決算説明：小森コーポレーション（6349）

2026年３月期　第１四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要
  • 企業名：株式会社 小森コーポレーション (KOMORI)
  • 主要事業分野：印刷機械（枚葉機、輪転機・証券印刷機）、保守・部品修理、DPS・PE・その他
• 説明会情報
  • 開催日時：2025年8月4日（資料発表日）
• 説明者
  • 発表者（役職）：–（資料中に個別の発表者名・役職の明示なし）
  • 発言概要：–（資料の内容からは発言詳細は不明）
• 報告期間
  • 対象会計期間：2026年3月期 第1四半期（2025年4月〜6月）
• セグメント（資料での区分）
  • 地域：日本、北米、欧州、中華圏、その他地域
  • 品目／事業：枚葉機、輪転機・証券印刷機、保守・部品修理、DPS・PE・その他

業績サマリー（主要指標）

単位：億円（特記ない限り第1四半期実績）
– 主要指標（前年同期 → 当期1Q）
– 売上高：2025/3 1Q = 243 → 2026/3 1Q = 225（△18、前年同期比 93%）
– 営業利益：4 → 5（＋1、前年同期比 115%）
– 経常利益：11 → 6（△5、前年同期比 56%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：6 → 4（△2、前年同期比 69%）
– 1株当たり利益（EPS）：–（資料に未記載）
– 進捗状況（1Q 実績 vs 会社計画：2026/3 1Q計画 と比）
– 受注高：実績270 vs 計画325 → 計画比 83%（前年同期456 → 実績270、59%）
– 売上高：実績225 vs 計画254 → 計画比 89%
– 営業利益：実績5 vs 計画2 → 計画比 247%
– 経常利益：実績6 vs 計画2 → 計画比 314%
– 四半期純利益：実績4 vs 計画0（計画値ゼロのため比率表記なし）
– （参考）フルイヤー計画（2026/3 計画）：売上高 1,245、営業利益 91、経常利益 89、親会社帰属当期利益 64（単位：億円）
– セグメント別（受注高／売上高：2026/3 1Q 実績、前年同期との比較）
– 地域別 受注高（億円、2026/3 1Q 実績）
– 日本：117（前年104、112%）
– 北米：20（前年44、46%）※百万ドル換算の表示あり
– 欧州：58（前年53、110%）※百万ユーロ換算の表示あり
– 中華圏：31（前年89、35%）
– その他地域：44（前年168、27%）
– 合計：270（前年456、59%）
– 品目別 受注高（2026/3 1Q 実績）
– 枚葉機：131（前年217、61%）
– 輪転機・証券印刷機：51（前年149、34%）
– 保守・部品修理：53（前年47、113%）
– DPS・PE・その他：36（前年43、82%）
– 合計：270（前年456、59%）
– 地域別 売上高（2026/3 1Q 実績）
– 日本：71（前年68、104%）
– 北米：21（前年21、99%）
– 欧州：47（前年45、105%）
– 中華圏：22（前年50、44%）
– その他地域：66（前年60、110%）
– 合計売上高：225（前年243、93%）
– 品目別 売上高（2026/3 1Q 実績）
– 枚葉機：115（前年116、99%）
– 輪転機・証券印刷機：34（前年45、77%）
– 保守・部品修理：47（前年48、97%）
– DPS・PE・その他：30（前年35、85%）
– 合計：225（前年243、93%）

業績の背景分析

• 業績概要・トピックス
  • 受注高は前年同期比で大幅減（456 → 270）となった。資料では「前期（前年同期）に証印で受注が集中」した点、今期は「証印で一部受注が期ズレ」したことを受注差の主因として挙げている。
  • 売上高は前年同期比で小幅減（243 → 225）。営業利益は5億と前年同期を上回った（4→5）。経常利益・当期利益は前年同期から減少。
• 増減要因（営業利益の変動要因：前年同期比、資料のウォーターフォールより）
  • 為替差異：+4（ポジティブ寄与）
  • 販売価格差異：+3
  • コストアップ要因：-2
  • 数量変動差異：-3
  • 構成差・その他：+2
  • 販管費差異（販管費増減）：+4
  • 事業要因合計では概ね±0とされ、為替・価格・数量・コスト等の要因が相殺する形で営業利益は前年から僅増となった。
• 競争環境
  • 資料中に他社比較や市場シェアの具体数値は記載なし。市場環境として地域別・品目別の受注・売上の差異が示されており、中華圏やその他地域で受注の変動が大きい点が示唆される。
• リスク要因（資料上・明示または示唆された外部要因）
  • 為替変動（資料に為替レートと実績、計画の想定値を明示：実績平均レート USD≈145.19円、EUR≈164.37円、計画想定 USD=140円、EUR=150円）
  • 受注タイミング（証印等の認証・検査タイミングによる期ズレ）
  • 地域別需要の変動（中華圏の受注・売上が前年同期比で低下）
  • コストアップ（原材料・物流等）（資料でコストアップ要因が営業利益を押下げる要因として示されている）

戦略と施策

• 現在の戦略（資料に明確な中期戦略の詳細は限定的）
  • 資料には2026/3の通期計画数値（売上・利益）や地域・品目別の重点管理が示されているが、新規事業・M&A等の具体施策に関する記載は見られない。
  • 2026/3 計画（通期）例：売上高 1,245、営業利益 91、経常利益 89、親会社帰属当期利益 64（億円）
• 進行中の施策：–（資料に具体プロジェクト進捗の記載なし）
• セグメント別施策：–（資料に各セグメントに対する個別施策の明示なし）

将来予測と見通し

• 業績予想（会社計画：2026年3月期 通期）
  • 受注高（通期計画）：1,190（上期612 下期578）億円
  • 売上高（通期計画）：1,245（上期586 下期659）億円
  • 営業利益（通期計画）：91（上期38 下期53）億円
  • 経常利益（通期計画）：89（上期37 下期52）億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益（通期計画）：64（上期26 下期38）億円
• 1Q実績の通期に対する進捗（単純比）
  • 売上高：225 / 1,245 ≒ 18.1%
  • 営業利益：5 / 91 ≒ 5.5%
  • （注）四半期毎の季節性や受注→売上化のタイミングにより単純比較は限定的
• 中長期計画の進捗可能性：資料に中期経営計画の詳細は限定的だが、為替の想定レート（USD/EUR = 140/150円）を前提に計画を立てている点が示されている。受注タイミングや地域別需要動向が計画達成の重要な論点となる。
• マクロ経済の影響
  • 為替（USD/EURレート）の変動が収益に影響。資料に実績と計画想定レートを明示。
  • 地域別の需要（特に中華圏の弱含み）やグローバルな供給・物流コスト動向が影響。

配当と株主還元

• 配当方針：–（資料に配当方針・予定の記載なし）

製品やサービス

• 主要製品（品目分類）
  • 枚葉機（sheetfed press）
  • 輪転機・証券印刷機（web/rotary & security printing）
  • 保守・部品修理（サービス、アフターサービス）
  • DPS・PE・その他（デジタル印刷等）
• 販売状況（1Q実績ハイライト）
  • 受注高：枚葉機が主力（131億）、輪転・証券は受注減（51億）、保守・部品は増勢（53億）
  • 売上高：枚葉機が115億と最も大きいが前年比ほぼ横ばい。輪転機・証券は売上でも減少（34億）。
• サービス提供エリア・顧客層：–（資料に顧客層の詳細は記載なし）
• 協業・提携：–（資料に記載なし）

重要な注記

• 会計方針：–（資料内に会計方針の変更記載なし）
• リスク要因（資料の特記事項・注記等に係る留意事項）
  • 当資料に含まれる業績予想等は、発表日現在において入手可能な情報に基づくもので、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性がある旨の注記あり。
  • 表示未満単位は四捨五入しているため、内訳と合計が一致しない場合があるとの注記あり。
• その他（今後のイベントや重要な告知）：–（資料に記載なし）

（補足）資料に含まれる数値は四捨五入表示があるため合計値と内訳に端数差が生じる場合があります。情報の完全性については原資料を優先してください。

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