2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社サンゲツ(証券コード:8130) — 2025年3月期 決算短信(連結)要約

※本資料は提供された決算短信の記載を整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明箇所は「–」で表示しています。

基本情報
  • 企業名:株式会社サンゲツ(Sangetsu Co., Ltd.)
  • 上場取引所:東 名(資料表記)
  • 証券コード:8130
  • URL:https://www.sangetsu.co.jp/
  • 代表者:代表取締役 社長執行役員 近藤 康正
  • 問合せ先:執行役員 コーポレート部門ゼネラルマネージャー 牧 繁伸(TEL 052-564-3314)
報告概要
  • 決算短信提出日:2025年5月14日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(2025年3月期)
  • 定時株主総会予定日:2025年6月18日
  • 配当支払開始予定日:2025年6月19日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月17日
  • 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け、2025/5/28オンライン)
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):59,200,000株
  • 期末自己株式数:429,993株
  • 期中平均株式数:58,756,992株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
セグメント(報告セグメント)
  • 国内インテリア:壁装材、床材、ファブリック(カーテン等)、設計・施工・空間提案等
  • 国内エクステリア:門扉、フェンス、カーポート等のエクステリア商品販売・外構設計施工等
  • 海外:海外でのインテリア商材の製造・販売、空間デザイン・総合施工等
連結業績(2025年3月期)
  • 売上高:200,378(+5.5%)
  • 営業利益:18,174(△4.9%)
  • 経常利益:18,606(△5.5%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:12,567(△12.1%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):213.90円(希薄化後 213.86円)
  • 1株当たり純資産(BPS):1,923.28円
  • 営業利益率(概算):約9.1%(18,174/200,378)
  • 総資産回転率(概算):約1.09(売上/総資産 = 200,378 / 183,859)
連結財政状態(2025/3/31)
  • 総資産:183,859
  • 純資産(株主資本等合計):113,781
  • 自己資本比率:61.5%(前期62.5%)
  • 現金及び現金同等物(期末):33,445
キャッシュ・フロー
  • 営業CF:+19,260(前年12,818)
  • 投資CF:△6,873(前年△1,846) — 有形固定資産取得 4,741、子会社株式取得 1,817 等
  • 財務CF:△3,980(前年△11,249) — 短期借入の増加/返済、配当支払等
  • 期末現金残高:33,445(前期24,717)
主要注目数値の推移(参考)
  • 自己資本比率:2024年 62.5% → 2025年 61.5%
  • インタレスト・カバレッジ(営業CF/利払い):約81.2倍(2025年)
セグメント別(2025年3月期)
  • 売上高(外部):
    • 国内インテリア:163,986(セグメント内訳:壁装78,644、床材57,377、ファブリック9,609、その他18,354)
    • 国内エクステリア:6,611
    • 海外:29,794
  • セグメント利益(営業利益ベース):
    • 国内インテリア:18,940
    • 国内エクステリア:17
    • 海外:△785(営業損失)
  • セグメント売上構成比(概算):国内インテリア 約81.8%、海外 約14.9%、国内エクステリア 約3.3%
財務の解説(決算短信記載の要点)
  • 売上は価格改定(2024年12月)や北米事業の伸長等により増加したが、原材料・物流・人件費・IT投資等のコスト上昇により営業利益は減少。
  • 流動資産増加の主因は現金・預金の増加および商品(在庫)の増加。固定資産は有形・無形の投資増で増加。
  • 財務面では短期借入金の増加(運転資金等)、長期借入金(2,000)計上。現金は大幅に積み増し、期末は33,445。
  • 子会社の連結範囲に変更あり:D’Perception Pte Ltd(株式70%取得)を新規連結。これに伴い海外セグメントの費用増(買収関連費用等)が発生。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間配当 140円(中間 65円/期末 75円)
  • 2025年3月期(実績):年間配当 150円(中間 75円/期末 75円)、配当総額 8,815百万円、連結配当性向 70.1%(連結純資産配当率 8.0%)
  • 2026年3月期(予想):年間配当 155円(中間 77.50円/期末 77.50円)
  • 特別配当:無し(記載なし)
セグメント別の状況と戦略
  • 国内インテリア:
    • 市場環境は新設住宅着工の減少等で厳しいが、商品・デザイン・物流・施工を組み合わせたソリューション提案でシェアは堅持。価格改定の浸透、中型商品の伸長が寄与。
    • 物流効率化(自社配送「サービスクルー」拡充、ユニットロード導入)や品質管理強化を推進。主要見本帳発刊やデザインコンテストでブランド浸透。
    • 2024年12月の仕入先工場火災の影響で一部床材の受注停止が発生(代替生産で2025年度第2四半期から段階的に販売再開見込み)。
  • 国内エクステリア:
    • 新設住宅着工の低迷で市場は厳しいが、地理的拡大や販路拡大、外構設計・施工提案の拡充により売上増。空間総合事業との連携で付加価値創出を図る。
  • 海外:
    • 北米:ホテル分野で自社製造壁紙が伸長し増収増益。
    • 東南アジア:中国・香港・シンガポール等で地域差あり。D’Perceptionの取得により空間デザイン・施工領域を拡大(連結化に伴う一時費用が発生)。シンガポールや中国の市場環境が厳しく、収益性改善に向けた体制見直しを実施。
  • 投資・施策:PARCs(価値創造拠点)を活用したオープンイノベーション、人的資本強化、デジタルを活用したサプライチェーン強化、物流子会社化(SDSをグループ化、2025年4月)等。
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画「BX 2025(~2026/3期)」に基づく事業転換(スペースクリエーション企業化)を推進。
  • 2026年3月期(中期最終年度)目標(見直し後):
    • 売上高:210,000(+4.8%)
    • 営業利益:19,000(+4.5%)
    • 経常利益:19,500(+4.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:13,000(+3.4%)
  • 同社は市場環境や供給面リスク(仕入先火災等)を踏まえ、目標を見直している。詳細は別途公表資料あり。
競合状況・市場動向
  • 市場環境(会社コメント):
    • 国内:新設住宅着工は弱含み。リフォーム・リニューアル需要は堅調で、同社の市場(壁装・床材等)には一定の追い風あり。
    • 海外:地域ごとに回復度合いが異なる(北米は好調、アジアは一部不振)。
  • 競合他社との比較:決算短信に同業他社との定量比較は記載なし(特定の競合名や順位等は–)。
  • 同社の競争優位性としては、商品ラインアップ・見本帳・デザイン力、施工と流通を含めたソリューション提供、サプライチェーン(物流)機能が挙げられている。
業績予想(2026年3月期予想、連結)
  • 売上高:210,000百万円(+4.8%)
  • 営業利益:19,000百万円(+4.5%)
  • 経常利益:19,500百万円(+4.8%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:13,000百万円(+3.4%)
  • 予想EPS:221.20円(通期)
主なリスク要因(決算短信より)
  • 原材料費、調達コスト、物流費、人件費、ユーティリティコストの高止まり
  • 仕入先工場火災などサプライチェーン上の突発事象による供給制約(実際に影響発生中)
  • 為替変動、地政学的リスク、各国の金融政策や貿易政策の変化
  • 海外事業(特にアジア)の業績変動、買収・連結化に伴う一時費用や体制整備費用
  • 会計・税制(グローバル・ミニマム課税等)の影響(同社は該当基準を適用開始、現時点で決算への影響は無しと表明)
重要な注記・会計上の変更
  • 連結範囲の重要な変更:D’Perception Pte Ltd(子会社化、取得率70%)を連結。
  • 会計方針の変更:2022年改正法人税等会計基準等を期首より適用(連結財務諸表へ影響なし)。
  • 「グローバル・ミニマム課税制度に係る会計処理及び開示に関する取扱い」を期首から適用(影響なし)。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査対象外)である旨の注記あり。
  • 重要な後発事象:該当なし(決算短信記載)。
補足(経営面のトピック)
  • サステナビリティ関連:低環境負荷商品の開発(例:植物由来可塑剤採用の「バイオクロス」)、再生原料の外構材共同開発(フォレストウッド™)、GHG削減取り組み等。
  • 人的資本:PARCsがWELL Gold取得、健康経営優良法人認定、D,E&Iの取り組みでPRIDE指標ゴールド等。
  • 物流強化:物流会社(SDS)をグループ化(2025年4月)し、調達・販売物流の最適化を図る方針。

重要事項の不明点・データ不足は以下の通りです(決算短信に明記がない等のため):


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8130
企業名 サンゲツ
URL http://www.sangetsu.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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