GameFiプロジェクト、ビットコイン取得方針
- サービス提供エリア・顧客層
- 主に国内だが、メディア(ゲーム)については海外展開を進めている。Picrew等は海外ユーザーが多いサービス。
- 電話占い等は相談者(一般消費者)および鑑定師(登録専門家)が主要なステークホルダー。
- 協業・提携
- 株式会社オーバース、gumi 等とメタバース/Web3に関するパートナーシップ(WHITE SCORPIONプロジェクトに参画)。
- B4NDでは秋元康氏が関わるアーティスト等と連携してサービス展開。
- その他:投資先・子会社等との連携(保有投資有価証券の売却等の事業再編施策も実行)。
重要な注記
- 会計方針
- 資料内における特段の会計方針変更の記載はなし。ただしEBITDA定義は「営業利益+のれん償却費+減価償却費」と明記。
- リスク要因(特記事項)
- 暗号資産(ビットコイン)保有・GameFi事業化に伴う市場変動・技術課題・規制リスク。
- 投資有価証券の売却益は一時的な営業外収益である点(第3Q計上見込みで業績に大きく影響)。
- 流動負債が流動資産を上回る状況については「成長投資に伴う一時的な状況」としているが、継続的な財務改善取り組みの必要性あり。
- 資料末尾に将来見通しに関する注意事項(forward-looking statements)あり。
- その他(今後のイベント・重要告知)
- 2025年9月中:連結子会社保有の非上場有価証券1銘柄売却予定(投資有価証券売却益概算 509 百万円、2025年第3四半期に営業外収益計上予定)。
- 2025年6月26日付と2025年8月14日付で業績上方修正を実施(8/14は投資売却益見込み反映の修正)。
- 2025年5月20日:株主優待制度導入(条件あり)を発表。
補足・注意
– 資料に明記のない項目は「–」と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7359 |
企業名 | 東京通信グループ |
URL | https://tokyo-tsushin.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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