2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

以下は、提供いただいた決算短信(Jトラスト(株) 2025年12月期 第2四半期(中間期) 決算短信〔IFRS〕)の要点を、個人投資家向けに整理したものです。投資助言は行いません。不明項目は「–」とします。

基本情報

  • 企業名:Jトラスト(株)(J Trust Co., Ltd.)
  • 証券コード:8508
  • 主要事業分野:金融事業(日本・韓国・東南アジア)、不動産事業、投資事業、その他(システム等)
  • 代表者名:代表取締役社長 藤澤 信義
  • 問合せ先(決算短信記載):TEL 03-4330-9100
  • (その他)資本金:90百万円(BS欄、単位:百万円)
  • 報告概要:
    • 提出日/公表日:2025年8月8日
    • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年6月30日(第2四半期/中間期)
    • 会計基準:IFRS
    • 注記:Prospect Asset Management, Inc.(PAMI)および J Trust Credit NBFI(JTM)を非継続事業に分類(PAMIは解散、JTMは全株式譲渡)
  • セグメント(報告セグメント)
    • 日本金融事業:信用保証、債権回収、クレジット・信販、証券業等
    • 韓国金融事業:貯蓄銀行業務、債権回収等(モンゴル関連事業は非継続へ)
    • 東南アジア金融事業:主にインドネシア、カンボジアでの銀行業・債権回収
    • 不動産事業:国内不動産の開発・分譲・賃貸等(PAMIは非継続)
    • 投資事業:投資関連(主にJトラストアジア)
    • その他:システム等(J Sync等)
  • 発行済株式等
    • 時価総額:–(決算短信内に明示なし)
    • 自己株式:期末で△1,962百万円(BS上の金額)
  • 今後の予定(決算短信に記載のもの)
    • 半期報告書提出予定日:2025年8月8日(決算短信と同日)
    • 配当予想:通期17円(中間無配、期末17円=普通配当16円+記念配当1円)※公表済
    • 自己株式取得:2025年5月14日に自己株式取得について決議(実施の詳細は別途)
    • その他IRイベント:明示なし(個別IRは別資料参照)

財務指標(要点)

(単位:百万円、期中/比較は2025/6 対 2024/6 を参照)
– 貸借対照表(主要項目)
– 総資産:1,272,916(前期末 1,270,467)↑
– 現金及び現金同等物:126,523(前期末 125,327)
– 営業債権及びその他の債権:74,989(前期末 65,971)↑
– 銀行業における貸出金:770,183(前期末 770,028)
– 負債合計:1,102,636(前期末 1,093,811)↑
– 資本合計:170,279(前期末 176,656)↓
– 損益計算書(主要項目)
– 営業収益(継続事業ベース):60,742(前年同期 65,341)△7.0%
– 営業利益:4,586(前年同期 2,030)↑125.9%
– 税引前中間利益:3,831(前年同期 4,102)△6.6%
– 親会社の所有者に帰属する中間利益:1,390(前年同期 2,762)△49.7%
– 1株当たり中間利益(合計、親会社帰属・円):10.46(前年同期 20.17)
– キャッシュ・フロー(中間期)
– 営業活動によるCF:△1,353(前年同期は+42,755)
– 投資活動によるCF:+5,749(前年同期 △21,747)
– 財務活動によるCF:+4,089(前年同期 △1,209)
– 現金及び現金同等物の期末残高:126,523
– 財務安全性(主要指標)
– 親会社所有者に帰属する持分比率(=親会社持分合計/資産合計):約11.9%(短信記載値)
– 負債比率(負債合計/資産合計):約86.6%(計算値)
– 流動比率等:明示データなし(流動・固定の内訳詳細は注記参照)
– 効率性指標(参考)
– 営業利益率(営業利益/営業収益):約7.6%(4,586 / 60,742)
– 総資産回転率等:詳細数値は短信に明示なし
– セグメント別(中間期:2025/1–6)
– 営業収益(外部顧客)
– 日本金融事業:8,984 百万
– 韓国金融事業:21,843 百万
– 東南アジア金融事業:23,279 百万
– 不動産事業:6,530 百万
– 投資事業:3 百万
– 合計(連結営業収益):60,742 百万
– セグメント利益(主要)
– 日本金融事業:3,545 百万(最も利益貢献)
– 韓国金融事業:507 百万
– 東南アジア金融事業:1,563 百万
– 不動産事業:△6 百万(損失)
– 投資事業:△39 百万
– セグメント合計(調整前):5,569 百万 → 全社費用等調整後で営業利益 4,586 百万
– 財務の解説(短信中の主な背景)
– 増収要因:インドネシアでの買取債権回収増(JTI I)、銀行(Jトラスト銀行インドネシア)の保有資金運用による預金利息収入増、証券部門のトレーディング利益増等。
– 減収要因:為替影響(現地通貨ベースでは増加している事業でも円換算後の収益が減少)、保有社債の売却で利息残高が減少、不動産販売の減少等。
– 特記事項:PAMIを解散、JTMを譲渡(非継続事業)、韓国・モンゴル関連のセグメント整理。

配当

  • 中間配当:無配(2025中間は無配)
  • 期末配当(予想):17円(通期合計17円。期末に普通配当16円+記念配当1円を予定)
  • 過去実績/特別配当:通期に記念配当1円を含める予定(上記)。その他特別配当の明示は無し。

セグメント別情報(整理)

  • 日本金融事業:保証残高・買取債権等の増加、証券部門のトレーディングが収益を牽引。セグメント利益は3,545百万円と最大の寄与。
  • 韓国金融事業:為替の影響で円ベース利息収入は減少。貯蓄銀行2行の健全化等で貸倒引当金繰入が減少し、セグメントは黒字化(507百万円)。
  • 東南アジア金融事業:インドネシアでの債権回収増や預金利息増で収益は横ばい〜微増。セグメント利益1,563百万円。
  • 不動産事業:販売用不動産の販売収益減で営業収益減(前年同期比約38.5%減)、セグメントは小幅赤字。
  • 投資事業:訴訟費用圧縮や海外回収により損失縮小。引き続き小幅マイナス。

中期経営計画との整合性

  • 決算短信上の記載:当中間期の業績は概ね計画どおり推移していると記載。通期予想(2025年2月13日発表)に変更なし。
  • 進捗判断:会社側は中間時点で通期計画に対し修正なしとしているが、為替や米国の関税措置等の不確実性は注記あり。

競合状況・市場動向(短信に基づく記載の抜粋)

  • 為替相場変動が各国事業の円換算後収益に大きく影響している旨を複数箇所で指摘。
  • 地域別の貸出・回収環境は各国で異なり、現地通貨ベースでは貸出増加などポジティブな動きがあるが、為替で相殺されるケースがある。
  • 競合比較データは短信に記載なし(–)。

今後の見通し(会社見解)

  • 2025年12月期 通期予想(変更なし、2025/2/13公表数値)
    • 営業収益:135,100 百万円
    • 営業利益:11,100 百万円
    • 税引前利益:11,900 百万円
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:6,500 百万円
    • 1株当たり当期利益(予想):48.96 円
  • 会社の注記:為替・米国の関税措置等の影響は不透明で、通期見通しに反映していない項目がある旨。

主なリスク要因(決算短信で言及のもの等)

  • 為替相場の変動(各国事業の円換算収益へ影響)
  • 金利・調達コストの変動(預金利息費用等)
  • 海外子会社・事業売却、非継続事業の影響(PAMI解散、JTM売却等)
  • 訴訟・回収リスク(回収判決に基づく回収はあるが、発生リスクあり)
  • 証券市場の変動(トレーディング収益への影響)
  • その他マクロ要因(貿易関税措置等)

重要な注記・会計方針

  • 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし。
  • 会計基準の適用変更:IAS第21号(外国為替関連の改訂)を適用開始。ただし、要約中間連結財務諸表に与える重要な影響はないと記載。
  • セグメントの見直し:PAMIの解散およびJTMの譲渡に伴い、非継続事業の分類およびセグメント名称の変更(「韓国及びモンゴル金融事業」→「韓国金融事業」)。
  • その他重要事項:Jトラストアジアが確定判決による海外回収(キプロス等)を実行している旨の記載あり。

簡潔なまとめ(事実ベース)

  • 2025年中間期は営業収益が前年同期比で減少した一方、営業利益は増加(主にコスト構造・一時収益等の影響)。親会社帰属利益は為替差損などで前年同期を下回る結果。
  • セグメントでは日本金融事業が利益の主要寄与、韓国・東南アジアの銀行系事業は現地通貨ベースでは堅調でも円換算での影響あり。
  • PAMIの解散、JTMの売却(非継続事業化)など事業構成の整理が進行中。通期業績予想・配当予想(通期17円)は据え置き。為替や貿易政策などの外部要因が今後の業績に影響する可能性を会社が明示している。

(注)本要約は提供された決算短信を基に事実を整理したもので、投資助言や推奨を行うものではありません。不明な項目は「–」としています。必要であれば、特定指標(例えばROEや流動比率)を算出して追記します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8508
企業名 Jトラスト
URL http://www.jt-corp.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 金融(除く銀行) – その他金融業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。