（訂正）2025 年３月期 決算説明資料の一部訂正に関するお知らせ
株式会社インバウンドテック — 2025年3月期 決算説明資料（要約）
※本まとめは提供資料（決算説明資料、訂正公告含む）を基に作成しています。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名：株式会社インバウンドテック（INBOUNDTECH）
- 証券コード：7031（東証グロース）
- 主要事業分野：多言語コンタクトセンター運営（マルチリンガルCRM事業）、セールスアウトソーシング事業、AI関連サービス（BizTAP AI 等）
- 代表者名：代表取締役 社長執行役員 東間 大
- 問合せ先（資料記載）：取締役 CFO／専務執行役員 管理本部長 金子 将之（TEL 03-6274-8400）
- 決算説明会情報：
- 開催日時：–（資料に説明会開催日時の明記なし）
- 説明会形式：–（オンライン/オフラインの記載なし）
- 参加対象：–（資料に明記なし）
- 説明者：
- 発表者（役職）：–（資料にプレゼン個別発言者の氏名・役職の記載なし。問い合わせ先はCFO 金子氏）
- 発言概要：資料に基づく決算説明・事業状況のスライド構成（詳細は各項目参照）
- 報告期間：2025年3月期（2024年4月〜2025年3月）
- 決算訂正に関する告知：
- 2025年5月13日発表の決算短信について、2025年5月26日に「（訂正・数値データ訂正）2025年3月期 決算短信（連結）の一部訂正に関するお知らせ」を公表。これに伴い決算説明資料のP/L・B/Sサマリーの一部数値を訂正（訂正箇所は別紙参照）。
- 配当支払開始予定日：–（資料に記載なし）
セグメント（定義）
- マルチリンガルCRM事業（Multilingual CRM）
- 24時間365日対応の多言語コンタクトセンター（電話通訳、映像通訳、カスタマーサポート、データ入力、翻訳等）。期間契約のストック収入が中心。
- セールスアウトソーシング事業（Sales Outsourcing）
- 企画・提案から実行まで含めたアウトバウンド営業支援、成功報酬型のフロー収益が特徴。通信・金融等の専門営業にも対応。
業績サマリー（主要指標：単位は百万円）
- 売上高：2,544（2025年3月期） ← 前期（2024年）3,318、前年差異 △774（前年比 -23.3%）
- 計画（修正）比：2,500 → 達成率 101.8%
- 営業利益：21 ← 前期 330、差異 △309（前年比 -93.6%）
- 計画比：計画20 → 達成率 106.9%
- 経常利益：15 ← 前期 324、差異 △309（前年比 -95.4%）
- 当期純利益（親会社株主に帰属）：△414（損失） ← 前期 208、差異 △622
- 営業外損益：△6、特別損益：△603（主にのれん・固定資産の減損）
- 1株当たり利益（EPS）：–（資料に明記なし）
- 中期経営計画／年度目標に対する進捗：
- 修正通期計画（2025/2/14公表の修正計画）に対して、売上高はほぼ計画どおり（達成率101.8%）、営業利益も計画超（106.9%）で着地。
- ただし特別損失計上の影響で当期純利益は大幅な赤字。
セグメント別状況（2025年3月期：単位 百万円）
- 売上高（合計）：2,544
- マルチリンガルCRM事業：1,788（前期 2,224、△436、-19.6%）
- セールスアウトソーシング事業：764（前期 1,099、△335、-30.5%）
- セグメント利益（営業利益ベースの前段）：
- マルチリンガルCRM事業：302（前期 524、△222、-42.4%）
- セールスアウトソーシング事業：122（前期 239、△117、-49.0%）
- 売上総利益：425（前期 763、△338、-44.3%）
- セグメント売上構成比（概算）：CRM 約70%、アウトソーシング 約30%
業績の背景分析
- 業績概要（ハイライト）
- 売上・利益とも前年から大幅減。売上は前期比▲23.3%、営業利益は前期比▲93.6%。
- 修正計画に対する達成はおおむね良好だが、連結子会社（OmniGrid）の不採算事業に関する対応（売却等）に伴うのれん・固定資産の減損で特別損失604百万円を計上し、当期純利益は大幅赤字となった。
- 業績増減要因
- マイナス要因：
- 官公庁等の入札業務で競合参入増・人件費高騰により案件当たりの売上・利益が低下。
- ヘルスケアBPO事業立ち上げに伴う先行支出。
- 子会社（OmniGrid）の一部事業不採算化 → 売却・減損。
- 拠点維持や人材の維持に関わる固定コストが売上減をカバーしきれなかった。
- プラス要因：
- 一部既存案件（東京電力グループ向け、携帯キャリア案件の一部）は計画に近い進捗。
- マルチリンガルの入電件数は上昇トレンド（多言語の需要増）。
- 競争環境
- 公的入札分野で競合の参入増が指摘されており、価格競争・利益率低下の圧力あり。
- コンプライアンス対応やインフラ系営業に強みを持つことをアピールしているが、競合優位性維持には効率化・付加価値創出が必要。
- リスク要因（資料中の主要影響要因および想定される外部リスク）
- 競争激化による入札案件の採算悪化、労務コスト上昇
- 子会社整理や事業再編に伴う減損リスク
- AI導入・システム開発の投資回収リスク
- マクロ面：インバウンド動向（観光客数）や大規模イベントの集客状況、労働市場動向等
- （為替等の記載は資料に特記なし）
戦略と施策
- 現在の戦略（資料より）
- フロー収益（セールスアウトソーシング）で短期利益を確保しつつ、マルチリンガルCRMのストック型収入を積み上げて安定成長を目指す。
- AI活用によるサービス高度化（BizTAP AI 等）と多言語対応強化。
- 在留外国人支援やインバウンド需要拡大を取り込む事業展開。
- 資本効率向上と株主還元（自己株式取得・消却の実施）。
- 進行中の施策・プロジェクト
- AI関連：
- BizTAP AI におけるアバターAI（2024年8月リリース）やChatGPT OpenAI o1、DeepL翻訳の実装。
- ChatGPT リアルタイムAPIを用いたリアルタイムコンシェルジュサービスの提供開始。
- 新サービス：
- 家賃保証会社向け多言語サービスの開始（賃料保証クラウド等）。
- 事業再編：
- 子会社OmniGridの不採算部門売却（減損を伴うが収益体質改善を図る）。
- 協業・提携：
- 株式会社日本旅行（日本旅行）が普通株式52,000株（2.4%）を取得。訪日客向け多言語対応強化、在日外国人生活支援、AI・デジタル技術で観光体験高度化の協業検討開始。
- 人員・拠点：
- インバウンド需要や大規模イベント（大阪万博、IR等）を見据えた人員確保・拠点拡大。
- セグメント別施策と成果（要旨）
- マルチリンガルCRM：
- 多言語入電数は上昇トレンド。AI導入で24/365対応やバーチャルサポートの強化を推進。
- ヘルスケアBPOの立ち上げは支出先行だが今期以降黒字化見込み。
- セールスアウトソーシング：
- 東京電力グループ案件は概ね順調、ソフトバンクモバイル関連業務は新規立上がりの遅れで計画未達の箇所あり。業務効率化によりFY2026で利益改善見込み。
将来予測と見通し（2026年3月期予想：単位 百万円）
- 通期業績予想（会社公表）
- 売上高：2,600（前期 2,544 → +2.2%）
- 営業利益：135（前期 21 → +542.9%）
- 営業利益率：5.2%（前期 0.8%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益：60（前期 △399 → 黒字化見込み）
- 予想の根拠（資料記載の主な要因）
- マルチリンガルCRMの伸長（インバウンド回復に伴う多言語案件増）
- ヘルスケア事業の黒字化
- OmniGridの不採算部門売却によりのれん償却が改善、OmniGrid AIおよびデスクウイング事業等のストックビジネスが収益に寄与
- セールスアウトソーシングは売上横ばいだが、業務効率化で利益改善見込み
- 売上・営業利益の前期比較内訳（資料の内訳）
- 売上差分（前期→予想）主な増減項目（百万円）
- ① セールスアウトソーシング 営業トレンド減：△13
- ② セールスアウトソーシング 子会社営業形態変更：△75
- ③ マルチリンガルCRM OmniGrid事業売却による減：△240
- ④ マルチリンガルCRM 日本語案件増：+154
- ⑤ マルチリンガルCRM 多言語案件増：+100
- ⑥ マルチリンガルCRM ヘルスケア成長：+80
- ⑦ マルチリンガルCRM OmniGrid AI関連の成長：+50
- 営業利益差分（前期→予想）主な増減項目（百万円）
- ヘルスケア黒字化等：+30
- 子会社効率化：+39
- サービス普及等の販促・開発投資：△20
- 多言語・OmniGrid AI等成長分：+35
- セールスアウトの業務効率化：+10
- 中長期計画の進捗可能性
- 短期（FY2026）では事業の組替や不採算切り離しで利益改善を見込む計画。マルチリンガルの需要増、AIサービスの普及が想定どおり進めば中長期での収益改善が期待されるが、入札競争・労務コスト・技術投資の回収等が影響。
配当と株主還元
- 配当方針：資料に明確な配当方針の数値表記なし →
-- - 配当実績（中間/期末/年間）：–（資料記載なし）
- 特別配当：なし（資料に特別配当の記載なし）
- 株主還元の動き：
- 自己株式取得：2024年8月29日〜2024年12月31日に85,500株、2025年2月28日〜2025年6月30日（予定）に17,700株の取得を実施・予定。
- 自己株式の消却：過去に取得した自己株式126,125株（消却前の発行済株式総数に対する割合 5.06%）の消却を実施。
- 目的は資本効率向上および株主還元。
製品・サービス
- 主要製品・サービス：
- 多言語コンタクトセンターサービス（電話通訳、映像通訳、カスタマーサポート、データ入力、翻訳）
- BizTAP AI（推論型生成AIを活用したサービス）
- アバターAI、ChatGPT OpenAI o1 の導入、DeepL翻訳連携、ChatGPT リアルタイムAPIによるリアルタイムコンシェルジュ等
- 家賃保証会社向け多言語サービス（賃料保証クラウド等）
- セールスアウトソーシング業務（インフラマーケティング、顧客獲得営業）
- 提供エリア・顧客層：
- 国内を中心に法人顧客（通信、電気、ガス、家賃保証会社、旅行会社等）
- インバウンド（訪日外国人）向けや在留外国人向けサービスの強化
- 協業・提携：
- 株式会社日本旅行と協業検討開始（株式取得を契機に、訪日旅行商品対応、多言語支援、AIを使った観光体験高度化の協議）
- その他プレスリリースベースでの顧客・案件（東京電力グループ等）
重要な注記
- 会計上の特記事項：
- 2025年3月期において、子会社事業の売却判断に伴い発生したのれんおよび固定資産の減損損失（特別損失 604百万円）を計上。これにより無形固定資産（のれん等）が大幅に減少（無形固定資産 496 百万円 ← 前期 1,151）。
- この点は5月26日の「（訂正・数値データ訂正）」で修正が示され、決算短信・説明資料のP/L・B/S数値が訂正されている。
- B/S（主要項目、単位 百万円）
- 総資産：2,843（前期 3,769、△926）
- 流動資産合計：2,064（前期 2,282、△218）
- 現金及び預金：1,407（前期 1,701、△294）
- 有利子負債（借入金合計）：661 程度（内訳で短期借入等あり。借入金 544、借入金その他 117）
- 純資産合計：1,983（前期 2,674、△691）
- キャッシュフロー（百万円）
- 営業CF：74（前期 186、△112）
- 投資CF：△143（前期 △207、改善）
- 財務CF：△225（前期 △321、改善）
- 期末現預金残高：1,407（前期 1,701、△294）
- その他・今後のイベント・重要告知：
- 2025年5月26日の決算数値訂正（P/L、B/Sの修正）に関する告知あり。資料中で訂正箇所は赤枠表示。
- 日本旅行との協業検討（2025年3月28日発表）。具体施策・時期は未定。
- 子会社OmniGridの事業売却等の整理が業績と資産に影響。
（参考）
– 本資料は会社が公表した決算説明資料に基づく要約です。詳細な数値や注記は会社の決算短信・有価証券報告書、訂正資料を必ずご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7031 |
| 企業名 | インバウンドテック |
| URL | https://www.inboundtech.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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