2025年12月期第2四半期 決算説明資料
決算説明まとめ(Markdown)
以下は、提供された「メディカル・データ・ビジョン株式会社(証券コード:3902) 2025年12月期 第2四半期 決算説明資料(2025年8月12日)」を元に整理した要点です。情報に不足がある項目は「–」で表記しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:メディカル・データ・ビジョン株式会社(MDV)
- 主要事業分野:医療データの収集・蓄積・分析(診療データベースの提供)、クラウド型病院プラットフォーム(MDV Act 等)、データ利活用サービス(診療データ調査分析、MDV analyzer)、ネットワーク・その他サービス(Doctorbook、カルテコ、アルファ・サルース 等)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月12日
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料上に個別の発表者名・役職は記載なし)
- 発言概要(資料での主なメッセージ)
- 2025年上期は想定を上回る着地。データ利活用サービスが牽引して売上増。
- 経常利益は営業外費用の減少により黒字転換。
- 下期は売上成長により成長投資のコスト増を吸収し、利益成長を見込む。季節性・人員成長に合わせ下期偏重計画。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期(累計 1-6月)/あわせて資料中に2Q会計期間(4-6月)分析あり
- セグメント(資料での区分)
- データネットワークサービス:MDV Act 等の病院向けプラットフォーム、ストック/フロー/新規事業(子会社)等を含む
- データ利活用サービス:診療データ調査分析(アドホック案件中心)、MDV analyzer(ストック型)
- その他サービス:Doctorbook、AIRBIOS、カルテコ等(注:一部サービスのセグメント区分変更あり、以下「注記」参照)
業績サマリー(主要指標)
- 主要指標(2Q累計 1-6月:2025年2Q)
- 売上高:3,034 百万円(前年同期比 +9.1%:2,780 → 3,034 百万円)
- 営業利益:△5 百万円(2024年2Q:26 百万円 → 2025年2Q:△5 百万円)
- 経常利益:3 百万円(前年同期 △32 百万円 → 黒字転換)
- 当期純利益(または四半期純利益):–(資料に明示なし)
- 経常利益率:0.1%(前年同期 △1.2%)
- 進捗状況(中期計画/年度目標に対する達成率)
- セグメント別売上(2Q累計 1-6月、前年同期比)
- データネットワークサービス:600 百万円(△4.0%)
- 内訳(主要項目、2Q累計)
- ストック:433 百万円(+0.9%)
- カルテコ:9 百万円(前年0)
- フロー:141 百万円(+181.9%)
- 新規事業(子会社):25 百万円(△82.6%)
- データ利活用サービス:2,136 百万円(+12.2%)
- 内訳
- 診療データ調査分析:1,661 百万円(+14.5%)
- MDV analyzer:474 百万円(+4.7%)
- その他サービス:297 百万円(+18.9%)
- 収益構成・収益貢献度(概況)
- データ利活用サービスがトップライン成長を牽引(人員増強による受注拡大・売上拡大が要因)。
- ネットワーク系はストック売上は安定推移する一方、新規事業(子会社)売上の減少が全体押下げ要因。
- 「その他サービス」はDoctorbook等の成長により増収。
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 売上高はデータ利活用サービスの回復・成長で前年同期比 +9.1%。
- 経常利益は前年の投資損失等が減少したことで黒字化(3 百万円)。
- 上期の着地は想定を上回り、下期で成長投資のコスト増を吸収して利益成長を見込む。
- 増減要因(主な寄与因子)
- プラス要因
- 診療データ調査分析の増収(人員増強の効果)。
- MDV analyzer のストック売上の堅調な伸び。
- Doctorbook やその他サービスの伸長。
- 営業外費用(投資損失等)の減少による経常利益改善。
- マイナス要因
- データネットワークサービス全体では新規事業(子会社)売上の大幅減少。
- クラウド型サービス(AWS等)やアルファ・サルース、MDV Act に関する原価増(2Q会計期間で原価 +42M)。
- 成長投資に伴う人件費増(従業員数:297 → 339 人、+14.1%)。
- 一部システム不具合や導入設置遅延(アルファ・サルース)により売上計上の遅れ(売上計上は4Qを予定)。
- 競争環境・競争優位性
- 強み
- 国内最大規模の診療データベース(さくらデータバンク):実患者数で 5,000 万人超の集積(2025年6月末で約5,270万人の集計が示されている)
- MDV Act を中心とした病院との強固なネットワーク(MDV Act導入施設数:1,300超)
- DPCデータと健保データ等の多様なデータを組合せ可能なプラットフォーム(豊富な臨床・検査・診療情報、がんステージ等のDPC特有データを保有)
- 長年の顧客フォロー、サポート体制(コールセンター問合せ件数、地域勉強会・セミナー実績など)
- 競合との比較(資料上詳細な競合社比較は無し):より詳細なデータ項目や豊富な高齢者データ、病院由来データの拡張性が差別化要因として強調される
- リスク要因(資料に明示・示唆された事項)
- システム不具合・導入遅延(アルファ・サルースの導入設置遅延)
- 人材採用・人員増強に伴うコスト増や採用不足による影響(資料内に「退職・採用不足による影響」も示唆)
- データに関する法規制・個人情報保護強化、サイバーセキュリティ関連リスク(資料の留意事項にある将来予測リスクに含意)
- クラウドコストや外部サービス利用料の増加(原価増要因として指摘)
- その他:外部マクロ要因(資料では具体的な為替・金利等は明示なしが、留意事項として将来予測の不確実性を明記)
戦略と施策
- 現在の戦略(資料での記載)
- MDV Act を中心に病院データの集積を進め、さくらデータバンクの価値向上(病院内データ拡張/情報連携)で製薬会社向けの利活用幅を拡大。
- データ利活用サービスの拡大(診療データ調査分析を中心に、MDV analyzer のストック売上拡大)。
- MDV Act の新規有料機能投入やクロスセルで顧客単価向上、DPC以外の病院へもMDV Actの導入を図る。
- カルテコ等の利用促進・課金率向上施策、企業導入(カルテコ workwell)推進。
- 新たな病院データや他業界への展開により飛躍的成長を目指す(製薬会社以外の領域拡大)。
- 進行中の施策(進捗)
- MDV Act の導入:25.1Q 1,333施設 → 25.2Q 1,389施設へ増加(DPC以外も対象に導入拡大)
- 受注残(MDV Act 関連):受注残 35件
- アルファ・サルース:導入設置のオペレーション再構築中(導入遅延 → 売上計上は4Q予定)
- カルテコ:課金率向上施策実施中、カルテコworkwell はイベント出展や業務提携で企業導入推進(カルテコ累計ダウンロード数 1,028,882)
- ダウンロード目標:累計 1,400,000(資料に「140万ダウンロード」目標の記載)
- グループ再編・組織統合の進展(過去吸収合併:MDVトライアル、システムビィー・アルファ関連の会計区分変更等)
- セグメント別施策と成果
- データネットワークサービス(MDV Act、カルテコ、アルファ・サルース等)
- 新規有料機能やクロスセルで顧客基盤拡大、年間100施設以上導入できる体制づくりを目指す
- 一部導入オペレーションで遅延発生 → 改善中
- データ利活用サービス
- 人員増強によりアドホック型案件(診療データ調査分析)が増加し、上期で会計期間別過去最高売上を記録
- MDV analyzer のストック化で安定売上を確保
- その他サービス(Doctorbook等)
- Doctorbook の売上伸長が確認される(その他サービスが YoY +18.9%)
将来予測と見通し
- 業績予想(次期)
- 資料中に通期の具体的な数値計画(売上高・営業利益・純利益の数値)は明示されていない。ただし、2Q資料の中では下期成長により利益成長を見込む旨を表明。
- 資料グラフ(MDVの医療ビッグデータ売上推移)には「2025年:6,100(予想)」という注記(データ利活用サービスの年間見通しと思われる)が示されている箇所あり(出所:スライド内グラフ)。明確な注記・根拠は資料本文に詳細なし。
- 中長期計画
- 中長期では、MDV Act を中心に病院データ集積の拡張を行い、さくらDBの価値向上→製薬以外の業界へ利活用を拡大し飛躍的成長を狙う方針。
- 人員増強を通じたオーガニック成長(特にデータ利活用サービス)での回復を重視。
- マクロ経済や市場要因の影響
- 資料の留意事項において、政治的・経済的環境など外部要因が将来業績に影響する旨を明示(為替・金利等の個別記述なし)。
- 実務上のリスクとしては、データ関連規制、個人情報保護強化、クラウドコストの変動、人材市場の状況などが業績に影響する可能性がある。
配当と株主還元
(資料内に配当に関する明示的な記載なし)
製品やサービス(主要プロダクト)
- 主要製品・サービス(資料記載)
- MDV Act:クラウド型プラットフォーム、病院内データ集積を実現。導入施設 1,300 施設超。MDVのデータ拡張の中核。
- 診療データ調査分析:製薬会社向けアドホック分析サービス(会計期間別で上期は過去最高水準)。
- MDV analyzer:ストック型データ商品(順調に売上伸長)。
- Doctorbook:「その他サービス」へ区分(売上伸長)。
- カルテコ(+カルテコ workwell):個人向け/企業向けアプリ・サービス。カルテコの累計ダウンロード数は約1,028,882(資料記載)。課金率向上施策実施中。
- アルファ・サルース:導入設置で遅延が発生、オペレーション再構築中(売上計上は4Q予定)。
- AIRBIOS 等:一部サービスは「その他サービス」へ区分変更(注記あり)。
- 提供エリア・顧客層
- 主に国内の病院・製薬会社が主要顧客。MDV Act を通じて病院(DPC病院中心)に導入し、製薬会社はデータ利活用サービスの主要顧客。
- 協業・提携
- 資料上、特定の外部企業との新規提携詳細は限定的だが、子会社やグループ会社との統合(MDVトライアル吸収合併、システムビィー・アルファ関連の統合)等が進められている記載あり。
重要な注記
- 会計方針・区分の変更(資料内注記)
- Doctorbook、AIRBIOS の売上高は 2023.1Q より「データネットワークサービス」から「その他サービス」に区分変更。
- システムビィー・アルファ関連売上の区分は 2024.3Q よりストック/フローへ区分変更。
- 2023年1月1日付で MDVトライアルを吸収合併(これにより MDVトライアル売上は診療データ調査分析へ含める形に変更)。
- 留意事項(資料最終ページ)
- 本資料は情報提供を目的とするもので、開示書類(法定開示)ではない旨の明記。
- 将来予測は不確実性を含む旨と、情報の正確性等の保証はしない旨の記載あり(通常の投資判断に関する注意書き)。
- その他(今後のイベント・重要告知)
- IR問い合わせ先のURLが資料に記載(https://www.mdv.co.jp/contactus/form.php?classification=7)
- 四半期ごとの導入進捗やアルファ・サルースの導入オペレーション再構築等、四半期内での売上計上タイミングが変更される可能性。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3902 |
企業名 | メディカル・データ・ビジョン |
URL | http://www.mdv.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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