2025年12月期 第1四半期決算説明資料
決算説明まとめ(Markdown)
出典:ピクスタ株式会社「2025年12月期 第1四半期 決算説明資料」※資料日:2025年5月12日
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ピクスタ株式会社(東証グロース:3416)
- 主要事業分野:デジタル素材マーケットプレイス(PIXTA)、出張撮影プラットフォーム(fotowa)、PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム、機械学習向けデータ販売サービス(PIXTA AI など)
- 代表者名:古俣 大介
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月12日(資料日)
- 参加対象:–(資料は個人投資家/投資家向け)
- 説明者
- 発表者(役職):–(代表者は古俣大介)
- 発言概要(資料に基づく要旨):第1四半期の業績ハイライト、セグメント別の状況、2025年度および中期方針(ビジュアルプラットフォーム化、機械学習向けデータ販売の立ち上げ、fotowaのサービス形態変更など)、通期業績予想と前提、およびリスクに関する注意
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第1四半期(2025年Q1)
- セグメント(資料での区分)
- PIXTA事業:写真・イラスト・動画・音楽等のデジタル素材マーケットプレイス(単品販売/定額制、機械学習向けデータ販売を含む)
- fotowa事業:家族・こども写真の出張撮影プラットフォーム(マッチング→自社請負へのリニューアル中)
- その他事業:PIXTAオンデマンド(法人向け出張撮影)、PIXTAカスタム(法人向け撮り下ろし)、等
- Snapmart:2023年Q1より連結除外(株式譲渡)
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高(2025/12 Q1):657(前年652、YoY +0.8%)
- 営業利益(2025/12 Q1):59(前年93、YoY △36.7%)
- 営業利益率:9.0%(前年14.4%、△5.4pt)
- 純利益(2025/12 Q1):39(前年66、YoY △40.2%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
- 進捗(期初予想に対する進捗率)
- 売上高進捗:657 / 3,000 → 21.9%
- 営業利益進捗:59 / 219 → 27.0%
- 純利益進捗:39 / 158 → 25.3%
- セグメント別状況(Q1 参考値・資料より)
- PIXTA事業
- 売上高:約534百万円(前年同期比 約△10%)
- 備考:単品売上の減少が主因。購入者数累計は前年同期比△7.7%。
- 営業利益:前年同期比約△14%(粗利減少が要因)
- fotowa事業
- 売上高:約96百万円(前年同期比約3倍 → ※主に売上計上方法の変更による。計上方法影響を除くと前年同期比 +6.4%)
- 撮影件数:前年同期比 +4.8%
- リピート率:約25%(前年並み)
- 営業利益:赤字縮小(前年より約+7百万円の改善)
- その他事業(PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム等)
- 売上高・利益:合算で増加見込み(詳細はセグメント表参照)
- 費用動向
- 第1四半期費用合計は前年同期比 +7.1%増
- 仕入原価増加:fotowaの計上方法変更に伴う影響
- その他:機械学習向けサービス投資、サーバー費用増(素材数増加・円安)、広告宣伝費、人件費等
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 全社売上は前年同期比でほぼ横ばい(+0.8%)。営業利益・純利益は前年同期比で減少(営業利益△36.7%、純利益△40.2%)。減益は想定内で、期初計画は概ね維持。
- PIXTAは単品購入者減少等により売上・粗利が低下。fotowaは売上計上方法の変更で売上が大幅に増加(見かけ上)。
- 増減要因
- PIXTAの売上減少要因:ライトユーザーの離脱、単品購入者数の減少 → 平均月間購入額も前年同期比で約△3.0%。
- fotowaの売上増加要因:(会計上)ネット計上からグロス計上へ変更(2024年12月中旬より)、実質は撮影単価の向上や撮影件数増(+4.8%)が寄与。
- 費用増:機械学習向けデータ販売サービスへの投資(開発費等で約30百万円の販管費増見込み)、サーバー費用増(約12百万円)、fotowaの扱高の変化に伴う仕入原価増
- 競争環境
- PIXTAの強み:日本素材(人物含む)の点数優位性、低価格帯での提供、国内市場で独自のポジショニング(欧米系や高価格帯/無料系と住み分け)
- 競合:欧米ストックフォト(海外素材中心)、国内高価格帯(報道向け等)、国内無料素材サイト
- リスク要因(資料記載/示唆)
- 為替(円安等)によるコスト変動、国内外の経済環境、需要動向の変化
- 購入者数の継続的減少、fotowaのサービス移行による需要変化、機械学習向け市場での競争
- 会計方針変更や連結範囲の変更(過去:Snapmart譲渡等)が比較数値に与える影響
戦略と施策
- 現在の戦略(中期方針)
- 「ビジュアルプラットフォーム」を中核とした成長:法人・個人の多様なビジュアルニーズを横断的に解決
- 2030年目標:売上60億円超、CAGR 10〜15%、2030年営業利益10億円超(大口案件や新規事業発生で上振れ可)
- 2025年方針:売上の再成長を目指す。ただし営業利益2億円超は維持
- 主な施策(全社/セグメント別)
- PIXTA事業
- 人物コンテンツの拡充、品質向上
- UI/UX改善、商品・価格体系の見直し
- イラストのオーダーメイドサービスのトライアル(ストック+オーダーメイドの提供拡大)
- 機械学習向けデータ販売サービスの立ち上げ(短期はライセンシングプラットフォーム、PIXTA AIでトライアル中)
- 機械学習向けデータ販売(PIXTA AI)
- 2025〜2026:ライセンシングプラットフォーム構築(PIXTA以外のデータも取り扱い)
- 2027〜:アノテーション受託や追加ツール/有料サービスを順次展開
- 中長期売上目標:約10億円(対象市場規模などの算定あり)
- fotowa事業
- マッチング(仲介)から自社サービス(請負)へリニューアル(2024年12月〜一部提供、2025年半ば以降本格展開)
- 利便性向上・単価向上により成長加速、家族単位のLTV向上を狙う
- 新商品(例:16ページフォトブック等)展開
- その他(PIXTAオンデマンド/PIXTAカスタム)
- 新規顧客獲得、撮影パッケージ最適化、プロダクション化を推進
- 全社売上構成比で新規事業群を10%以上に拡大する目標(2024年は5%未満)
- 進行中の施策・進捗
- fotowaの会計・サービス形態変更実施(売上計上をグロス化:2024年12月中旬より)
- PIXTA AI のトライアル運用中
- 動画素材定額プランの価格改訂(最大約30%値下げ)を実施
将来予測と見通し
- 2025年通期業績予想(連結、単位:百万円)
- 売上高:3,000(+4.1% YoY)
- 営業利益:219(△61.7% YoY)
- 営業利益率:7.3%(△12.6pt)
- 純利益:158(△59.6% YoY)
- 見通しの主な根拠:PIXTAの売上減少を見込みつつ、fotowaの売上増(会計上の計上方法変更と単価向上)および機械学習向けサービスへの投資を織り込む
- セグメント別(通期予想ハイレベル)
- PIXTA:売上 約2,133、営業利益圧縮(前年比減)
- fotowa:売上 約700(計上方法変更により大幅増)、営業利益は黒字化見込み(撮影単価向上)
- その他:成長見込み(PIXTAオンデマンド、PIXTAカスタム等)
- 中長期計画(2030年目標)
- 売上:60億円超(CAGR 10〜15%)
- 営業利益:10億円超
- 機械学習向けデータ販売は中長期で約10億円規模を目指す
- マクロ経済の影響
- 為替(円安)等はコスト(サーバー等)へ影響する旨を明示
- 一般的な景気循環、広告需要や企業投資の動向が売上に影響する想定
配当と株主還元
- 配当方針:資料上の言及なし(–)
- 配当実績(中間/期末/年間):–(資料未記載)
- 特別配当:資料上の言及なし(–)
製品やサービス(主な紹介)
- PIXTA(ストック素材)
- 提供物:写真・イラスト・動画・音楽 等
- クリエイター登録:約43万人、購入者登録:約66万人、素材点数:約1億点(2025/3末時点)
- 収益KPI:購入者数 × 一人当たり購入額(単品/定額制で構成)
- fotowa(出張撮影)
- 提供物:家族・こども向け出張撮影サービス、フォトブック等
- フォトグラファー登録:約1,450人、撮影件数 約16万件(2025/3末時点)
- 収益KPI:撮影件数 × 撮影単価
- サービス転換:マッチング(仲介)→ 自社請負(統一品質・利便性重視)
- PIXTAオンデマンド
- 法人向け出張撮影(企業ホームページ、店舗撮影、商品撮影等)
- 予約申込件数は増加傾向
- PIXTAカスタム
- 法人向けの撮り下ろし(企画〜撮影〜納品)サービス。高単価案件対応
- 機械学習向けデータ販売(PIXTA AI)
- 方針:短期はライセンシングプラットフォーム、将来的にワークフロー全体を支援するサービス提供へ
- ロードマップ:2025〜2026 ライセンシング開始 → 2027〜 追加サービス(アノテーション等)
重要な注記
- 会計方針・注記
- fotowaの売上計上方法を2024年12月中旬より変更(ネット計上 → 取扱高の100%を売上計上:いわゆるグロス計上)。これにより売上・仕入原価が増加。比較年度の解釈に注意が必要。
- スナップマート(Snapmart)は2023年2月に全株式譲渡され、2023年Q1以降連結除外。
- セグメント別業績=現時点での当社計算数値であり、会計監査後に変更される可能性あり(資料注意書き)。
- リスク要因(資料同様の注意)
- 将来見通しは不確実性を含む(国内外の市場状況、金利・為替、想定外の事象等により実績が異なる場合あり)。同社は見通し情報の更新義務を負わない旨を明示。
- その他
- IR問合せ:経営管理部 IR担当(ir@pixta.co.jp)、IR情報:https://pixta.co.jp/ir
- 資料日:2025年5月12日(第1四半期決算説明資料)
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3416 |
企業名 | ピクスタ |
URL | https://pixta.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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