2025年12月期 第2四半期決算説明資料
以下はご提供いただいた資料を基に整理した要点まとめです。ご不明な点や追加で抽出したい項目があればお知らせください。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社日水コン
- 主要事業分野:水(上水道・下水道・河川等)を専門とした建設コンサルタント(調査・計画・設計・維持管理・工事監理等の技術コンサルティング)
- 説明会情報
- 開催日時:2025/08/14(資料日付)
- 説明者(発表者)
- 明示された担当者例:
- 執行役員 インフラマネジメント本部 DXイノベーション事業部長(兼)ソリューション開発部長 後藤 光彦(資料内で福岡市実証事業の採択式に出席・発言)
- その他、プロジェクト関係者(大成建設、クボタ等の構成員や関係者の登壇写真あり)
- 発言概要(資料からの抜粋)
- 第2四半期累計の業績サマリ(受注増、増収増益、原価率改善による利益率向上等)
- 甲山浄水場更新事業(DB方式)への参画開始(設計担当)
- 「水害対策ワンストップソリューション(都市下水予測)」が福岡市実証事業に採択
- 中期的成長戦略(コア事業強化、PPP推進、産業水インフラの国内外展開、ESG/SDGs関連事業)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期累計(1Q〜2Q)
- 決算説明資料作成日:2025/08/14
- セグメント(サービス区分)
- 上水道:浄水場設計等(設計・維持管理等)
- 下水道:下水処理設計等
- 河川その他:河川関連・その他土木関連業務
業績サマリー(第2四半期累計)
- 主要指標(連結・金額は百万円)
- 受注高:14,730 百万円(前年同期 11,272 百万円、前期比 +30.7%)
- 注:1Qに株式会社RifレックスによるウォーターPPP案件(10年契約)受注額 3,120 百万円を計上。特殊要因控除後でも前期比 +338 百万円(+3.0%)
- 売上高:13,403 百万円(前年同期 12,855 百万円、前期比 +4.3%)
- 営業利益:1,948 百万円(前年同期 1,711 百万円、前期比 +13.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,323 百万円(前年同期 1,110 百万円、前期比 +19.2%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に未記載)
- 損益率のポイント
- 売上総利益率:前年同期 30.6% → 今期 32.5%(+1.9ポイント)
- 営業利益率:前年同期 13.3% → 今期 14.5%(+1.2ポイント)
- 進捗状況(通期業績予想に対する達成率)
- 通期予想(2025年12月期):
- 売上高 24,700 百万円、営業利益 2,300 百万円、親会社帰属当期純利益 1,500 百万円
- 中間(H1)実績からの達成率(概算)
- 売上高:13,403 / 24,700 ≒ 54.3%
- 営業利益:1,948 / 2,300 ≒ 84.7%
- 親会社株主帰属当期純利益:1,323 / 1,500 ≒ 88.2%
- セグメント別状況(受注高・受注残・売上高)
- 受注高(第2Q累計)
- 上水道:7,187 百万円(前期比 +80.1%)※Rifレックス案件計上影響
- 下水道:6,150 百万円(前期比 +11.2%)
- 河川その他:1,391 百万円(前期比 -20.5%)
- 合計:14,730 百万円(前期比 +30.7%)
- 受注残高(第2Q末)
- 上水道:11,949 百万円(前期比 +29.5%)
- 下水道:10,434 百万円(前期比 +12.1%)
- 河川その他:1,583 百万円(前期比 -25.6%)
- 合計:23,967 百万円(前期比 +16.0%)
- 売上高(第2Q累計)
- 上水道:4,718 百万円(売上構成比 35.2%、前期比 +3.0%)
- 下水道:7,161 百万円(売上構成比 53.4%、前期比 +7.8%)
- 河川その他:1,523 百万円(売上構成比 11.4%、前期比 -6.7%)
- 合計:13,403 百万円(前期比 +4.3%)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 受注は好調な市場環境を背景に大幅増。1Qの大型ウォーターPPP案件(Rifレックス経由、3,120 百万円)が特殊要因として寄与。
- 売上は受注済み案件の進捗により増収を確保。
- 原価率の改善(売上総利益率の改善)が営業利益率向上に貢献。
- 増減要因
- 増加要因
- 大型案件受注(PPP案件等)による受注高増
- 既存受注案件の順調な進捗
- 原価改善、進捗管理・DX等による効率化で利益率向上
- 減少・マイナス要因
- 河川その他セグメントでの子会社作業遅延等により受注・売上が減少
- 競争環境・競争優位性
- 背景:国土強靭化政策や官民連携(ウォーターPPP)推進により案件形成が拡大
- 競争優位性としては、水インフラに特化した技術力・設計〜維持管理までのに対応できる一気通貫の実績やPPP参画実績が挙げられる(資料記載の方針・戦略に基づく説明)
- 競合他社比較データは資料に記載なし(–)
- リスク要因(資料で明示された一般的要因)
- 一般的な外部リスク:業界・市場状況、金利・為替変動、国際的経済状況等(資料Disclaimerより)
- プロジェクトリスク:子会社の遅延、受注・施工の期ずれ等
- その他:規制変更やサプライチェーンの問題等(資料中で例示された一般的要因)
戦略と施策
- 現在の戦略(成長戦略の4本柱)
- コア事業の受注拡大・収益性向上(大型かつ採算性の高い案件中心)
- 官民連携(PPP事業)の推進(公側・民側双方の立ち位置で参画)
- 産業水インフラ領域における国内外での加速(海外技術プロバイダとの連携、産業廃水ソリューションなど)
- 「水×地域」をテーマとしたESG・SDGsの取組み(下水資源の利活用、マイクロ水力発電など)
- 進行中の施策(具体的プロジェクト)
- 甲山浄水場更新事業(新浄水場建設事業)参画
- 事業期間:2025/04/12〜2031/03/31
- 契約金額:約247 億円(全体、税込)/当社分 約4.7 億円(税込)
- 当社役割:新浄水場の基本設計・詳細設計担当(DB方式の一員として参画、事業開始は2025年4月)
- 「水害対策ワンストップソリューション(都市下水予測)」福岡市実証事業採択
- 提携:クボタ環境エンジニアリングと共同開発中のAI・物理モデルを活用
- 目的:豪雨時のリアルタイム浸水予測や雨水ポンプ場運転支援の実証・精度検証
- セグメント別施策
- 上水道:大型案件受注(例:甲山浄水場)やPPP関連の参画で長期収益確保
- 下水道:予測・運転支援等のDXソリューション導入で運用支援領域を拡大
- 河川その他:プロポーザルへのエントリー強化、受注獲得促進(現状は受注減のため対応を強化)
- 産業分野(新領域):海外技術連携による産業廃水処理・水リサイクル等の事業化(対象国:フィリピン、インドネシア、ベトナム、シンガポール、インド 等)
将来予測と見通し
- 今期(通期)業績予想(2025年12月期)
- 売上高:24,700 百万円(前期比 +5.0%)
- 営業利益:2,300 百万円(前期比 +5.7%)
- 経常利益:2,320 百万円(前期比 +6.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,500 百万円(前期比 +0.5%)
- 注:2025年2月公表の見通しから変更なし(資料)
- 中長期計画
- 成長イメージ:国土強靭化の追い風を受け、コア事業の拡大・PPPの推進・海外展開・ESG領域での新規事業による事業規模拡大を目指す(資料中の中長期イメージ図)
- 進捗の可能性:第2四半期時点で営業利益・当期純利益の通期達成率は高水準(上記達成率参照)、ただし通期の実現は案件進捗や外部要因に依存
- マクロ経済の影響
- プラス要因:政府の国土強靭化やPPP推進による案件増加
- リスク要因:国内外の経済動向、金利・為替変動、需要動向や公共投資の変化等(資料のDisclaimerに準拠)
配当と株主還元
- 配当方針
- 配当性向50%を目安に安定的な配当を継続する方針(資料)
- 配当実績(今期見通し)
- 今期年間配当(見通し):1株当たり 64 円(中間 32 円、期末 32 円)
- 配当性向(見通し):約 50.6%
- 特別配当:資料上は記載なし(なし)
製品・サービス・提携
- 主要サービス
- 上水道・下水道・河川等の調査・計画・設計・維持管理・工事監理などの技術コンサルティング
- 新製品/新サービス
- 「水害対策ワンストップソリューション(都市下水予測)」:AI・物理モデルを用いたリアルタイム浸水予測・ポンプ場運転支援(福岡市で実証)
- 提携・協業
- 甲山浄水場プロジェクトのコンソーシアム:大成建設(代表)、株式会社ハマダ、株式会社クボタ、株式会社東芝、株式会社日水コン 等
- 福岡実証:クボタ環境エンジニアリングと共同開発
- 海外展開に向けた海外技術プロバイダーとの連携を明示(対象国等は資料参照)
重要な注記
- 会計方針:資料内に特段の会計方針変更の記載なし(–)
- リスク要因(資料上の特記)
- 将来の見通しには不確実性が含まれる旨、業績の実現は保証されない旨のディスクレーマーを明示
- 実績に影響を与える要因として業界・市場状況、金利・為替の変動等を列挙
- その他(今後のイベント等)
- 甲山浄水場事業(設計担当、2025年4月事業開始、〜2031年3月)
- 福岡市実証事業(採択、実証により精度・効果検証予定)
- その他のスケジュール(決算報告・IRイベント等)は資料に記載なし(–)
注意事項
– 本まとめはご提供の決算説明資料(2025年12月期 第2四半期)を基に作成しています。不明項目は “–” としてあります。
– 金額は資料記載の単位(百万円)に準拠しています。
必要であれば、(例)「セグメント別のマージン推移推定」「受注残高から見る売上認識の見込み」など、より深堀りした分析(ただし投資助言は含めない)も作成します。どの観点で深掘りしますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 261A |
企業名 | 日水コン |
URL | https://www.nissuicon.co.jp |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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