2025年3月期 第2四半期決算説明資料
基本情報
- 企業概要
- 企業名:COVER(COVER Corp.)
- 主要事業分野:VTuberコンテンツの企画・制作・配信、ライブ/イベント、マーチャンダイジング(IP商品)、ライセンス・タイアップ、ゲーム・メタバース等の事業開発
- 説明会情報
- 開催日時:2024年11月12日(資料表題)
- 説明者
- 発表者(役職):資料中に特定の発表者名・役職の記載なし(–)
- 発言概要:各スライドに基づくハイライト(以下の「業績サマリー」「業績の背景分析」等で整理)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期 第2四半期(累計)
- セグメント(資料での区分と概要)
- 配信/コンテンツ
- YouTube等でのライブ配信、動画コンテンツ、メンバーシップ、スーパーチャット等
- ライブ/イベント
- オンライン/オフラインのライブ、コンサート、イベント興行・関連物販
- マーチャンダイジング(MD)
- フィジカル/デジタルグッズの企画・販売(自社EC・外部EC・小売流通含む)。受注販売やトレーディングカードゲーム(TCG)など
- ライセンス/タイアップ
- IPライセンスアウト、企業タイアップ、プロモーション支援等(国内外のBtoB取引)
業績サマリー(Q2 単体/Q2累計について)
- 主要指標(2025/3期 Q2 実績、前年同期比)
- 売上高:10,688 百万円(+49.8%)
- 売上総利益:5,757 百万円(+72.8%)
- 限界利益(資料の指標):4,865 百万円(+63.6%)
- 営業利益:2,537 百万円(+80.2%)
- 純利益:1,500 百万円(+44.9%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明記なし)
- 進捗状況(中期経営計画・年度目標に対する達成率等)
- 2024年10月29日に上半期業績予想を上方修正(上期の修正を実施)。
- Q2累計(上期累計)実績:売上高 17,104 百万円。資料では上期進捗率(対期初予想)118.6%/通期進捗率 46.9%(注:資料の数値に基づく)。
- 営業利益の上期実績は当初予想に対して進捗が高い状況(資料参照)。
- セグメント別(Q2 単体/前年同期比・構成)
- 配信/コンテンツ:2,184 百万円(+21.4%) ≒ 売上比:約20%(概算)
- 新規デビュータレントの収益貢献などで順調に増加
- ライブ/イベント:1,144 百万円(-11.0%) ≒ 売上比:約11%
- 海外ライブは好調だが、Q2は前年に比べコンサート件数が少なく減収。Q3に中・大型ライブの実施予定で通年計画は順調
- マーチャンダイジング(MD):5,879 百万円(+79.8%) ≒ 売上比:約55%
- トレーディングカード(hololive OFFICIAL CARD GAME)などの新規施策が想定以上の販売で大幅伸長
- ライセンス/タイアップ:1,480 百万円(+90.1%) ≒ 売上比:約14%
- 年初の営業組織刷新や海外案件獲得で取引パイプラインが拡大
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト/トピックス)
- マーチャンダイジング(特にTCG)・ライセンス/タイアップの拡大が売上成長の主要因。
- 配信/コンテンツも新規タレントが収益寄与で増加。ライブは四半期の季節要因で差異あり。
- 粗利率・限界利益は過去最高水準を更新(高収益商品の寄与で粗利率改善)。
- Q2期間において、諸外国間接税の見積りによる引当(特別損失)を計上(詳細は下段)。
- 増減要因(寄与した主な要素)
- 増加要因:
- MDの大幅増(TCG等の販路拡大、受注販売の好調)。
- ライセンス/タイアップの拡大(営業体制再編、海外案件獲得)。
- 新規タレント(デビュー後の視聴・収益拡大)。
- 減少要因:
- ライブ/イベントはQ2で前年に対して開催件数が少ない影響で減収(ただし海外大型は好調)。
- 製造原価の増加(MD取引増に伴う製造コスト増)およびスタジオ関連費の増加。
- 競争環境
- 資料では市場シェアや具体的競合比較の明示はなし(–)。
- ただし、グローバルでのイベント出展や英語圏・東南アジア等でのタレント活動を強化しており海外展開を推進。
- リスク要因(資料で言及されている主な外部要因)
- 諸外国間接税(米国売上税等)の未徴収分に関する見積りと引当(450 百万円の特別損失計上)。
- 公正取引委員会からの勧告(下請代金支払遅延等防止法に基づく)。直接の財務影響は限定的と記載されているが、コンプライアンス対応が必要。
- 物流・サプライチェーン面(MD拡大に伴う在庫・物流キャパシティ)。
- イベント・受注商品に伴う季節性(売上がQ3~Q4に偏る傾向)。
- その他一般的リスク(為替変動、規制変更等)は資料上の記載は限定的(為替等は明示なし)。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画/事業戦略)
- VTuber IPを核に、配信・ライブでファン基盤を拡大し、IPを多面的に展開(MD、ライセンス、ゲーム、音楽等)して市場を拡張する3段階戦略を提示(Step1: 再現性の確立 → Step2: IPビジネスへの進化 → Step3: クリエイター経済圏の拡大)。
- 海外展開強化(COVER USA立ち上げ、北米等でのBtoB取引拡大や現地代理店活用)。
- 収益源の多様化(TCG/グッズ/ゲーム等)。
- 営業組織再編でライセンス/タイアップの収益力強化。
- 長期の営業利益率目標:30%(資料で目標水準として明示)。
- 進行中の施策(具体的プロジェクト)
- hololive OFFICIAL CARD GAME(TCG):2024年9月20日に販売開始。ブースターパック第1弾/スタートデッキの販売が好調。第2弾を2024年12月20日に発売予定。
- ReGLOSS の初3Dライブ:最大同時接続数約20万を記録(3D演出、モーションキャプチャ活用)。
- holo Indie:インディーゲームブランドでQ2期間に複数タイトルを公開(2024年に複数のゲームを発売)。
- Holoearth(メタバース):アップデートでボスバトル等のテスト実装、アイテム追加。下半期から一部開発資産の償却を開始予定(2025年3月期で償却含め約3.5億円程度の費用見込み)。
- COVER USA:2024年7月より営業を開始。ロサンゼルス・ドジャースとのコラボ、ニューヨークでのライブ開催、ワールドツアー等の施策を実施。
- 物流改善:来期に新物流センター立ち上げを計画、複数倉庫の集約とサプライチェーン最適化。
- セグメント別施策と進捗
- 配信/コンテンツ:海外タレントコンテンツ拡充、新ユニット(例:FLOW GLOWのデビュー)、音楽起点の商品・サービス拡充。
- ライブ/イベント:Q3~Q4に複数の中・大型ライブを予定(具体公演日や会場が資料に記載)。
- マーチャンダイジング:TCGの販売拡大、商品企画・生産・物流キャパシティ拡大、国内外販路拡充。
- ライセンス/タイアップ:営業組織再編、新規顧客開拓、代理店拡充、北米拠点や現地代理店を介した海外BtoB取引拡大。
将来予測と見通し
- 業績予想(次期業績予想)
- 資料には第2四半期公表時点での上期予想の修正が記載(上期当初予想 → 上方修正)。通期の明確な数値(Q3以降の個別予想等)は資料内に限定的。よって細部数値は「–」。
- 参考:資料における上期修正の冒頭説明や上期累計実績等により、通年見通しに対して上期が順調に進捗している旨の記載あり(具体的な通期予想の数値は資料参照のこと)。
- 中長期計画
- Step形式の中期戦略(IP化・多面展開・海外展開)を継続。営業利益率長期目標30%を掲げている。現在は限界利益および営業利益率が改善しているフェーズ。
- マクロ経済の影響
- 資料上、為替・金利などマクロ要因による定量的影響の詳細記載はなし(–)。海外売上拡大に伴う税務・規制対応や現地マーケットの需要動向は事業に影響する旨の示唆あり。
配当と株主還元
- 配当方針:資料内に具体的な配当方針・数値の記載はなし(–)
- 特別配当:資料上の特別配当の有無は記載なし(–)
製品やサービス
- 主要製品・新製品
- hololive OFFICIAL CARD GAME(TCG):ブースターパック、スタートデッキ。第1弾販売は好調。第2弾発売予定あり(2024/12/20)。
- holo Indie(ゲームブランド):Q2で複数タイトルリリース。二次創作ゲーム向けの支援・配布エコシステムを提供。
- Holoearth(メタバース):バージョンアップを実施、アイテム追加、ボスバトル等のテスト。下半期から開発資産の償却開始予定。
- 配信・音楽関連(ユニットデビュー、3Dライブ等)や各種グッズ(受注販売・小売流通)等。
- 主要サービス・提供エリア・顧客層
- 提供エリア:国内中心だが、北米/東南アジア/英語圏等で海外展開・イベント出展を強化。
- 顧客層:VTuberファン層(国内外)、TCGプレイヤー層、イベント来場者、企業のタイアップ顧客等。
- 協業・提携
- 海外イベント実施(米国・ニューヨーク、ジャカルタ、シンガポール、アトランタ、クアラルンプール等)やロサンゼルス・ドジャースとのコラボなど協業事例あり。
- ゲームディベロッパーとのライセンスゲーム開発、流通チャネル・販売代理店等のネットワーク拡大を推進。
重要な注記
- 会計方針・特記事項
- 諸外国間接税引当金:米国における売上税等についてユーザーから徴収されていなかった諸外国間接税の見積りに基づき、当社の責任で納付見積額を算定し、450 百万円の特別損失(諸外国間接税引当金繰入)を計上(2024/10/29 開示)。税務論点は税務アドバイザーと精査中で、今回のみの一過性計上となる見通し。将来的に戻入が発生する可能性あり。
- 開発資産の償却:Holoearth等の一部開発資産の償却を下半期より開始予定(2025年3月期の償却費を含め約3.5億円程度を見込む旨記載)。
- コンプライアンス関連
- 公正取引委員会からの勧告(下請代金支払遅延等防止法に基づく勧告)が発表されており、社内研修・体制強化・モニタリング等の対応を実施。資料では直接の財務的影響は限定的と記載。
- その他
- 今後の主なイベント(公演日・開催予定)やTCG第2弾発売日等、年度後半に向けた具体イベントの予定あり(資料参照)。
- 資料末尾に将来予想に関する免責(開示資料の取り扱い)あり。
補足(資料中の注目点)
– VTuberあたり収益(四半期・年間)は拡大トレンド。特にTCG等のIP多面展開によりVTuberあたり収益が大きく伸長している旨のグラフあり。
– YouTube登録者数・海外視聴(英語圏、インドネシア等)も増加傾向。
– ホロライブEnglish や海外イベントのモメンタム向上が示されている。
– 経営目標として「IPビジネス化」「クリエイター経済圏の拡大」を掲げ、段階的に事業拡大を目指すロードマップを提示。
不明・未記載の項目(資料に明確な記載が無かったため)
– 代表者(氏名)や発表者の個別名、説明会の形式や参加対象(オンライン/オフライン)、配当の具体数値、通期/次期の詳細な数値予想(通期目標の正確な数値は資料の表記の読み取りに依存するため、明示値は省略)等は資料上明確ではありません(–)。
以上。追加で必要な点(例えば特定のセグメントの過去推移グラフの定量的整理、通期計画との突合、税務引当の詳細な説明など)があれば、該当スライド番号や関心項目を指定してください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5253 |
企業名 | カバー |
URL | https://cover-corp.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。
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