決算短信：野村マイクロ・サイエンス（6254）

2025年３月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

野村マイクロ・サイエンス株式会社（6254）

（2025年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）要約）

基本情報

• 企業名：野村マイクロ・サイエンス株式会社
• 上場市場：東（コード 6254）
• 主要事業分野：半導体・製薬向け水処理装置の設計・施工・販売および保守・消耗品販売（国内外）
• 代表者：代表取締役社長執行役員 内田 誠
• 問合せ先：取締役執行役員 管理本部長 西村 司朗（TEL 046-228-5195）
• 会社URL：https://www.nomura-nms.co.jp
• 報告概要
  • 決算短信提出日：2025年5月15日
  • 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
  • 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
  • 定時株主総会予定日：2025年6月24日
  • 配当支払開始予定日：2025年6月25日
  • 決算補足資料：作成有（決算説明会：機関投資家・アナリスト向け、開催予定日：2025年5月22日、資料は同日HP掲載）
• セグメント（報告セグメント）
  • 日本：国内向け水処理装置・工事・メンテナンス等
  • 韓国：現地子会社経由の設計・施工・保守等
  • 中国：現地での水処理装置工事・保守等
  • 台湾：現地での保守・消耗品中心（大型設備の反動あり）
  • 米国：大型水処理装置受注・工事（売上・利益の主力）
  • その他：新設のシンガポール子会社など（東南アジア等）

（「その他」にはシンガポール、フィリピン、マレーシアを含む）
– 発行済株式等
– 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：40,608,000株（期末自己株式数：2,744,939株）
– 期中平均株式数（連結ベース）：37,670,583株
– 時価総額：–（決算短信に記載なし）
– 今後の予定（開示記載）
– 決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）：2025年5月22日（資料は同日掲載）
– 有価証券報告書提出：2025年6月25日
– 定時株主総会：2025年6月24日

財務指標（主要数値：連結、千円→百万円単位は注記あり）

• 売上高：96,359 百万円（前期比 +32.0%）
• 営業利益：15,372 百万円（同 +44.4%）
• 経常利益：13,399 百万円（同 +23.9%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：10,199 百万円（同 +27.8%）
• 1株当たり当期純利益（希薄化後）：270.75円（注：2024年4月1日付で普通株式1→4株の分割を実施、分割後数値で表示）
• 包括利益：9,892 百万円（同 +15.5%）
• 主要財政状態（連結）
  • 総資産：116,783 百万円（前期 70,603 百万円、前期比 +65.4%）
  • 負債合計：79,769 百万円（前期 41,679 百万円、前期比 +91.4%）
  • 純資産：37,014 百万円（前期 28,924 百万円、前期比 +28.0%）
  • 自己資本比率：31.2%（前期 40.4%）
  • 1株当たり純資産：963.39円
• キャッシュ・フロー（連結）
  • 営業活動によるCF：△18,729 百万円（前期 △18,662）＝キャッシュ使用
  • 投資活動によるCF：△4,215 百万円（前期 +386）＝主に有形固定資産取得等
  • 財務活動によるCF：+27,178 百万円（前期 +17,451）＝主に短期借入（29,991 百万円）による調達
  • 現金及び現金同等物 期末残高：16,540 百万円（前期 11,860）
• 主要比率（簡易算出／決算資料の記載値）
  • 営業利益率（営業利益÷売上高）：約16.0%（2024年：約14.6%）
  • 総資産回転率（売上高÷総資産）：約0.83（2024年：約1.03）
  • 流動比率（流動資産÷流動負債）：約1.38（2024年：約1.59）
  • 有利子負債の変化：短期借入金が大幅増（22,380 → 52,158 百万円）
• セグメント別（2025年3月期・外部顧客売上高／セグメント利益、単位：百万円）
  • 米国：売上 52,371（売上構成比 約54%）、営業利益 8,497（営業利益構成比 約55%）
  • 日本：売上 26,524（約27.5%）、営業利益 4,009（約26%）
  • 中国：売上 9,950、営業利益 993
  • 台湾：売上 4,292、営業利益 1,552
  • 韓国：売上 3,224、営業利益 320
  • その他：売上・営業利益計上なし（当期は営業開始のみ）

財務の解説（短信記載のポイント）

• 業績は半導体業界の設備投資拡大（生成AIやメモリ・ロジック等の需要増）を背景に受注・売上が拡大し、売上・利益とも過去最高を更新。受注高は94,531 百万円（前期比 +32.7%）。
• 売上増の主因は米国および日本の大型水処理装置工事進捗によるもので、特に米国が大幅寄与。メンテナンス・消耗品も堅調。
• 総資産の増加は契約資産の増加（71,194 百万円）等による。短期借入金の増加により負債が大幅に増加し自己資本比率は低下。流動負債増加と短期借入の増加がキャッシュ構成に影響。
• 営業CFは売上債権の増加等で大幅な使用（△18,729 百万円）。投資CFは有形固定資産取得が主。財務CFは短期借入等で調達。

配当

• 2024年3月期（注：分割前数値記載）年間：250円（分割前）
• 2025年3月期（分割後表記）：中間 20円、期末 60円、年間合計 80円（配当総額 3,025 百万円、配当性向（連結）29.7%）
• 2026年3月期（予想）：中間 20円、期末 50円、年間 70円（注：業績想定による予想）
• 特別配当：該当なし

セグメント別情報（補足）

• 米国セグメントが売上・利益の中核（外部顧客売上の過半を占める）。大型案件の進捗タイミングが業績に与える影響が大きい。
• 日本は大型国内案件の進捗と高採算案件の寄与で増収増益。
• 韓国・台湾は前期の大型案件反動で売上・利益が減少した一方、メンテナンスは堅調。
• その他セグメントではシンガポール子会社設立により今後の東南アジア展開を開始（当期は売上計上なし）。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画「Together Toward Transformation 26（TTT-26）」の重点項目：①収益性向上、②資本効率化、③財務最適化・株主還元、④社会的価値創出。
• 進捗状況（短信記載）：当期は売上・利益過去最高を達成し、新規法人設立（シンガポール）等で海外展開を推進。なお、資本効率・財務構成は短期借入増加により変動しているため、計画との整合性は「案件タイミング」や「財務施策の進捗」に左右される旨の記載あり。

競合状況・市場動向（短信の記載に基づく）

• 市場動向：SEMIの発表を引用し、2024年の世界半導体製造装置販売額は過去最高（1,170億USD、前年比 +10.0%）と記載。生成AI関連やメモリ・ロジックの需要増が投資を牽引。
• 競合比較：決算短信に同業他社との定量比較は記載なし（詳細は–）。ただし、半導体向け大口案件獲得力が業績に直結している点、主要顧客への依存度が高い構造である点が示唆される。
• 主要顧客：SAMSUNG AUSTIN SEMICONDUCTOR, L.L.C. が主要顧客として大口売上計上（注記あり）。（同社向け売上は金額記載あり）

今後の見通し（会社予想・短信記載）

• 2026年3月期（2025年4月1日～2026年3月31日）連結業績予想（会社公表）
  • 受注高予想：117,229 百万円（前期比 +24.0%、受注は大型案件想定）
  • 売上高：60,000 百万円（前期比 △37.7%）
  • 営業利益：6,200 百万円（同 △59.7%）
  • 経常利益：5,184 百万円（同 △61.3%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：3,837 百万円（同 △62.4%）
  • 注記：前期の大型米国案件計上の反動や大型案件の売上計上時期が下期に偏る想定が主因としている。
• リスク要因（短信に明示されている主な項目）
  • 世界経済の不確実性（通商政策、関税、為替変動、地政学リスク等）
  • 大型案件の受注・工事進捗のタイミングに伴う業績変動
  • 取引先集中（主要顧客の売上比重が高い点）による顧客依存リスク
  • 原材料・資機材価格や現地での工事リスク等

重要な注記・会計上の変更等

• 連結範囲の変更：新規連結子会社として「野村マイクロ・サイエンス Singapore Pte. Ltd.」を設立し連結に追加。連結子会社の合併により「野村（上海）水処理工程技術有限公司」は連結範囲から除外（吸収合併）。
• 会計方針の変更：2022年改正の「法人税等に関する会計基準」等を当連結会計年度期首から適用。短信によれば当該変更による連結財務諸表への影響はないと記載。
• 株式分割：2024年4月1日付で普通株式1株につき4株の株式分割を実施。1株当たり数値は分割後を反映して算定。

補足（短信からの留意点）
– 当期は受注・売上が過去最高を記録した一方で、契約資産の増加や短期借入の大幅増加により総資産・負債が拡大し、自己資本比率は低下している点がファイナンス面の特徴です。
– 2026年予想は大型案件の売上計上時期に起因して大幅減益を想定しており、通期業績は案件タイミングに依存する旨が繰り返し記載されています。

（注）本まとめは提出された決算短信の記載内容に基づく要約です。投資助言や推奨は行いません。不明箇所は「–」としています。必要であれば、特定項目（例：キャッシュフロー詳細、セグメント別資産・負債内訳、主要顧客別売上比率の詳細）の追加抽出を行います。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

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