2025年12月期第1四半期決算説明資料
株式会社 Sun Asterisk(証券コード:4053)
2025年12月期 第1四半期 決算説明資料(2025.5.14)サマリー
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社 Sun Asterisk(Sun* / Sun Asterisk)
- 主要事業分野:デジタル・クリエイティブスタジオ(Creative & Engineering)、タレントプラットフォーム(Talent Platform)、インキュベーション(自社IP・ゲーム等)
- 代表者名:代表取締役 CEO 小林 泰平
- 説明会情報
- 開催日時:資料日付 2025.5.14(決算説明資料)
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第1四半期(2025年1〜3月)
- セグメント
- Creative & Engineering(C&E)
- 新規事業・プロダクト開発支援、DX推進、デザイン/開発のワンストップ提供(売上構成の主力)
- Talent Platform(TPF)
- エンジニア育成・紹介・SES等(xseeds、Sun terras 等)
- Incubation(インキュベーション)
- 自社IP、ファンコミュニティ(ALLLY)やゲーム開発(Trys)などのグロース・創出
業績サマリー(第1四半期・連結/単位:百万円)
- 主要指標(FY2025 Q1 実績・前年同期比較)
- 売上高:3,539 百万円(35.3億円)、前年同期比 +3.6%
- 売上総利益:1,633 百万円、前年同期比 ▲12.3%
- 売上総利益率:46.2%(前年 54.5%)
- EBITDA:341 百万円、前年同期比 ▲44.4%
- 営業利益:291 百万円、前年同期比 ▲48.8%
- 営業利益率:8.2%(前年 16.7%)
- 経常利益:409 百万円、前年同期比 ▲29.7%
- 当期純利益:228 百万円、前年同期比 ▲44.1%
- 1株当たり利益(EPS):–(資料記載なし)
- 通期業績予想に対する進捗(Q1時点)
- 通期(会社予想)売上高:15,351 百万円 → Q1進捗率 23.1%
- 通期 営業利益:1,504 百万円 → Q1進捗率 19.4%
- 通期 経常利益:1,605 百万円 → Q1進捗率 25.5%
- 通期 当期純利益:1,288 百万円 → Q1進捗率 17.7%
- セグメント別状況(売上の増減)
- Creative & Engineering:前年同期比 +4.0%(四半期ベースで主力)
- Talent Platform:前年同期比 +12.5%(SESの単価・稼働上昇が寄与)
- Incubation:前年同期比 ▲14.0%(大型ゲーム案件の一巡等で減収)
- 売上構成比(過去スライド)概ね:C&E 約85%、TPF 約15%(参考)
業績の背景分析
- 業績ハイライト/トピックス
- 売上高は期初予想を上回る進捗。ただし売上総利益率は特定プロジェクトでの外部パートナー活用増により低下。
- 第1四半期は売上・各利益項目とも期初予想を上回るが、第2四半期以降の受注動向に注視が必要との見解。
- 為替(VND→円)については期中平均0.00600円で推移。円高の進行によりベトナム子会社の円建て預金評価替えで為替差益が発生(前年同期差 +120 百万円の寄与)。
- 増減要因(Q1)
- 売上総利益減(前年同期比 ▲229 百万円):主因は外注費(外部パートナー利用)増加(+267 百万円)、労務費増加(+121 百万円)等。
- 営業利益減(前年同期比 ▲277 百万円):売上原価増(外注増)と人件費等が要因。販管費自体は前年同期比 +3.8%(1,341 百万円)で、計画より抑制。
- セグメント要因:TPFはSESの単価・稼働増で増収、Incubationは大型案件一巡で減収。
- 競争環境・優位性
- Sun*の強みとして「新規事業・プロダクト開発をワンストップで提供」「BT C(Business/Technology/Creative)のプロ人材のスケール(1,500名超)」などを提示。クラウドERPやAI時代の支援領域での人材育成を競争優位施策と位置づけ。
- リスク要因(資料に基づく)
- 特定プロジェクトでの外部パートナー利用継続による売上総利益率低下(Q3にも影響見込み)
- 第2四半期以降の受注・営業パイプラインの積み上がり不足
- 為替変動(VND/円の変動)やマクロ需要動向
- 人材確保(シニア人材不足や特定スキルの採用遅延)が稼働率・受注取り込みに影響する可能性
戦略と施策(FY2025の重点投資・取り組み)
- 現在の戦略(4つの成長戦略)
- 既存事業の規模拡大(C&Eの競争優位性強化)
- 自社新規事業の成長加速(ALLLY 等のスケール化、ゲームIP創出)
- JV設立・スタートアップ投資(外部との共創拡大:例 GROWGRIT)
- M&A による非連続成長(高収益領域獲得)
- 2025年度の投資金額(合計 5.9 億円 計画)
- AI & etc:2.2 億円(AI*Platform開発、AIエージェント、翻訳・要約ツール等)
- Incubation:2.0 億円(ALLLY拡大、新ゲーム開発、クラウドERP参入に向けたリスキリング)
- Sales & Marketing:1.7 億円(営業人員採用、Webマーケ、イベント強化)
- 進行中の主要施策(Q1の進捗)
- AI関連(AI*Platform)
- Sun Echo(Slack支援)、Sun Translator(自動翻訳)、Sun* Nereus(プロジェクト要約)等をリリース。月間800件超のリクエスト処理、翻訳の業務短縮など効果を報告。
- AI*Agent Base:営業支援エージェントを社内で稼働開始(25年5月社内リリース)、一部で定型業務60%削減見込み。
- Data*Ops、Morpheus(Figmaプラグイン)等、社内外の開発効率化ツールを導入・実戦投入。
- Incubation(自社IP)
- ALLLY:新アーティスト獲得、ユーザー増加、システム強化を推進。
- Trys(子会社):自社IPの新作ゲーム開発開始(8月以降リリース予定)。
- クラウドERP:既存エンジニアのリスキリングを進め、市場参入準備。
- Sales & Marketing
- 営業体制強化(年間で約10名採用計画、Q1は3名採用)、Webマーケ・イベント強化により商談化率や流入改善の兆し。
- JV・提携
- 株式会社GROWGRIT(新規事業立ち上げ支援のJV、Sun* 出資比率 66%)を2025年4月設立。
- AWS「内製化支援推進パートナー」認定(内製化/BizDevOps支援の実績評価)。
- セグメント別施策と成果
- C&E:AI・Dataツール導入で設計〜開発の品質・速度向上、稼働率改善施策を実施。
- TPF:ベトナムIT人材の魅力訴求やイベント強化で案件獲得支援、SES稼働拡大を実現。
- Incubation:ALLLYの拡大と新作ゲームで収益化を狙うが、Q1は大型案件の一巡で減収。
将来予測と見通し
- 会社の通期予想(資料記載)
- 売上高:15,351 百万円
- 売上総利益:7,702 百万円
- 営業利益:1,504 百万円
- 経常利益:1,605 百万円
- 当期純利益:1,288 百万円
- Q1の位置づけ
- Q1は売上・利益とも期初予想を上回る進捗だが、通期達成に向けては第2四半期以降の受注動向が重要。
- 外部パートナー利用増加の影響は第3四半期にも波及する見通しで、売上総利益率を圧迫する可能性あり。
- マクロ要因の影響
- 為替(VND/円の変動)は業績に影響。Q1は円高で為替差益が発生したが、逆の動きは収益を圧迫するリスク。
- 市場需要(DX、クラウドERP、AI導入案件等)の動向や国内外の景況感が受注に直結。
- 中長期計画の進捗とリスク
- AI・Data・インキュベーション投資はQ1で初期の成果(ツール利用、AI案件受注)を確認。中期的にはこれらを起点に成長を目指すが、投資回収や受注拡大が計画通り進むかが鍵。
配当と株主還元
- 配当実績(中間/期末/年間):–(記載なし)
- 特別配当:–(記載なし)
- その他株主還元関連:Q1貸借対照表で自己株式取得の影響により純資産が減少(資料上は自己株式取得の記載あり)
製品やサービス(主なもの)
- 主要サービス・製品
- Digital Creative Studio(C&E:企画〜開発〜運用の一気通貫)
- Talent Platform(xseeds、Sun terras:採用・育成・SES)
- Sun* Data Platform(社内データ基盤/BI等)
- ALLLY:プロアーティスト向けファンコミュニティシステム(インキュベーション)
- Trys:ゲーム開発(自社IP創出)
- AIPlatform(Sun Translator, Echo, Nereus, AI*Agent Base 等)
- Morpheus:Figmaプラグイン(設計〜開発の自動化ツール)
- HEART Development / AI*deation:生成AIを活用した次世代開発・事業創出支援
- サービスの提供エリア・顧客層
- 日本を中心に、ベトナム・フィリピン等のグローバル開発拠点を活用。顧客はエンタープライズ〜SMB、スタートアップまで幅広い。
- 協業・提携
- JV:GROWGRIT(AlphaDrive とのJV、Sun* 66%出資)
- クラウドパートナー:AWS(内製化支援推進パートナー認定)
- グループ子会社:Sun Asterisk Vietnam、Sun terras、NEWh、Trys、Sun Asterisk Software Development 等
- 顧客事例:Fancrew(SaaS化支援)、西松建設(DXロードマップ)、JMAM(ahame)等多数掲載
重要な注記
- 会計方針の変更:資料内に特段の会計方針変更の記載はなし(ただし特記事項は資料に記載がない場合は –)
- リスク特記事項(資料の記載内容より)
- 外注費増加やプロジェクト構成の変化が利益率に与える影響
- 受注パイプラインの変動、為替変動、採用・人材確保の課題
- その他
- 資産・負債:2025年3月末時点で自己資本比率 69.6%(高水準の財務基盤を維持)
- 資金動向:流動資産・現金預金は増加(当期純利益および短期借入金増が主因)
注:本まとめは提示資料(2025年5月14日付 決算説明資料)に基づく要約です。資料に記載のない項目は「–」と表記しています。投資判断に関する助言は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4053 |
企業名 | Sun Asterisk |
URL | https://sun-asterisk.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。