2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

ニチレイ(株式会社ニチレイ:証券コード 2871)2025年3月期 決算短信(連結) 要約

※本まとめは提供された決算短信(2025年5月13日発表)に基づき整理しています。投資助言は行いません。不明な項目は「–」で記載しています。

基本情報
  • 企業名:株式会社ニチレイ(英表記・URL等は決算短信参照)
  • 上場取引所:東京(プライム)
  • 代表者:代表取締役社長 大櫛 顕也
  • 主要事業分野:加工食品、水産、畜産、低温物流、不動産、その他(バイオサイエンス等)
  • 問合せ先:経理部長 佐藤 康範(TEL 03-3248-2165)
  • 決算補足説明資料作成:有(決算説明会:機関投資家・アナリスト向け 有)
報告概要
  • 提出日(決算短信発表日):2025年5月13日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月17日
  • 決算説明会:開催(機関投資家・アナリスト向け)
  • 決算短信は監査対象外(監査は別途)
セグメント(報告セグメント)

(報告セグメント名と事業概要)
– 加工食品:調理冷凍食品・農産加工品・レトルト等の製造・販売
– 水産:水産品の加工・販売
– 畜産:畜産品の加工・販売、肉用鶏の飼育・販売
– 低温物流:輸配送、倉庫保管、3PL、物流コンサル等
– 不動産:オフィスビル賃貸等
– その他:バイオサイエンス、業務サービス等

発行済株式等
  • 期末発行済株式数(自己株式を含む):2025年3月期 256,929,738株(注:2025年4月1日に普通株式1株→2株の株式分割実施。期中平均等は分割を仮定して算定)
  • 期中平均株式数(当期):254,059,795株
  • 期末自己株式数(当期):6,365,662株(但し内部での自己株式の増減・消却事象あり)
  • 時価総額:–(決算短信に明示なし)
  • 備考:2025年4月1日に1:2の株式分割を実施。1株あたり指標(EPS、BPS)は分割後に換算して表示したり、分割前額を記載している箇所があるため注意が必要。
今後の予定(決算短信に記載の主な日程)
  • 定時株主総会:2025年6月25日(予定)
  • 配当支払開始予定日:2025年6月26日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月17日
  • 決算説明会:開催(機関投資家・アナリスト向け)
  • その他IRイベント:中期経営計画公表(N-FIT 2035、Compass×Growth 2027 の資料有)
財務指標(主要数値ハイライト)

単位:百万円(注:端数切捨て)、増減率は対前期
– 売上高:702,080(+3.2%)
– 営業利益:38,315(+3.8%)
– 経常利益:39,878(+4.2%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:24,731(+1.0%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):97.35円(分割調整表示)
– 包括利益:30,481(△22.1%)
– 総資産:499,221
– 純資産(連結):275,966
– 自己資本比率:52.1%
– 自己資本当期純利益率(ROE):9.6%
– 営業利益率(連結):約5.5%(38,315 / 702,080)
– 営業活動によるCF:53,194(前年62,442)
– 投資活動によるCF:△32,403(前年△31,592)
– 財務活動によるCF:△16,804(前年△31,255)
– 現金及び現金同等物(期末):35,935(前年29,725)
– 有利子負債(リース債務除く):106,255
– キャッシュ・フロー対有利子負債比率:1.9年
– インタレスト・カバレッジ・レシオ(ICR):46.8倍

(注)当社は2025年4月1日に普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、一部1株当たり指標は分割後換算で表示。

貸借対照表(抜粋)
  • 流動資産:204,925(前年201,434)
  • 固定資産:294,295(前年283,723)
  • 流動負債:129,083(前年123,525)
  • 固定負債:94,171(前年95,689)
  • 有利子負債(総額):1,062億円(前年比増加:約83億円)
  • 自己資本(親会社株主に帰属):260,041
キャッシュ・フロー(抜粋)
  • 営業CF:53,194(主に経常利益、減価償却等)
  • 投資CF:△32,403(有形固定資産取得等)
  • 財務CF:△16,804(自己株式取得、配当支払等)
  • フリーCF(短信記載):20,790(前年30,850)
収益性・効率性(要約)
  • 売上高営業利益率:約5.5%(前期5.4%→微増)
  • 総資産回転率(概算):売上高 / 総資産 = 702,080 / 499,221 ≒ 1.41(前期 680,091 / 485,157 ≒ 1.40)→ 横ばい〜僅上昇
  • ROIC(簡易):連結で7.4%→見通し8.0%(会社公表の簡易ROIC)
セグメント別(2025年3月期 実績)

(単位:百万円。売上高 / 営業利益(当期)/対前期増減)
– 加工食品:売上 311,583(+7.1%) 営業利益 18,792(+7.9%)
– 内訳:家庭用調理品 93,544、業務用調理品 110,005、海外 68,688 等。主力商品・付加価値商品や海外拡大が増収に寄与。
– 水産:売上 58,668(△4.8%) 営業利益 1,413(+138.8%)
– 低収益商材の削減や価格改定により収益改善。
– 畜産:売上 67,415(△17.6%) 営業利益 1,082(+3.7%)
– 低収益輸入品削減で減収、しかし加工品などで収益維持。
– 低温物流:売上 278,273(+8.1%) 営業利益 15,749(△0.5%)
– 国内外での保管・輸配送需要取り込み増収。利益は集荷拡大・効率化等で概ね前期並み。
– 不動産:売上 5,186(+16.2%) 営業利益 1,900(+14.6%)
– その他:売上 6,473(△4.6%) 営業利益 1,089(△15.4%)

(セグメント貢献度:営業利益ベース)
– 加工食品:約49%(18,792 / 38,315)
– 低温物流:約41%(15,749 / 38,315)
– その他(不動産・水産・畜産等)が残り

財務の解説(決算短信よりの主な要因)
  • 増収要因:加工食品および低温物流が堅調、海外事業の売上拡大等。
  • コスト面:円安、原材料・仕入価格の上昇が継続。これに対し価格改定や業務効率化、適正料金の収受で吸収。
  • 特別損益:特別利益343(投資有価証券売却益等)、特別損失2677(固定資産除却損等)。
  • 純資産:自己株式消却等を含む変動があり、自己資本は増加(親会社株主帰属利益計上やその他包括利益等)。
  • キャッシュ:営業CFは前年より減少するも依然プラス、投資CFは設備投資が継続、財務CFは自己株式取得・配当等で支出。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間 74.00円(中間 37.00 + 期末 37.00)
  • 2025年3月期(実績):年間 92.00円(中間 41.00円、期末 51.00円(うち特別配当10.00円))
    • 配当総額:11,626百万円(連結)/配当性向(連結):47.3%/純資産配当率 4.5%
  • 2026年3月期(会社予想):年間 47.00円(中間 23.00円、期末 24.00円)※発表値
  • 備考:2025年4月1日の株式分割(1→2)前の配当額表示が含まれる箇所あり。期末配当に特別配当(10円)を含む。
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画:Compass Rose 2024(2022~2024)の最終年度を経て、長期経営目標「N-FIT 2035」を策定。新中期計画「Compass×Growth 2027」(2025~2027)を策定・公表。
  • 位置付け:収益力強化、資本効率向上を目標に設備投資・海外展開・セグメント再編(子会社合併等)を実施。
  • 進捗(決算短信の示唆):主要事業での増収、業務効率化等で営業利益増。将来の減価償却費削減(会計方針変更)なども計画に織り込む。
競合状況・市場動向(決算短信記載の観点)
  • 市場動向(記載要旨):
    • 加工食品:ライフスタイル変化、労働力不足により調理工程短縮化商品等の需要は堅調。一方で原材料高や円安の影響で価格調整が継続。
    • 低温物流:低温物流需要の拡大見込み、持続可能な物流体制整備や倉庫投資の活発化。
    • 水産・畜産:調達環境は厳しく、地政学リスクや飼料高等の影響あり。
  • 競合他社との比較:決算短信中に同業他社比較の数値は提示されていません(詳細は—)。同業比較は別途資料参照が必要。
今後の見通し(2026年3月期 連結業績予想)

(2025年4月1日~2026年3月31日)
– 売上高:700,000(△0.3%)
– 営業利益:45,000(+17.4%)
– 経常利益:45,800(+14.8%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:29,500(+19.3%)
– 1株当たり当期純利益(見込み):117.73円
– 会社は為替前提(1ドル=150円、1ユーロ=160円、1バーツ=4.4円)を提示
– セグメント見通しの要点:
– 加工食品:増収増益想定(戦略カテゴリー、付加価値商品で拡販)
– 水産・畜産:低収益商材削減で減収も利益率改善期待
– 低温物流:増収、減価償却方法変更による減価償却費低下で増益見込み

リスク要因(決算短信に記載の主要項目)
  • 為替変動(特に米ドル、ユーロ、バーツ)
  • 原材料・エネルギー価格の変動
  • 国内外の経済情勢、業界環境の変化
  • 供給・調達環境(地政学リスク、気候変動等)
  • 労働力不足や物流制約
  • 新商品・サービスの実現性、品質保証体制の維持
  • アライアンスや成長戦略の実行リスク
  • 偶発事象(自然災害など)
重要な注記・会計方針等
  • 会計方針の変更(当連結会計年度):
    • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当期首から適用。連結財務諸表への影響は小さい。
  • 今後の会計処理変更:
    • 有形固定資産の減価償却方法を2026年3月期より「定率法」→「定額法」へ変更予定(主に国内子会社)。これにより2026年3月期の減価償却費は約41億円減少見込み(決算短信記載)。業績見通し等はこの変更を織り込んで算定。
    • リースに関する新会計基準(企業会計基準改定分)は2028年3月期の期首から適用予定。影響は現在評価中。
  • 重要な後発事象:
    • 連結子会社間合併の決議(2025年5月13日):ニチレイフーズ(存続)とニチレイフレッシュ(消滅)を吸収合併(効力発生日予定 2026年4月1日)。共通支配下取引として会計処理予定。連結業績への影響は軽微と記載。
  • 決算短信は監査対象外(監査は別途)
設備投資・投資計画
  • 当期設備投資(主要):計約34,504百万円(前期31,283)
    • 低温物流の拠点新設・増設(ベトナム、ポーランド、タイ等の案件を記載)
    • 加工食品、低温物流中心の投資
  • 次期(会社計画)設備投資:約46,471百万円(うち加工食品・低温物流が中心)
その他(注目点)
  • 株式分割:2025年4月1日に普通株式1株→2株の分割を実施済(指標・配当表示に注意)
  • 中期・長期経営計画:新たに「N-FIT 2035」長期目標、3年間(2025–2027)中期「Compass×Growth 2027」を公表
  • 子会社間の統合(ニチレイフーズとニチレイフレッシュ):グループシナジーと収益力向上を目的に2026年4月1日実施予定

必要があれば、以下を追加で作成できます(ご希望をお知らせください):
– セグメント別の比率・グラフ化(売上・営業利益)
– 主要財務比率の年次推移表(過去5期)
– 2026年予想と実績/差異の注目点チェックリスト
– 決算説明会資料の要点抽出(別添の補足資料があれば)

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2871
企業名 ニチレイ
URL http://www.nichirei.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。