2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(抜粋まとめ)―― 株式会社ビーマップ(証券コード:4316)
(対象期間:2024年4月1日~2025年3月31日、提出日:2025年5月14日)
> 注意:以下は提出資料の記載内容に基づく整理です。投資助言や評価は行っていません。不明項目は「–」としています。
1. 基本情報
- 企業名:株式会社ビーマップ(Bemap Co., Ltd.)
- 証券コード:4316
- URL:http://www.bemap.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 杉野 文則
- 問合せ先:取締役 経営管理部長 大谷 英也(TEL 03-5297-2181)
- 事業概要(主要事業分野)
- モビリティ・イノベーション事業:鉄道等の社会インフラ向けシステム開発・サービス(例:デジタル切符「ただチケ」、交通費精算クラウド「transit manager」等)
- ワイヤレス・イノベーション事業:通信事業者向け無線LAN等のシステム開発・提供(Air Compass Media、Edgecore/旧IgniteNet等、Terragraph等)
- ソリューション事業:映像配信、TVメタデータASP、コンテンツプリント、O2O2O・MMS、自治体・一般事業者向け無線システム販売 等
- 提出日:2025年5月14日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日
2. セグメント(連結)
- 報告セグメント:モビリティ・イノベーション / ワイヤレス・イノベーション / ソリューション
- 2025年3月期(連結)売上・セグメント損益(千円)
- モビリティ・イノベーション:売上 99,947 / セグメント損失 △29,580
- ワイヤレス・イノベーション:売上 418,889 / セグメント損失 △47,045
- ソリューション:売上 975,476 / セグメント利益 2,334
- セグメント合計:売上 1,494,314 千円(外部顧客)
- 全社費用(未配分):△108,517 千円 → これを含めて営業損失に調整
- 主要顧客(開示)
- エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP):売上 311,082 千円(ワイヤレス事業)
- 茨城県:売上 216,360 千円(ソリューション事業)
3. 発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):3,242,000株(2025年3月31日)
- 期末自己株式数:1,013株
- 期中平均株式数:3,236,030株
- 重要な後発事象(新株発行:第三者割当)
- 実施日:払込完了 2025年4月17日
- 発行株式数:普通株式 256,700株
- 発行価額:360円/株、総額 92,412,000円
- 引受先:株式会社HAMAメディカルサービス(運転資金等の調達)
- 増加する資本金:46,206,000円、資本剰余金:46,206,000円
4. 今後の予定(決算関連)
- 定時株主総会開催予定日:2025年6月26日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月27日
- 決算説明会 等:資料に記載なし(–)
5. 主要財務指標(連結、単位:千円 unless 表示)
- 売上高:1,494,314(前期 1,598,968、前年比 △6.55%)
- 売上総利益:665,535(前期 723,264)
- 営業利益(損失):△182,808(前期 △71,881)
- 経常利益(損失):△190,333(前期 △72,902)
- 親会社株主に帰属する当期純利益(損失):△179,556(前期 155,845)
- 1株当たり当期純損失:△55.49円(前期 48.19円)
- 1株当たり純資産(BPS):116.70円(前期 177.09円)
貸借対照表(2025/3/31)
– 総資産:929,031
– 流動資産:835,578(現金及び預金 155,112 / 売掛金 525,125 / 原材料 32,026 等)
– 固定資産:93,452
– 負債合計:424,130(流動負債 329,686 / 固定負債 94,443)
– 純資産合計:504,900
– 自己資本比率:40.7%(前期 49.0%)
キャッシュ・フロー(2025/3/31)
– 営業活動によるCF:△250,376(前期 △159,039)
– 投資活動によるCF:△12,935(前期 +204,927)
– 財務活動によるCF:△14,285(前期 △10,173)
– 現金及び現金同等物 期末残高:155,112(前期 432,709)
財務比率・効率性(計算値)
– 営業利益率(売上高に対する):△12.2%(△182,808 / 1,494,314)
– 当期純利益率:△12.0%(△179,556 / 1,494,314)
– 総資産回転率(売上/総資産):約1.61回(1,494,314 / 929,031)
– 流動比率(流動資産/流動負債):約253%(835,578 / 329,686)
(注)上記は報告数値および簡易計算に基づく概算値です。
6. 配当
- 2024年3月期(実績):中間 0円 / 期末 0円(年間 0円)
- 2025年3月期(実績):中間 0円 / 期末 0円(年間 0円)
- 2026年3月期(予想):中間 0円 / 期末 0円(年間 0円)
- 特別配当:なし
7. セグメント別の状況と戦略(要旨)
- モビリティ・イノベーション
- 売上小幅減(99,947千円、前期比 △16.6%)。鉄道利用減少により投資が慎重化した影響があるが、「ただチケ」など新しい事業モデルの事業化を推進。
- セグメント損失拡大(△29,580千円)。
- ワイヤレス・イノベーション
- 売上大幅減(418,889千円、前期比 △40.4%)。大型構築案件の受注が得られず減収。NTTBPとの協業は継続も、大口受注には至らず。
- セグメント損失(△47,045千円、前期は利益)。
- 今後は自治体・鉄道向け大型構築案件やIoT/ローカル5G分野の開拓を目指す。
- ソリューション
- 売上増(975,476千円、前期比 +25.7%)。O2O2O・MMSサービス拡大、MMSマーケティング子会社化の取り込み、証明写真サービス等の伸長が寄与。
- セグメント利益は2,334千円(前期の損失から回復)。
- 今後は流通業界向けなどで人員を集中して取り組む方針。
8. 中長期計画との整合性・進捗
- 同社は中期計画(公表:2024年6月7日)を掲げているが、2025年3月期(中期計画の1年目)目標は未達(主因:ワイヤレス事業の大幅減収)。
- 2026年3月期は中期計画の修正目標を示しており、連結予想は下記(業績予想欄参照)。2028年3月期まで含めた見直しを実施中で、今後公表予定。
9. 今後の見通し(連結業績予想:2025/4/1~2026/3/31)
- 第2四半期(累計)予想:売上 750,000 千円、営業利益 70,000 千円、親会社株主に帰属する当期純利益 70,000 千円、1株当たり当期純利益 21.59円(累計)
- 通期予想:売上 1,900,000 千円(+27.1% vs 前期)、営業利益 50,000 千円、経常利益 50,000 千円、親会社株主に帰属する当期純利益 30,000 千円、1株当たり当期純利益 9.25円
- 前提・留意事項:業績予想は会社が合理的と判断する前提に基づくものであり、実際の数値は変動する可能性がある旨の注記あり。
10. リスク要因・継続企業に関する注記
- 2024/3期・2025/3期ともに営業損失・経常損失を計上し、2025/3期は親会社株主に帰属する当期純損失を計上。これにより「継続企業の前提に関する重要な疑義」が生じる状況があったと記載。
- 対応策として事業拡大・収益構造改善策を実施(各事業の事業化強化、人員配置等)。資金面では第三者割当増資(約9,241万円)を実行し、売掛金回収等を踏まえ4月末の現預金残高は約4.5億円と記載。これにより「継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められない」と判断。
- 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外である旨の注記あり。
11. 重要な会計・注記
- 会計基準の選択:日本基準に基づく連結財務諸表の作成(外国株主比率等の状況から判断)。
- 会計方針変更、修正再表示:該当なし(注記による)。
- その他重要事象:前述の第三者割当増資(2025/4/17 完了)。
12. 短評(資料に基づく整理)
- 2025年3月期は売上は弱含みながらソリューション事業が増収で寄与する一方、ワイヤレス事業の大型案件不成立や人件費負担増などにより販管費が上昇し、営業損失・経常損失・当期純損失を計上しています。
- 会社は事業再構築・販売拡大策や資金調達(第三者割当)を実行しており、翌期(2026年3月期)は増収・黒字化を見込む計画を示しています。
(以上)
不明点や、特定の項目(例えば「時価総額」「詳細なIRスケジュール」など)について追加で確認したい項目があれば教えてください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4316 |
企業名 | ビーマップ |
URL | http://www.bemap.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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