2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、提供いただいた「アツギ株式会社 2024年3月期 決算短信(連結)」を元に、個人投資家向けに整理した要約(Markdown形式)です。不明項目は「–」としています。投資助言や価値判断は含めていません。

基本情報

  • 企業名:アツギ株式会社
  • 上場取引所:東(コード 3529)
  • 主要事業分野:繊維事業(レッグウェア、インナーウェア)/不動産事業/その他(介護用品販売、グループホーム運営、太陽光発電等)
  • 代表者:代表取締役社長 日光 信二
  • 会社URL:https://www.atsugi.co.jp/
  • 問合せ先:取締役執行役員 管理本部長 古川 雅啓(TEL 046-235-8107)
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年5月15日
    • 対象会計期間:2023年4月1日~2024年3月31日(2024年3月期)
    • 有価証券報告書提出予定日:2024年6月27日
    • 決算補足説明資料:無
    • 決算説明会:無
  • 重要予定:
    • 定時株主総会:2024年6月27日(予定)
    • 配当支払開始予定日:-
    • IRイベント(決算説明会等):今回期は開催なし

セグメント

  • セグメント名称と概要:
    • 繊維事業:主にレッグウェア(ストッキング等)、インナーウェアの製造・販売
    • 不動産事業:分譲土地の購入・販売、土地・建物の賃貸
    • その他:介護用品の仕入・販売、グループホーム運営、太陽光発電による売電 等
  • セグメント集計方針:連結会計と概ね同一の会計処理。セグメント利益は営業利益ベース。

発行済株式

  • 期末発行済株式数(自己株式含む):17,319,568株(2024年3月期末)
  • 期末自己株式数:1,299,322株(2024年3月期末)
  • 期中平均株式数(連結):16,021,860株(2024年3月期)
  • 市場時価総額:–(決算短信に記載なし)

財務指標(主要数値・要点)

(単位:百万円、%等は会社資料に基づく)
– 連結損益(2024年3月期)
– 売上高:21,209(前年 20,503、前年同期比 +3.4%)
– 営業利益:△425(前年 △2,131) → 営業利益率:約△2.0%
– 経常利益:△51(前年 △1,583)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,331(前年 △1,215)
– 1株当たり当期純利益(EPS):83.12円
– 連結財政(2024/3/31)
– 総資産:42,014(前年 40,688)
– 純資産:33,441(前年 30,932)
– 自己資本比率:79.6%(前年 76.0%)
– 1株当たり純資産(BPS):2,087.43円
– キャッシュ・フロー(2024年3月期)
– 営業CF:△1,344(支出)
– 投資CF:+456(収入、投資有価証券売却等)
– 財務CF:△472(支出、長期借入金返済等)
– 現金同等物期末:3,850(前年 4,749)
– 主要比率(筆者計算、概数)
– 流動比率(流動資産16,983 / 流動負債4,104):約414%(非常に高い)
– 負債比率(総負債8,572 / 純資産33,441):約25.6%
– 総資産回転率(売上高21,209 / 総資産42,014):約0.50回
– 営業利益率:約△2.0%(営業赤字)
– 備考:当期純利益が黒字化しているのは、投資有価証券売却益(643)や固定資産売却益(1,329)等の特別利益が寄与しているため。営業段階では依然として赤字(△425)。

セグメント別(2024年3月期)

  • 売上高構成(連結:21,209)
    • 繊維事業:20,004(全体の約94.3%)
    • レッグウェア:11,365
    • インナーウェア:8,638
    • セグメント営業損失:△821(前年 △2,474 → 損失幅縮小)
    • 不動産事業:580(約2.7%)、営業利益 422(前年比増)
    • その他:624(約2.9%)、営業利益 60(前年は減収)
  • セグメント解説:
    • 繊維:人流回復と価格見直しが売上に寄与。一方で消費の慎重さ、原材料や物流コスト、円安が利益圧迫。生産集約(中国工場)で原価低減を進める。
    • 不動産:保有資産の有効活用で増収・増益。
    • その他:太陽光発電はケーブル盗難の影響があったが復旧。介護用品は苦戦。

財務諸表要点(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー)

  • 連結貸借対照表(一部)
    • 流動資産合計:16,983(現金3,870、商品5,010、売掛4,185 等)
    • 固定資産合計:25,030(有形16,815、無形1,669、投資その他6,544)
    • 流動負債:4,104(買掛等1,434、短期借入470 等)
    • 固定負債:4,468(長期借入439、繰延税金負債1,578 等)
  • 連結損益(ポイント)
    • 売上総利益は増加(5,378 → 6,849)。販管費はやや減少(7,509 → 7,275)で、営業損失は縮小。
    • 特別利益:固定資産売却益1,329、投資有価証券売却益643等により税引前当期純利益はプラス(1,909)。
  • キャッシュフローの特徴
    • 営業CFは赤字(△1,344)。減価償却は429、在庫増が営業CFを圧迫(棚卸資産増765)。
    • 投資CFは投資有価証券売却等で収入(+456)。
    • 財務CFは長期借入金返済等で支出(△472)。
    • 現金は前期比で減少(4,749 → 3,850)。

配当

  • 2023年3月期:中間 0.00円、期末 0.00円(年間 0.00円)
  • 2024年3月期:中間 0.00円、期末 0.00円(年間 0.00円)
  • 2025年3月期(予想):0.00円(中間・期末とも)
  • 配当性向:-(配当なし)
  • 特別配当:無し(今回期に関する記載なし)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「ATSUGI VISION 2024」(実行期間 2023年3月期~2025年3月期、改訂版)
    • 4つの課題:①顧客視点の価値創造、②ブランド力強化、③企業風土改革、④ビジネスモデル変革
    • 重点戦略:付加価値最大化、コスト構造改革、生産の海外集約・自動化、資本効率化(政策保有株式の縮減、CCC短縮)、D2C事業強化、人事制度改革(人的資本)
  • 進捗(会社説明の記載からの整理)
    • 生産機能の中国集約や価格見直しで製造原価低減が進み、営業損失は大幅縮小。
    • 政策保有株式の売却等により投資有価証券売却益を計上(資本効率化の一環)。
    • D2C等の事業基盤強化や自動化投資を継続予定。
  • 結論的整理:損失幅は縮小しているものの、営業黒字化は未達。中期計画の複数施策を推進中。

市場動向・競合状況(決算短信記載に基づく)

  • 市場トレンド(短信記載)
    • 国内経済は人流回復により緩やかに回復。ただし国際情勢不安、円安傾向、資源・エネルギー価格や物流費の高止まり、物価上昇による消費者の節約志向が継続。
    • 繊維業界では外出機会増やインバウンド回復で市況は改善傾向だが、消費は慎重。
  • 競合状況:
    • 決算短信に特定の競合企業との直接比較データは記載なし → 比較情報は「–」
    • 備考:同業(ストッキング・下着等メーカー)は原材料・物流や為替の影響を共有する可能性あり(一般論)。
  • 市場リスク:為替(円安)、原材料・物流コスト、消費マインド、政策保有株式売却の実行タイミング等が業績に影響。

今後の見通し(業績予想・リスク)

  • 2025年3月期(通期予想:2024年4月1日~2025年3月31日、会社予想)
    • 売上高:24,000(百万円、前年比 +13.2%)
    • 営業利益:500(百万円)
    • 経常利益:600(百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,600(百万円)
    • 1株当たり当期純利益(予想EPS):99.86円
  • 前提・注記:会社は業績予想に当たって合理的と考える前提を設定しているが、実際の業績は様々な要因で異なる可能性がある旨を明示。詳細前提は添付資料に記載(短信3ページ参照)。
  • 主なリスク要因(短信・計算上の留意点より)
    • 為替変動(円安による原価上昇等)
    • 原燃料・物流費の高止まり
    • 消費者の節約志向と需要動向
    • 事業再編や設備投資(自動化)による費用負担
    • 不測の盗難等の事故(過去に太陽光設備のケーブル盗難の事例あり)

重要な注記・会計方針等

  • 会計方針の変更:無し(会計基準等の改正による変更なし、その他の会計方針・見積りの変更なし、修正再表示なし)
  • 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外との注記あり
  • 重要な特記事項:
    • 政策保有株式の縮減方針に基づく投資有価証券売却(当期計上の売却益643百万円)
    • 中国の連結子会社における固定資産譲渡等による固定資産売却益1,329百万円計上(特別利益)
    • 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし
    • 重要な後発事象:該当なし

簡潔な総括(事実整理)

  • 売上は回復基調(前年+3.4%)だが、営業段階では依然赤字(営業損失△425)。ただし損失幅は大幅に縮小。
  • 当期純利益は特別利益(有価証券・固定資産売却益等)を計上した結果で黒字化(親会社株主帰属1,331)となっている点に留意が必要。
  • 財務基盤は堅固(自己資本比率79.6%、流動比率高い)で、現金残高は一定水準を確保している一方で営業CFはマイナス。
  • 中期経営計画に基づく施策(生産の海外集約、自動化、D2C強化、資本効率化等)を推進中で、会社は2025年3月期に営業黒字化(会社予想:営業利益500)を見込んでいる。

(出典)提供いただいた「アツギ株式会社 2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の記載内容に基づき作成。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3529
企業名 アツギ
URL https://www.atsugi.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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