決算短信：百十四銀行（8386）

2025年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

百十四銀行（コード：8386）2025年3月期 決算要約（決算短信・補足資料より整理）

以下は、提供いただいた決算短信および決算説明資料に基づき、個人投資家向けに整理した要点です。数値は単位が特記ない場合「百万円」、日付は資料記載のとおりです。不明項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：株式会社百十四銀行（The Hyakujushi Bank, Ltd.）
• 上場取引所：東証（コード 8386）
• URL：https://www.114bank.co.jp/
• 代表者：取締役頭取 森 匡史
• 問合せ先：執行役員 経営企画部長 村松 貴幸（TEL 087-836-2721）
• 決算短信提出日：2025年5月12日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月24日
• 定時株主総会予定日：2025年6月27日
• 配当支払開始予定日：2025年6月30日
• 決算補足説明資料作成：有（機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり）
• 決算短信は監査の対象外（注記あり）
• 連結子会社数等：連結子会社を中心にグループで銀行業、リース業等を展開

セグメント

• 報告セグメント（連結）
  • 銀行業：預金、貸出、有価証券運用、為替など（主力）
  • リース業：百十四リース（連結子会社）によるリース業務
  • その他：クレジットカード、信用保証等（補助的事業）
• セグメント別（2025年3月期・連結）
  • 銀行業：外部経常収益 80,853 百万円、セグメント利益 18,517 百万円、資産 5,731,563 百万円
  • リース業：外部経常収益 6,982 百万円、セグメント利益 280 百万円、資産 29,791 百万円
  • その他：外部経常収益 2,170 百万円、セグメント利益 1,550 百万円

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：28,630,000株（2025年3月期）
• 期末自己株式数：209,624株
• 期中平均株式数：28,469,815株
• 時価総額：–（決算短信中に時価総額の明示は無しのため省略）

今後の予定（主なIRイベント等）

• 有価証券報告書提出予定：2025年6月24日
• 定時株主総会：2025年6月27日
• 配当支払開始：2025年6月30日
• 決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）：開催あり（補足資料）

財務指標（要点：連結／単体）

（カンマ区切りは千万円単位の切捨てに注意。以下は主要数値を抜粋）

連結（2025年3月期）

• 経常収益：90,007 百万円（前期82,146、前期比 +9.6%）
• 経常利益：19,910 百万円（前期14,557、前期比 +36.8%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：13,700 百万円（前期9,642、前期比 +42.1%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：481.23 円
• 1株当たり純資産（BPS）：11,550.34 円
• 総資産：5,753,583 百万円
• 純資産：328,273 百万円
• 自己資本比率（※決算短信注記の計算方法に基づく／期末純資産等で算出の独自指標）：5.7%（連結）
• 連結自己資本比率（バーゼルIII基準）：9.33%（前期比 +0.21pt）
• 現金及び現金同等物（期末）：817,900 百万円（前期1,046,479）
• キャッシュ・フロー（連結）
  • 営業活動：△130,700 百万円
  • 投資活動：△94,110 百万円
  • 財務活動：△3,764 百万円

単体（当行）

• 経常収益：81,381 百万円（前期73,541、前期比 +10.7%）
• 経常利益：18,517 百万円（前期13,278、前期比 +39.5%）
• 当期純利益：12,871 百万円（前期8,854、前期比 +45.4%）
• EPS（単体）：452.12 円
• BPS（単体）：10,454.10 円
• 総資産（単体）：5,712,963 百万円
• 純資産（単体）：297,118 百万円
• 単体不良債権比率（金融再生法ベース）：1.32%（前期比 △0.16pt、減少）

収益性・効率性（要点）

• 連結経常収益は増益（貸出金利息増・株式売却益増等が寄与）
• コア業務（単体）：コア業務純益（除く投信解約損益）等は増加（単体コア業務純益 21,036 百万円、前期比 +3,135）
• OHR（単体、業務粗利益ベース）：71.63%（前期比改善）
• ROE（単体）：4.29%（前期比 +1.15pt）／ 連結 ROE：4.16%

貸出・預金・有価証券等（主要残高）

• 貸出金残高（連結） 3,506,645 百万円（前連結期比 +782 億円）
• 総預金（連結） 4,572,471 百万円（前連結期末比 △545 億円；公共預金増、個人・法人預金減）
• 有価証券残高（連結） 1,189,932 百万円（前期比 +721 億円）
• 有価証券評価差益（連結・その他有価証券の差引評価益）：518 百万円（前期比 減少）
• 貸倒引当金（連結）：△18,289 百万円

セグメント別（連結）

• 銀行業：外部経常収益 80,853 百万円、セグメント利益 18,517 百万円、資産 5,731,563 百万円（主力）
• リース業：外部経常収益 6,982 百万円、セグメント利益 280 百万円、資産 29,791 百万円
• その他：外部経常収益 2,170 百万円、セグメント利益 1,550 百万円（カード、信用保証等）

財務の解説（決算短信抜粋の整理）

• 収益面：貸出金利息の増加（貸出残高増・利回り改善）や、株式売却益の計上等で経常収益・経常利益は増加。
• 費用面：国債等債券売却損の増加や与信費用（貸倒関連費用）が一部増加。だが営業経費は概ね横ばい〜微減。
• キャッシュ面：貸出増加や有価証券取得を背景に営業・投資でのキャッシュアウトが大きく、現金同等物は減少。
• 資本関係：連結自己資本比率（バーゼルIII）は9.33%で前期比上昇。政策保有株式の簿価削減について中期計画内で進捗（中計で簿価60億円削減目標に対し2025年3月末時点で57億円の削減実績）。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間 90 円（中間 35 円、期末 55 円）
• 2025年3月期（実績）：年間 145 円（中間 60 円、期末 85 円）→ 期末は公表予想比 25 円増配
  • 連結配当性向（2025年実績）：約 30.1%
• 2026年3月期（予想）：年間 176 円（中間 88 円、期末 88 円）
  • 連結配当性向（予想）：約 32.3%
• 特別配当：なし（決算短信に特別配当の記載なし）
• 自己株式取得：当期は自己株式取得による支出あり（連結の財務活動によるCFで△504 百万円の取得を確認）

（注）配当方針：株主還元に配慮しつつ内部留保の充実等を勘案して配当を実施。上記は会社公表値に基づく。

セグメント別の状況（詳細）

• 銀行業：収益の主軸。貸出金利息の増加、外為売買益や証券関連の売却益が増収要因。資産規模・収益貢献度とも最大。
• リース業：小規模ながら安定した収益を計上。
• その他（カード、保証等）：マージンは小さいが収益の多様化に寄与。
• セグメント戦略：銀行業主体で地元（香川県）を中心に中小企業支援、個人向けサービス強化、投資信託等の預り資産増加を図る。補足資料では「総合コンサルティング・グループ化」を掲げ、グループでのコンサル・投資等の取り組みを推進。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画（2023年4月～2026年3月）：収益性の向上、健全性（自己資本比率等）の維持、効率性改善（OHR低下）を掲げる。
• 進捗（資料より）
  • 収益面：連結・単体ともに当期は中計目標を上回る推移（当期純利益は3年ぶりにプラス等の記載）。
  • 健全性：連結自己資本比率（バーゼルIII）改善傾向（9.33%）。
  • 効率性：OHR（業務粗利益ベース）は改善傾向（単体71.63%）。
  • 政策保有株式の簿価削減：中計で60億円削減目標→2025年3月末で57億円の削減実績（進捗良好と記載）。
• 中期目標との整合性：決算説明資料では現時点で「計画を上回って推移」としており、目標達成に向けた取り組み（投資専門会社設立、地域連携、業務DX、職員施策等）を継続。

競合状況・市場動向

• 市場動向（資料抜粋）
  • 国内は緩やかな回復基調。日本銀行の政策金利引き上げ（当年度中に2回）などにより金利環境正常化へ転じつつある点は、地方銀行の利ざや改善に寄与。
  • 地元（香川県）は観光回復や公共投資、設備投資等で堅調推移。
• 競合比較：決算短信・補足資料では自行の業績や指標を中心に提示。具体的な他行との定量比較は資料中に限定的のため、ここでは明示的比較は記載せず「地域金融機関と同様に金利正常化の影響を受ける」と整理。
• 競争優位性：地域密着の事業基盤、預貸業務に加え、コンサルティング領域や投資関連・商品仲介等で収益源の多様化を図っている点を強みとして位置付けている（資料の説明による）。

今後の見通し（会社公表の予想）

• 連結（2026年3月期 通期予想）
  • 経常収益：98,500 百万円（前期比 +9.4%）
  • 経常利益：24,100 百万円（前期比 +21.0%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：15,500 百万円（前期比 +13.1%）
  • 1株当たり当期純利益：545.38 円
• 単体（2026年3月期 予想）
  • 経常収益：88,000 百万円（前期比 +8.1%）
  • 経常利益：22,400 百万円（前期比 +21.0%）
  • 当期純利益：14,500 百万円（前期比 +12.7%）
• 会社見通しの前提：金融・経済環境の好転（貸出利息等の増加）等を前提とする旨の注記あり。実績は前提次第で変動し得ることに留意。

リスク要因（主なもの）

（決算短信記載及び資料の文脈より抽出）
– 金融市場リスク：金利・為替の変動、国債等の価格変動（債券売却損の発生等）
– 信用リスク：景気悪化に伴う与信費用や不良債権増加
– 証券関連リスク：保有株式の時価変動（政策保有株式の含み変動）
– 規制・法令リスク：金融規制・税制の変更等
– その他：地元経済の変動、競争激化、IT・サイバーリスク等

（注）決算短信には「業績見通しは合理的な前提に基づくが確約するものではなく、様々な要因で大きく異なる可能性がある」と明記。

重要な注記・会計方針等

• 連結範囲の変更：なし
• 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示：なし
• 決算短信は監査対象外（公認会計士・監査法人の監査の対象外）
• 自己資本比率の表示方法に関する注記：短信中の自己資本比率は独自の算出方法（期末純資産合計－新株予約権）／期末資産合計で算出。バーゼルIII基準に基づく連結自己資本比率は別途算出（9.33%）。

重要：本資料は決算短信・補足説明資料の要約であり、投資助言を目的とするものではありません。判断・ご判断の際は、必ず会社提出の有価証券報告書・決算説明資料等の原資料やご自身での調査・専門家の助言を併せてご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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