2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

神鋼鋼線工業株式会社(5660) — 2024年3月期 決算短信(要約)

以下は、提供いただいた決算短信(2024年5月9日公表)を基に、個人投資家向けに整理した要点まとめです。判断・投資助言は行いません。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:神鋼鋼線工業株式会社
  • 上場取引所:東(コード 5660)
  • URL:https://www.shinko-wire.co.jp
  • 主要事業分野:特殊鋼線関連事業、鋼索関連事業、エンジニアリング関連事業(不動産関連を「その他」として保有)
  • 代表者:代表取締役社長 北山 修二
  • 問合せ先:取締役常務執行役員 吉田 裕彦(TEL: 06-6411-1051)
  • 決算短信提出日:2024年5月9日
  • 対象会計期間:2023年4月1日〜2024年3月31日(連結)
  • 決算説明会:無(決算補足説明資料作成:無)
  • 定時株主総会予定日:2024年6月25日
  • 有価証券報告書提出予定日:2024年6月25日
  • 配当支払開始予定日:2024年6月26日
セグメント(報告セグメント)
  • 特殊鋼線関連事業:PC鋼線、鋼より線、ばね用鋼線、ステンレス鋼線等の製造・販売。主顧客分野に橋梁・自動車等。
  • 鋼索関連事業:ワイヤロープ等の製造・販売。
  • エンジニアリング関連事業:吊構造関連製品、特殊品(納入・施工含む)。
  • その他:不動産関連事業(報告セグメント外)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,912,999株
  • 期末自己株式数:2,699株
  • 期中平均株式数(当期):5,910,487株
  • 時価総額:–(株価情報は提供されていません)
今後の予定(主な日程)
  • 定時株主総会:2024年6月25日(予定)
  • 有価証券報告書提出:2024年6月25日(予定)
  • 期末配当支払開始:2024年6月26日
  • 決算説明会:開催無し(今回)
財務指標(要点)

(単位:百万円、円等は原資料どおり。%は計算上の概数を含む)
– 連結売上高:32,726(前期比 +4.6%)
– 営業利益:1,023(同 +9.0%)
– 経常利益:1,066(同 +2.0%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:906(同 +8.8%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):153.32円
– 包括利益:1,414(同 +48.2%)

バランスシート:
– 総資産:43,197
– 純資産:22,831
– 自己資本比率:52.9%
– 1株当たり純資産(BPS):3,863.02円

キャッシュフロー:
– 営業CF:+1,369(前期 583)
– 投資CF:△462(前期 △617)
– 財務CF:△283(前期 △390)
– 現金及び現金同等物期末残高:3,025(前期 2,392)

有利子負債等/安全性指標:
– 有利子負債(注:資料の「有利子負債」):10,177(参考)
– 流動資産:23,682、流動負債:10,418 → 流動比率 ≒ 227%(流動資産 / 流動負債)
– 負債合計:20,366、純資産:22,831 → 負債/純資産比 ≒ 0.89(負債 ÷ 純資産)
– 自己資本比率:52.9%(資料値)

効率性・収益性指標:
– 売上高営業利益率:1,023 / 32,726 ≒ 3.1%
– 経常利益率:1,066 / 32,726 ≒ 3.3%
– ROE(自己資本当期純利益率):資料の記載 4.1%(906 / 22,831 ≒ 4.0%)

設備投資・減価償却:
– 当期設備投資:926
– 減価償却費:950

(注)上記は短信数値および単純計算による概数。詳細は連結財務諸表参照。

セグメント別(2024年3月期・連結)

売上高・営業利益(百万円)
– 特殊鋼線関連事業:売上 17,488(前年 16,324)/営業利益 318(前年 63)
– 鋼索関連事業:売上 13,032(前年 12,805)/営業利益 515(前年 741)
– エンジニアリング関連事業:売上 2,144(前年 2,089)/営業利益 140(前年 85)
– その他(不動産等):売上 61/営業利益 48
– 合計 営業利益:1,023

セグメント別のポイント(短信記載の事実):
– 特殊鋼線:PC関連(橋梁)は補修・補強案件は増加するが、新設案件は減少。自動車向け(ばね等)は回復基調だが、前期比の販売数量は減少。販売価格改定・高付加価値品拡大等で売上・利益増。
– 鋼索:需要低水準で販売数量は減少。販売価格改定や高付加価値品拡大で売上は微増も、販売数量減や製造コストの悪化で営業利益は減少。
– エンジニアリング:土木・建築の大型案件の納入等で増収増益。

セグメント資産合計(期末)
– セグメント資産合計(報告上):34,680(全社調整 8,517 を加え連結総資産 43,197)

財務の解説(短信による説明抜粋)
  • 売上増は主に販売価格改定・高付加価値製品の拡大の寄与。
  • コスト面(原材料、エネルギー、運送費、人件費など)の高止まりを受け、徹底したコスト削減を実施。
  • 営業CF改善(1,369)主体は棚卸資産の増加額が減少したこと。
  • 投資CFは関係会社株式売却による収入等があり支出は減少。
  • 財務CFは長期借入金の純増等の影響で支出は減少。
配当
  • 2024年3月期(実績)
    • 中間配当:25円
    • 期末配当:25円
    • 年間配当:50円(配当総額 295百万円、連結配当性向 32.6%)
  • 2025年3月期(予想)
    • 中間配当:0円(予想)
    • 期末配当:20円(予想)
    • 年間配当:20円(予想、連結配当性向 33.8%)
  • 特別配当:当期は無し(特別配当の記載なし)
  • 配当方針:連結配当性向 30〜40%を目安に継続的な利益還元を基本方針
中期経営計画との整合性(Next Innovation 2026)
  • 新中期経営計画:「Next Innovation 2026」を策定(2024年発表)
  • 主要目標(短信抜粋)
    • ROIC 5%以上
    • 経常利益 21億円(2,100百万円)以上を継続できる安定収益基盤の確立
  • 進捗(短信からの事実)
    • 2024年3月期の経常利益:1,066百万円(目標の21億円に対して未達)
    • 会社は計画下で「環境変化に適応し、持続的に成長できる企業基盤の構築」へ向け施策を表明
  • 参考資料:中期計画資料(リンク) https://www.shinko-wire.co.jp/pdf/20240509midtermplan.pdf

(注)進捗評価は短信の数値比較に基づく事実提示。達成可能性の判断は行いません。

競合状況・市場動向
  • 短信に記載されている市場環境(事実):
    • 地政学リスク(ロシアのウクライナ侵攻、中東情勢等)の長期化、資源価格高騰、為替変動、金融市場の変動が事業環境の不確実性を高めている。
    • 鋼材・エネルギー価格、人手不足が需要とコストに影響。
    • 自動車分野では地域別の回復差(中国の販売不振による影響など)が報告されている。
  • 競合他社との比較:決算短信には同業他社との直接比較データは記載されていません → 表示は「–」
今後の見通し(会社予想:2025年3月期・連結)

(通期予想 2024/4/1〜2025/3/31)
– 売上高:35,800(前期比 +9.4%)
– 営業利益:500(前期比 △51.2%)
– 経常利益:500(前期比 △53.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:350(前期比 △61.4%)
– 1株当たり当期純利益(予想):59.22円
– 第2四半期累計(上半期)予想:売上 17,000、営業損益 △250、経常損益 △250、当期純損益 △170

会社からの注記:
– 業績見通しは合理的な前提に基づくが、実績は多様な要因で変動する可能性がある。詳細は「今後の見通し」欄にて前提確認を要する。

リスク要因(短信に記載された主な外部要因)
  • 地政学リスクの長期化
  • 原材料・エネルギー・運送料等コストの高騰
  • 為替変動、金融市場の変動
  • 需要動向(特に自動車市場、建設・橋梁工事の新設・補修需給)
  • 人手不足等による供給側の制約

(上記は短信に基づく列挙であり、すべてのリスクを網羅するものではありません)

重要な注記(会計上・グループ構成等)
  • 期中における重要な子会社の異動:無
  • 会計方針変更・見積りの変更・修正再表示:無
  • 持分法適用会社:2社(ただし一部売却により持分法の適用範囲変更あり)
  • 決算短信は監査(公認会計士または監査法人)の対象外である旨の記載あり
補足・短評(事実の整理)
  • 2024年3月期は売上高・営業利益ともに増加。営業CFは改善しており、期末現預金残高も増加。
  • セグメントでは、特殊鋼線が売上増かつ営業利益大幅改善、鋼索は売上微増ながら営業利益は減少(コスト悪化等が要因)。エンジニアリングは増収増益。
  • 新中期計画「Next Innovation 2026」を策定。計画目標(経常利益21億円等)に対しては、2024年3月期の経常利益1,066百万円でありギャップがあることが資料上の事実。
  • 2025年見通しは売上増を見込む一方で利益は大幅減益予想。短信では背景となる前提や留意点の参照を促しているため、詳細は添付の「今後の見通し」ページ等で確認が必要。

(注)本要約は提供された決算短信の記載内容を整理したものであり、投資助言・推奨を目的とするものではありません。不明な点は「–」としています。詳細の確認や数値の精査は、原資料(決算短信・有価証券報告書・中期計画資料等)をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5660
企業名 神鋼鋼線工業
URL http://www.shinko-wire.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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