2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(要約)

乾汽船株式会社(コード:9308) 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)要約
提出日:2025年8月8日

基本情報
  • 企業名:乾汽船株式会社
  • 上場取引所:東証(東)
  • コード:9308
  • URL:https://www.inui.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 乾 康之
  • 問合せ先:経理部長 一井 聡(TEL: 03-5548-8613)
  • 報告提出日:2025年8月8日
  • 対象会計期間(当第1四半期):2025年4月1日~2025年6月30日
  • 決算説明資料作成の有無:無
  • 決算説明会の有無:無

(その他)
– 添付の四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人によるレビュー:無
– 会計方針の変更:無し(注記あり)

セグメント
  • 報告セグメント(3セグメント)
    • 外航海運事業(ロジスティクス)…ハンディ船等の外航海運(主要収益源)。
    • 倉庫・運送事業(ロジスティクス)…倉庫保管、運送、引越等の国内物流サービス。
    • 不動産事業…賃貸オフィス・賃貸マンション等の保有・賃貸(プラザ勝どき再開発計画等)。
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):26,072,960株(2026年3月期1Q末)
  • 期末自己株式数:940,602株(2026年3月期1Q末)
  • 期中平均株式数(四半期累計):25,132,360株(当第1四半期)
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定
  • 決算発表(通期・四半期):当第1四半期実績を踏まえ、通期業績予想・配当予想の修正を公表(同日リリースあり)。
  • 株主総会:–(未記載)
  • IRイベント:決算説明会は開催無し。その他IRイベントの予定:–(未記載)
財務指標(要点)

(単位明示のない金額は百万円。%は前年同四半期比)
– 連結業績(当第1四半期:2025/4/1–2025/6/30)
– 売上高:7,357 百万円(△12.6%)
– 営業利益:121 百万円(△92.4%)
– 経常利益:53 百万円(△96.7%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:269 百万円(△69.5%)
– 1株当たり四半期純利益:10.71 円(潜在株式調整後:―)
– 財政状態(当第1四半期末:2025/6/30)
– 総資産:71,942 百万円(前連結会計年度末 74,903)
– 純資産:35,393 百万円(前連結会計年度末 36,875)
– 自己資本比率:49.2%(前期末と同水準)
– 1株当たり純資産:1,408.29 円
– キャッシュ・フロー(当第1四半期累計)
– 営業活動によるCF:△478 百万円(使用)
– 投資活動によるCF:△2,233 百万円(使用)
– 財務活動によるCF:△954 百万円(使用)
– 現金及び現金同等物期末残高:14,782 百万円(前期末 18,652、△3,870)
– 主要BS項目(当第1四半期末)
– 現金及び預金:15,151 百万円(前期末 19,001)
– 船舶(純額):22,583 百万円
– 有形固定資産合計:43,988 百万円
– 長期借入金(固定負債内):22,101 百万円
– 負債合計:36,548 百万円

収益性・効率性・安全性指標(計算値は概数)
  • 売上高営業利益率(当第1四半期):121 / 7,357 = 約1.65%(前年同期:約19.1%)
  • 売上総利益率(当第1四半期):498 / 7,357 = 約6.8%(前年同期:約24.0%)
  • 総資産回転率(当第1四半期):7,357 / 71,942 = 約0.102 回(前年同期:約0.112)
  • 流動比率(当第1四半期):流動資産20,780 / 流動負債10,578 ≒ 約196%
  • 負債/純資産比(総負債÷純資産):36,548 / 35,393 ≒ 約1.03(103%)
  • 自己資本比率:49.2%

※ 上は決算短信の数値から算出した概算値です。

セグメント別(当第1四半期)

(単位:百万円)
– セグメント売上高(外部顧客):合計 7,357
– 外航海運事業:5,279(△15.7%)=売上比率 約71.8%
– 倉庫・運送事業:1,087(+1.5%)=売上比率 約14.8%
– 不動産事業:990(△8.7%)=売上比率 約13.5%
– セグメント利益(当第1四半期)
– 外航海運事業:セグメント損失 △251 百万円(前期は黒字)
– 倉庫・運送事業:121 百万円(+8.4%)
– 不動産事業:495 百万円(△6.7%)
– セグメント合計(小計):365 百万円
– 全社費用・調整額:△244 百万円(報告セグメントに配分しない全社費用)
– 連結営業利益:121 百万円

(解説)
– 外航海運事業はハンディ船市況の下落(パナマ運河通航制限の段階的緩和による市況悪化、国際通商の不透明感等)および為替影響により売上・損益が悪化し、セグメントで損失計上。
– 倉庫・運送は取扱高の一部増加等で増収増益。
– 不動産はプラザ勝どきの再開発に伴う閉館(2025年3月)が影響して売上減少も、利益は継続して確保。

財務の解説(要点)
  • 売上・利益の減少は主に外航海運セグメントの市況悪化が要因。為替(当期平均 145.20 円/US$、前年同期 153.99)も影響。
  • 現金・預金は期首比で減少(配当支払等を含む財務・投資活動の影響)。
  • 投資活動の支出増(固定資産取得 1,732 百万円等)により投資CFがマイナス拡大。長期借入金の新規収入(934 百万円)等があるが、配当支払(1,534 百万円)などで財務CFもマイナス。
  • 自己資本比率は約49%で前期末と同水準。長期借入金残高は約22,101 百万円。
配当
  • 直近の配当実績(2025年3月期)
    • 第2四半期(中間):6.00 円
    • 期末:70.00 円
    • 年間合計:76.00 円
  • 2026年3月期(予想・修正後)
    • 第2四半期(中間)予想:3.00 円(修正あり)
    • 期末予想:4.25 円
    • 通期合計予想:7.25 円
  • 特別配当:当四半期の短信に特別配当の記載は無し。将来の配当可能性については業績等に依存。
中長期計画との整合性
  • 不動産セグメント:中期経営計画に基づく「プラザ勝どき(1987年竣工)の再開発計画」を推進中(2025年3月に閉館)。再開発は中期計画の主要施策の一つとして進捗あり。
  • その他中期計画の達成可能性や定量的評価:短信では通期予想の修正公表を行っており、外航市況次第で業績への影響が大きい旨を示している。詳細は同社の「中期経営計画」資料や通期修正説明参照。
競合状況・市場動向
  • 外航海運:ハンディ船市況は前年同期より軟調。要因としてパナマ運河の通航制限の緩和や国際通商環境の不透明感等を挙げている。競合他社との相対比較は本短信に詳細記載なし。
  • 倉庫・運送:貨物保管残高は前年同期を上回る一方、貨物取扱量はやや下回る水準。地域・業態により差あり。
  • 不動産:都心部は堅調だが湾岸部では供給過多の傾向。月島・勝どきエリアは好立地で好調推移。

(注)競合他社との定量比較や市場シェアは本資料に記載なしのため省略。

今後の見通し・リスク要因
  • 通期業績予想:当第1四半期実績を踏まえ、同日公表の通期業績予想・配当予想を修正(詳細は「2026年3月期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を参照)。短信の通期予想欄では、通期売上高 32,424 百万円(+2.1%)等の数値が示されている(修正有)。
  • 主要想定(会社提示):為替や燃料油価格の前提値(第1四半期実績と第2~4四半期前提が短信に記載)。当第1四半期実績 為替 145.20 円/US$、燃料油 545.42 USD/MT。第2~4四半期前提として為替 147.00、燃料油 559.41 を提示。
  • リスク要因(主な外部要因):為替変動、燃料油価格の変動、世界的な通商環境・海運市況の変動、規制(海運関連規制・環境規制)等。また、不動産市況の地域差や再開発の進捗も業績に影響。
重要な注記
  • 会計方針の変更:無し(会計上の見積りの変更・修正再表示も無し)。
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無し。
  • 四半期連結財務諸表に関する監査:レビュー無し。
  • 業績予想の前提・注意:将来に関する記述は同社が合理的と判断する前提に基づくもので、達成を約束するものではない。実際の業績は多くの要因により変動する旨の注記あり。

(注)
– 本要約は提出された決算短信の内容に基づく事実の整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。数値は短信記載の百万円単位数値を基に表示しております。不明・未記載の項目は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9308
企業名 乾汽船
URL http://www.inui.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 運輸・物流 – 海運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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