2026年3月期第1四半期決算説明会動画、書き起こし記事公開のお知らせ
株式会社フレクト — 2026年3月期 第1四半期 決算説明会(要約)
以下は、2025年8月8日に開催された「2026年3月期 第1四半期 決算説明会(代表取締役CEO 黒川 幸治)」の資料・発言を元に整理した要約です。出典は同説明会の資料・書き起こし(及び公開動画)です。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 会社名:株式会社フレクト(FLECT)
- 主な事業分野:クラウド/DXエンジニアリング(Salesforce を中心としたマルチクラウド開発、MuleSoftによるAPI連携、Okta 等の認証基盤、Data Cloud/データ基盤、AI活用ソリューション、Agentforce 等)
- 代表者名:代表取締役 CEO 黒川 幸治
- 証券コード・市場:4414 東証グロース
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月8日(金)13:00–14:00
- 説明会形式:Zoom ウェビナー(動画・書き起こしを公開)
- 参加対象:投資家向け公開説明会(一般向けIR)
- 説明者
- 発表者:代表取締役 CEO 黒川 幸治
- 発言概要:第1四半期の業績概要、トピックス(受注事例・受賞)、人材・採用状況、成長戦略(マルチクラウド、AI/データ基盤、Agentforce 等)、質疑応答(販管費の中身、新規顧客のARPAやキャパシティ、競合・リスク等)
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月期相当)
- 決算説明会開催日:2025年8月8日
- セグメント(資料上の明示的区分は限定的)
- 主な事業領域(資料中の事業構成としての分類)
- Salesforce 関連サービス(CRM導入・拡張、Sales Cloud/Service Cloud/Experience 等)
- API連携 / MuleSoft(システム連携基盤)
- Data / Data Cloud(データ統合・分析基盤、AI-Ready基盤)
- Agentforce(顧客対応支援等の業務効率化ソリューション)
- Okta(ID/認証基盤)
- 研究開発(AI・OR を活用した最適化や音声系研究など)
- 各セグメントの厳密な売上区分・金額は資料に詳細開示なし(必要に応じ「セグメント別詳細:–」)
業績サマリー(第1四半期実績および通期見通し)
- 主要指標(第1四半期:2026年3月期1Q)
- 売上高:1,809 百万円(=約18億900万円)/前年同期比 -5.0%
- 売上総利益:812 百万円(売上総利益率 44.9%)/前年同期比 -2.0%(売上総利益率は +1.3pt)
- 営業利益:117 百万円(=1億1,700万円)/前年同期比 -34.6%
- 当期純利益:71 百万円(=7,100万円)/前年同期比 -32.8%
- 通期(2026年3月期)業績予想(説明会で据え置き)
- 売上高:9,600 百万円(約96億?表記は資料のまま記載)※資料表記に基づく(通期目標)
- 営業利益:1,429 百万円(14億2,900万円)
- 当期純利益:863 百万円(8億6,300万円)
- (注)会社は2Q以降の業績拡大を見込み、通期見通しは据え置きとしている
- 進捗状況(通期目標に対するQ1進捗)
- 売上高進捗率:18.8%
- 営業利益進捗率:8.2%
- 備考:同社事業は下期偏重の傾向があり、過年度実績から今回の進捗でも通期目標達成が見込めると説明
- セグメント/顧客区分の主要KPI(大手企業向け)
- 大手企業:四半期契約顧客数(大手)=57社(前年同期比 +11社)
- 大手企業 ARPA(四半期平均売上/顧客):2,970 万円(前年同期比 -620 万円)
- 既存大手企業のARPA:3,240 万円(前年同期比 -550 万円)
- 四半期売上が2,500万円以上の顧客数:18社(前年同期比 -1社)
- 2,500万円以上顧客群の四半期売上合計:1,326 百万円(前年同期比 -128 百万円)
業績の背景分析
- 業績ハイライト(第1四半期)
- 売上・利益は前年同期比で減少(売上 -5%、営業利益 -34%、当期純利益 -32%)
- 売上総利益率は高水準を維持(44.9%)
- 提案体制強化や新卒採用加速により販管費が増加(販管費 694 百万円、販管費率 38.4%、前年同期比 +4.3pt)
- 一方で新規顧客の獲得数は上場以降で過去最高水準(大手の四半期契約顧客数 57社)
- 新規顧客は「スモールスタート」傾向 → 顧客当たり売上(ARPA)が低下
- 提案体制強化の効果は想定より早くパイプラインに反映しており、2Q以降の業績拡大を想定
- 増減要因(Q1の減益要因等)
- 売上減少:新規顧客の取引拡大が想定より緩やかで、ARPA低下
- 販管費増加:提案体制強化のためマネージャー等の人件費を販管に振替(従来は原価計上していた人材を営業・組織マネジメントに配置)、新卒採用の加速による人件費増
- 但し、プロジェクト進捗は概ね健全で、パイプラインは拡大中
- 競争環境
- ポジショニング:攻めのDX(売上・エンゲージメント向上に直結するDX)を主軸に、マルチクラウドでの統合的提供を強みとする
- 競合:従来は守り中心の大手SIerが攻め領域へ進出、コンサルファームも参入。クラウド専業ベンダーや大手SIer、コンサルが競合となる場面あり
- 差別化点:MuleSoft、Okta、Salesforce 等の組合せでの実績・ナレッジ、マルチクラウド開発、AI/データ基盤構築の実績
- リスク要因(資料・Q&Aより)
- 最大のリスク(CEO見解):「組織づくりが売上成長に追いつかないこと」(採用・組織構築の速度が業績拡大に追随できるか)
- その他(資料末の注記):将来見通しは多様なリスク・不確実性を含む旨(市場・需給・規制等)
- (注)為替・金利・サプライチェーン等の外部要因は説明会で具体的な個別言及なし → 一般的リスクとしては想定されるが資料上の記載は限定的
戦略と施策
- 現在の戦略(中期/上場目標)
- プライム上場を目標(目標時期:2027年3月期)
- 成長の3本柱:大型アカウント創出、人材投資、研究開発投資
- 主要施策(進行中)
- マルチクラウドの強化・発展:Salesforce のマルチクラウド開発、MuleSoft による API 連携、Okta による ID 統合、これらを組み合わせたクロスセル展開
- AI / データ基盤領域のワンストップ提供:MuleSoft(API)+Data Cloud(データ統合)+Agentforce を組み合わせ、AI活用を支援
- クラウドパートナー拡充:Salesforce、MuleSoft、Okta、Databricks、AWS などとの協業(Databricks は立ち上げ段階)
- 人材・採用:高い採用基準で理系院卒中心の新卒採用を継続(25年4月入社は42名の理系院卒)、クラウドエンジニア数増加(Q1末 402人)、マルチクラウド資格取得推進
- 組織施策:マネージャー等を販管(営業・組織マネジメント)に明確に配置し、アカウントプラン等で既存顧客の深耕を推進
- 拠点拡大:大阪支店開設(東京本社以外の初の拠点)
- 受賞・ブランディング:Salesforce Japan Partner Award 2025(Japan Partner of the Year – MuleSoft)等受賞によるプレゼンス向上
- セグメント別施策と進捗
- Salesforce関連:マルチクラウド開発で既存顧客のARPA向上を狙う(クロスセル)
- MuleSoft/API:システム間連携基盤としてAPI連携で大規模基盤構築を推進(事例:パナソニック、厚労省)
- Data / AI:Data CloudやDatabricksとの連携を深め、AI-Ready基盤と実装支援をワンストップ提供
- Agentforce:導入支援に注力し、業務効率化・AI活用で顧客価値を創出
将来予測と見通し
- 業績予想(次期・今年度)
- 会社の通期予想は据え置き(冒頭の通期数値参照)。会社は2Q以降の業績拡大を前提としている。
- 中長期計画
- 27年3月期の東証プライム上場を目指す中長期成長計画を推進中(大型アカウント創出、人材投資、R&D 投資を重点)
- 新規顧客獲得目標:今期通期で概ね20〜30社の新規獲得を想定(説明会での会社内目標。Q1は既に7社獲得)
- ARPA目標感:今期は5,000万円超は難しい見込みで、今期のアッパーは約4,000万円台想定。来期以降に5,000万円ラインを目指す旨(具体数値は非開示)
- マクロ経済・外部影響
- 資料内では為替・金利等の具体的影響は明示なし。主なリスクとしては組織・採用の課題や競合環境の変化(大手SIer・コンサル参入)を挙げている。
- それ以外のマクロ要因の評価・前提については資料で明示されていないため「–」
製品やサービス(主要事例・提供価値)
- 主要製品/サービス(代表例)
- Salesforce を中心とした CRM/マルチクラウド開発(Salesforce×Data Cloud 等の連携)
- MuleSoft による API 連携基盤の構築
- Okta による認証/IDプラットフォーム構築
- Data Cloud / Databricks 等を用いたデータ基盤・AI-Ready基盤
- Agentforce(業務支援・保守支援等)導入支援
- 研究開発領域(OR による業務最適化、AIによるリアルタイム音声変換 等)
- 主要受注事例(説明会で紹介された案件)
- パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社:建設業顧客データベース(CRM間連携基盤にMuleSoft活用)
- 厚生労働省:広域災害・緊急医療情報システム(EMIS)の主要機能開発(Salesforce、MuleSoft活用)
- 外務省:令和7年度 在外給付システムの設計・開発受託
- 中小企業基盤整備機構:「デジwith」ポータルの開発・運用保守(Salesforce、Agentforce、Data Cloud等)
- エスエーティ(ITネットワーク機器保守)事例:Agentforce+Data Cloud で保守業務効率化
- 協業・提携
- パートナー:Salesforce、MuleSoft、Okta、Databricks(立ち上げ段階)、AWS 等との協業やパートナー契約
- 受賞・認定:Salesforce Japan Partner Award(MuleSoft部門)等の受賞により技術・実績をアピール
重要な注記・その他
- 重要なリスク・注意点(資料末の注記)
- 将来見通し・記述は多様なリスク・不確実性を含み、将来結果や業績を保証するものではない旨の注記あり
- 当該資料に記載の他情報(第三者に関する情報)の正確性は保証されない旨の注記あり
- その他の重要イベント・告知
- 第1四半期決算説明会の動画・書き起こしを公開(YouTubeフレクトIRチャンネル)
- 大阪支店開設、各種官公庁・大企業での受注、受賞実績等がトピックスとして報告
(補足)
– 本要約は説明会の資料・録音書き起こしに基づいて整理したものであり、投資助言ではありません。表現は資料記載の事実を中心に記載しています。必要箇所で不明な項目は「–」としてあります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4414 |
企業名 | フレクト |
URL | https://www.flect.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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