決算短信：戸田工業（4100）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — 戸田工業株式会社（4100） 2025年3月期（連結）

（以下は提供資料に基づく事実の整理です。投資助言や主観的評価は含みません。不明な項目は「–」としています。）

基本情報

• 企業名：戸田工業株式会社
• 上場市場：東京（コード 4100）
• 主要事業分野：機能性顔料、電子素材（磁石材料、誘電体材料、軟磁性材料、リチウムイオン電池用材料 等）
• 代表者：代表取締役 久保 恒晃
• 会社URL：https://www.todakogyo.co.jp
• 問合せ先：経営企画室長 友川 淳（TEL 082-577-0055）

報告概要

• 決算短信提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
• 決算補足説明資料：作成有（決算説明会実施、資料は2025年6月3日に掲載予定）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：6,099,192株
• 期末自己株式数：317,912株
• 期中平均株式数：5,780,084株（2025年3月期）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（資料に記載されたもの）

• 定時株主総会開催予定日：2025年6月26日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
• 決算補足資料掲載予定：2025年6月3日
• 配当支払開始予定日：－（配当無し）

セグメント

• 報告セグメント数：2
  • 機能性顔料：顔料、環境関連材料、触媒向け材料、着色顔料、トナー用材料 等
  • 電子素材：磁石材料、誘電体材料、軟磁性材料、リチウムイオン電池用材料（LIB用前駆体等）
• セグメント別（2025年3月期：連結）主要数値（百万円）
  • 機能性顔料：売上高 8,071 ／ セグメント利益 1,009
  • 電子素材：売上高 24,121 ／ セグメント利益 1,212
  • セグメント合計：売上高 32,192（内部売上差引後 31,667）／ セグメント利益合計 2,221
  • セグメント調整（全社費用等）：△2,870 → 連結営業損失 △648
• セグメント戦略（会社コメント抜粋）
  • 「Vision2026」に基づき、磁石材料・誘電体材料（成長事業）へ経営資源投入。
  • 軟磁性材料は連結子会社化などで拡販・成長を図る。
  • LIB用前駆体（TAM）など再生・転換事業はEV需要鈍化と製品LCCで事業解散・清算を決定（戸田アドバンストマテリアルズInc.の解散・清算）。
  • 着色顔料・トナー材料は価格是正・原価低減・諸経費削減で収益改善を図る。

財務指標（連結）

• 売上高：31,667 百万円（前年 26,234 百万円、+20.7%）
• 営業利益（または営業損失）：△648 百万円（前年 117 百万円）
• 経常利益（または経常損失）：△1,411 百万円（前年 1,168 百万円）
• 親会社株主に帰属する当期純利益（または損失）：△3,563 百万円（前年 △3,581 百万円）
• 包括利益：△2,776 百万円（前年 △1,866 百万円）
• 1株当たり当期純利益（希薄化後）：△616.44円
• 総資産：50,672 百万円（前年 53,714）
• 純資産（連結）：11,777 百万円（前年 14,525）
• 自己資本（参考）：11,013 百万円（資料内注記）
• 自己資本比率：21.7%（前年 25.8%）
• 1株当たり純資産：1,904.96円（前年 2,399.20円）
• キャッシュ・フロー（連結）
  • 営業CF：+3,820 百万円（前年 △645）
  • 投資CF：△1,890 百万円（前年 △1,429）
  • 財務CF：△2,131 百万円（前年 +1,184）
  • 現金及び現金同等物期末残高：7,837 百万円（前年 7,943）

損益計算書の要点・特記事項

• 売上総利益は5,634百万円（前年 5,865）で、販売費及び一般管理費が6,283百万円に増加（前年 5,748）。
• 営業外費用に持分法適用関連会社の損失計上（持分法投資損益 △427百万円）や為替差損（194百万円）等が発生。
• 特別損失において、固定資産の減損損失やTAMの解散に伴う関係会社整理損失引当金（1,003百万円）等を計上（特別損失合計 2,189百万円）。
• 当期純損失は△3,540百万円（税金等後）で、親会社株主帰属の当期純損失は△3,563百万円。

収益性・効率性（計算は資料ベース）

• 営業利益率（営業損益 / 売上高）：約 △2.0%（資料記載）
• 総資産回転率（売上高 / 総資産）：約 0.625回（31,667 / 50,672）
• 売上総利益率（粗利率）：約 17.8%（5,634 / 31,667）

（※上記は資料数値を元に計算した概算値）

財務安全性（主な項目）

• 流動資産：25,807 百万円、流動負債：20,179 百万円 → 流動比率（概算） ≈ 128%
• 短期借入金：8,428 百万円、1年内返済予定長期借入金：4,796 百万円、長期借入金：14,540 百万円
• 負債合計：38,894 百万円、純資産（連結）：11,777 百万円 → 負債比率（負債/純資産）概算：約 3.30倍（=38,894/11,777）

（※比率は資料に基づく概算値）

セグメント別の詳細・背景説明

• 機能性顔料：
  • 売上高 8,071百万円（前期比 0.7%減）だが、下期からの価格是正・原価低減・経費削減の効果でセグメント利益は1,009百万円（前期比 +20.5%）と改善。
• 電子素材：
  • 売上高 24,121百万円（前期比 +29.9%）と伸長。磁石材料・誘電体材料は需要好調、軟磁性材料は子会社化と好調業績が寄与。
  • 一方で、LIB用前駆体（戸田アドバンストマテリアルズInc.＝TAM）はEV市場の成長鈍化や既存製品のライフサイクル終期で受注急減。TAM関連のセグメント利益悪化影響額は△1,370百万円と注記。
  • 結果、電子素材のセグメント利益は1,212百万円（前期比 -52.7%）に減少したが、売上は大幅増。
• 特別損失関連：
  • TAMの解散・清算に伴う関係会社整理損失引当金（1,003百万円）および関連費用を計上。これらが当期の損益に影響。

配当

• 2024年3月期（実績）：中間 0.00円、期末 0.00円、年間 0.00円
• 2025年3月期（実績）：中間 0.00円、期末 0.00円、年間 0.00円
• 2026年3月期（予想）：配当予想 0.00円（会社予想）
• 特別配当：なし（資料記載なし）

中長期計画との整合性

• 中期経営計画：Vision2026（2024年度～2026年度、2030年度の目標に向けた取組）
  • 方針：事業ポートフォリオマネジメントの強化、選択と集中
  • 重点：磁石材料・誘電体材料（成長事業）への経営資源投入、次世代事業（環境関連材料等）の早期事業化
  • 進捗：磁石・誘電体は需要好調で投資・拡販が進むが、TAM（LIB前駆体）は市場環境悪化により解散・清算を決定。着色顔料等は合理化により収益改善の兆し。

競合状況・市場動向（資料・会社コメントに基づく概況）

• 市場要因：
  • EV市場の需要動向がLIB関連事業へ直接的な影響（TAMの受注減少が表面化）。
  • 触媒向け材料等は安定需要。
  • 為替・金利・地政学リスク（ロシア・ウクライナ、中東等）や米国発通商政策の下振れリスクが言及されている。
• 競合比較：資料内に同業他社との定量比較は記載無し → 比較は「–」

今後の見通し（会社予想）

• 2026年3月期（2025年4月1日～2026年3月31日）連結業績予想（会社公表）
  • 売上高：29,000 百万円
  • 営業利益：900 百万円
  • 経常利益：600 百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：200 百万円
• 前提・注記（会社コメント）
  • TAMに関する損失は当期より減少し利益改善を見込む。TAM解散・清算に伴う今後の費用は概ね当期で引当計上済み。
  • 米国通商政策等の影響は見通しに織り込んでいない（直接影響は限定的と想定するが不確実性あり）。

リスク要因（資料記載・会社コメントに基づく代表的項目）

• EV市場の需要動向（LIB用材料の需要減は既にTAM等に影響）
• 為替変動（外貨建資産負債の評価差損等）
• 原材料価格・調達環境の変動
• 金利上昇・世界経済の下振れリスク、通商政策や地政学リスク
• 新規事業の事業化リスク（Vision2026のKPI未達リスク 等）

重要な注記・会計方針

• 連結範囲の変更：期中に連結範囲の重要な変更なし（ただし、持分法適用の範囲変更等の過去事例は注記）。
• 会計方針の変更：2022年改正会計基準（法人税等に関する会計基準等）を当期から適用（連結財務諸表への影響は無いと記載）。
• 重要な会計上の処理：TAMの解散・清算を受け、関係会社整理損失引当金 955百万円（期末）および当期繰入 1,003百万円を計上。その他特別損失等を計上。
• 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外（資料記載）。

以上。必要であれば、下記の追加対応が可能です（提供資料に基づく）：
– セグメント別の推移表（過去数期）作成（データが必要）
– 財務比率の詳細計算（ROE、ROA、EBITDA等）
– 会社発表文や補足資料（決算説明資料）を反映した追補まとめ

（注）本要約は提出資料の記載内容に基づく事実整理です。投資判断や投資助言は行っていません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。