2025年12月期 第2四半期 決算説明資料
株式会社 Sun Asterisk(4053)FY2025年12月期 第2四半期(累計)決算説明 要約
※出典:2025年8月13日 決算説明資料(FY2025 Q2)をもとに整理。情報の不足する項目は「–」と記載。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社 Sun Asterisk(Sun* / 証券コード:4053)
- 主要事業分野:Digital Creative Studio(Creative & Engineering、Talent Platform、Incubation(IP/ゲーム等))
- 代表者名:代表取締役 CEO 小林 泰平
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月13日(資料日付)
- 説明者
- 発表者:明記なし(経営陣リストは資料に掲載)
- 発言概要(資料での主旨):
- 2025年第2四半期累計の業績サマリー提示(売上増だが利益率低下)
- 不採算の特定プロジェクト延長に伴う通期予想の修正と影響説明
- FY2025の成長投資(AI・インキュベーション・営業強化等)の計画と進捗報告
- 中長期成長戦略およびサステナビリティ関連トピックスの共有
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期累計(期中=2025年1月~6月まで想定)
- セグメント(資料記載の事業区分と概要)
- Creative & Engineering(C&E)
- 新規事業・プロダクト開発支援、UX/UI、開発・運用等の受託開発
- Talent Platform(TPF)
- 海外のIT人材育成・紹介・派遣(Sun terras、xseeds等)、SES等
- Incubation(インキュベーション)
- 自社IP/ゲーム、プロアーティスト向けファンコミュニティ(ALLLY)等
業績サマリー(第2四半期累計、単位:百万円)
- 主要指標(FY2025 Q2 累計)
- 売上高:7,058(=約70.58億円) 前年同期比:+8.3%
- 売上総利益:3,204(=約32.04億円) 前年同期比:▲6.6%
- 営業利益:415(=約4.15億円) 前年同期比:▲42.8%
- 経常利益:452(=約4.52億円) 前年同期比:▲35.2%
- 当期純利益:347(=約3.47億円) 前年同期比:▲25.8%
- EBITDA:514(百万円、前年同期比▲37.7%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明記なし)
- 進捗状況(通期業績予想に対する進捗率)
- 通期修正前/後の進捗(資料の進捗ベース)
- 売上高進捗率:46.0%
- 売上総利益進捗率:41.6%
- 営業利益進捗率:27.6%
- 経常利益進捗率:28.2%
- セグメント別状況(資料に示された傾向)
- Creative & Engineering(C&E)
- 傾向:受注金額増加。ユニーク顧客数は前年同期比で増加(C&Eユニーク顧客:228社、前年同期比+22社)。
- 収益性:特定プロジェクトの外注増(外部パートナー利用)により売上原価が増加し粗利を圧迫。
- Talent Platform(TPF)
- 傾向:売上前年同期比 +22.3%(SES事業の単価・稼働人数増が寄与)。進捗は期初予想を上回る。
- Incubation
- 傾向:ALLLYなどで増加。前年同期比増。
- 補足:2024年度の売上構成比(参考) — C&E 76%、TP 15%、Incubation 9%(資料注記)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 売上は前年同期比で増加したが、特定プロジェクトにおける外部パートナー利用増により売上総利益・営業利益が大幅に低下。
- 為替(ベトナムドン→円)は円高傾向で期中平均は0.00570円(前年同期差で改善)、為替差損益は前年同期差で約+1.1億円のプラス影響。
- 販売管理費は前年同期比+3.1%(27.8億円)で制御。人件費は前年並み、業務委託費や営業活動費が増加。
- 増減要因(実績増減の寄与)
- 増収要因:受注金額の増加(C&E)、SESの単価・稼働増(TPF)、Incubationの成長(ALLLY等)。
- 減益要因:
- 外注費の増加(特定プロジェクトで外部パートナー利用が増え、売上原価が増加)→売上総利益▲228百万円(前年同期差)。
- 結果、営業利益▲312百万円(前年同期差)。
- 為替影響は概ねプラス寄与(前年同期差で約+110百万円)。
- 競争環境(資料での位置付け)
- 市場:DX/デジタライゼーション領域の拡大(デジタルプロダクト開発需要)
- 競争優位性(資料の主張):新規事業・プロダクト開発をワンストップで提供できる点、大規模なプロフェッショナル人材プール(約1,500名超)、積み上げたプロセス・ノウハウ、カルチャー。
- 競合他社との詳細比較データは資料に記載なし。→(–)
- リスク要因(業績影響の外部・内部要因)
- 特定プロジェクトの延長・不採算化とそれに伴う外注費増
- 人的リソースの逼迫(不採算プロジェクトへ人的投入が必要になり新規獲得が遅延)
- 為替変動(ベトナムドン/円の影響)
- 市場需要変動、規制変化、サプライチェーンや外注先の問題等(資料注記で一般リスクを明示)
戦略と施策
- 現在の戦略(FY2025の重点)
- AI活用による業務改革と顧客向け価値創出(AIプラットフォーム、AI Agent、Morpheus等)
- 自社IP/インキュベーションの拡大(ALLLY、ゲーム事業の強化)
- 営業・マーケティング強化(人員採用、チャネル拡充)
- タレントプラットフォームの拡大(ベトナムを中心とした採用・育成施策)
- クラウドERP市場への新規参入(既存エンジニアのリスキリング)
- M&A/JVによる成長(資料ではグローバルギアの子会社化等を実行)
- FY2025 における成長投資(合計計画:5.9億円)
- AI & etc:2.2億円(AIプラットフォーム、Morpheus、AI Agent等)
- Incubation:2.0億円(ALLLYの多言語・海外展開、新ゲーム開発等)
- Sales & Marketing:1.7億円(営業人材採用、デジタルマーケティング、ベトナム関連施策等)
- 進行中の施策と進捗
- AI(Morpheus)
- Figmaプラグイン型の開発支援ツールを社内・一部クライアントで試験導入。7月から本格稼働フェーズへ移行。導入で多ケースにて50〜70%の工数削減を確認。
- Data*Ops / AI Agent Base:社内データ基盤構築やAIエージェントの提案・PoCを進行中。大型AI案件の受注拡大、AI人材の稼働増。
- HEART Development / AI*deation:生成AIを使った開発フロー・事業アイデア創出支援の実案件でのフェーズ完了・継続案件あり。
- Incubation(Trys / グローバルギア)
- 新規ゲーム「VROOM VOOM RUN」を8月以降リリース予定(進行中)。グローバルギアのグループ入りでカジュアルゲーム事業参入。
- Sales組織強化
- シニアクラス人材2名採用、FYで合計7名程度の採用見込み。KPI管理改善やアライアンス強化で下期以降の受注増を目指す。
- ERPリスキリング
- 既存エンジニアのS/4HANA等クラウドERP向けリスキリングを実施、顧客プロジェクトで稼働開始。
- セグメント別施策(ポイント)
- C&E:プロジェクト品質向上、最適人員配置、シニア採用強化、AI導入で生産性向上
- Talent Platform:ベトナム人材の魅力発信、顧客向けベトナム開催イベントの品質向上、オンボーディング支援
- Incubation:ALLLYの多言語対応と新アーティストリリース、TrysによるIP創出、グローバルギアとのシナジー創出
将来予測と見通し
- 通期(FY2025)業績予想(修正後、単位:百万円、資料より)
- 売上高:15,053(=150.53億円、期初比▲1.9%)
- 売上総利益:7,216(=72.16億円、期初比▲6.3%)
- 営業利益:1,012(=10.12億円、期初比▲32.7%)
- 経常利益:1,084(=10.84億円、期初比▲32.4%)
- 当期純利益:846(=8.46億円、期初比▲34.3%)
- 予想の根拠(修正理由)
- 不採算の特定プロジェクトの終了が期初想定より遅延(期初はQ2中の終了を見込み→現状ではQ4予定)
- 当該プロジェクトの延長に伴う外注費増と、同プロジェクトへ人的リソースを集中させたことで新規獲得が期初想定に達しない見込み
- 為替レートの想定変更(修正予想で期中平均換算レートは0.00560円に設定)
- 中長期計画の進捗と達成可能性
- 成長投資は計画通り実行(AI・インキュベーション・営業強化等)。M&AやJVによる外部成長(グローバルギアの参画等)を進め、複数の成長ドライバーを並行して育成中。
- 一方で、短期的には特定プロジェクトの影響で利益率が低下するため通期業績は下方修正。中長期ではAI導入やIP事業拡大で収益改善を図る計画。
- マクロ経済の影響
- 為替(VND→JPY)影響:第2四半期は円高で一定のプラス寄与(為替差益約+1.1億円)。
- DX需要・クラウドERP市場の成長、オンラインゲーム市場の規模(資料:国内オンラインゲーム市場約1.2兆円、ゲームアプリは約71.7%)等が事業機会を示す。
配当と株主還元
- 配当方針:資料上の明確な配当方針の記載はなし(–)
- 配当実績(中間/期末):–(資料に明記なし)
- 特別配当:該当記載なし(–)
- 補足:資料では自己株式取得や株主優待費用の影響により純資産が減少した旨の開示あり(貸借対照表の変動説明)。
製品・サービス・協業
- 主な製品・サービス
- サービス:Digital Creative Studio(サービス創出〜成長支援)、UX/UI設計、アジャイル開発、AI導入支援、SES等
- プロダクト/IP:ALLLY(プロアーティスト向けファンコミュニティシステム)、自社ゲーム(Trys・Global Gear)、AIツール(Morpheus、AI Agent Base、HEART Development等)
- 販売状況・顧客層
- 顧客数:重要KPIとしてユニーク顧客数は増加中(第2Q累計で228社)
- ARPU(⽉額平均顧客単価):第2Qで498万円(前年同期並み)
- 協業・提携
- NEWhとの連携、Sony Block Solutions SingaporeとのJV、グループ内連携(Sun terras、Trys、Global Gear等)
- 事例:KDDIのau Pontaポータル刷新(NEWhと共同)、複数大手企業のDX/新規事業支援実績を提示
重要な注記
- 会計方針:資料での特段の会計方針変更記載なし(–)
- リスク要因(資料の注記)
- 事業・市場リスク、金利・為替変動、供給側の問題、規制変更、特定プロジェクトの採算性等が業績に影響し得る旨を開示。
- その他重要告知・イベント
- グローバルギアの参画(子会社化)によりカジュアルゲーム事業へ参入(累計DL等の実績を記載)
- 新作ゲーム「VROOM VOOM RUN」リリース予定(8月以降、※リリース時期は変動可能)
- AIツール(Morpheus)の社内/顧客導入を本格化(7月から本格稼働フェーズへ移行)
- 当該不採算プロジェクトの終了は第4四半期予定(これまでは第2四半期終了想定だったが延長)
(終わり)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4053 |
企業名 | Sun Asterisk |
URL | https://sun-asterisk.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。