2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
以下は、提供いただいた「株式会社イルグルム(証券コード 3690) 2025年9月期 第3四半期決算短信(連結、2024/10/01–2025/06/30、作成日:2025年8月4日)」の内容を、個人投資家向けに整理してMarkdown形式でまとめたものです。出典はご提供の決算短信資料のみを使用しています。不明な項目は「–」としています。
※表記単位:原則として千円(¥千)を併記。ただし主要数値は読みやすさのため概数(百万円)も併記します。会計方針など特記事項は原資料通り。
1. 基本情報
- 企業名:株式会社イルグルム(イルグルム)
- 上場:東京(コード 3690)
- URL:https://www.yrglm.co.jp
- 代表者:代表取締役社長執行役員CEO 岩田 進
- 問合せ責任者:執行役員CAO 栢木 秀樹、TEL 06-4795-7500
- 決算短信提出日:2025年8月4日
- 対象会計期間(第3四半期累計):2024年10月1日~2025年6月30日
- 決算説明資料:作成あり
- 決算説明会:無
2. 報告概要(要旨)
- 事業環境:(会社説明より)国内のインターネット広告市場・EC市場は拡大傾向。ただし国際情勢や為替・原材料等の不確実性あり。
- 中期経営方針:「VISION2027」(開始年度:2024年9月期)。広告効果測定のクロスセル、新SaaS提供、人的支援強化を重視。
3. セグメント
- セグメント名称と概要
- マーケティングDX支援事業
- 主力:広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」、分析レポート自動作成「アドレポ」等。SaaS+プラットフォーム+人的支援のクロスセルで収益化。
- 2025/5:新SaaS「アドエビスキャンペーンマネージャー」正式版提供開始。2025/6:Microsoft広告連携開始。
- コマース支援事業
- 主力:「EC-CUBE」を中心としたEC構築・運用支援、決済等連携サービス、フルフィルメント等(ルビー・グループの連結化あり)。
- 大規模EC向けパッケージ「EC-CUBE Enterprise」提供。開発体制強化やルビー・グループの収益改善に取り組み。
4. 発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む)
- 2025年9月期3Q:6,372,415株
- 2024年9月期:6,372,415株
- 期末自己株式数
- 2025年9月期3Q:171,535株
- 2024年9月期:210,135株
- 期中平均株式数(四半期累計)
- 2025年9月期3Q:6,183,013株
- 2024年9月期3Q:6,172,995株
- 時価総額:–(資料内記載なし)
- 備考:
- 2025/1/17 取締役会決議により、自己株式40,200株を譲渡制限付株式報酬として処分(利益剰余金、自己株式が変動)。
- 連結子会社株式の追加取得により資本剰余金が減少。
5. 今後の予定(資料に明記されているもの)
- 決算発表:第3四半期短信公表日 2025/8/4(既済)。通期(2025年9月期)業績予想は変更なし(既公表)。
- 株主総会:–(資料に日程記載なし)
- IRイベント:決算説明会は「無」。決算補足説明資料は作成あり。
6. 財務指標(主要数値・推移)
(注:数値は原則「千円」で表示。百万円は()で概数表示)
– 連結業績(累計:2024/10/1–2025/6/30、第3四半期累計)
– 売上高:3,636,314千円(≈3,636百万円、前年同期比 +33.2%)
– 売上原価:1,761,969千円
– 売上総利益:1,874,344千円
– 販売費及び一般管理費:1,712,794千円
– 営業利益:161,549千円(前年同期 134,719千円、+19.9%)
– 経常利益:165,091千円(+22.6%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:107,126千円(+81.1%)
– 1株当たり四半期純利益(累計):17.33円(潜在株式調整後:-)
– フルイヤー(会社公表の通期予想:2025/10/1–2025/9/30)
– 売上高予想:4,800百万円(+32.0%)
– 営業利益予想:200百万円(+21.6%)
– 経常利益予想:190百万円(+17.2%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益予想:100百万円(+45.4%)
– 1株当たり当期純利益(通期予想):16.16円
– 貸借対照表(2025/6/30 時点)
– 総資産:3,361,886千円(前期末 3,524,446千円、減少)
– 流動資産合計:2,218,921千円(主な変動:受取手形・売掛金 +75,309千円、未収入金 -148,672千円、前払費用 +21,325千円)
– 固定資産合計:1,142,965千円(のれん償却等で減少)
– 負債合計:1,429,104千円(前期末 1,589,459千円、減少)
– 流動負債:1,018,896千円(減少)
– 固定負債:410,207千円(減少、約定返済による長期借入金減少)
– 純資産合計:1,932,782千円(前期末 1,934,987千円、ほぼ横ばい)
– 自己資本比率:56.8%(前期末 53.3%)
– 主要キャッシュ関連等
– 現金及び預金:1,418,461千円
– 短期借入金:250,000千円
– 1年内返済予定の長期借入金:79,109千円
– 長期借入金(期末残高):372,596千円
– 参考:合計借入金(短期+長期+1年内返済分合計概算):約701,705千円
– ネットキャッシュ(概算):現預金 1,418,461千円 − 借入金 701,705千円 ≒ 716,756千円(資料に明示はないため概算)
– 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計に関する作成は無し(資料記載)。減価償却費(当期累計)142,744千円、のれん償却額82,825千円。
7. 収益性・効率性指標(計算値)
- 売上総利益率(Gross margin)= 売上総利益 / 売上高
- 当第3Q累計:1,874,344 / 3,636,314 = 約51.6%
- 前年同期:1,587,974 / 2,729,720 = 約58.2%
- 営業利益率= 161,549 / 3,636,314 = 約4.44%(前年同期 約4.94%)
- 経常利益率= 165,091 / 3,636,314 = 約4.54%
- 親会社株主帰属当期純利益率= 107,126 / 3,636,314 = 約2.95%
- 総資産回転率= 売上高 / 総資産
- 当第3Q累計:3,636,314 / 3,361,886 = 約1.08回
- 前年同期:2,729,720 / 3,524,446 = 約0.77回
- 流動比率= 流動資産 / 流動負債 = 2,218,921 / 1,018,896 ≒ 217.7%
8. セグメント別(第3四半期累計:2024/10/1–2025/6/30)
- 合計売上高:3,636,314千円(外部顧客)
- マーケティングDX支援事業
- 売上高:2,192,215千円(前年同期比 +2.1%)
- セグメント利益:210,916千円(前年同期比 +79.0%)
- 売上構成比(対連結売上):約 60.3%
- 主要トピック:新SaaS「アドエビスキャンペーンマネージャー」正式提供開始、Microsoft広告連携、契約件数増加。
- コマース支援事業
- 売上高:1,449,474千円(前年同期比 +147.9%)
- セグメント損失:△49,367千円(前年同期はセグメント利益 24,007千円)
- 売上構成比:約 39.7%
- 主要トピック:大規模EC構築案件の受注増加、受注高 435,450千円(前年同期比 +41.9%)、受注残高 176,107千円(前年末比 +80.4%)。ただし開発体制拡充に伴う採用費・外注費の先行、のれん償却増などで累計では損失。
- 減損:当期、コマース支援事業で事務所移転に伴う資産の減損損失 2,649千円計上。
- セグメント合計(営業利益ベース)
- マーケティング 210,916千円、コマース △49,367千円、合計 161,549千円(連結営業利益と一致)
9. 配当
- 直近配当実績(2024年9月期)
- 中間配当:0.00円
- 期末配当:7.80円(合計 7.80円)
- 2025年9月期(会社予想)
- 中間配当:0.00円(期末基準日:第2四半期末および期末を配当基準日と定める)
- 期末配当(予想):7.90円
- 通期合計(予想):7.90円
- 特別配当:無し(資料記載のとおり)
10. 中長期計画との整合性・進捗
- 中期計画「VISION2027」(開始 2024/9期):広告効果測定のクロスセル、新SaaS、人的支援強化を柱とする。
- 進捗ポイント(資料記載)
- 新SaaS提供(2025/5「アドエビスキャンペーンマネージャー」)を開始し、マーケティング領域の支援範囲を広告効果測定からマーケティングプロセス全体へ拡大。
- 「Growth Step Program」「CAPiCO」などで契約件数増加。
- コマース領域は受注・受注残高の増加が見られるが、体制拡充費用等が先行。
11. 競合状況・市場動向(資料に基づく言及)
- 市場動向(資料参照)
- インターネット広告市場(2024年):3兆6,517億円(前年比109.6%)。
- 国内BtoC-EC市場(2023年):24.8兆円(前年比109.2%)、物販系は伸長。
12. 今後の見通し・リスク要因(資料記載)
- 業績予想:通期見通し(公表済)の修正は無(2025/1/17発表の通期予想に変更無し)。
- リスク要因(資料中言及)
- マクロ要因:国際情勢、不安定な為替、原材料・エネルギー価格の高騰等による景気影響の可能性。
- 事業特有のリスク:記載は限定的(コマース事業では体制拡充費やのれん償却等が収益に影響)。
- 注意点:業績見通しには不確実性があり、実績は種々の要因で大きく異なる可能性がある旨を会社が注記。
13. 重要な注記(会計・その他)
- 四半期連結財務諸表に特有の会計処理:無し
- 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示:無し
- 連結範囲の変更:当四半期連結累計期間における重要な変更:無し(ただしルビー・グループは第1四半期から連結対象になった旨の記載あり)
- のれん償却:当第3四半期累計ののれん償却額 82,825千円
- 減価償却費(費用計上額、のれん除く含む):142,744千円
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計に関して作成していない(資料明記)
- 外部監査レビュー:添付される四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人のレビュー:無
14. 主要トピック(要約)
- 売上・利益:売上高は+33.2%の3,636百万円、営業利益は+19.9%の161.5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は+81.1%の107.1百万円。
- セグメント:マーケティングDX支援は増収増益で好調(セグメント利益大幅増)。コマース支援は売上が大きく伸長する一方で、体制費用や外注費、のれん償却などで累計ではセグメント損失。
- 財務:自己資本比率 56.8% に上昇。現預金は充実(約1,418百万円)。借入金は存在するものの現金余力で相殺される概算。
- 開発/サービス:新SaaS(アドエビスキャンペーンマネージャー)提供開始、外部広告連携拡大(Microsoft広告等)。
15. 不明・未記載項目(資料にないため省略)
- 詳細なキャッシュ・フロー数値(四半期CFは作成なし)
- 時価総額、株価情報(資料内に記載なし)
- 次回決算発表(通期)の日付・具体スケジュール(資料内明示なし)
- 詳細な競合比較の定量情報(資料内記載なし)
以上。必要であれば、上記をもとに(1)主要指標をグラフ化、(2)セグメント別収益貢献の数値表、(3)通期予想との差分分析(中間→期末の見込み整理)など、さらに可視化・分解した資料を作成できます(投資助言は行いません)。どの形式がご希望か指示ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3690 |
企業名 | イルグルム |
URL | https://www.yrglm.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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