2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

株式会社グリッド(コード:5582) 2025年6月期(非連結) 決算短信 要約

以下は、提供いただいた決算短信(提出日:2025年8月14日)を基に、個人投資家向けの整理した要点です。投資助言には該当しない情報提供のみを行っています。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:株式会社グリッド
  • 上場取引所:東(東証)
  • URL:https://gridpredict.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 曽我部 完
  • 問合せ先:執行役員CFO 小林 剛 TEL 03(5468)8800
  • 提出日(決算短信):2025年8月14日
  • 対象会計期間:2024年7月1日~2025年6月30日
  • 決算補足資料:作成あり。決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025/8/19 開催予定)
  • 監査:本決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外(注記あり)
セグメント
  • 会計上のセグメント:単一セグメント(AI開発事業)
  • 実務上の事業展開(説明内):電力・エネルギー、物流・サプライチェーン、都市交通・スマートシティ(ただし開示は単一セグメント)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):4,750,626株(2025年6月期)
  • 期末自己株式数:205株
  • 期中平均株式数:4,733,265株(2025年6月期)
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(開示)
  • 定時株主総会:2025年9月24日(予定)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年9月25日
  • 決算説明会資料掲載:決算説明会(2025/8/19)で資料公開予定
財務指標(主要数値:単位 百万円)
  • 売上高:2,063(前期1,652、増減 +24.9%)
  • 営業利益:428(前期365、+17.1%)
  • 経常利益:428(前期344、+24.6%)
  • 当期純利益:298(前期403、△26.1%)
  • 1株当たり当期純利益:63.02円(前期86.70円)
  • 総資産:4,417(前期4,101、+316)
  • 純資産:3,940(前期3,638、+301)
  • 自己資本比率:89.2%(前期88.7%)
  • 現金及び現金同等物(期末):3,197(前期2,900、+297)

(決算短信記載の比率)
– 売上高営業利益率(営業利益率):20.8%
– 自己資本当期純利益率(ROE):7.9%
– 総資産経常利益率:10.1%

貸借対照表(ハイライト、百万円)
  • 流動資産:4,163(主に現金3,198・契約資産640)
  • 固定資産:255(繰延税金資産の減少等)
  • 流動負債:478(未払法人税等38、契約負債147、賞与引当金60)
  • 長期借入金:期末でゼロ(前年は一部残存)
損益計算書(ハイライト、百万円)
  • 売上原価:548(売上総利益1,515)
  • 販管費:1,087(人件費増等)
  • 営業外費用:2.6(前年の上場関連費用は解消)
  • 特別損失:2.8(減損等)
  • 税金等:法人税等の増加(法人税等合計:△127 → 税負担増が当期純利益減の主因)
キャッシュ・フロー(百万円)
  • 営業CF:+405(前年+285)
  • 投資CF:△46(主に無形固定資産取得)
  • 財務CF:△62(長期借入金返済等)
  • 現金期末残高:3,197(前年2,900)
セグメント別(実務上の事業分野別売上:百万円/対前期増減)

(注:会計上は単一セグメントだが短信本文で分野別売上を開示)
– 電力・エネルギー:1,202(+47.9%) — フロー(AIエンジン/システム)1,029(+49.2%)、ストック(運用・サポート)172(+40.4%)
– 物流・サプライチェーン:564(△11.4%) — フロー303(△24.5%)、ストック260(+11.0%)
– 都市交通・スマートシティ:215(+21.4%) — フロー138(+2.5%)、ストック77(+81.1%)
– その他:81(+236.8%)
– 合計:概ね2,063(四捨五入差あり)
– 分野比率(概算):
– 電力・エネルギー:約58〜60%
– 物流:約27〜28%
– 都市交通:約10%
– その他:約4%

収益性・効率性のポイント
  • 営業利益率は約20.8%と高水準(短信記載)。
  • 売上総利益率(粗利率)も高く、AI開発事業の高付加価値性を示唆(売上総利益1,515/売上高2,063 ≒ 73%)。
  • 総資産回転率(売上/総資産):2,063 / 4,417 ≒ 0.47回(資産効率は中程度)。
  • 流動比率(流動資産 / 流動負債):4,163 / 478 ≒ 8.7倍(非常に高い流動性)。
  • 負債比率(負債/純資産):477 / 3,940 ≒ 0.12(低いレバレッジ)。
  • ROE(自己資本当期純利益率):7.9%(短信記載)。
財務の解説(短信の説明を要約)
  • 売上拡大は主に電力・エネルギー分野の大型受注・本番導入の加速による。
  • ストック型(運用・サポート)売上比率は24.7%に増加(前期比0.5ポイント)。
  • エンジニア採用・体制強化を進めており、エンジニア数は73名(前期比9%増)、営業・管理は36名(前期比20%増)。これに伴い人件費が増加(製造費用 エンジニア人件費758 百万円、販管費 人件費407 百万円)。
  • 当期純利益は税負担の増加(繰越欠損金の解消に伴う法人税等の増)で前期比減少。特に法人税等調整額の増加が大きい。
配当
  • 2024年6月期:期中・期末配当ともに0.00円
  • 2025年6月期:配当0.00円
  • 2026年6月期(予想):配当0.00円(中間・期末ともに0.00円)
  • 特別配当:無し(開示なし)
今後の見通し(2026年6月期:2025/7/1〜2026/6/30、通期予想)
  • 売上高:3,100(前期比+50.2%)
  • 営業利益:450(+5.1%)
  • 経常利益:440(+2.7%)
  • 当期純利益:280(△6.1%)
  • 1株当たり当期純利益(予想):58.76円

会社コメントの要旨:
– 蓄電所開発(高圧産業用蓄電池を用いるプロジェクト)の利益貢献が顕在化する見込み。ただし蓄電所案件は案件当たり売上・利益規模は大きいが利益率はAI開発案件を下回る点を指摘。
– 蓄電所利益をAI開発体制強化に再投資予定(採用・オフィス移転など)。
– 第1四半期は電力需給計画最適化等の大型案件で堅調。ただし蓄電所案件の売上は第2四半期以降で第4四半期に本格化見込み。

セグメント戦略(短信の記載より)
  • 電力・エネルギー:電力需給計画最適化のAI導入拡大、電力会社・送配電子会社への展開、蓄電所(充放電最適化)開発の本格化。
  • 物流・サプライチェーン:配船計画、生産計画、修繕計画などの最適化ソリューション提供の継続、運用・サポート売上の拡大。
  • 都市交通・スマートシティ:鉄道会社向け修繕計画最適化や運行計画最適化のAI導入推進。
  • 重点:AIエンジン開発・システム開発をフロー型、運用・サポートをストック型の売上構造でバランスを図る。人材採用・体制強化を継続。
中長期計画との整合性
  • 明示的な中期経営計画の詳細数値は短信に掲載なし(→「–」)。
  • 実務上は「電力(特に大口需要家とデータセンター等の増加)」「蓄電所開発」「既存顧客へのアップセル/クロスセル」「新産業への展開」を中長期成長の柱として位置付け、採用・体制強化で対応する方針。
  • 2026年度予想は、蓄電所案件により売上急増を見込みつつ利益率低下の可能性を織り込んでいる点は整合的。
競合状況・市場動向(短信ベース)
  • 市場動向:生成AIやデータセンター、半導体等で電力需要の長期増加見通し(短信が電力広域的運営推進機関の需給想定を引用)。これが電力需給最適化や蓄電池需要を後押しする前提。
  • 競合他社との比較:決算短信に同業比較や市場シェアの定量比較は記載無し(→競合比較は「–」)。
  • 競争優位性に関する記載:AI・数理最適化による短時間での計画最適化、属人化排除を強みとしている旨。
主なリスク要因(短信の説明・文面から抽出)
  • エネルギー価格・国際情勢の変動(電力需要・コストに影響)。
  • 蓄電所開発は案件単価が大きい一方で仕入や建設コストも大きく、利益率低下の要因になり得る(事業構造リスク)。
  • 大口案件への依存度増加に伴う受注集中リスク・実行リスク。
  • 人材採用・リテンションの成否(開発体制強化の成否が事業拡大の鍵)。
  • 税務面:繰越欠損金の消滅に伴う税負担増が業績に影響(当期はこれが純利益減の要因)。
重要な注記・会計方針
  • 会計方針の変更:なし
  • 会計上の見積り変更:なし
  • 修正再表示:なし
  • セグメント:AI開発事業の単一セグメントとして処理(表形式のセグメント別開示は省略)
  • 持分法関連:関連会社投資額 35,100千円、持分法適用した場合の投資利益(当期)7,466千円(参考)
  • 決算短信は監査対象外(注記あり)
  • 重要な後発事象:該当なし
要点まとめ(短く)
  • 売上は前年から24.9%増(2,063百万円)、営業利益は428百万円(+17.1%)と増益。だが税負担増で当期純利益は298百万円(△26.1%)。
  • 事業は「電力・エネルギー」が売上の約6割を占める。蓄電所開発を本格化し売上増を見込む一方、蓄電所は利益率が低めであり、全社利益率低下の可能性を会社自身が指摘。
  • 財務は現金約3,197百万円、自己資本比率89.2%と低レバレッジ・高流動性。
  • 配当はゼロ。翌期(2026年)も配当予想は0.00円。
  • 2026年は売上成長(+50%想定)を計画するが、当期純利益は税負担等で若干減少見込み。

(不明項目等)
以上。追加で特定の項目(例:比率の詳細算出、キャッシュ・フロー分析のグラフ化、特定分野の売上推移表など)を希望される場合は、項目を指定してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5582
企業名 グリッド
URL https://gridpredict.jp
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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