1. 企業情報
企業名: 応用技術株式会社
概要: 応用技術は日本のエンジニアリングサービスを提供する企業で、製造業・建設業向けの業務効率化ソリューション、防災系エンジニアリング、環境コンサル・まちづくり支援、建設情報化支援などを事業として展開しています。トランスコスモスの子会社であり、業務効率化ソフトが主力製品です。
事業内容:
- ソリューションサービス事業: 製造業・建設業向けの業務効率化ソリューション、PLM、CAD/PLM製品、営業支援ソリューション、BIM連携等。
- エンジニアリングサービス事業: 防災系エンジニアリング、環境コンサル・まちづくり支援、建設情報化支援（CIM等）、デジタルツイン等。
設立年月日: 1984年6月14日
代表者名: 船橋俊郎
住所: 〒530-0015 大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル
従業員数: 不明
平均年齢: 44.0歳
平均年収: 7,060千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: トランスコスモスとの連携を活かしたPLMやBIM/CIM関連製品のブランド展開が強み。
- 課題: 一部不採算案件の存在、市場の先行き不透明による需要変動リスク。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- PLMの拡充
- toDIM/toBIM/toCIMブランドの育成
- BIM/CIM関連製品の拡販
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 建設DX（BIM/CIM）分野の拡大
- デジタルツイン等の新サービス育成
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 製造業・建設業のDX・PLMニーズの継続的拡大に対応し、BIM/CIM関連製品の拡販を推進。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- デジタルツイン、BIM/CIM関連製品の開発に注力。
収益を牽引している製品やサービス:
- 業務効率化ソフト、PLM製品、BIM/CIM関連製品。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: 112.97円
- BPS（実績）: 1,015.82円
- 現在の株価: 1,704円
- PER（会社予想）: 15.08倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 1,604.76円
- 200日移動平均線: 1,530.36円
- 現在の株価: 1,704円
- 52週高値: 1,750円
- 52週安値: 1,330円
分析: 現在の株価は50日MAと200日MAを上回っており、高値圏にあり、上昇トレンドを示唆。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高（2024年12月期）: 7,837,811百万円
- 営業利益（2024年12月期）: 937,669百万円
- 純利益（2024年12月期）: 725,662百万円
- ROE（2024年12月期）: 13.86%
- ROA（2024年12月期）: 3.41%
- キャッシュフロー（2024年12月期）: 283.05百万円
過去数年分の傾向:
- 売上高、営業利益、純利益は増加傾向。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 1.76%
- 予想年間配当: 30.00円
- 配当性向（会社予想ベース）: 26.5%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いの情報は提供されていません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は上昇トレンドを示しており、1,679円から1,704円へと上昇。
株価への影響を与える要因:
- 業績予想、市場環境、競合状況、政策リスク等。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
応用技術はトランスコスモスの子会社であり、業務効率化ソフトが主力製品です。市場環境の不透明さにもかかわらず、BIM/CIM関連製品の拡販に注力しており、事業の持続可能性は高いと判断できます。株価は高値圏にあり、上昇トレンドを示しています。財務面でも健全な成長が見られ、ROEやROAも好調です。配当性向も適切であり、株主還元も積極的に行っています。全体的に、投資価値の高い企業であると評価できます。
企業情報
| 銘柄コード | 4356 |
| 企業名 | 応用技術 |
| URL | http://www.apptec.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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