2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

住信SBIネット銀行株式会社 — 2026年3月期 第1四半期(連結)決算短信 要約(Markdown)

(出典:決算短信および決算説明資料、提出日:2025年7月30日)
※数値は特に断りがない限り単位は百万円(千円未満切捨て)表記です。不明項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:住信SBIネット銀行株式会社(証券コード 7163)
  • 主要事業分野:銀行業(デジタルバンク事業とBaaS事業を統合して「銀行業」として報告)
    • その他事業:THEMIX事業(重要性が低いため報告セグメント外)
  • 代表者:代表取締役社長(CEO) 円山 法昭
  • 問合せ先:取締役兼副社長執行役員 コーポレート本部長 横井 智一(TEL:03-6779-5496)
  • 報告作成日(提出日):2025年7月30日
  • 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(第1四半期累計)
  • 決算説明会:補足資料作成あり、決算説明会は「無」
  • 上場取引所:東(上場廃止予定の注記あり、詳細は下記)
セグメント
  • 報告セグメント名称:銀行業(当第1四半期より「デジタルバンク事業」と「BaaS事業」を統合して管理)
  • 概要:銀行業を単一セグメントとして展開。BaaS等の業務を含む。その他事業としてTHEMIX事業あり(重要性小)。
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):150,793,800株(2026年3月期 第1Q)
  • 期末自己株式数:14,410株(第1Q)
  • 期中平均株式数(四半期累計):150,779,690株(第1Q)
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定
  • IRイベント:決算説明資料は別冊で作成(説明会開催は無) → 詳細スケジュールは未記載

(直近公表情報に変更なし)

概況(第1四半期:2025/4/1–2025/6/30、連結)
  • 経常収益(総収益相当):41,317 百万円(前年同期比 +26.0%)
    • 内訳:資金運用収益 24,210(うち貸出金利息 18,213)、役務取引等収益 15,609、その他 1,498程度
  • 経常費用:33,452 百万円(前年同期比 +41.0%程度)
    • 主な増加要因:預金金利上昇による資金調達費用増(預金利息等)、BaaS等提携先への手数料、広告・システム関連費用等
  • 経常利益:7,864 百万円(前年同期 9,064 百万円 → △13.2%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,535 百万円(前年同期 6,184 百万円 → △10.5%)
  • 1株当たり四半期純利益(Q1):36.71 円
連結財政状態(2025/6/30)
  • 総資産:11,806,356 百万円(前期末 11,236,958)
  • 負債合計:11,631,624 百万円(前期末 11,067,037)
  • 純資産:174,732 百万円(前期末 169,921)
  • 自己資本比率(貸借対照表ベース):1.5%(注:告示基準の自己資本比率とは異なる算出式)
  • 国内基準の自己資本比率(連結、別表):7.28%(2025/6末、前期末比 +0.15pt)
  • 資本の内訳(主要):資本金 31,000/利益剰余金 151,871(期中増加は当期純利益等)
主要残高(貸借対照表から)
  • 貸出金残高:9,050,456 百万円(前期末 8,676,084 → +3,743 億円)
    • 個人向け(単体表記):8,860,074 百万円(全体の約97.9%)
    • 住宅ローン残高(個人向け):8,316,400 百円(= 83,164 億円)※資料単位に注意
  • 預金残高:10,449,536 百万円(前期末 9,814,163 → +6,353 億円、円貨定期が中心)
  • 現金預け金:1,783,501 百万円(前期末 1,494,507)
  • 有価証券:602,647 百万円(前期末 701,730 → 減少)
資産品質・引当
  • 金融再生法開示債権合計(連結):4,306 百万円(前期 4,382 → 減少)
  • 不良債権比率:0.04%(前期 0.05%)
  • 貸倒引当金(連結):3,606 百万円(前期 3,438)
  • 保全率(不良債権に対する保全額/合計):94.94%
損益補足(注目項目)
  • 資金運用収益の増加要因:貸出金増加と日銀の政策金利引上げに伴う運用利回りの上昇
  • 資金調達費用の増加(顕著):預金利息等が増加(資金調達費用 9,946 百万円、前年同期 3,446)
  • 経費増(営業経費):システム投資や広告費の増加等で営業経費 10,613 百万円(前年同期 9,274)
キャッシュフロー
  • 第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(記載なし)。
収益性・効率性指標(入手可能な数値)
  • 経常収益(Q1):41,317 百万円
  • 経常利益(Q1):7,864 百万円
  • 四半期純利益(Q1):5,535 百万円
  • 1株当たり(Q1):36.71 円
  • 経費率(単体、資料):0.41%(経費率の表示)
  • 総資金利鞘(単体):0.11%(前期差 +0.00〜0.11%)
  • 貸出金利回(単体):0.82%(前期差 +0.25%)
  • 簡易総資産回転率(概算)= 経常収益 / 総資産 ≒ 41,317 / 11,806,356 ≒ 0.0035 → 約0.35%(四半期ベースの参考値)

(注)上記は資料に示された利回り等の一部を抜粋。会社資料の定義に基づく指標が混在するため、厳密な比較・解釈には原資料参照を推奨。

配当
  • 2025年3月期(実績):年間 19.00 円(中間 9.00、期末 10.00)
  • 2026年3月期(予想、会社公表):年間 0.00 円(中間 0.00、期末 0.00)
  • 直近の配当予想修正:無し(予想は従来公表のまま)
セグメント別情報
  • 報告は単一の「銀行業」セグメントに集約。セグメント別売上・利益の内訳は省略(銀行業のみの報告のため)。
  • セグメント戦略(開示ありの内容):
    • デジタルバンク事業とBaaS事業を統合し一体で業績管理を実施。背景には金融政策や金利情勢の変化に伴うBaaSの事業モデル変化があるためと説明。
    • THEMIX事業は重要性小のためその他事業扱い。
中長期計画との整合性
  • ただし、貸出拡大(特に住宅ローン)とBaaS展開の継続が事業成長の軸として示唆されている。
競合状況・市場動向(開示ベース・注記)
  • 市場動向(会社の言及):
    • 日銀の金融政策見直し(政策金利の上昇)により運用利回りが上昇、資金運用収益にプラス影響。
    • 一方、預金金利の上昇で資金調達コストも増大。BaaS等の提携費用やシステム投資の増加も費用面で影響。
今後の見通し(会社の業績予想等)
  • 2026年3月期 通期(連結)業績予想:
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:34,000 百万円(対前期 +20.9%)
    • 1株当たり当期純利益:225.49 円
  • 業績予想の修正:直近の公表予想からの修正無し(会社発表)
  • リスク要因(決算短信での言及に基づく/代表例):
    • 金利変動(資金運用利回りの変動、預金金利の上昇による調達費用増)
    • 預金・貸出の量的変化、信用リスク、提携先関連の費用変動、システム投資等の費用増加
    • 公開買付け等の株主構成変化に伴う経営・上場状況の変化(下記参照)
重要な注記・その他(開示事項)
  • 会計方針の変更、会計見積り、修正再表示:該当無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無。
  • 監査(四半期財務諸表に対するレビュー):無(公認会計士/監査法人によるレビューは実施されていない旨)。
  • キャッシュ・フロー計算書:第1四半期累計期間の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
  • 減価償却費等:第1四半期での減価償却費は2,120 百万円、のれん償却 15 百万円。
  • 重要な後発事象:
    • 株式会社NTTドコモによる当社普通株式に対する公開買付け(TOB)が実施され、2025年7月10日に終了。公開買付者は2025年7月17日にその他の関係会社かつ主要株主に。これに伴い、NTTドコモ及びNTT(親会社)を通じて当社が「その他の関係会社」扱いとなる。
    • 東京証券取引所の上場廃止基準に従い、所定手続きを経て上場廃止となる予定(詳細は2025/7/11公表の別資料参照)。
財務の解説(資料の記載内容を抜粋して整理)
  • 収益面:貸出金増加(住宅ローン中心)と政策金利上昇で資金運用収益(特に貸出金利息)が増加し、経常収益は前年同期比で増加。
  • 費用面:預金残高増加に伴う預金金利上昇で資金調達費用が大幅に増加。加えて、保証料やBaaS提携手数料、広告・システム投資などの営業経費が増加。これらにより経常利益は前年同期を下回る。
  • バランスシート:総資産・負債ともに増加(貸出金・預金が増加)。有価証券は減少、現金預け金は増加。純資産は四半期純利益の計上等により増加。
  • 資本・規制:自己資本比率(国内基準)は連結で約7.28%と開示。リスク・アセット等の数値も開示されている。
まとめ(事実の整理)
  • 当第1四半期は「貸出金増加+金利上昇」により収益は拡大したが、「預金金利上昇+提携手数料+投資等」で費用も増加し、経常利益・四半期純利益は前年同期比で減少。
  • 貸出・預金規模は着実に拡大(貸出残高約9兆、預金約10.45兆円)。不良債権比率は低水準(0.04%)。貸倒引当金や保全率の水準も開示済み。
  • 重要な企業イベントとしてNTTドコモによるTOBの完了および上場廃止予定の注記あり。
  • 配当は2026年3月期見通しで「0円」としており、前年実績(19円)からの大幅な差。

重要:本要約は提供された開示資料の内容に基づく事実の整理であり、投資判断や金融商品の売買を勧誘・助言するものではありません。詳細数値や表の定義、注記については原資料(決算短信、決算説明資料、会社開示)を必ずご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7163
企業名 住信SBIネット銀行
市場区分 スタンダード市場
業種 銀行 – 銀行業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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