2025年12月期 第2四半期決算説明資料
決算説明まとめ(2025年12月期 第2四半期) — ピクスタ株式会社(東証グロース:3416)
※出典:同社 2025年12月期 第2四半期決算説明資料(2025年8月12日)。不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:ピクスタ株式会社(証券コード 3416)
- 主要事業分野:デジタル素材マーケットプレイス(PIXTA)、出張撮影プラットフォーム(fotowa)、PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム、機械学習向けデータ販売サービス 等
- 代表者名:古俣 大介
- 説明会情報:開催日 2025年8月12日(資料:第2四半期決算説明資料)
- 説明会形式:–(資料は発表されているが、オンライン/オフラインの明記なし)
- 説明者(発表者):–(IR連絡先は記載あり:経営管理部 IR担当 ir@pixta.co.jp)
- 報告期間:2025年12月期 第2四半期(Q2)/累計(Q1〜Q2)
- 決算説明資料作成日:2025年8月12日
- 配当支払開始予定日:–(配当方針は下記参照)
- セグメント(社内区分)
- PIXTA事業:ストック素材(写真・イラスト・動画・音楽等)のマーケットプレイス。機械学習向けデータ販売サービスを含む。
- fotowa事業:出張撮影(主に家族・こども向け)のプラットフォーム(2024年末より計上方法変更あり)。
- その他:PIXTAオンデマンド(法人向け出張撮影)、PIXTAカスタム(法人向け撮り下ろし) 等
- Snapmart:2023年Q1より連結除外(株式譲渡)
業績サマリー(主要指標)
- 単位はいずれも百万円(¥)/ 比率は前年同期比
- 四半期(Q2:3か月)
- 売上高:649(2025/12 Q2) vs 606(2024/12 Q2) → +7.1%
- 営業利益:30 vs 65 → △53.9%
- 営業利益率:+4.7%(2025Q2) vs +10.8%(2024Q2) → △6.1pt
- 当期純利益:20 vs 44 → △54.8%
- 累計(Q1〜Q2:6か月)
- 売上高:1,306(2025/12 累計) vs 1,258(2024/12 累計) → +3.8%
- 営業利益:89 vs 159 → △43.8%
- 純利益:60 vs 111 → △46.1%
- 通期予想(2025/12 通期予想)
- 売上高:3,000(前期 2,882) → +4.1%
- 営業利益:219(前期 574) → △61.7%
- 純利益:158(前期 393) → △59.8%
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明記なし)
- 期初計画に対する進捗率(通期見込みに対するQ1〜Q2進捗)
- 売上高進捗:1,306 / 3,000 = 43.6%
- 営業利益進捗:89 / 219 = 40.8%
セグメント別(売上高・営業利益の概要)
- PIXTA事業
- Q2売上:488百万円(前年比 △9.1%) — 単品売上の減少、ライトユーザー離脱が影響
- 通期見込み:PIXTA売上 2,133(百万円)
- 営業利益:セグメントで減益(前年比約△15%の減少)
- fotowa事業
- Q2売上:125百万円(前年同期比で約3倍増。ただし計上方法変更(2024年12月中旬〜)の影響)
- 「計上方法変更」を除くベースでは前年同期比 △7.0%(実売上ベースで減少)
- Q2営業利益:△19百万円(四半期)/通期見込みは損益トントン(0)想定。サービスリニューアルに伴う一時費用で影響。
- KPI:撮影件数 △13%(サービスリニューアル・料金改定の影響)、リピート率 約31%、リニューアルで単価は約+10,000円上昇
- その他事業(PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム等)
- 通期見込み売上増(前年比想定増。連結で165百万円見込み)
業績の背景分析
- ハイライト / トピックス
- 売上高は前年同期比で増加(+7.1% Q2)したが、これは主にfotowaの売上計上方法変更による影響。
- 営業利益・純利益は前年同期比で大幅減(営業利益 Q2 △53.9%)— PIXTA事業での粗利低下およびfotowaの計上方法変更に伴う仕入原価増加、及び新規投資が影響。
- 増減要因
- 売上(増):fotowaの会計基準変更により取扱高の100%を売上計上(変更前は約35%を売上計上) → 売上・仕入原価ともに増加。その他、PIXTA外の事業(オンデマンド・カスタム等)の成長。
- 売上(減):PIXTAの単品売上・購入者数の減少(ライトユーザーの離脱、単品購入者数減)でマイナス要因。
- 費用:全社費用は前年同期比+15%(四半期ベース)。仕入原価増はfotowaの計上方法変更が主因。機械学習向けデータ販売等の成長投資で販管費増(資料では約30百万円の投資増を見込む)。サーバー費等も増加(素材数増・円安で約12百万円増)。
- 税金:2024年の課税所得増加に伴う2025年の法人税等支払増がキャッシュフローに影響。
- 競争環境
- PIXTAは「日本素材の量」で優位(素材点数 約1億点、投稿クリエイター 約44万人、購入者登録 約67万人) → 海外の大手ストックフォトは日本素材が少ない点で差別化。国内では高価格帯(報道向け等)や無料系との住み分けが進んでいる。
- fotowaは子ども写真館等と比較して「出張撮影」という市場ポジションで差別化(ロケーション自由度、ナチュラルな撮影)。
- リスク要因(開示・注記)
- 為替変動、一般的な国内外経済状況、税務・法制度変更等(資料の将来見通しに関する注意事項に準拠)。
- 会計方針変更(fotowaの売上計上方法変更)により比較可能性や利益率の見え方が変化。
- サービスリニューアルに伴う撮影件数の短期減少・顧客反応。
- 新規事業(機械学習向けデータ販売等)への投資が想定より回収できないリスク等。
戦略と施策
- 中期戦略(ビジョン)
- 「ビジュアルプラットフォーム」構想:PIXTA(ストック素材・機械学習用データ)、PIXTAカスタム、PIXTAオンデマンド、fotowa を横断的に連携させ、法人・個人のビジュアルニーズに応える。
- 2030年目標:売上 60億円超(CAGR 10〜15%)、2030年 営業利益 10億円超(資料上の中長期目標)
- 主要施策(短中期)
- PIXTA事業
- 人物コンテンツの拡充、UI/UX改善、商品・価格体系の改善、イラストのオーダーメイドサービス試験導入。
- 機械学習向けデータ販売:短期は「ライセンシングプラットフォーム」を構築(PIXTA AI でトライアル実施)、中長期はアノテーション等の追加ツール/有料サービスを展開(2026〜2027年以降本格拡大予定)。中長期売上目標約10億円(資料)。
- fotowa事業
- マッチングモデルから自社サービス(請負契約)へ移行(既に2024年末〜一部提供開始、2025年5月下旬に料金体系リニューアル実施)。
- 「らくらくおまかせプラン」導入等で利便性向上・単価向上(リニューアルで約1万円単価上昇の効果)。LTV(家族単位)向上を意図。
- その他(PIXTAオンデマンド / PIXTAカスタム)
- 新規顧客獲得、撮影パッケージ最適化、プロダクション仕組み化。新規事業群で全社売上構成比10%以上を目指す(現状は5%未満)。
- 進行中の具体プロジェクト
- PIXTA AI(機械学習用データプラットフォーム)トライアル実施中。
- fotowa のサービスリニューアル(2025年5月実施)、料金改定と「おまかせ」プラン導入。
- PIXTAカスタム(法人向け撮り下ろし)は2023年7月開始、案件獲得中。
将来予測と見通し
- 2025年通期業績予想(主要数値)
- 売上高:3,000百万円(+4.1% YoY)
- 営業利益:219百万円(△61.7% YoY) — 機械学習向けサービス等の投資計画により減益見込み
- 純利益:158百万円(△59.8% YoY)
- 予想の根拠(資料に記載の前提)
- PIXTA:単品売上減少を想定する一方、機械学習向けデータ販売の立ち上げ等で売上を補填。仕入原価は定額制比率上昇等で減少見込みだが、投資費用(約30百万円)を計上。
- fotowa:計上方法変更で売上が大幅に増加(取扱高を100%売上計上へ変更)、リニューアル後の単価上昇を見込みつつ撮影件数は短期的に減少を想定。
- その他事業:PIXTAオンデマンド・カスタムの成長を想定(YoY 約+56%想定/全社比はまだ小さい)。
- 中長期(2030年)見通し
- 売上 60億円超、CAGR 10〜15%、2030年営業利益 10億円超を目標。大型案件や新規事業発生で上振れの可能性あり。
- マクロ影響
- 為替(円安等)や金利、国内外の景気動向がコスト(サーバー、外注)・需要に影響する旨を注記。資料中は画像認識市場の推計において 1ドル=157円を前提の試算あり。
配当と株主還元
- 配当方針:安定的な利益還元を維持。2024年12月期に期末1株当たり45円を実施し、3年間同額の配当を予定(資料記載)
- 配当実績/予定:
- 2024年12月期(実績):期末配当 1株当たり45円00銭(実施)
- 2025年12月期(予想):同上(1株当たり45円を予定)
- 特別配当:なし(資料に記載なし)
- 自己株式取得:自己株式取得は2025年1月に終了(資料記載)
製品・サービス(主要)
- PIXTA(ストック素材マーケットプレイス)
- 提供物:写真・イラスト・動画・音楽 等
- 主要指標(2025/6末):投稿クリエイター登録 約44万人、購入者登録 約67万人、素材点数 約1億点
- 新サービス:機械学習向けデータ販売(PIXTA AI トライアル中)、イラストのオーダーメイド等
- fotowa(出張撮影プラットフォーム)
- 提供物:家族・こども写真出張撮影サービス(フォトグラファー登録 約1,450人、撮影件数 約16万件、口コミ投稿数 約7万件(2025/6末))
- サービス更新:2025年5月下旬に撮影プラン・料金体系のリニューアル、「らくらくおまかせプラン」導入により単価向上
- PIXTAオンデマンド
- 法人向け出張撮影(企業HP用・商品撮影等)、予約件数は増加傾向
- PIXTAカスタム
- 法人向けの大規模撮り下ろし、オーダーメイドで権利関係に柔軟対応(案件単価は百万円超の事例あり)
- 協業・提携
- グループ会社:PIXTA ASIA PTE. LTD.、PIXTA VIETNAM CO., LTD.
- その他の外部協業(データパートナー、アノテーター等)については事業計画で想定されているが、個別提携情報は資料に明記なし(–)
重要な注記
- 会計方針の変更:
- fotowaの売上計上方法を2024年12月中旬より変更(従来は取扱高の約35%を売上計上 → 変更後は取扱高の100%を売上計上)。これにより売上・仕入原価ともに増加し、比較数値の解釈に注意が必要。
- セグメント数値の注意:
- 第2四半期のセグメント別業績は現時点の当社計算数値(未だ会計監査を受けていない)。会計監査後に変更となる可能性あり。
- リスク/将来見通しに関する注意事項:
- 資料内の見通し情報は仮定・推定に基づくものであり、実際の業績は市場環境・為替・規制等により異なる可能性がある旨を開示。
- その他の重要告知:
- IR連絡先:経営管理部 IR担当 ir@pixta.co.jp
- IR情報ページ:https://pixta.co.jp/ir
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3416 |
企業名 | ピクスタ |
URL | https://pixta.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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