概要
- 企業名: 東海汽船株式会社
- 事業内容: 海運関連事業（旅客・貨物）、商事・料飲事業、ホテル事業、旅客自動車運送事業
- 設立年月日: 1889年11月15日
- 本社所在地: 東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー
- 代表者名: 山崎 潤一
- 従業員数: 360人
- 平均年齢: 43.2歳
- 平均年収: 8,310千円
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 伊豆七島の生活・観光航路を独占。特産品のEC育成。
- 課題: 天候による欠航、法令対応による減便、人材不足、物価上昇によるコスト増。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- スローガン: 「Safety First 2025」—法令遵守と安全マネジメント体制の強化に全社的に取り組む。
- 中期経営計画: 詳細は不明。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- 海運関連事業: 若年層向けプロモーション、各種企画乗船券、閑散期の往復きっぷ・臨時便運航等。
- 商事・料飲事業: 商材の好調、船内自販機やレストランでの価格見直し。
- ホテル事業: 眺望を訴求した高付加価値サービス、平日の価格・商品展開。
- 旅客自動車運送事業: 貸切バスの安全評価で高評価（三ッ星更新）、自治体支援あり。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など
- 持続可能性: 海運事業が主力であり、運賃改定や小笠原航路の好調がある一方で、天候や法令対応による課題がある。
- 適応力: 各種プロモーションやサービス改善により収益の安定化を図っている。
技術開発の動向や独自性
- 技術革新: 詳細は不明。
- 主力製品: 海運関連事業が主力。特産品のECも重要。
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
- PER（会社予想）: 32.07倍
- BPS（実績）: 2,031.78円
- 株価: 3,215円
- 業界平均PER: 17.2倍
- 業界平均PBR: 0.5倍
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 52週高値: 3,325円
- 52週安値: 2,622円
- 現在の株価: 3,215円
- 分析: 現在の株価は52週高値から安値圏に近く、下降傾向にある。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上（過去12か月）: 14,690百万円
- 利益（過去12か月）: 営業利益 -1,706百万円、経常利益 -1,532百万円、純利益 293.642百万円
- ROE（過去12か月）: 6.92%
- ROA（過去12か月）: 1.57%
- キャッシュフロー: 営業CF +270百万円、投資CF -65百万円、財務CF -1,125百万円
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 0.31%
- 配当性向: 7.08%
- 自社株買い: 自己株式数 5,377株
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 3,190〜3,220円のレンジ内で推移。
- 影響要因: 天候による欠航、法令対応による減便、人材不足、物価上昇によるコスト増。
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 強み: 伊豆七島の生活・観光航路の独占、特産品のEC育成。
- 弱み: 天候や法令対応による事業への影響、人材不足、コスト増。
- 株価: 52週高値から安値圏に近く、下降傾向。
各観点での評価
- 成長性: B（LTM売上成長率 -1.60%）
- 収益性: B（ROE 6.92%、ROA 1.57%）
- 財務健全性: B（自己資本比率 20.5%、負債/純資産比率 2.61）
- 株価バリュエーション: B（PER 32.07倍、PBR 1.58倍）
企業情報
| 銘柄コード | 9173 |
| 企業名 | 東海汽船 |
| URL | http://www.tokaikisen.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 海運業 |
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