2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
決算短信要約(Markdown形式)
対象資料:株式会社ペルセウスプロテオミクス 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
公表日:2025年5月15日
基本情報
- 企業名:株式会社ペルセウスプロテオミクス(コード番号 4882、上場取引所:東)
- URL:https://www.ppmx.com/
- 主要事業分野:医薬品事業(創薬、抗体研究支援、抗体・試薬販売)
- 代表者:代表取締役社長執行役員 横川 拓哉
- 問合せ先責任者:取締役執行役員 管理部長 鈴川 信一(TEL: 03-6264-8268)
- 報告(提出)日:2025年5月15日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
- 決算補足説明資料:作成あり(機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり)
報告その他
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月27日
- 定時株主総会予定日:2025年6月27日
- 配当支払開始予定日:-(無)
セグメント
- セグメント数:単一セグメント(医薬品事業のみ)
- 概要:創薬(抗体医薬候補の研究開発・導出)、抗体研究支援サービス、抗体・試薬販売、体外診断用医薬品の開発等。
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):14,749,500株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:50株
- 期中平均株式数:14,269,149株(当事業年度)
- 期中平均(前期):11,788,174株(前事業年度)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- その他:新株予約権(潜在株式)有り(報告書に記載のとおり、新株予約権の総数は別途注記)
今後の予定(資料記載分)
- 定時株主総会:2025年6月27日(予定)
- 有価証券報告書提出:2025年6月27日(予定)
- 決算説明会:開催(機関投資家・アナリスト向け、補足資料あり)
- 2026年3月期業績予想:記載なし(合理的な予想が困難のため。理由は「今後の見通し」参照)
財務指標(要点)
(単位は千円/備考は百万円表現を併記。以下は会社資料の数値を要約)
– 売上高:120,375千円(約120.4百万円、前年 100,402千円) ±増加 19.9%
– 営業損失:△826,430千円(約826.4百万円、前年 △894,729千円)
– 経常損失:△829,829千円(約829.8百万円、前年 △879,380千円)
– 税引前当期純損失:△902,340千円(約902.3百万円、前年 △1,102,533千円)
– 当期純損失:△904,800千円(約904.8百万円、前年 △1,104,460千円)
– 1株当たり当期純損失:△63.41円(前年 △93.69円)
– 総資産:1,818,837千円(約1,818.8百万円、前年 1,693,810千円)
– 純資産(総資本):1,432,406千円(約1,432.4百万円、前年 1,398,344千円)
– 自己資本比率:74.4%(前年 78.2%)
– 1株当たり純資産:91.74円(前年 110.94円)
– 現金・現金同等物(期末):1,667,921千円(約1,667.9百万円、前年 1,541,419千円)
※ 損益明細(主な項目)
– 売上原価:16,324千円
– 売上総利益:104,051千円(粗利率 ≒ 86.4%)
– 販売費及び一般管理費:930,481千円(資料では販売費・一般管理費の見積りや内訳あり)
キャッシュ・フロー(当事業年度)
- 営業活動によるCF:△719,485千円(支出)
- 投資活動によるCF:△75,157千円(支出、主に研究開発用有形固定資産取得)
- 財務活動によるCF:+923,381千円(収入、主に新株予約権の行使による株式発行)
- 現金及び現金同等物の増減:+126,501千円(期末残高 1,667,921千円)
収益性・効率性・安全性(簡易算出)
- 営業利益率(営業損失率):△826,430 / 120,375 ≒ △68.7%(営業損失が大きい)
- 経常利益率:△829,829 / 120,375 ≒ △68.9%
- 純利益率:△904,800 / 120,375 ≒ △75.2%
- 総資産回転率(売上高 / 総資産):120,375 / 1,818,837 ≒ 0.066(約0.07回/年)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):1,775,974 / 124,866 ≒ 14.2(約1420%) → 流動性は高い(注:借入金等の有利子負債は明示されていない)
- 負債比率(負債 / 純資産):386,431 / 1,432,406 ≒ 0.27(約27%)
セグメント別情報
- 単一セグメント(医薬品事業)のみの開示。
- 売上構成(注目点):
- 抗体研究支援:24,351千円(前年比 +17.4%) — 5期連続増加
- 抗体・試薬販売:96,024千円(前年比 +20.5%) — 順調に拡大
- 創薬(自社パイプライン):売上は直接寄与なし(パイプラインの価値化は将来の導出やライセンスで期待)
主要事業・パイプラインの状況(決算短信より要約)
- 創薬(主なパイプライン)
- PPMX-T002:CDH3標的の放射性免疫療法候補。以前の導出先(富士フイルム子会社)の第I相で標的集積を確認。RIを90Y→225Acへ変更し動物実験で効果検証済。導出を目指すが未確定。
- PPMX-T003:TfR1標的の完全ヒト抗体。真性多血症(PV)を対象とした国内第I相は2024年6月に終了(被験者都合中止1例を除く5例で12週の瀉血不要期間達成等)。希少疾患(ANKL)に対する医師主導第I/II相の被験者登録が遅れ、治験期間を1年延長。2025年2月にAMEDの支援事業へ再採択。治験施設を7→9か所に増加。
- PPMX-T004:CDH3標的のADC。マウスで高い抗腫瘍効果を確認。現在は予備毒性試験実施中。薬効・毒性バランスの最適化は2026年3月期以降見込み。UBE株式会社とADC共同研究契約を締結。
- 抗体研究支援:案件増加により売上増(VHH抗体ライブラリを用いた新サービスを2025年5月開始)。
- 抗体・試薬販売:研究用抗体の新製品を複数発売。PTX3迅速計測キット(湧永製薬と共同)は臨床性能試験完了、製造販売承認へ向け準備中(対象疾患は一部非公開)。
中長期計画との整合性
- 明示的な中期経営計画の数値は資料に記載なし。
- 進捗:パイプライン(T002/T003/T004)開発継続中。T003は臨床(第I/II相)で一定のデータが得られており、T004は前臨床での成果あり。T002/T003の導出(ライセンスアウト)を早期実現する活動継続中。ただし、導出の時期・金額は未確定のため2026年予想は未提示。
配当
- 2024年3月期・2025年3月期:中間・期末ともに無配(0.00円)
- 2026年3月期予想:合理的な業績予想が困難なため配当予想の記載なし(原資料では配当0の表記あり)
今後の見通し(会社の記載)
- PPMX-T002およびPPMX-T003の導出に向け活動を継続するが、導出金額等が不確定のため2026年3月期の業績予想は公表していない。
- 費用見積(会社見込み、2026年3月期の想定):販売費及び一般管理費 984百万円(うち研究開発費 660百万円(PPMX-T003臨床等)、その他管理費 323百万円)。
リスク要因(資料からの主な留意点)
- パイプラインの導出・ライセンスアウトが業績に与える影響が大きく、導出が確定していないため業績予想の前提が不確実。
- 臨床試験の被験者登録の遅れ(特に希少疾患)や治験進行の不確実性。
- 開発費の増加や研究開発成果の不確実性。
- 為替、原材料等の一般的な外部要因(資料中に一般的な外的要因への注意記載あり)。
重要な注記・会計上のポイント
- 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:いずれも該当なし。
- 特別損失:当期に固定資産の減損損失 72,510千円を計上(これが当期純損失に影響)。前期は本社移転費用や大きな減損があった。
- 新株予約権の行使による株式発行:当期により資本金・資本準備金が増加(財務活動による現金増は新株予約権行使収入が主因)。
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし。
- 決算短信は監査(公認会計士・監査法人)の監査対象外である旨の注記あり。
補足(競合・市場動向、比較情報)
- 業界動向としては「がんや認知症等の患者数増加により創薬領域は重要課題」との記載あり(一般的な市場背景)。
(注)本要約は提供資料(決算短信)を基に作成しています。投資判断に関する助言は行っておらず、資料に記載のない項目は「–」として省略しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4882 |
企業名 | ペルセウスプロテオミクス |
URL | https://www.ppmx.com |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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