2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社ヤシマキザイ(コード: 7677)2025年3月期 決算短信(要約)
以下は、提示いただいた決算短信(2025年5月15日公表)をもとに、個人投資家向けに整理した要点まとめです。記載のない項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:株式会社ヤシマキザイ(7677)
- 上場取引所:東(東証)※短信表記「東」
- URL:https://www.yashima-co.co.jp
- 代表者:代表取締役社長執行役員 高田 一昭
- 問合せ先:取締役常務執行役員 管理本部長 阿部 昌宏(TEL: 03-4218-0096)
- 報告概要:
- 決算短信提出日:2025年5月15日
- 対象会計期間(連結):2024年4月1日〜2025年3月31日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月26日
- 決算説明会:あり(アナリスト向け、開催予定日:2025年6月3日、説明資料・動画は同社サイト掲載予定)
- 決算補足説明資料:作成あり
- 発行済株式(普通株式):期末発行済株式数(自己株式含む)2,880,000株
- 期末自己株式数:10,596株
- 期中平均株式数(連結): 2,867,554株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定(短信記載):
- 定時株主総会予定日:2025年6月27日
- 配当支払開始予定日:2025年6月13日
- 決算説明会:2025年6月3日(開催・配信予定)
- 有価証券報告書提出予定:2025年6月26日
セグメント(報告セグメント)
- セグメント区分:2報告セグメント
- 鉄道事業
- 概要:鉄道車両製品を主な商材(鉄道車両用電気品、車体用品、車載品、コネクタ・電子部品等)。販売先は鉄道事業者・車両メーカー等。
- 一般事業
- 概要:鉄道事業以外。主にコネクタ/電子部品を産業機器メーカー、自動車関連等へ販売(販売先・業界は多岐)。
主要業績・財務指標(連結:2025年3月期 = 2024/4/1–2025/3/31)
- 売上高:29,048 百万円(前期比 +4.8%)
- 営業利益:△43 百万円(営業損失、前期は営業利益364 百万円)
- 経常利益:△512 百万円(経常損失、前期は経常利益491 百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△509 百万円(当期純損失、前期は当期純利益392 百万円)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△177.50 円(前期 137.16 円)
- 包括利益:△344 百万円(前期 673 百万円)
- 連結貸借対照表(要点、期末 2025/3/31)
- 総資産:25,332 百万円(前期 25,066 百万円)
- 純資産:9,373 百万円(前期 9,779 百万円)
- 自己資本比率:37.0%(前期 39.0%)
- 1株当たり純資産(BPS):3,266.61 円
- キャッシュ・フロー(連結)
- 営業活動CF:+419 百万円(前期+3,395 百万円)
- 投資活動CF:△108 百万円(前期△45 百万円)
- 財務活動CF:△72 百万円(前期△71 百万円)
- 現金及び現金同等物期末:10,349 百万円(前期 10,057 百万円)
- 主要比率(計算値/短信の記載内容を併記)
- 営業利益率:約 △0.15%(営業損失43百万円/売上29,048百万円)
- 経常利益率:約 △1.8%(△511 / 29,048)
- 当期純利益率:約 △1.8%(△509 / 29,048)
- ROE(自己資本当期純利益率):約 △5.3%(短信記載値 △5.3%)
- 総資産回転率(売上/総資産): 約 1.15回(29,048/約25,200)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約 151%(流動資産21,727/流動負債14,369)
セグメント別(連結)
- 鉄道事業(主力)
- 売上高:26,606 百万円(前期比 +6.0%)
- 営業利益:84.7 百万円(前期比 -85.5%:前年は約583 百万円のセグメント利益)
- 売上構成比:約 91.6%(26,607/29,048)
主な影響・コメント:国内の主要顧客(鉄道事業者)の業績回復や価格転嫁が追い風。一方で、バングラデシュのODA案件で設計変更による追加費用や工期延長、物価上昇・為替変動により原価増見込みとなり、受注損失引当金を計上(売上原価へ計上)して利益を圧迫。
– 一般事業
– 売上高:2,441 百万円(前期比 △7.4%)
– 営業損失:△128.7 百万円(前期は△218.1 百万円)
– 売上構成比:約 8.4%
主な影響・コメント:自動車関連の需要回復はあるが、産業機器分野で在庫調整が続き、コネクタ・電子部品の需要回復が遅れ売上低調。損失は縮小。
財務の解説(要点)
- 売上は増収(+4.8%)だが、海外関連の貸倒引当金・債務保証損失引当金の計上、受注損失引当金(バングラデシュ案件)や本社・海外拠点の減損計上等が重なり、営業〜当期で赤字転落。
- 特別損益:貸倒引当金戻入(67 百万円)の特別利益計上がある一方、減損損失(43 百万円)を特別損失計上。
- 負債増加の主因:債務保証損失引当金(0 → 385 百万円)、受注損失引当金の増加(6 → 362 百万円)、契約負債の増加等。
- 流動資産はほぼ前期並み。現金は1兆円超を維持(約1,035億円)。営業CFは大幅に減少したがプラスを確保。
配当
- 2025年3月期(実績):中間配当 0 円、期末配当 25 円、年間合計 25 円(配当総額 71 百万円)
- 2026年3月期(予想):中間 0 円、期末 25 円、年間予想 25 円(資料表記)
- 特別配当:無し(当期・予想ともに特別配当なし)
(注)配当性向:短信の表では2024年配当性向18.2%、2025年は「-」表記。純資産配当率(連結)は約0.7%(2025年)と記載。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2024年度〜2026年度(3ヶ年)を策定。基本目標は(1)安定成長軌道への回帰、(2)新たな企業価値の創出、(3)2027年3月期にROE 5%超を目指す。
- 進捗:本決算では海外案件の引当・減損等により目標達成に向けた進捗は抑制されている旨。今後は営業注力・組織強靭化で対応する計画。
競合状況・市場動向(短信記載の範囲)
- 市場動向(短信の主な記述):国内では鉄道事業者の運輸収入回復、設備投資意欲の回復、価格転嫁の進展があり受注環境は改善。ただし、地政学的リスク、中国経済の減速、為替変動、原材料・物流コスト上昇など不確実性が継続。
- 競合比較:短信に同業他社との比較データは記載なし → 「–」
今後の見通し(会社予想:2026年3月期=2025/4/1〜2026/3/31)
- 会社予想(連結/通期):
- 売上高:30,000 百万円(前期比 +3.3%)
- 営業利益:150 百万円(前期は△43 百万円)
- 経常利益:290 百万円(前期は△511 百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:190 百万円(前期は△508 百万円)
- 1株当たり当期純利益予想:66.22 円
- リスク要因(短信に基づく主なもの):
- 海外パートナーの信用リスク(インド・中国関連の貸倒/保証リスク)
- 海外ODA案件等の設計変更・原価増、工期延長による受注損失リスク
- 原材料・物流コストの上昇、為替変動による収益性悪化
- 地政学的不確実性、各国経済の下振れリスク
重要な注記・会計上の事項
- 連結範囲の重要な変更:なし
- 会計方針の変更:あり(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の適用を期首から実施)だが、連結財務諸表への影響はなしと記載。
- 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外(短信本文に明記)。
- 保証債務・引当金等の詳細:
- QYPL(インド持分法適用会社)関連の保証履行(保証債務の履行に伴う支出138,655千円)と未収金処理、貸倒引当金計上等の影響あり。
- RENMAKCH India(インド)への支援(貸付50百万インドルピー、スタンドバイLC保証220百万インドルピー相当)について貸倒引当金87百万円、債務保証損失引当金385百万円を計上。
- 中国子会社(ヤシマ上海)関連の不適切取引疑義に関する貸倒引当金の戻入(当期戻入 67,360千円)等の経緯あり。
要点まとめ(短く)
- 売上は増加(29,048百万円)が、海外案件の引当(貸倒・債務保証・受注損失)や減損の計上で営業〜当期で損失計上(当期純損失△508百万円)。
- 主力の鉄道事業が売上の大半(約92%)を占めるが、海外プロジェクトのコストリスク等が業績を圧迫。
- 現金は充実(期末現金等 10,349百万円)だが、保証債務や引当金増加が負債面で影響。
- 中期計画(2024–2026)ではROE向上を目標とするが、本決算の一連の引当・損失により短期的には達成に向けた課題が生じている旨の説明あり。
(注)本要約は提示資料(決算短信)に基づく事実の整理です。投資判断や助言は行いません。不明項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7677 |
企業名 | ヤシマキザイ |
URL | https://www.yashima-co.co.jp/ja/index.html |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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