2025年3月期 決算説明資料

株式会社アルファポリス(東証グロース:9467)

2025年3月期 決算説明資料 要約(2025年5月15日発表)

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社アルファポリス
    • 主要事業分野:書籍出版(ライトノベル・漫画・文庫等)、Web投稿サイト運営(小説・漫画)、メディア(アニメ等)のIP展開
    • 代表者名:梶本 雄介(代表取締役社長)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年5月15日
  • 説明者(発表に関与している主な役職)
    • 代表取締役社長 梶本雄介 ほか取締役等(スライドにて経営・事業説明)
    • 発言概要(要点)
    • 電子書籍の拡販施策や新作・アニメ化タイトルの好調により、四半期・通期とも過去最高水準に到達。
    • 2025年3月期業績および配当を上方修正(2025年2月13日公表)。
    • AIサービス(小説AI校正等)や電子ストア別施策、アニメ出資比率引き上げ、海外展開を強化予定。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2024年4月~2025年3月(2025年3月期)
    • 決算説明資料発表日:2025年5月15日
  • セグメント(資料上の事業区分)
    • 書籍出版事業:ライトノベル、漫画、文庫、その他(紙/電子の刊行・販売、コミカライズ等)
    • Webサイト運営:投稿サイト「アルファポリス」の運営、Web連載漫画、コンテンツ調達・ユーザー管理、Webコンテンツ大賞等
    • メディア・IP展開:アニメ化・メディア展開、海外展開、アプリ(Alpha Manga等)
業績サマリー(2025年3月期:4Q累計実績)
  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:13,620(前期比 +31.8%/増減額 +3,286)
    • 売上総利益:10,206(売上総利率 74.9%)
    • 営業利益:3,222(前期比 +41.8%/増減額 +949)
    • 経常利益:3,236(前期比 +42.0%/増減額 +957)
    • 当期純利益:2,019(前期比 +43.9%/増減額 +616)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):69.49円(2025年3月期実績)
  • 進捗状況(中期・年度目標に対する達成率)
    • 2026年3月期計画(参考):売上高 16,000百万円(計画 +17.5%)、経常利益 3,710百万円(計画 +14.6%)。進捗率は資料に明確な達成率表記なし。実績は過年度比で大幅増収増益。
  • セグメント別状況(売上内訳:2025年3月期 4Q累計)
    • ライトノベル:3,168(23.3%) 前期比 +28.0%
    • 漫画:10,200(74.9%) 前期比 +33.8%
    • 文庫:214(1.6%) 前期比 +4.0%
    • その他:37(0.3%) 前期比 +20.0%
    • コメント:漫画・ライトノベルが売上の大半を占め、電子書籍の拡販施策やアニメ化効果で伸長。
  • 販管費内訳(販売費及び一般管理費:6,983百万円)
    • ①販売手数料等:5,445(78.0%)…電子書籍販売に伴う手数料が拡大
    • ②人件費:726(10.4%)…従業員増/賃金水準向上
    • ③採用活動費:29(0.4%)
    • ④販売促進費・広告宣伝費:289(4.1%)…アニメ関連プロモ等で増加
    • ⑤その他:492(7.1%)
業績の背景分析
  • 業績概要(ハイライト)
    • 四半期・通期ともに過去最高水準を更新。特に4Q(2025年1月–3月)は四半期売上/利益で過去最高を継続更新し、売上は4四半期連続で過去最高を更新。
    • 主因は電子書籍販売の拡大、人気シリーズの好調、アニメ化による販促効果、新作のヒット。
    • 大ヒット原作のTVアニメ化決定(例:『素材採取家の異世界旅行記』TVアニメ化決定、2025/3/10 発表 等)。
  • 増減要因
    • 増収要因:電子書籍の拡販施策強化、アニメ化タイトルや新作の売上拡大、話単位販売などの販売形態拡充、ストア別プロモの強化。
    • 費用要因:電子取次/ストアへの手数料増(売上に連動)、人件費増(採用)、広告宣伝費増(アニメ関連プロモ等)。
  • 競争環境
    • 出版・電子コミック市場は電子化の進展で拡大(電子コミック市場は過去5年で大幅成長)。競合はコンテンツ投稿サイト運営会社や従来出版社。
    • アルファポリスの競争優位は「投稿サイト+編集→出版」のモデル、長年のノウハウ、投稿インセンティブや出版申請制度等により良作を調達しやすい点。
  • リスク要因(業績に影響する外部要因)
    • 為替・金利:資料での直接言及なし(影響は限定的と推定)
    • 規制・法改正:著作権関連法規や再販売価格制度の変更リスク
    • サプライチェーン:主要取引先(紙中取次、電子取次)への依存リスク
    • 技術・運用:Webシステムの安定稼働リスク(アクセス急増や災害)
    • その他:生成AIに伴う著作権・利用ルールの不確定性、代表者依存リスク
戦略と施策
  • 現在の戦略(中期方針)
    • 電子書籍販売拡大、ストア別に合わせた拡販施策の強化
    • アニメ(メディア)ビジネス拡大:出資比率を引き上げ、自社IPのメディア化・収益化を強化(2030年3月期目標:アニメ事業利益を20倍へ拡大)
    • 海外展開:海外電子ストア・翻訳言語拡大で電子漫画の海外比率を引き上げ、2030年3月期に海外利益比率30%目標
    • AI活用:生成AIを利用したサービス(小説検索AI、レコメンド、AI校正等)開発
    • ジャンル拡大:Webコンテンツ大賞やレーベル強化で取扱ジャンルの拡充
  • 進行中の施策(具体的)
    • 電子ストアと定期的な施策会議を実施(3社間・2社間会議等)
    • FY26(2026年3月期)に創業25周年記念の大型キャンペーン実施予定(各電子ストアで)
    • AIサービス:既に「小説検索AIアシスタントβ」「あなたにおすすめの小説」リリース済、2025年内に「小説AI校正」リリース予定(クローズドβ実施)
    • 漫画強化:Web連載漫画本数の拡大、漫画大賞の継続運営と出身作家のコミックス刊行
    • 出版刊行計画:2026年3月期の刊行点数を787点予定(前期比 +21点)、特に漫画237点目標
  • セグメント別施策と進捗
    • 書籍出版:アニメ化作品の放送に合わせた紙・電子販促、話単位販売や分冊版対応、女性向け等ストア特性に合わせたキャンペーン
    • Webサイト運営:不正投稿対策の強化→投稿コンテンツの質向上、コンテンツ充実とプロモで月間ユニークユーザー回復(4Q:2,838千人)
    • メディア(アニメ等):アニメ製作への出資比率を引き上げ、制作本数増でストック型利益拡大を目指す
将来予測と見通し
  • 業績予想(2026年3月期 計画)
    • 売上高:16,000百万円(計画 +17.5%)
    • 経常利益:3,710百万円(計画 +14.6%)
    • 1株当たり当期純利益:79.14円(計画)
    • 根拠:電子書籍販売の更なる拡大を前提、刊行点数増(787点)、AI・人員投資等を織り込む
  • 中長期計画
    • 2030年3月期目標:アニメ事業による利益を大幅に拡大(アニメ出資比率引き上げによるストック型利益の拡大)、海外収益比率の向上(電子漫画の海外比率30%目標)
  • マクロ経済の影響
    • 電子書籍・コミック市場の成長が前提(国内外のデジタル需要、翻訳・配信体制が鍵)
    • 為替・海外市場拡大は海外売上に影響(資料上は海外比率拡大を重視)
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 継続的かつ安定的な配当を基本方針。業績や内部留保の充実等を勘案して配当を実施。
  • 配当実績/計画
    • 2025年3月期(実績):期末配当 14円、EPS 69.49円、配当性向 20.1%
    • 2026年3月期(計画):期末配当 24円(前期比 +10円増配予定)、EPS 79.14円、配当性向 30.3%
  • 特別配当
    • 当期・次期とも特別配当の記載はなし(特別配当:無し)
製品やサービス(主要)
  • 主要製品(主な刊行・ヒット作)
    • ライトノベル:『継母の心得』等(コミカライズが好調で電子中心に伸長)
    • 漫画:『月が導く異世界道中』『素材採取家の異世界旅行記』『勘違いの工房主』等(刊行点数増、ヒット作品多数)
    • 文庫:青春小説・キャラ文芸等の拡充
  • 新製品・新サービス
    • Web連載漫画の新規連載多数(4Qは17本の新規連載)、刊行基盤の強化
    • AIサービス:小説検索AIアシスタントβ、レコメンド(リリース済)、小説AI校正(2025年内リリース予定)
  • 提供エリア・顧客層
    • 主に国内の電子ストア・全国書店および自社Webユーザー。海外は電子漫画の拡大を推進中(Alpha Manga等アプリ展開)
  • 協業・提携
    • 電子取次・各電子ストアと定期会議、アニメ制作会社等との共同プロジェクト(複数作品で制作委員会形式で出資/参加)
重要な注記
  • 会計方針
    • 決算説明資料中に会計方針の主要な変更記載は無し(特記事項:–)
  • リスク要因(特記事項)
    • 資料内で提示されている主要リスク:競合参入、再販価格制度変更、著作権等の法的問題、主要取引先依存、システムダウン、代表者依存、生成AIの法的リスク等。各リスクに対する対応策も明示(外部弁護士連携、分散販売スキーム、組織強化など)。
  • その他(今後のイベントや告知)
    • アニメ関連スケジュール(主なもの)
    • 『月が導く異世界道中』第3期 放送中(2025年4月〜)
    • 『強くてニューサーガ』 放送(2025年7月〜)
    • 『素材採取家の異世界旅行記』 TVアニメ化(2025年10月放送予定)
    • 『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』 放送(2025年秋)
    • 『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』 TVアニメ化決定(2026年放送予定)
    • 2026年3月期:創業25周年記念の大型キャンペーン予定(各電子ストアで実施)

※ 注記
– 本資料は会社発表資料に基づき要点を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。将来見通し・計画には不確定要素が含まれ、実際の結果は異なる場合があります。必要な詳細は原資料(決算短信、有価証券報告書等)をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9467
企業名 アルファポリス
URL http://www.alphapolis.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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